SCP財団日本支部のとあるサイトの奇妙な日常   作:粒餡

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あらすじ
ブラコン、女装、異常な愛
ブラコン、女装、異常な愛

今回は、特別回です


第十サイト目「SCP-1000-JP」

月島「・・・(カン、カン、カン、カン、ガチャ)」

 

月島「すまない、待たせてしまったな」

トラウマ課 部隊長:月島 彩華(つきしま さやか)

 

月光「いや、問題ない、この連中もほとんど同じ時間に来たようなものだ」

崇拝課 部隊長:月光 揚羽(げっこう あげは)

 

ツラレクマー「ま、それでも君が一番遅いことには限りないんだけどねクマー

コスプレ課 部隊長:ツラレクマー

 

土門「っけ、あんたのところの人員はただでさえ迷惑なのが多いのに部隊長様までこんなんじゃあ、あんたの部隊も大したことねえなあおい?」

Dクラス課 部隊長:土門 太吉(どもん たきち)

 

海道「あんたのところもクズばっかりの寄せ集めの継ぎ接ぎだらけの部隊よりはましだよ~、ぷーくすくす」

未発達課 部隊長:海道 彩(かいどう あや)

 

土門「んだとガキ!?もう一回言ってみろやこら!!」

 

海道「何回でも言ってあげるよ~、このゴミ溜めどもが!」

 

S「ほらほら、喧嘩しないで、ミス・海道、あなたもそんな顔しないでください、かわいい顔が台無しですよ?」

SCP課 部隊長:SCP-1████-JP(通称:S)

 

海道「うるせえぞロリコンクソ野郎!」

 

月島「・・・相変わらずやかましい奴らだな」

 

月光「全くだ」

 

ツラレクマー「ほらほら、無駄話してないで、それじゃあ、第██回、『機動部隊変-0(”変人たちの巣窟”)』の会議始めるクマー」

 

 

機動部隊変-0(”変人たちの巣窟”)

この部隊の主な活動内容は、何らかのスペシャリストをとある区分で分け仕事が来るたびにその仕事内容にあった人員が”出張”をするという部隊です、区分し、その結果、トラウマ課、崇拝課、コスプレ課、Dクラス課、未発達課、SCP課の計6部隊へと分かれました、彼らはそれぞれの部隊長の元従い、基本的に彼らの間では人員の貸し借りなどは行われないが、例外もいる。

 

月光「うむ、ではなんだったかな、うちの私と弟の素晴らしさについてだったか?」

 

土門「うるせえぞ異常性癖者」

 

月光「おやおや、元Dクラスから異常性癖者などと言われるのは不愉快だな」

 

ツラレクマー「はいそこ、喧嘩しない」

 

月光「・・・しょうがない、私と弟の素晴らしさについてはあとで語るとしよう」

 

ツラレクマー「できればそれは一生語らないで欲しいクマー」

 

ツラレクマー「って、そうじゃなくて、SCP-1000-JPについてクマー、今からその概要を説明するから、手元の資料を見ながら聞いてくれクマー」

 

SCP-1000-JP 特別回収任務

オブジェクトクラス: [Deleted]

 

特別収容プロトコル: 探査機062-Aへの信号送信は、特別な場合を除いて禁止されています。小惑星AL120の軌道は、常に3箇所以上の観測所によって監視されなければなりません。AL120の軌道に変化があった場合、特別対策班"ペイルブルードット(PBD)"によってトリノスケールの再判定が行われます。L7以上の判定が出た場合、探査機062-Aおよび付属物は即時無力化リストへ編入され、保護措置は破棄されます。当該オブジェクトの情報は、F5以上の表象領域が割り当てられた職員のみ閲覧できます。

 

説明: SCP-1000-JPは、小惑星(2001-AL120)の試料採集を目的に製造された、深宇宙探査機(標識番号2003-062-A)の付属物です。

 

