ニート、呪われている、イナゴ
ニート、呪われている、イナゴ
今回は紹介回
空井「・・・SCPって本当に数多いですよね、確認されてる日本支部のSCPだけで約1000個のSCPが存在してるんですから」
黒崎「急にどうしたよ」
空井「いえ、何となく、急にそう思っただけです」
菊月「その程度ではまだ私たちには届かないわよ?」
空井「届きたくないです、ていうかなんでそんな誇らしそうなんですか」
菊月「ここでは変人は優秀っていう意味と同じようなもんだしね」
黒崎「あながち間違いじゃねえからなあ・・・」
空井「それでも誇れるようなもんではないような気がするんですが・・・」
御手洗「ピザ届いたぞ~」
空井「あ、御手洗さん、ありがとうございます、ていうかピザってサイトに届けてもらえるんですね」
御手洗「まあ、と言っても財団食堂から頼んでるだけだけどな、ほれ、黒崎はクアトロフォルマッジ、菊月はマルゲリータ、空井はマリナーラで良かったか?」
空井「ありがとうございます!」
御手洗「ん、好みがあってて何よりだよ」
黒崎「・・・なあんか納得いかねえ」
菊月「ええ、確かに」
御手洗「何がだよ・・・」
黒崎「最近御手洗が常識人みたいで納得いかねえんだよこのド変態野郎!」
菊月「そうよネクロフィリア!あんたは大人しくそこらへんの死体に緑のスライムでもぶっかけてきなさいよ!」
御手洗「お前ら言っとくけど俺は死体が絡まなきゃ常識人だからな?・・・あと菊月、それは俺でなくてもやってはダメだ、大体お前らも大概だろうが」
空井「そういや黒崎さんと菊月さんはどうしてこのサイトにいるんですか?御手洗さんはともかく」
黒崎・菊月「「仕事中に幼女(女子高生)のエロ画像集見てたのが上司にバレた」」
空井「どうしよう予想以上の回答だった、ていうか菊月さんはともかく黒崎さんは犯罪レベルじゃないですか」
黒崎「なんでやロリ可愛いやろ!」
菊月「あんたが問題なのはロリを恋愛対象に見てるってことよ、それに比べて私を見なさい、私は女子高生以上に興味ないわよ」ドヤァ
黒崎「っち、うるせえぞレズビアン」
菊月「何よペドフェリア」
黒崎「は?」
菊月「は?」
空井「二人共落ち着いてくださいって・・・ていうかそれだけでここに来たんですか?・・・なんか御手洗さんと違ってガチっぽくないんですが・・・」
御手洗「なんか聞き捨てられない言葉が聞こえたような気がしたんだが・・・黒崎は幼女への性犯罪、菊月は女子高校生への痴漢等を”数件”行ったためここに落とされたっていう経緯がちゃんとあるぞ」
空井「ガチの人じゃないですかやだー!!」
黒崎「幼女を目にしたら我慢できなかった」
菊月「反省はしているが後悔はしていない」
空井「ていうかもしかして所長って実は危ない?・・・」
黒崎「余計な心配だな、俺は13歳以下にしか興味ない、合法ロリなんて所詮は若作りしてるババアだろ?」
空井「ちょっと何言ってるかよくわかりませんから日本語で喋ってください」
空井「(やばい、この人達のペースに巻き込まれたらやばい、主に僕の性癖が改ざんされるレベルでやばい、何か別の話題は・・・)」
空井「ええと・・・あ、そうだ!皆さんはおすすめのSCPみたいのってあるんですかね?よく出張してるらしいのでそういうの聞いてみたいのですけど」
黒崎「おすすめのSCP・・・ねえ、まあ一応あるぞ」
菊月「私もあるわよ」
御手洗「俺もあるな、じゃあそうだな、黒崎、菊月、俺っていう順番で発表してくか?」
黒崎「なあんでそんなことしなくちゃいけないのかわかんねえけど、まあ、どうせ暇だしな、んじゃ、俺のおすすめSCPは、これだ」
SCP-053 幼女
オブジェクトクラス:Euclid
取扱方:
SCP-053は5m×5m(16フィート×16フィート)未満のエリア及び運動に不自由しない大きさの部屋を与えられます。十分な量の玩具・書籍・ゲーム・その他の遊具を与えるべきですが、3ヶ月ごとに交換してください。適切な寝具、風呂、医療施設はいつでも使用できるようにしてください。食べ物は三食与えられるべきで、また要求があった場合は2つまでの菓子類を提供することまで許可されています。
SCP-053との物理的接触は、完全気密防護スーツ及びアイシールドの着用なしには行なってはなりません。SCP-053とのアイコンタクトはいかなる理由があっても行なってはいけません。SCP-053によって与えられたいかなる影響も除去の対象になりえますし、検疫班には試験のためその影響を提供しなければなりません。職員が1名のみで部屋に入ってしまった場合は、鋼製の保安線によって速やかに安全化しなくてはなりません。入った場合すべての職員は10分以内に部屋から出なければなりません。
