モッ...モリアさんは最強なんやで(棒読み) 作:ニルドアーニ四世
これより原作とはほんの一部だけ関係ない流れになる所がありますが、基本は変わりません。所詮は2次創作ですので気に入らないところは軽くスルーしてください。
マリンフォード頂上戦争からおよそ一ヶ月後
戦争は終結し、海賊たちは新たに空いた四つの席の一つ及び
膨れあがった海賊達を潰す、又は配下にしている男は単身でとある海賊達の明暗を分ける決断を問いに向かっていた。
「...“元バロックワークスMr.3”ギャルディーノ。ドルドルの実の蝋人間。元
(良い人材だが...均衡を揺るがす事をしでかした。囚人は俺が狩り尽くせばいいが、道化のバギーは七武海になっちまったからな。どちらにせよ動かぬ訳には行くまい...。)
***
バギーズデリバリー予定地
「おうおう野郎共!!!さっさと働きやがれ!!!!ここがかの王下七武海の道化のバギー様の拠点となるのだァァァッッッ!!!!!」
新王下七武海となった“道化”のバギーにより解放されたインペルダウンの脱獄囚達が雄叫びをあげ、作業へ勤しんだ。
「それにしても私達は運がいい。一月前にはこんな派遣会社など作るとは思っても見なかったガネ...。」
彼らは一月と少し前にはインペルダウンで終わりなき拷問を受けていた。そして麦わらのルフィの侵入による混乱に乗じて他の囚人を解放しつつ脱獄。そして頂上戦争へ乗り込み名をあげ、政府からの七武海の任命により今に至る。
「ギャハハハハ!!!そりゃ兄弟!!!この俺様に運が向いてきたってことよ!!!!」
「金の匂いがプンプンするがね...。」
二人は実力は並み以下の実力しかないのに、並外れた強運と謎の過大評価により政府から七武海の地位を確立した。
だがその強運もついえかねない決断を二人は迫られていた。
「ん?あれはなんだ?」
バギーは遠くから何かがこちらに飛んでくるのを確認した。そしてそれが部下の一人である事を理解すると同時に爆音が響いた。
『ボゴォォォォォォォォォォォォン!!!!』
バギーらの横に立てかけていたテントが崩れ、部下の鼻の骨がグチャと潰れ血をポタポタ流しながら気絶していた。
二人は口を開いてポカンとしていると、向こうから切迫している部下の声が響き渡った。
「キャプテン・バギー!!!ヤツです!!!! 最近七武海を脱退したゲッコー・モリアが...『そう喚くな...今の所俺に戦闘の予定はない。』
元王下七武海のゲッコー・モリアがバギーズデリバリー(予定地)に来襲した。そして頬の肉をビクビクさせ青ざめた顔をしている二人を見下す様に見据えた。
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