探査機062-Aは、現在一切の遠隔操作を行えない状態にあります。AL120表面で再発見されて以降、探査機062-Aが何らかの信号を受信した場合、AL120の軌道成分に影響する異常現象が発生しています。軌道の変化は、16箇所の財団併設観測所と、221箇所の民間観測所が確認しており、信号受信との確実な関係性を示しています。観測された変化は、軌道長半径の縮小や軌道速度の減少などの微細な変化ですが、何れも天体衝突の可能性を高める変化です。AL120の持つ膨大な質量から、破滅的絶滅イベント(ELE)が発生する危険性があるため、探査機062-Aへの信号送信は当面凍結されています。

 

2003年5月9日 探査機062-Aは、小惑星から試料を採取する計画のために打ち上げられました。機体の建造には、財団も費用の負担と一部機材の貸与を行いました。機体は打ち上げ後、約3.1AU(※1AU = 149,597,870.7km)まで航行しましたが、近接する恒星のフレア(X28クラス)に遭遇し、交信途絶状態に陥りました。復旧作業には財団も寄与しましたが通信機能は回復せず、2006年12月31日を以て機体喪失と見なされ、運用は停止されました。

 

機体喪失から690日後、探査機062-Aの通信機能を担当した研究室と、財団のCETI観測所(6EQUJ5)が8406.99MHzにおいて微弱な信号を受信しました。信号は062-Aから発信されていることが判明しましたが、上記の異常現象が確認され、財団が管轄する案件となりました。

 

代替シナリオには人工惑星(J102E3)が選定され、再発見から帰還までの記録を再生成し、大気圏への再突入によって無事消滅しました。

 

ツラレクマー「さて、ここまでで質問がある奴はいるクマー?」

 

海道「はいはいはーい!!」

 

ツラレクマー「はい、海道」

 

海道「小惑星から試料を採取する計画って、これってなんですかー?」

 

土門「ああ、それなら確かカササギ計画とやらだったか?」

 

海道「すっごーい、頭でっかちのとんとんきちがそんな答えるなんて、いっがーい!」

 

土門「てめえなあ・・・」

 

月光「ま、それほどの記憶力、思考能力などがなければ銀行強盗を何十件も行って逃げ切れないなんて分けないがな、ま、人望のないというのが運の尽きだったがな」

 

土門「・・・っるせえな」

 

ツラレクマー「はいはい、余計な話は後、それと、土門、説明助かったクマー、それじゃ、他に質問がないようなら話を進めるクマー・・・ないクマね?それじゃあ続けるクマー」

 

2001-AL120

パロマー天文台撮影

 

軌道成分

軌道長半径 5.6779724 AU

公転周期 12.17年

平均軌道速度 13.58km/s

物理成分

直径 1134.9km

質量 4.164 x 1021kg

表面重力 2.03m/s2

自転周期 12.880014h

スペクトル分類 G

表面温度 40K - 396K

 

(海、山らしきものが映った写真)

探査機062-Aから最初に受信した画像。062-A着陸予定地点と推測される。

 

探査機062-Aの撮影したAL120の表面は、輝線スペクトル分析の結果とは異なっており、日本列島中央部に位置する山岳周辺と相似しています。当該画像の受信後、撮影続行の命令を送信した際、AL120の軌道変化が観測されました。

 

凍結

ノストロモ計画

探査機062-Aを収容するため、有人航行計画が立案されました。AL120表層にSRAパネル14基を組み上げ、現地で収容状態へ移行させる計画です。当計画において、人的資源の回収は行われません。

 

投入資材一覧:

SRAパネル: 探査機062-Aを収容するための格納庫を構成する機材です。

組立型収容施設 SRAパネル(SRP-005BC) 仕様 ※1基当たり

質量 85kg 最大幅 1,650mm

最大平衡濃度 70Hm/h 安定現実性濃度 2Hm/cm3

稼動出力 150W 動作可能時間 150,000h

 

着陸船: AL120表面へ機材と人員を運搬するための小型船です。

着陸船 ナーシサス(IMS-001) 仕様

合計質量 15,120kg 最大積載質量 720kg

最大航続時間 160h 降下推進出力 44.4kN

最大幅 4,760mm 全高 6,880mm

脚間距離 9,070mm 最大乗員数 2名

 

