SCP財団日本支部のとあるサイトの奇妙な日常   作:粒餡

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あらすじ
モアイ、デバイス、霧
モアイ、デバイス、霧

今回は日常編


第三サイト目「自宅警備員と堂々と言ってそのまま話術でゴリ押しして財団フロント企業に入った男」

空井「・・・そういえば」

 

黒崎「ん、どうした空井」

ふと、僕が思い出したように呟く

 

空井「いえ、そういえばこのサイトの職員でまだ会ったことがない人がいるなあと思って」

記録上ではたしかこのサイトでは、黒崎さん、菊月さん、御手洗さん、月島さん、僕、そしてあともうひとりの6名のはずなのにまだ会ったことがない

 

菊月「ああ~・・・如月か、あいつ滅多に自分の部屋から出てこないからねえ・・・まあ会ったことないもの仕方ないわね」

 

御手洗「俺たちもここ三ヶ月あいつの姿見てねえしな、月島さんなら見たことあるんじゃないか?」

 

月島「いやー・・・実は私もあいつの姿、二週間に一回見れりゃいい方で、一ヶ月みないこともざらにあるぞ」

 

空井「ええと・・・聞いた感じ、その人は研究員・・・なんですか?」

 

黒崎「いや、収容スペシャリストだ」

 

空井「ということは出張したり・・・」

 

御手洗「・・・あいつが出張してるとこ見たことあるやついるか?」

 

菊月「・・・月島さんパス、サイト管理者だし知ってるでしょ?」

 

月島「・・・半年ほど前から働いてないなあいつ」

 

空井「ダメな人じゃないですかそれ!?黒崎さんや菊月さんでさえたまに出張するのに!」

 

黒崎「てめえこら、俺たちでさえとはなんだ俺たちでさえとは」

 

菊月「そうよ!こんなバカと一緒にしないでくれないかしら!」

 

黒崎「んだとてめえ!?」

 

菊月「何よ!」

 

御手洗「はいはい、そこまでにしておけ」

黒崎さんと菊月さんが日課の喧嘩をしていると、部屋の扉が突然開かれ、そこには髪で目が見えず、よれよれの服を着た男の人が立っていた、あれで前が見えるのだろうか

 

黒崎「って、噂をすればなんとやらってやつだな」

 

空井「え、じゃあこの人が如月さんなんですか?」

 

菊月「ええ、如月久しぶりね、ていうかあんた生きてたのね、半分死んでるものだとばかり思ってたわ」

同僚に対してそれはあんまりじゃないだろうか

 

如月「・・・だって働くのめんどくせえし」

 

月島「働けクソニート、見ろ、他のサイトからの仕事がこんなに溜まってるんだぞ?さっさと働けクソニート」

 

空井「・・・なんで今まで強制的に働かせなかったんですか?」

 

月島「え?いや~・・・その~・・・それは・・・め、めんどくさくて・・・」

 

空井「あなたこそちゃんと仕事してくださいよ!?」

ダメだこのサイト、もういろいろとダメだ

 

御手洗「まあ、部屋から出てきた、ということはやっと働く気が出たんだな?」

 

如月「いや、新人が入ったらしいから顔だけでも見せておこうと思って」

僕が財団に雇用されたのは一ヶ月も前なんだけどそんなに待つ必要はあったのだろうか

 

月島「まあ、それはともかくとして、出てきたんならさっさと働け、O5からぐちぐち言われるのは私なんだぞ」

 

如月「ええ・・・」

 

月島「ええじゃないよ・・・全く」

 

空井「ていうかそんなでよく財団に入れましたね・・・」

 

黒崎「いや、たしか如月はスカウトだったはずだ」

 

菊月「たしか、話術のうまさから一時期SCP認定されかけたんだっけ?」

 

空井「どうしてそうなったんですか」

 

黒崎「まあ子どもたちの会話をクソ真面目に聞いて挙句の果てにオブジェクトを見つけちまったやつもいるしな、これぐらいどうってことねえだろ」

 

