プリズマ☆シロウのドライ編、開始です。
知らない世界
【視点なし】
「……今、なんて言った? 衛宮士郎だと?」
薄暗い部屋の中に、男の不機嫌そうな声が響く。その声を受けた金髪の女性は、小さく頷いた。
「はい。美遊様を確保した場にいました。恐らく美遊様が移動した世界の衛宮士郎と思われます。ここで問題になるのは……その衛宮士郎もまた、あの屑カードを使って
「……」
「先日捕らえた二人から考えて、あの衛宮士郎もこの世界に来る可能性が高いと思われます」
「……なんでもっと早く報告しなかったんだ?」
金髪の女性の話を聞いていた青年は、激しい殺気を込めた視線を女性に向ける。女性の不手際に、激怒している事は間違いなかった。しかし、視線を向けられた女性は、まったく表情を変えない。
「まだ確証がありませんでしたので……ですが、先ほどベアトリスが、他の者達を発見しました」
「成程。それで確証を得て報告に来たって訳か」
「はい。あの場にいた黒い肌の少女と、鳶色の髪の女がこの世界に現れました。状況を考えると、どうやら現れる時間がずれているようです」
「揺り戻しに巻き込まれた事が原因だな。なら、衛宮士郎も遠からず現れるって事になるな」
「……はい、恐らく」
金髪の女性の言葉を聞いていた男は、またしても不機嫌そうに鼻を鳴らした。どうやら会話に登場する男が、相当気に入らないようだ。そんな男の苛立ちを見た女性は、深く頭を下げて懇願した。
「ジュリアン様、どうか私に……」
「駄目だ」
しかし、彼女が言葉を最後まで告げる前に、男は冷たい声で否定した。あまりに温度の低い声に、ずっと無表情だった女性の顔が、僅かに歪んだ。そして静かに顔を上げた女性は男に問い掛けた。
「何故ですか」
「お前の持ってるカードと、衛宮士郎の屑カードは少しばかり相性が悪い。さらに言うと、お前はこの【エインズワース邸】を守護するという役目がある。アンジェリカ、己の役目を忘れるな」
どうやらジュリアンという名前らしい男が告げた言葉に、アンジェリカと呼ばれた金髪の女性は唇を噛んだ。その命令が不服だったようだが、反論する気はないらしい。彼女は、再び頭を下げる。
「……はい」
「それでいい……もう2度と、
「分かりました。しかし、では奴は……」
「『あの男』に任せる」
「……」
「不満か?」
「……いえ……」
「奴は役に立つ。予想外の収穫だったな」
「……」
ジュリアンの言葉に、アンジェリカは沈黙する。少し複雑そうな顔はしているが。無表情が基本の彼女にしては、非常に珍しい。ジュリアンが語る男の存在を快く思っていないという事だろうか。
それでも彼女は、なにも言わなかった。どうやら彼女にとってジュリアンの命令は絶対のようだ。
「奴を呼べ」
「はい」
アンジェリカが退室する後ろ姿を、ジュリアンは見送った。そしてその姿が見えなくなると、後ろを振り返って窓の外を見つめた。視線の先にある建物を忌々しげに見た彼は、小さく吐き捨てた。
「衛宮士郎……てめぇは、一体どこまで俺の邪魔をするんだ? どこの世界でも、てめぇは『最低の悪』らしいな。いいだろう。だったら、『正義の味方』である俺達の重みを教えてやるよ」
暗い声でそう呟くジュリアンの顔には、見る者の心を一瞬で凍てつかせるような狂気があった。
──────────────────────
【士郎視点】
「……やっぱり、な……」
思わず、そう呟いた。見覚えがある道を歩いて、辿り着いた場所。そこに広がる景色に、少しの間呆然とする。もうとっくに分かっていた事だったけど、改めて現実という物を見せられた気分だ。
「……夏なのに雪が降ってて、町の中心に巨大なクレーターがある。さらに町は廃墟みたいで、人の気配がどこにもない。そして極めつけに……」
衛宮邸がある筈のこの場所には、無惨に潰れた家があるだけだった。やはり間違いない。ここは、
となると、次にするべき事は分析だ。ここは多分美遊がいた世界だろう。あの時の状況からして、敵が自分達の世界に戻る為の光に巻き込まれたと考えるのが自然だ。だが、だとしたらおかしい。
「イリヤ達はどこだ?」
そう、一緒にあの光に巻き込まれた筈のイリヤ達がどこにもいないのは何故だ? なんであの場所に倒れてたのが俺だけだったんだ? 町に降りる前にイリヤ達を探したが、どこにもいなかった。
俺よりも早く目が覚めて、もう町に降りたのかと思って探しているが、やはりいない。イリヤの事だから、まずは自分の家に帰ろうとすると思ってここまで来たのにな……無駄足だったらしい。
「ここにもいないとすると、一体どこに……」
まずはイリヤ達と合流する事が先決だ。なにしろ敵は得体が知れない。俺達が今まで苦戦したクロや9枚目と同じで、理性がある。あの金髪の女は9枚目のカードを
「……」
そこまで考えて、今まで考えないようにしていたある事実を思い出す。そう、最後に現れた敵を。
「親父……なんでなんだよ……」
本当に訳が分からない。どうして、親父が美遊を利用しようとしてる奴らと一緒にいたんだ。奴らは平行世界の人間の筈だろ? なのに、どうして親父がそいつらと仲間みたいに振る舞ってた?