運搬車: SRAパネルの運搬とAL120表面上を活動するための車です。

運搬車 ロードジム(IRV-001) 仕様

運転質量 260kg 最大積載質量 320kg

蓄電池容量 200Ah 最高出力 80kw(105PS)

全長 3,160mm 全幅 1,890mm

全高 2,600mm 最大乗員数 2名

 

作戦スケジュール:

08/11/28: 搭乗員候補10名の訓練開始。

09/02/28: 搭乗員候補の中間試験。

搭乗員を3名、予備搭乗員を3名、計6名に決定する。

09/05/31: 搭乗員の最終試験。

意思確認と特別保存書簡の執筆。

09/06/31: ナーシサス、ロードジム、SRAパネル他装備品と搭乗員3名を惑星周回軌道へ投入。

09/06/31: Mu-TORI再点火、AL120への遷移軌道へ移行。

16/02/02: AL120の重力圏に到達。

AL120の周回軌道へ移行。ナーシサス降下準備。

16/02/04(±07): AL120の表面に着陸。

ロードジム起動。SRAパネル運搬開始。

実験的な現地調査と採取物および記録の保存。

16/02/10(±14): 探査機062-Aの収容完了。

../../.. 以降任意の期間に搭乗員の終了措置。

 

計画を遂行する以下の職員には、財団への多大な貢献を認め、F4までの表象領域が特別に割り当てられます。

エージェント ジョーンズ -[IDNo.C2007]

エージェント アッシュ -[IDNo.C2260]

ミシマ博士 -[IDNo.B4603]

 

ツラレクマー「・・・とのわけだクマー」

 

月光「結局今回はどういう集まりだったんだ?今回は」

 

ツラレクマー「知らんクマーただ、上から見せれる分は見せれるだけあいつらに見せとけ、としか言われてないからクマー」

 

月光「そうか、じゃあ解散だな、さて、じゃあ存分に私と弟の素晴らしさを・・・」

 

土門「うるせえよ!誰が聞くかんなもん!」

 

海道「そうだそうだー!ていうか月島!あんたのところの空井とかいう奴こっちよこせや!うちの部隊でまともな男の人とか貴重なんだよ私も見てみたいんだよそしてカッコよかったらあわよくば16歳まで待って結婚して寿退社するんだよ!」

 

月光「マセガキめ、まだ10歳のくせに何を言うか、あ、言っておくが弟は渡さんからな」

 

海道「誰が居るかあんなロリコン野郎!あんたこそ注意してよあいつ私に会うたびに舐め回すように全身を見てくるんだよ!不愉快だよ!!」

 

月光「うるさいな、私の弟に見られることをむしろ誇りに思ってもいいぐらいなのに・・・ていうかさっきからSが静かだがどうし・・・あのやろうまたテレポートしやがったな!?」

 

月島「はぁ・・・またか」

 

海道「あのやろう私でも聞いてるっていうのにふざけんじゃねえ!」バタン

 

月光「それじゃ、そういうわけで、じゃあな」バタン

 

土門「あいつが変なことしてなきゃいいんだがな」バタン

 

月島「・・・私はあいつらを見張ってるから、じゃあな」バタン

 

ツラレクマー「・・・そんじゃ、僕も帰るか」バタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピィ、ガチャガチャガチャガチャガチャ、ウィーン、不明なアクセスがありました、不明なアクセスがありました、不明な、不明な、不明な不明な不明な不明なhhhhhhhhhhhhh

 

「・・・さて、では、始めましょうかね」

 

IDNo.C2007

SCP-109-JP-Aに変質した後も、職務を全うできたことに最上の感謝を示し、最後の任務に就けることを誇りに思います。 -A.ジョーンズ

 

IDNo.C2260

SCP-515-JPによる不可逆の情報子汚染を受けた私が、この任務に就くことは最善の選択と考えます。異論はありません。全ての職員に健やかな未来のあることを祈ります。 -A.アッシュ

 

IDNo.B4603

君たちを許さない。

 

ノストロモ計画の凍結が決定されました。探査機062-Aの収容は無期限に延期されます。

 

接続船ナーシサス受信情報取得クエリ

 

ナーシサスの受信情報取得にはRAISAの許可が必要です。

閲覧端末のIDと以下の認証コードを照会しますか?