担当職員に異常行動が見られる場合、絶叫するかSCP-053に接触しようとした時点で速やかに退室させ、隔離の対象とすべきです。防護スーツに損傷を与えようとする場合も、同じく退室と隔離の対象となります。鋭利な物品及び銃器はSCP-053の収容室への持ち込みを禁止されています。
概要:
SCP-053は、3歳の小柄な少女のように見えます。彼女は簡単な会話が可能であり、少し精神発達で平均を上回るように見えます。彼女は一般的に快いとされる性格を持っているようであり、後述する異常行動も人々が突然激昂したように見えます。
SCP-053と視線を合わせた者は、彼女に直接接触するあるいは10分以上その周囲にいた場合、非合理的で激しい被害妄想を発症し、それは殆どの場合で殺人に発展します。これらの妄想は多くの場合はSCP-053を直接の対象としますが、被験者は目に見える人間を全員殺害した後にSCP-053の殺害を行おうとします。SCP-053へ危害を加えようとした者は即座に強い心臓発作を起こし、SCP-053に損傷を与えた後死亡します。SCP-053は損傷の軽重に関係なく瞬時に損傷を再生する能力を持ちます。
SCP-053はこれらの能力に関して完全に無知であるように振舞い、被験者への影響を完全に無視します。能力に対して説明された場合、SCP-053は返答することができません。
黒崎「何故これが俺の好みなのかというだな!」
空井「いえ、説明いりません、大体わかります」
黒崎「ちぇ、なんだよ折角熱弁出来ると思ったのに」
菊月「ハーメルンの笛とか変化球投げてくると思ったら予想以上にどストレートだった」
空井「しかし、近くにいると殺したくなってくる女の子・・・ですか、この年で人と10分以上接触できないって、このぐらいの歳の子には結構な苦痛ですよね・・・それに、この子たちの親はどこにいっちゃったんでしょうね・・・」
黒崎「財団的には、『親は死んだ、もしくは親が何らかの要注意団体で娘をSCPにした』か、『元々SCP-053で、元となった子はどこにもいない』がその質問への答えだろうな、あくまでこの子はSCPだ、幼女ではない、が、それでもこの子の幸せを願う俺は間違っているか?」
空井「それは・・・分かりません」
黒崎「だろうな、俺も分からん、ま、SCP財団職員として、それが正しい答えなんだろうよ、SCPに”絶対”なぞ存在しない、俺たち職員はその”絶対”のなかで起こる”例外”を何とかする、そしてSCPの脅威から人類を守る、それが財団の使命だ、ま、そんなことで、ほれ、菊月、パス」
菊月「・・・ペドフェリアの癖に生意気ね」
黒崎「うっせえわ」
空井「・・・なんやかんやいって、二人共仲がいいんですね」
御手洗「ま、菊月はツンデレみたいなところもあるしな、あんなんで本心では黒崎LOVEなんじゃねえか?」
菊月「はぁ?そんなのありえないから、ま、黒崎が女子高生のコスプレするんなら考えてやってもいいけどね」
黒崎「絶対しねえ」
菊月「あら、最近の小学生は女子高生に憧れを抱くものよ?」
黒崎「ちょっと誰かから制服借りてくる」
空井「待って!いかないで!確かに誰かしらもってそうだけど!渡してくれそうだけど!」
御手洗「お前から見た財団視点がよくわかるな」
菊月「ま、そんなこんなで、私のおすすめSCPは、これよ」
SCP-122-JP 問題の多いメイド喫茶
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-122-JPの周囲500メートルは封鎖され、カバーストーリー「再開発」が展開されています。周囲には警備員を配置し、民間人の立ち入りを防いでください。SCP-122-JP-1の姿を確認した警備員は即座に財団に報告し、緊急プロトコル、A122-17Aが展開されます。
SCP-122-JPには一日に一人、毎回別のDクラス職員を入店させ食事をさせてください。食事は可能な限り量の少ないものを選ばせ、食事後は速やかに退店させます。対象となったDクラス職員には帰還後Bクラス記憶処置を施します。
説明:SCP-122-JPは特定の繁華街に出現する飲食店です。SCP-122-JP内には不特定数のSCP-122-JP-1が従業員として働いており、いずれもフレンチメイドをモデルとした衣装を着用した10代後半と思われる日本人女性の姿をしています。店内はテーブル席のみで構成されており、注文を受けた場合カウンター奥のキッチンで「調理」が行われます。財団エージェントによる潜入調査の結果、キッチンには冷蔵庫と電子レンジ、いくつかの調味料があるのみで冷蔵庫内も完全に空の状態でした。どのようにして食品や資材の調達を行っているかは不明です。
SCP-122-JPは午前11時から午後23時まで営業しており、営業終了後SCP-122-JP-1の姿はなくなりますが、店舗から対象が出て行く気配は無く、内部に潜入した場合でもSCP-122-JP-1の姿は確認できません。しかし開店時間には再び姿を現します。