空井「それ感覚がマヒしてる奴ですよ絶対」

 

月島「ま、それはともかく、ほれ、この仕事とかどうだ」

 

如月「めんどくさいって言ってるのに・・・って、このSCPオブジェクトは嫌ですよ、めんどくさい云々以前に危険が危ないです」

 

空井「SCPなんてどれも危ないものばかりなような気がしますけど・・・そんなに危険なオブジェクトなんですか?Keterとか?」

 

月島「ああ~・・・いや、このオブジェクトには、Keterとかそういうの以前にオブジェクトクラスというものが存在していないんだ」

 

空井「へ?」

 

如月「・・・SCP-048、呪われたSCPナンバー、オブジェクトクラスNone」

 

空井「あ、本部の方のSCPだったんですか、どういうSCPなんですか?」

 

黒崎「ああ、それなら俺も小耳にはさんだことがあるぜ、なんだっけか、たしかそのSCPナンバーを付けたれたSCPはぶっ壊れちまうんだっけか?」

 

如月「それだけじゃない、それに割り当てられた人員は50%以上の確率で死亡、四肢切断、懲戒処分にされるんだよ、大体、それはSCPカタログから除外されたんじゃなかったのか?たしか最後はコルテスとかいう博士がSCP-████をなくしちまって、その博士の腕もミキサーの事故によって腕を切断されたとかで」

 

月島「そこで、お前の出番ってわけだよ、お前は何かと悪運に強い、お前ならばなんとかなるだろうと思ったのだろう」

 

如月「・・・とにかく、それの収容に当たるのは真っ平御免だ、絶対に」

 

月島「・・・ま、そこまで言うなら仕方ないか、それにいたずらに人員を減らすのもあれだしな、あとで私の方からO5の方に言っておくよ、それじゃ、代わりにこっちの方頑張ってこい」

 

如月「・・・はぁ、了解、ちゃっちゃと終わらせてきまーっす」バタン

 

空井「・・・なんというか、ああいう人もいるんですねえ」

 

黒崎「ま、ああいうやつは特別だとは思うけどな、ところであいつが収容に向かったのってなんだ?」

 

月島「イナゴ」

 

黒崎「・・・」

 

月島「・・・」

 

黒崎「・・・ま、いっか、帰ってくるだろ、多分」

 

月島「そうだな、0匹捕まえればイイ話だし」

 

空井「・・・あの人大丈夫ですかね」

 

そうして、今日もまたとあるサイトの日常は過ぎてゆく

 

 

 

 

如月「あと何匹捕まえりゃあいいんだよおおおおおおおおおおお!!




どうも、作者です、なんか廃墟にあるロッカーに入ったら耳が機械になりました。
さて、そんなものすごくどうでもいい話はともかく、今回は、とあるtaleを題材にというか、とあるSCPをつかった日常編でした、いかがでしたか?誤字等がありましたら報告してくださると作者が嬉しすぎてSCP-2000起動させてきます。

今回使用SCP、tale
SCP-048 呪われたSCPナンバー http://ja.scp-wiki.net/scp-048
恐るべき事故        http://ja.scp-wiki.net/accident-048

最近、インセインというTRPGに興味を持ち、るるぶをとりあえず買おうと思いアマゾン見たらSCPをつかったサプリがあったのでついでにデッドループと一緒に衝動買いしました、届いたらもしかするとインセインをつかったリプレイ風SSを投稿するかもしれません。
また、SCPの紹介、日常編のリクエスト等は活動報告、メッセージ等で随時受け付けております、もちろん、本家、J、他の支部のSCP、未翻訳のSCP、taleでも構いません。
それでは、皆さん、また次のお話で会いましょう、それでは、ノシ

前回あとがきでの使用SCP(毎回最初と最後にネタを挟むから考えてみると面白いかも知れない)
SCP-759-JP『英雄の船』  http://ja.scp-wiki.net/scp-759-jp
SCP-963-JP ダラスの冗談は馬も食わない http://ja.scp-wiki.net/scp-963-jp

満足!満腹!饅頭!
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