RAISA認証コード-RBP-000012

 

[送信IDNo.C2007 のメッセージを取得]…RBP-F5.0038:0071:0304

[ID情報を中継局へ送信]…QID0012-NST-0017

 

ず、私たちも混乱しており、正しい現状を把握できていない可能性があります。

 

探査機062-Aの周囲一帯(B310)には、天候が存在します。小型無人機の観測では、Dfb気候(亜寒帯湿潤気候)およびET気候(寒帯ツンドラ気候)に属していると見られます。より広範にはCfa気候(温帯多雨高温気候)が再現されています。気候の見られる地域には、コケ類やシダ植物が生育しており、少数ながら種子植物も存在しています。昆虫や魚を含め、動物は一切生息していません。AL120表層全域に呼吸可能な大気(湿潤空気)が存在しており、気密服を着用せずに船外活動が可能です。

 

気候と植生から、B310地点付近は日本列島中央付近の環境が再現されていると考えられます。実在の場所と大きく異なるのは、現実強度の数値です。

 

B310地点における、AL120の現実性濃度(Hm(ヒューム値)。現実性の強度。正常な現実空間は1を示す。)は550Hm/cm3を示しており、他2箇所(B331,A197)でも同様の数値が計測されました。AL120表層の現実性は過飽和状態にあると見られ、あらゆる異常現象の介在を許容しません。

 

AL120の環境は、異常性を帯びた生物や物品には恩恵と言えます。現実性濃度が平衡状態へと移行する作用により、AL120の現実性が異常存在へ流入します。現在のAL120の環境は、限りなく正常に近い現実性を示しており、全ての異常存在は次第に希釈されると考えられます。

[不明なエラー]

[受信情報を検索]…

[送信IDNo.C2260 のメッセージを取得]…RBP-F5.0038:0071:0303

[ID情報を中継局へ送信]…QID0012-NST-0023

 

[送信IDNo.C2260 のメッセージを取得]…RBP-F5.0038:0071:0303

[ID情報を中継局へ送信]…QID0012-NST-0023

SP062AC2260image104.jpg

062-A本体と周囲を撮影。

SRAパネルによる探査機062-Aの収容は依然成功していません。

 

着陸船ナーシサスと探査機062-Aまでは、距離にして14.2km離れており、標高差も2450mあるため、SRAパネルの運搬が困難なことに加え、着陸船がAL120の正常性に希釈される可能性があるため、食料と重要機材の保護にSRAパネルを7基使用している状況が要因です。運搬車ロードジムはすでに正常性に希釈され、後部の積載部品を喪失しました。

 

残るSRAパネル7基も、我々が睡眠をとる場所として使用しており、収容計画は大きな修正を必要としています。SRAパネルの平衡能力にも限界があり、支給された"リンゴ"が2つ失われたため、計画完了後の終了方法も新たな手順が必要です。

 

各計測対象の現実強度:

AL120表層上の物体では、A.アッシュの異常性が最も高く、探査機062-Aの現実性濃度はAL120の異常現象を説明できるほどには高くありません。AL120の持つ強力な正常性によって希釈された結果か、あるいは最初から収容する必要のない存在であったかは判別できません。

 

A.アッシュとA.ジョーンズの異常性は、AL120表層上の調査活動中に希釈され、外見以外の異常性はほぼ喪失しました。

 

[発信位置を検索]…

[送信IDNo.B4603 のメッセージを取得]…RBP-F5.0038:0071:0304

[ID情報を中継局へ送信]…QID0012-OME-0105

ようやく見つけました。私はついに目標を確保しました。

[不正なエラー]