それに、娘であるイリヤとクロを見た時の反応も変だった。まるで、知らない子供を見るような顔をしてたからな。義理の息子の俺の事を知ってた様子だけに、その反応の異様さが際立っている。
「……分からない……」
もう少しで分かりそうなのに、答えが見えない。そんなもどかしさが募り、焦燥感が湧いてくる。あの時の親父は、まるで別人だった。それなのに俺の事を知っていた。一体どういう事なんだ?
あの冷たい顔、そして声。だけど、顔だけは俺が良く知ってる親父で。いつも俺達に向けてくれる優しい顔と、あの時に俺を見下ろしていた冷徹な顔が重なった。酷い違和感だ。気持ち悪い……
襲ってきた目眩と、込み上げてくる吐き気。親父が敵として立ちはだかるなんて、まるで悪夢だ。あの時平行世界に飛ばされなかったら、俺は確実に殺されていただろう。そんな確信があった。
容赦がない現実が、俺にそう囁く。どういう事情かまだ分からないけど、親父は確かに敵なんだ。そう認めるしかなかった。美遊を取り戻す為にはあの親父と戦って、倒さなくちゃならないんだ。
「そうなると、問題は……」
親父の強さの秘密だな。あの時の親父の動きは、アーチャーのカードを
「もしかしたら、親父もカードを……?」
あり得る話だ。親父は魔術師らしいけど、並みの魔術師では英霊にはまったく太刀打ちできないと遠坂とルヴィアが言ってたし。それに、あの時の親父は格好もどこか普通ではなかったと思う。
髪も真っ白だったし、まるでアーチャーのカードを
「って事は、これから戦う相手はもしかしたら、全員がカード持ちなのか? ……くそっ!」
そう考えるのが妥当だった。なにしろ、カードはこの世界の物なんだから。これは、思ったよりも厄介だぞ。全員がクロと同等か、それ以上の強さの可能性がある。いや、カードの本家は奴らだ。
俺達よりカードの扱いに習熟していて、強い英霊のカードを持っている可能性が高い。あの9枚目のように。さらに黒化英霊と違って理性があり、冷静で的確な戦術をも使ってくるとしたら……
「……勝てるのか?」
思わず、そんな呟きが漏れる。だが、すぐに首を振って暗い考えを振り払う。弱気になるな。例えどんな敵が相手でも、勝たないといけないんだ。でないと、美遊を助ける事はできないんだから。
その為にも、早くイリヤ達と合流しないと。一人では勝てないかもしれないけど、皆と協力すればどんな相手にも勝てる筈だ。今までも、絶望的な状況を皆で協力して乗り越えてきたんだから。
そう思った時だった。その声が聞こえたのは。
「見ィーーーっけ♪」
「っ!?」
どこまでも楽しそうな、だけど聞く者全ての心を震え上がらせるような声だった。その声に背筋を凍らせながら、声の方に振り向く。すると、半壊した家の屋根に立つ人影がいた。こ、こいつは!