また、SCP-122-JPは数日間来店が無い場合、別の場所へ「移転」を行います。これまで観測中に二度の移転が起こっており、財団エージェントによる捜索と調査の結果、現在は日本の東京都██区内での封じ込めが確立されました。
SCP-122-JP-1は時に建造物の外部に出て客引きを行います。客引き行為を受けた人物は男女問わず、非常に高い確率でSCP-122-JP内へと入ります。店内へ誘導された被験者はコーヒーや紅茶、ケチャップなどでデコレーションされたオムレツの様な食品などを提供されます。食事をした被験者は皆一様にそれが非常に美味であると延べ、多くの場合は何度も店に通う様になります。被験者はSCP-122-JPに通い、食事を取る内にだんだんと衰弱し、栄養失調や飢餓などの兆候を見せます。体重は激減し、内臓機能にも支障をきたすに至っても本人は健康であると主張し続け、何も処置をしなければそのまま死に至ります。死亡するまでの期間は個人差が大きく、内臓や脳へのダメージが小さい内に食品の摂取を止めれば多くの場合はその後も生存します。SCP-122-JPの影響はBクラス記憶処置を施す事で治療可能な事が判明しています。
空井「ここまで見たら、食べたら栄養失調になる料理を出すメイド喫茶・・・ですかね?」
菊月「ま、そんな感じね、私はそれでも入ってみたいけど、SCP-500を併用して使えば常連になるのは火を見るより明らか、そして嫌がるメイドを無理やり・・・うへへへへ」
黒崎「キモッ」
菊月「何かいったかしら?」
黒崎「なあんも言ってないですようっと、ほい、潜入記録とインタビュー記録」
潜入記録 122-1
以下はDクラス職員を被験体としてSCP-122-JP内部に送り込んだ際のDクラスと財団エージェントとのやり取りです。
潜入記録122-1 - 日付████/██/██
対象: SCP-122-JP
被験者:D-1227-JP
<記録開始>
D-1227-JP:[店内に入った… その・・・落ち着かねぇよ、こういう店。]
エージェント:[適当に飲み物と食べ物を注文して、内容を教えてください。]
D-1227-JP:[わかった。……本当にこれ頼むのかよ。すいません、あー 、この・・・これ・・・]
エージェント:[注文内容をしっかり読み上げてください。]
D-1227-JP:[……真っ赤なハートの雪降トマトジュースと・・・ あー、・・・くまたん妖精のドキドキオムライスをくれ。]
しばらくの間、D-1227-JP-JPとSCP-122-JP-1との間で他愛の無い会話がある。)
D-1227-JP:[慣れてきたら割りと悪くないな… お、料理が来たようだぜ。]
エージェント:[内容についてコメントしてください。]
D-1227-JP:[あー、…見た感じは普通のトマトジュースだな。ながっぽそいグラスに入ってる。グラスの縁に塩が付いてるな、気が効いてやがる。オムライスは、ケチャップで猫だか熊だかの絵が書いてある。]
エージェント:[食べてみてください。]
D-1227-JP:[ほんとにこんなんで釈放されんだろうな?……ん、意外とうめぇ。冷凍じゃなくてちゃんと作ってるなこれは。トマトもいけるぜ、田舎を思い出す。なぁ、この…「コロコロココロのサンドイッチ」も頼むぜ。あと、トマトジュースをお代わりだ。]
エージェント:[了解。気づかれないように一部をタッパーに確保してから車に戻ってください。]
D-1227-JP:[結構気に入ったぜここ。シャバに戻ったらもう一度来るかもしれねぇな。]
D-1227-JPは15分後に戻り、再び収容されました。その時に貧血の症状を見せており、体重が約1kg減少していました。 D-1227-JPはその後もしきりに再訪を要求し、暴力的になりましたが記憶処置後は通常の状態に戻りました。
店内で提供される食品を調査した結果、食品から被験者の物と同一のDNAが検出されており、SCP-122-JPは未知の技術によって被験者の体組織を使用して食品を製造し提供しており、被験者の衰弱死の原因であると思われます。
インタビュー記録 122-1
以下はSCP-122-JPに進入した財団エージェントとSCP-122-JP-1とのやりとりの映像記録です。エージェントは衣服に据え付けた超小型の隠しカメラで撮影をしています。
インタビュー記録122 - 日付████/██/██
対象: SCP-122-JP-1
<記録開始>
エージェント:[やぁ、こんにちわ。]
SCP-122-JP-1:[おかえりなさいませ、ご主人さま!ハートフルカフェへようこそ!ご帰宅料は500円となっております!]