探査機062-Aを分解し、着陸船ナーシサスへ運ぶ計画の途中で、内部に収容された物品を発見しました。当該物品は外見上、剣に見えます。長さ60cmほどの金属製の剣です。回収時の当該物品には、電源とモデムが接続されていて、電力が供給されていました。通信規格は保全サーバーと一致しており、ナーシサスからも接続が可能です。ナーシサスのCTスキャナ解析により、当該物品は一種の補助記憶装置であることが判明しました。

 

内部の記憶領域には膨大な情報体が存在し、多数の知性反応が確認されました。これが表象領域なのでしょうか。参照不可の領域が存在することから、F5までの階層を保存しているものと見られ、高レベルクリアランス職員を内包した中枢領域の予備サーバーと思われます。

 

小型無人機の観測により、当該物品は気候と植物の存在する領域の、中心に位置していることが判明しました。

 

内部に保存された職員の表象が、AL120表層の現実性に干渉し、現在のAL120の環境を生成しているとすれば、表象の遮断は生存可能領域の消失を意味します。当該物品をSRAパネルで収容することは危険を伴うため、現在は電源を確保した上で、着陸船に収容している状態にあります。

 

AL120表層上の過剰な正常性が、表象の総意なのだとしたら、やはり財団は、異常性を帯びた職員を排除したかったということでしょうか。24年前、私を排除したように。

[不明なエラー]

もうやめようよ

アッシュとジョーンズは、すでに正常な世界になってしまいました。いずれ私もこの領域に希釈されると思われます。私はいったいどうやってここに来たのか、もはや思い出すことはできません。

 

この星にも太陽が昇ってくることを発見しました。もう帰ることのできない向こう側にも。わかってる。ここは私の生まれた星なのだから。

 

ここはこんなにもすばらしい。

[位置情報を取得]…

[送信IDNo.0000 のメッセージを取得]…RBP-F5.0000:0000:0000…

…[… ……]

 

どこにいるの?

[遷移軌道を計算]…

[中断]

 

「・・・さて、次は、オルメイヤー計画・・・ですか」

 

オルメイヤー計画の記憶

オルメイヤー計画書は中央サーバー"十束"の表象領域に内包されたO5-A1の映像記憶に保存されています。

計画書には強度A++の暗号化処理が施されています。復号にはF5層の表象が必要です。

[O5-A1-F1:OME001の復号中]

 

継続

オルメイヤー計画

 

F5層を含む表象領域の予備サーバー設置に関する計画です。

 

F5層は内包した人数に比例し、サーバーのヒューム値を上昇させる問題が発覚しています。RAISAの決定により、表象領域はSRA遮断フィルムによって被覆され、通常の現実強度を保ちます。報告された問題点から、予備サーバーは惑星重力圏外に設置することが決定されました。日本天体開発公社(YEGA)の協力を得ることになり、カササギ計画内で建造された探査機062-Aよって、予備サーバー"草薙"が小惑星AL120へ運搬されます。

 

計画スケジュール:

00/06/01: 探査機062-Aの建造開始。

予備サーバー"草薙"の搭載。

03/05/09: 探査機062-Aを惑星周回軌道へ投入。

03/05/09: Mu-TORI再点火、AL120への遷移軌道へ移行。

10/01/02: AL120の重力圏に到達。

AL120の周回軌道へ移行。

10/01/04: AL120表層にターゲットマーカー発射。

10/01/10: AL120の表面に着陸。

サンプラー起動。試料採取。

予備サーバー"草薙"の設置。

10/01/10: AL120離陸。再び周回軌道へ移行。

10/01/11: 帰還軌道へ移行。

16/09/03: 大気圏再突入。

採取カプセル分離。任務終了。

事案報告-001: 2003/11/16 恒星フレアによる探査機062-Aの機体損傷。表象漏洩の可能性が発生しました。交信途絶により機体は喪失し、カササギ計画および、オルメイヤー計画は中断されました。