「あの時の赤毛の女!」
「あン? ……ん~……あ! アンタは、あの時美遊の周りにいた奴じゃん! 侵入者反応があったから見に来てみれば、やっぱアンタもこっちの世界に来てたんだ。くくく、面白くなってきた」
「くっ!?」
一人で戦う事になってしまった。しかもこいつ、今侵入者反応がどうとか言ってたぞ。つまり奴らはこの町にそういう物を感知する魔術かなにかを掛けてるって事か。ここは敵のホームだからな。
となると、まずいぞ。もしかしたら、イリヤ達も奴らに見つかって、攻撃されてるかもしれない。でなければ、『アンタも』、なんて言葉は出ないだろう。こいつ、イリヤ達になにをしたんだ。
「……お前達は、なんだ? 美遊はどこだ!」
イリヤ達の事も心配だが、まずはこれだ。赤毛の女を睨み付けて、そう問いただした。すると……
「……まァ、聞かれたからにはメイドギフトってやつで答えてあげてもいいけどォ───」
そう言いながら、赤毛の女はカードを取り出す。それを見てやっぱりと思うも、俺は慌てて自分の中にあるアーチャーのカードに呼び掛けた。赤毛の女のカードのクラスは、『バーサーカー』だ。
「【
「っ!?」
「あたしはベアトリス・フラワーチャイルド! 【エインズワース】の超絶美少女ドールズよ! 今後とも、よッろしくゥ! なァーんつっても、あと1秒くらいの付き合いですけどォ!」
「【
なんとか間に合った。赤毛の女がカードを使って巨大になった右手で殴りかかってきたのを、変身する事で辛うじて躱した。くっ、なんてパワーとスピードなんだ! ただの
明らかに、俺達とはレベルが違う。やっぱり敵はクラスカードの扱いが俺達よりも上手いのか? それとも、こいつが持っているカードが少し特殊なんだろうか? 分からないが、こいつは強い。
「へェ……お前、今どうやって
「……」
こいつ、まったく躊躇せずに攻撃してきた。相手が人間だとか、殺してしまうだとか、そんな事は一切考えてない。俺がカードを持ってなければ、あの一撃で瞬殺されてただろう。なんて奴だ。
「答えろよ。あたしは質問に答えただろ?」
「……」
「見た感じ、今カード出してなかったよな?」
ベアトリスというらしい赤毛の女の質問に、俺は答える事なく沈黙する。自分の手札を明かすのは愚策だからな。ベアトリスはいつまでも黙ってる俺に少し腹を立てたらしく、雰囲気が変わる。
「まァいいや。どうせ、お前はここで死ぬんだ。そっちが
「カードに戻した!?」
「全力で行くよ?」
一旦
「灰すら、残さない……!」
「うっ!?」
あまりの魔力に、思わず後ずさった。それでも、必死に気力を振り絞って踏ん張り、いつもの双剣を投影して構えた。来るなら来いと迎え撃とうとした時、ベアトリスが怪訝な顔をして止まった。
「……あ? なに? 今ちょーいいところだったんですけど! バッチリ決めポーズまでとってたのに全部台無しじゃん! はあ? ……チッ」
なんだ? 誰かと、会話している? ベアトリスは不機嫌そうな顔をして、カードをしまってから後ろを向く。もしかして引くつもりか? そんな俺の疑問に答えるかのように、彼女は俺を見た。
「アンタの相手はまた今度ね。あたしは他にやる事があるからさ。まァ、アンタが次に会う時まで生きてたらだけど。その時を楽しみにしてな!」
「ま、待て! イリヤ達をどうした!」
慌ててそう問い掛けるが、ベアトリスはそんな俺の事を無視して去っていった。今はもうカードを使っていない筈なのに、屋根から屋根へと軽々と飛び移りながら。あいつ、本当に人間なのか?
「くそっ……!」
幾つか新しい情報を知る事ができたが、肝心の事を知る事ができなかった。美遊の居場所と、今のイリヤ達の状況。あいつは、それを知ってたかもしれない。少なくとも、前者は知ってた筈だ。
今からでも追うか? いや、どんな敵が待ち伏せしてるのかも分からない。無闇に追って、奴らに囲まれてしまえばそれこそ一貫の終わりだ。この状況で迂闊に動くのは、あまりにも危険すぎる。
冷静さを失ったら駄目だ。よし。一先ず、ここを離れるべきだ。侵入者反応とやらで、俺の居場所を敵に知られている可能性がある。ベアトリスに見つかった場所でもあるし、ここは危険だろう。
足早にこの場を離れながら、ベアトリスから得た幾つかの情報を分析する。まず、俺達の敵の名はエインズワース。これが魔術組織の名前なのか、敵の魔術師の家の名前なのかはまだ分からない。
そして、恐らく奴らは全員がクラスカード持ち。この町には奴らの魔術の結界のような物があり、異物である侵入者を感知する事ができる。イリヤ達もさっきの俺のように見つかり、襲撃された?
