あの能力検証からどれほど経ったのかわからない。太陽が無い上に時間という概念自体が無い。故に何十…いや何百年単位という時間を体感した。
暇過ぎていつも能力創りだの、限界超えだので暇を潰していた。
「いつになったら神美くるのかな…」
創った能力
『・吸収する能力
・固定する能力
・時空を操る能力
・飛ばす能力
・真実と嘘を操る能力
・位置を変える能力
・再生させる能力
・増減させる能力
・書き換える能力』
なんかジ○ジ○ネタが多くなったけどそれほどジ○ジ○がネタとして優秀だという事だ。多分
創造する能力で、戦闘のできる生物を創っては、創った能力で戦ってを繰り返して、能力を増やしていった。
倒す度に吸収する能力で霊力などを吸収している。
無くした限界
『霊力・妖力の限界、寿命の限界、脳の容量の限界
霊力・妖力は吸収しているうちに俺自身の容量が足りなくなったので、無限に吸収できるようにした。
『増減させる能力』で霊力・妖力を7日間に一回増幅させる様にした。1.5倍ずつ。
もっと短い期間でも良かったのだが、それでも吸収している分を加えると100年間で大変な桁になる。そのため霊力・妖力の限界を無くし、リミッターを創った。
最初は3段階ぐらいだったのだが、少しずつ増えている。現在は6段階。
1段階毎に容量を変えているのだが、このまま行くと馬鹿でかい容量のリミッターを創らなければいけなくなる。
ここら辺は要検討だ。
さてこんな事を何百年とやってきたわけだが…暇過ぎるのと寂し過ぎるのとで少し泣きそう。
神美に会いたい…
相変わらずここがどこなのか分からない。宇宙でもなさそうだ。
宇宙は約150〜200億年だったか?ビッグバンが起こって宇宙が誕生しふくらんだんだっけ。自由研究で宇宙調べた時のがいまだ頭に残ってんな〜…
ただ仮説らしいから不確かではあるけど。
「宇宙でもねーからなー…どうしようもない」
うむ…物は試し…創ってみっか!
「ふぅぅ〜〜…」
神経を集中させ、両手に力を込める。
「ハァッ!!!!!」パァァン!!
手を叩く。すると両手から凄まじい光が発生した。
俺は足に力が入らなくなり崩れるように膝をつくと、そのまま意識を手放した。
〜その頃〜
なんか真が凄まじい音ともに見えなくなった。え?やばくないこれ…早速婚約者ピンチ!?
「あれ…寝てるだけだ…」
死んでるかと思ったら寝てた…転生させる時も思ったがやっぱり、真はふつうじゃない。
あの能力もそうだけど、彼の記憶の奥底にある部分が暗くて訳が分からない。
あれは見た所混沌っぽいけど…まさかな〜…
「まさかね…」
そんなことは…
「ないほうがいい」
少し調べなきゃいけない。たとえ彼が…だったとしても…私は受け止める。
「とりあえずは彼の過去について調べよう。でもこの3つの闇に隠れてるものって…」
旧神出そうと思ったけど、多分出ない。
多分主人公が生み出したものは出ると思う。
主人公=アザトース