 

表象サーバー"草薙"仕様

質量 5kg 全高 650mm

稼動出力 250W 本体現実強度 2Hm

収容人数

F1層 6089籍 F2層 5800籍 F3層 2200籍

F4層 671籍 F5層 549籍

 

事案報告-002: 2008/11/20 探査機062-Aが小惑星AL120に到達したことが判明しました。AL120の軌道と、探査機062-Aの通信に異常な関係性が認められ、AL120表層に現実改変の兆候が見られました。異常現象はSCP-1000-JPに指定されました。

 

探査機062-Aと予備サーバー"草薙"の物理的回収計画、ノストロモ計画が立案されました。当計画と同時に遂行されます。

 

事案報告-003: AL120表層に予備サーバー"草薙"の表象の漏洩が確認されました。AL120表層は過剰な正常空間が再現され、ノストロモ計画の作業員3名全て消失した模様。

 

ノストロモ計画の作業員が、予備サーバーを着陸船に接続したことにより、"草薙"との通信が可能になりました。オルメイヤー計画内では、着陸船ナーシサスは接続船と呼称されます。

 

復旧作業: 予備サーバー"八尺瓊"に保存された表象を用い、"草薙"の表象を沈静化させます。

 

第1次接続。F4層までの表象3名を"草薙"へ投入しましたが、実時間10分(領域内時間2日)で知性反応が全て消失しました。表象投入時、AL120の軌道変化を確認しました。警戒レベルに変更はありません。

 

第2次接続。人員を厳選し、F4層までの表象5名を"草薙"へ投入。実時間35分(領域内時間7日)で知性反応が全て消失しました。前回と同様、表象投入時に、AL120の軌道変化を確認しました。

 

投入表象の証言により、"草薙"内部の表象は地球への帰還を目指していることが判明しました。通信時に惑星の位置を把握し、AL120の軌道を変化させているものと推測されます。

 

回収されたメッセージ: 第2次投入表象群。

 

送信ID: RBP-IDNo.B1090

AL120表層上と同様に、表象領域内にも日本列島中央部が再現されており、表象群も仮想的に再現されています。B310地点の山頂とB331地点に表象群の反応が見られます。B310地点の表象群への接近は時間を要します。

 

送信ID: RBP-IDNo.B0781

B331地点の表象群は、自然環境の再現を行っている財団職員の表象と判明しました。軌道の変化を行っている表象の由来は不明です。

 

送信ID: RBP-IDNo.A0037

1人多い。

 

第3次接続。人員を調整し、F4層までの表象3名を"草薙"へ投入。うち1名はノストロモ計画の作業員と同一の職員です。実時間30日(領域内時間24年)経過後も、1名の知性反応を確認しました。

 

回収されたメッセージ: 第3次投入表象群。

 

送信ID: RBP-IDNo.B4603

 

ようやく見つけました。山頂の表象群へ辿り着きました。

 

[画像の取得に失敗]

 

表象群は探査機062-Aの形態をとっており、内部の表象サーバーは剣の形状に偽装されていました。偽装された表象サーバー内部に表象は存在しておらず、B310側の表象群との接触は未だに成功していません。調査のため、表象サーバーを探査機062-Aから引き抜いたところ

 

内部の記憶領域には膨大な情報体が存在し、多数の知性反応が確認されました。最初の接続では確かに表象は存在しませんでした。参照不可の領域が存在することから、F5までの階層を保存しているものと見られ、高レベルクリアランス職員を内包した中枢領域の予備サーバーと思われます。名称を思い出すことはできません。

 

小型無人機の観測により、表象サーバーは再現された表象領域内の、中心に位置していることが判明しました。

 

内部に保存された職員の表象が、AL120表層の現実性に干渉し、現在のAL120の環境を生成しているとすれば、表象の遮断は生存可能領域の消失を意味します。当該物品をSRAパネルで SRAパネル? 収容することは危険を伴うため、現在は電源を確保した上で、接続船に収容している状態にあります。