エージェント:[ご主人様か…。実はよくこのあたりを通るんだけど、君たちは何時帰宅してるんだい?]
SCP-122-JP-1:[いやですわご主人様、ここは私たち妖精とご主人様のお屋敷じゃないですかぁ~。]
エージェント:[いや、そうじゃなく・・・ まぁいい、ところでここの料理はどんな風に作ってるのかな?]
SCP-122-JP-1:[妖精さんのハートフル魔法ですっ!]
エージェント:[僕はアレルギー持ちなんだ。だから食事の内容を知っておきたいんだが…]
SCP-122-JP-1:[ご心配要りませんよご主人様!私たち妖精はご主人様のお体の事をちゃんとわかっておりますから!アレルギーの心配は100%ありません!]
エージェント:[100%?どうしてそんな事が言えるんだ?こっちがキッチンかい?]
(エージェントがキッチン内を覗く、この時内部では別のSCP-122-JP-1個体が冷蔵庫から完全に出来上がった料理を取り出しているのが確認されています。)
エージェント:[…出来合いの冷凍品か何かか?あれをレンジして出しているのか?]
SCP-122-JP-1:[……妖精さんの魔法です!今日もご主人様の一日のおつかれを、私達メイドが癒してあげますねっ!]
エージェント:[? 質問に答えてくれ、どうして出来上がった料理が冷蔵庫から直接出てくるんだ?]
(この質問の直後、約1.5秒間、SCP-122-JP-1から高周波の音声が発信され、対象の顔面が異常な速度で動くのが確認されました。)
エージェント:[お、おい、大丈夫か?今何か…]
SCP-122-JP-1:[もうすぐ妖精さんのダンスの時間ですよ!さ、ご主人様も一緒に、モエモエキューン!]
エージェント:[もういい、帰らせてもらう。]
SCP-122-JP-1:[いやですわご主人様、ここは私たち妖精とご主人様のお屋敷じゃないですかぁ~。]
エージェント:[じゃぁお出かけだ。]
<記録終了>
補遺:以下はSCP-122-JP-1から発せられた高周波音の解析結果です。
[お帰りなさいませご主人様。おはようございますご主人様。今日もご無事のご帰宅、何よりです。お帰りなさいませお嬢様。おはようございますお嬢様。いってらっしゃいませご主人様。いってらっしゃいませお嬢様。ハートフルカフェへようこそ。ハートフルカフェへようこそ!私達はお屋敷の妖精さんです。アイスコーヒーですね、かしこまりました。ジンジャーエールですね、かしこまりました。コーラですねかしこまりました。当店ではちょぉ新鮮、ほやほやのお料理をご提供いたしておりますっ!天然素材100%、ご注文を受けてから作っているのでとって美味しいんですよ!くまたん妖精のドキドキオムライスですねっ、かわいくっておいしくってドキドキしちゃいますよ!コロコロココロのサンドイッチですね、コロッコロの大きな具がたぁっぷりで食べれば食べるほどまた欲しくなっちゃうんですよ! コマンド?]
