「提督、そろそろ起きなさい、7時になるわよ」
聞き慣れない声を聞いて、少し体を上げてみると
「ようやく起きたわね、とりあえずご飯は持ってきておいたから、早く食べて今日の仕事を始めましょう?」
あぁ、そうか、俺は提督になったんだったな、とりあえず気になったことを聞いてみる
「あぁ、わかった、そういえば不知火はどうしたんだ?
まだ自室か?」
不知火は昨日俺達の鎮守府で建造された艦娘だ、俺みたいな奴にも敬意をもって接してくれる
・・・堅い奴とも言えるが
「不知火は貴方が起きる10分前に起きてランニングしにいったわ」
ほう、不知火は自主トレしてるのか、まぁ確かにしてそうな性格ではあるな
「まぁ基本的にそこらへんは自由にすればいいか、叢雲はランニングとかしないのか?」
「私は気が向いたらやるって感じね、提督は?」
「俺も気が向いたらって感じだな」
まぁ、だいたいやらないんだが
「へーそうなのね、てっきりいつもやってるのかと思ってたわ」
「俺はあんまりこまめにやるってことはしないタイプでね、さてそろそろ飯食うか」
話が長くなったからもう冷めてるかも知れないけど
「と、そうだったわね、ご飯を食べたら執務室にきてくれればいいわ、いまはあんまり書類もないし」
いまはってことはそのうち増えるのか・・・まぁ仕方ないか
「ほいほい、じゃ、また後で」
飯の置いて有るところまできたのでそういって叢雲と別れる
「さて、いくとするかな」
忘れ物の確認は・・・しなくてもいいか、またとりにこられる距離だしな
「じゃあ、いってきますと」
そうして玄関をでる
「おー、いい天気だなぁ、ってあそこにいるのは・・不知火か?」
自宅前の木の影に不知火がいた、まぁ自宅といっても鎮守府の中だからいてもおかしくはないのだが
「・・・提督、おはようございます」
「おう、おはよう、自主トレか?」
「いえ、自主トレは終わったので提督を迎えにきました」
なんと、迎えに来てくれたのか
「おお、ありがとうな、じゃ、一緒に執務室にいくか」
「はい」
そうして不知火と一緒に執務室まで行くことになった
ふと気になったことがあったので聞いてみることにした
「そういえば不知火は陽炎型の2番艦なんだよな?」
「はい」
「他の姉妹に会えなくて寂しいか?」
「いえ、特にそういったことはありません」
「そうか、なら良かった」
「どうしてその様な質問を?」
「なんとなく気になったからな、すまんな変な質問をして」
流石に気にしすぎたか
「いえ、問題ありません」
「そうか、と、そろそろ執務室だな」
執務室の扉を開けると
「ようやくきたわね、あら?不知火も一緒なのね」
叢雲は以外そうな顔で此方をみた
「あぁ、不知火は自主トレが終わった後に俺を迎えに来てくれたんだ」
「そうなの、まぁとりあえず、仕事を始めましょうか、不知火も手伝って貰える?」
「わかりました、何を手伝えばいいですか?」
「この書類を確認して間違いがなければ提督にまわしてくれればいいわ」
「わかりました」
そう返事すると不知火は叢雲の前に座って手伝いを始めた
「提督は出撃計画書を作っておいてで、それが終わったら大淀さんに回しておいて、その後に書類に判をしておいてちょうだい」
「了解だ」
さて、忙しくなるな、頑張るとするかね