 

AL120表層上の過剰な正常性が、表象の総意なのだとしたら、やはり財団は、異常性を帯びた職員を排除したかったということでしょうか。24年前、私を排除したように。

 

[画像が破損しています]

 

[画像が取得できません]

 

アッシュとジョーンズは、すでに正常な世界になってしまいました。いずれ私もこの領域に希釈されると思われます。私はいったいどうやってここに来たのか、もはや思い出すことはできません。アッシュとジョーンズとは一体誰のことなのでしょうか。

 

この星にも太陽が昇ってくることを発見しました。もう帰ることのできない向こう側にも。

 

[送信IDの取得に失敗]

わかってる。ここは私の生まれた星なのだから。

 

予備サーバー"草薙"の表象は、少なくともF4層まで何らかの汚染を受けており、"草薙"自体をSCP-1000-JPに指定することが決定されました。

 

現在、IDNo.B4603の知性反応は消失しておらず、財団職員の表象にも汚染源の表象にも希釈されていません。"草薙"内部の動向は、汚染源の表象にも干渉が可能であることを示唆しており、IDNo.B4603の表象によって"草薙"の表象が沈静化される可能性を示しています。AL120表層の異常な環境が解消される可能性があるため、オルメイヤー計画の継続が審議されています。

 

対話は続けられる。 -O5-A3

 

S「さて、後はこれを一般公開すれ・・・ば?」

 

月島「・・・何をやっている?S」

 

S「おやおや月島さん、そんな物騒のものを頭に突きつけないでくださいよ、それじゃあ僕は殺せませんよ?」

 

月島「そんなことは承知の上だ」

 

S[それは、それは、やはりあなたには、”恐怖”という感情が欠落しているようですねえ、その大胆さ、とても魅力的です」

 

月島「それはどうも、で、お前は今何をしてた?」

 

S「さあ?ていうか月島さんこそどうしてここにいるんですか?」

 

月島「・・・お前との付き合いの長さは長いからな、このくらいわかる・・・次はないからな、██」

 

S「・・・その名前で呼ばれるのは、一体いつぶりでしょうかね」

 

月島「さあな?ほら、行くぞ、飯でもみんなで食いに行こうじゃあないか」

 

S「・・・わかりました、それで、それはもちろん月島さんのおご月島「割り勘な」ですよねー」




どうも、作者です、電球の光に当たってたら浮いてきました。
そんな話はともかく、今回は特別回という名の手抜き回です、今回でそれぞれの部隊長達がでてきました。

今回使用SCP、tale
SCP-1000-JP 特別回収任務 http://ja.scp-wiki.net/scp-1000-jp

名前:空井 圭一(そらい けいいち)
セキュリティレベル:2

職務:サイト-81██での事務仕事、及びそこの職員へのツッコミ

所在:サイト-81██

人物:サイト-81██の新米研究員、オカルトが異様なぐらいすきな研究員、主な仕事は事務仕事ということになっているがほとんどツッコミみたいな感じになっている。
また、彼はこの部隊の中で唯一と言っていいほどのまともな人員なので、ほかの部隊職員からもよこせという申請が来ている

ていうかー、私達のところに来ればいっぱいいっぱい甘えてあげるんだから私たちのところに来ればいいのー!!
──海道エージェント

却下するクマー、ていうか一々男の人員が来るたびにその申請するのやめるクマー、ぶっちゃけ迷惑クマー
──ツラレクマー

SCPの紹介リクエストは随時活動報告にてお待ちしております、もちろん、本家、J、他の支部のSCP、未翻訳のSCP、taleでも構いません。
それでは皆さん、また次のお話で会いましょう、それでは、ノシ

前回あとがきでの使用SCP(毎回最初と最後にネタを挟むから考えてみると面白いかも知れない)
SCP-089-JP 平和主義者の銃 http://ja.scp-wiki.net/scp-089-jp
SCP-1367 パーティ風船 http://ja.scp-wiki.net/scp-1367
スポンジアヒル
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