空井「うわあ・・・なんというか、こういう衰弱って説明できないことってありますけど、これは」
菊月「ま、要は知らないうちに自分で自分を食べてるってことね、まあ、可愛い子はは食べちゃいたいって言うしね!」
黒崎「少なくともお前は可愛い子には入らないがな」
空井「それにしても、最後の解析結果は・・・どういう意味なんでしょう」
菊月「さあね、SCP-122-JP-1がロボットに近い存在なのか、それとも、その年の子がSCP-122-JP-1として雇用されて、その脳波もメイドとして近いものに変えられて・・・みたいなものかもね、もしかすると探せばSCP-122-JPのバイト募集が見つかるかもよ?それと、一応補足的なものとしては、heartfulは和製英語なのよね、ハートフルと発音すると英語ではhurtfulと聞こえて、傷つけるなどの意味になるのよね」
黒崎「正しくハートフルボッコ」
空井「は、はあ・・・」
御手洗「ま、そんな話はさておき、最後の俺のおすすめSCPは、こいつだ」
SCP-006-JP あけろ
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-006-JPは8m×9.5m×5mのコンクリートタイプの収容室中央から、直立状態に入った際の裏面側方向へと2mずらした定位置へと安置してください。SCP-006-JPを中心とした半径23m以内のエリアは特別制限エリアに指定されています。SCP-006-JPが活性化した場合に備えて、特別制限エリアへの進入は直近の活性状態終了時から26分以内に行うようにしてください。26分が経過した場合、特別制限エリアへの進入は禁じられることになります。
収容室内には常時、死後9日以内の遺体を少なくとも16体安置してください。遺体の腐敗が進行するか、SCP-006-JP活性時の遺体同士の接触による損壊が起きた場合は、可能な限り速やかにバックアップ用の遺体と交換してください。バックアップ用の遺体が無い場合は、遺体が補充できるまで、代わりにDクラス職員を収容室内に常駐させ、活性時には押さえ込みに参加するよう指示してください。
説明: SCP-006-JPは木製と思われる一枚のドアです。素材となった木材の生物学的分類が判別出来ないこと以外に、物質的な異常はありません。SCP-006-JPは、定期巡回中のエージェントが偶然SCP-006-JPの活性化現象の現場周辺に居合わせたことで、[削除済]にある目的不明の建築物の廃墟に直立していた所を発見され、回収されました。発見時、SCP-006-JPは███体の遺体に埋もれていました。
SCP-006-JPは不定期的に活性化します。活性時、SCP-006-JPはどのような状態からでも地面または床に対して自動的に直立します。同時に、ドアをノックしているかのような連続した音を発生させます。SCP-006-JPが発生させる音の伝播は半径23m以内の人間全員に聞き取られ、如何なる遮断や防音、撹乱によっても阻害されません。音はSCP-006-JPの表面から発されますが、現在まで裏面側には一切の異常は認められていません。
ノック音が開始されると、半径23m以内に存在する人間の遺体が蘇生します。蘇生した遺体は肉体の損壊の度合に応じた速度と膂力で行動し、SCP-006-JPの表面に群がり、押さえ付けます。あらゆるコミュニケーションや干渉に対して、遺体は一切の反応を示しませんでした。
SCP-006-JPが活性化してから7〜16分をかけて、ノックの音が繰り返される間隔は短くなります。音はやがてノックから激しく扉を打ち付けるような音に変わり、SCP-006-JPが音の度に振動し始めます。
このとき、半径23m以内に生存している人間がいた場合、激しい恐怖と不安感に駆られますが、それによってどのような行動が誘発されるのかは個人差があるようです。多くの場合、それらは即時の卒倒か、逃走か、SCP-006-JPへの押さえ込みの参加を引き起こします。
扉を打ち付ける音は約30分かけて徐々に激しくなり、木が軋む音や木が割れるような音が混ざり始めます。SCP-006-JPは音の度に一時的に変形し、SCP-006-JPを押さえ付ける遺体の数が少量であると、音の度に遺体は後方へ押し戻されるようになります。この段階で、いくつかの遺体は断続的に呻き声をあげています。
約7〜12分後、音の唐突な停止を以てSCP-006-JPは非活性化します。直立状態は解除され、SCP-006-JPを押さえ付けていた遺体の蘇生現象が鎮静化し、通常の遺体へと戻ります。SCP-006-JPの活性化は不定期ですが、一度活性状態が終了すると、26分は再度活性化しないと思われます。
黒崎「知 っ て た」
菊月「や っ ぱ り ね ♂」