「……最悪な状況だな」
恐らく、この世界に俺達の味方はいないだろう。いや、待てよ? なにかを忘れているような……
「……駄目だ、思い出せない……」
なにか引っ掛かるが、今はそれを悠長に考えてる暇はない。それよりも問題なのは、奴らはこっちの居場所が分かるのに、こっちは奴らの居場所が分からないって事だ。これは非常に不利だった。
「人に聞こうにも、誰もいないしな……」
改めて周囲を見回してみるが、人の気配はない。せめて人がいれば、エインズワースという単語で聞き込みができるんだが。まあ、敵は多分魔術師だろうから、秘匿されてるかもしれないが……
「はあ……ん? この匂いは……」
思わずため息をついた時、美味しそうな匂いが。これはまさか、ラーメ……いや、麻婆? なにを言ってるか分からないと思うが俺も分からない。頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか……
「って、本格的に頭がおかしくなったか?」
妙な事を考えそうになって、頭を振った。だが、これは確かに食べ物の匂いだ。しかも、いかにも出来立てといった感じの。つまり……この匂いをさせてる物を作ってる人がいるという事になる。
「近くに人がいるんだ!」
そう思った俺は、その匂いの元を探す。すると、間もなくそれは見つかった。どうやらラーメン屋らしいが、変な店名だった。『ラーメン麻』? 店の暖簾と看板には、大きく麻の字があった。
「えっと……ラーメン屋だよな?」
その筈だ。特製ラーメンという提灯があるしな。だけど、店から漂う匂いは、麻婆豆腐のようだ。
「……ま、まあ、ラーメン屋で麻婆豆腐を出す店も別に珍しくはない、よな? うん……」
ラーメンの匂いが、ほとんどしないけど。ここはラーメンではなくて、麻婆豆腐が売りの店なのかもしれない。そう思ったが、何故だろう。何故かとても嫌な予感がする。こんな事は初めてだ。
まるで全身の細胞が、この店には入るなと警鐘を鳴らしているような気がする。しかも、全力で。
「……どうするべきか」
少しでも情報を得る為に、人に会いたい。それに腹も減ってきた。材料と調理器具さえあれば自分で作れるが、あいにく今はどっちもない。幸い金は幾らか持っているし、特に問題はない筈だ。
「だけど、うーん……」
『さっきから鬱陶しい。入るなら早く入れ』
「うわっ!?」
どうするべきか迷っていると、店内からそんな声が聞こえてきた。その声は不機嫌そうで、背筋が凍った。あれ、なんかさっきのベアトリス以上の殺気を感じたような。いやいや、気のせいだろ。
「……ええい、ままよ!」
覚悟を決めて、俺は店内に入った。すると、店内に漂う濃厚な麻婆の香り……内装は完全に普通のラーメン屋なのに、なんでこんなに麻婆の匂いが充満してるの? ここは本当にラーメン屋なの?
「……注文は?」
「えっと……って、なんだよこれ! メニューが麻婆関連しかない! どうなってるんだよ!」
少し不機嫌そうな店主の言葉に、さすがになにも注文しないのは良くないと思った俺はメニューを見たんだが、どういう訳かメニューには麻婆関連の料理しかなかった。どんなラーメン屋だよ。
「あの……ここってラーメン屋ですよね?」
「そうだが?」
いや、なんでそこで『当たり前だろ、一体なにを言ってんだこいつ』みたいな顔するんだよ。俺は改めてメニューを見てみる。そこには、肝心の筈のラーメンが一種類しかない事が書かれてる。
『麻婆ラーメン』。これしかないんだ。普通なら味噌ラーメンとか醤油ラーメンとかあるだろ! なんで麻婆一択なんだよ! 道理で、麻婆の匂いが店内に充満してる訳だよ。これしかないもん。
他のメニューを見てみても、『麻婆豆腐』とか、『麻婆炒飯』とかばっかりだ。『麻婆餃子』ってなんだよ、逆に食べてみたいよ! 飲み物だけはまともだったけど、なんの慰めにもならない。
「で、注文は?」
「……麻婆ラーメンで」
結局、一番無難な物にした。ラーメン屋だしな。やっぱりラーメンを食べないといけないだろう。謎の使命感に燃えてしまった。店主は俺の注文を聞くと、さっそく麺を茹で始めた。良かった。
どうやらちゃんとラーメンみたいだな。俺は安心したのだが、それは甘かった。何故ならば……
「出来たぞ。存分に味わうといい」
「あ、ありがとうございま……」
……あれ? 俺は、目の前に置かれたラーメンを二度見する。変だな。どこにも麺が見えないぞ。ごしごしと目を擦ってから、もう一度見てみる。だけど、そこにはさっきと変わらない光景が……
《…………………………赤い》
どう見ても、真っ赤な麻婆豆腐しかない。
「……あの……これは一体……」
「ん? ……
「ラーメンはどこにいった!?」
「麺なぞ飾りだ。
「うわっ、ホントだ!」
しかも、ラーメンのスープのように見えるのは、全部麻婆のあんかけという徹底っぷりだ。怖い!
「しかも辛いよ! 喉が焼ける! いや痛い!」
「文句が多い客だな……食べ残しは許さぬぞ? どうしても無理だと言うならば、首から下を土に埋めて、口から
だから怖いって! この時、俺はようやく悟る。あの時の直感は正しかったのだと。このラーメン屋は足を踏み入れてはいけない魔窟だったんだ。
「ぐあああっ!」
「そうか、叫ぶほど旨いか」
誰か、誰か助けてくれ! 俺の魂の叫びは、ただ空しく虚空へと消えていくのだった……
ドライ編のプロットを考えるのに時間が掛かり、さらにヴィータを手に入れましてね……
これから、徐々に再開していく予定です。
我がカルデアは、オジマンとシグルドが加わりました。
それではまた次回、お楽しみに。
感想待ってます。