御手洗「動く死体って最高だよね」
空井「なんというか久しぶりに御手洗さんの狂気を見たような気がします、それで、これは・・・遺体は、恐怖による本能・・・みたいなもので押さえつけてるんですかね?」
御手洗「本能・・・ね、ま、補遺があるから、補遺を見ていこうか」
黒崎「ほいほ~い」
菊月「は?」
補遺: 23mエリア内に遺体あるいは人員が存在しない状態での活性化現象を、エリア外からカメラと音声解析装置を使用して観察する実験が行われました。
SCP-006-JPが発生させる音は通常通りに進行し、エスカレートに伴うSCP-006-JPの振動や変形等の物理的反応も通常通り確認されました。しかし活性状態終了の時間帯を過ぎてもSCP-006-JPの活性状態は継続し、SCP-006-JPの音と物理的反応は更に激化しました。SCP-006-JPに物理的損傷は認められませんでしたが、音には、はっきりと木材が破壊される音が混じっていました。
28秒後、SCP-006-JPの音の有効エリアが23mから徐々に拡大し、職員に対して影響が現れ始めたことによって実験の中止が宣言され、ただちに遺体と、遺体を搬送したDクラス職員によってSCP-006-JPの押さえ込みが実行されました。このとき、SCP-006-JPは音の度に、28体の遺体と11名のDクラス職員全員を収容室の壁際まで吹き飛ばせる状態に入っていました。
2分後、機動部隊三部隊の投入が承認され、52分後にSCP-006-JPが非活性化しました。SCP-006-JPの音の有効範囲は、最終的には半径73mにまで拡大していたと推測されています。再度の活性時には、有効範囲は23mに戻っていました。
本事故で3名のDクラス職員が死亡しています。これは、集団での押さえ込み時の後方からの圧迫と、SCP-006-JPによる押し返しが力学的に体内で衝突した事による損傷と、押し返しによる他の人員や収容室内壁への激突による損傷が原因と見られています。
更に、SCP-006-JPの音の影響を受けた██名の職員が、職務の継続が不可能となるほどの強い恐怖心とストレスに苛まれ、記憶処理による改善も見られなかった事から解雇または隔離治療が施されました。
これまで実験のために常時遺体を安置してたが、特別収容プロトコルにもその旨が入れられる事になった。だが本当にそれでいいのか? 考え過ぎだと良いんだが、死者達が儚い筋力でこぞってSCP-006-JPに向かう様は、俺には"押し込んでる"というより"縋り付いてる"ようにしか見えないんだ・・・ ──エージェント・████
空井「ブルッ」
御手洗「本能、そうだな、こいつにとってはあながち間違いじゃない答えだろうよ、一体、この扉が開いたとき、何が起こるんだろうな?死の反転?死者達が現世に戻る?どれにしても、財団にとってそれはXKクラスシナリオ、もしくはそれに類するものだろうなもちろん、最後のエージェントの言葉は、あくまで個人の意見でしかない、あくまでそれは一個人の意見だ、しかし、一度これを見て、あの光景を見りゃあ・・・見方が変わるだろうな、俺もこのSCPの影響を受けたときは、なんつうか、言い表せない恐怖を感じたな、ただ、こいつを開けてはならない、そう感じたわ」
空井「・・・なんていうか、やっぱり、SCPの種類は、膨大ですね、それに、そのSCPを収容する財団も・・・」
黒崎「あくまで俺等は、財団職員だ、もし、財団がなくなることがあるようなら、それは同時に人類の滅亡を意味する、だからこそ、財団は存在しなくてはいけない、し続けなくちゃいけない、例え、それがどんな結果を生もうとも、それで、どんな犠牲が生まれても・・・な」
菊月「どんな犠牲・・・でもね、例え、家族がSCPオブジェクトに暴露しても、私たちはそれを受け止め、治るなら直し、治らないなら収容、終了させる、それが財団ってものなのよ、ま、私たちはそれでも、と思ってこの財団へ来たのだけれどね」
御手洗「さて、少々話しすぎたな、ピザをさっさと食べようか、覚めてしまっては美味しさが半減してしまうからね」
空井「はーい」
こうして、奇妙なサイトの日常は過ぎていく、この日常が非日常になる日は、明日か、それとも百年後かは分からない、それが、SCP財団というものだからだ
どうも、作者です、なんか夜とある道を歩いてたらいろんな人の声がしました。
さて、そんな話はさておき、どうだったでしょうか?正直今回急ぎ足で作成したため結構粗悪な作品になってしまったかもしれませんが、誤字、わかりづらい等の指摘がございましたら感想欄まで
今回使用SCP、tale
SCP-053 幼女 http://ja.scp-wiki.net/scp-053
SCP-122-JP 問題の多いメイド喫茶 http://ja.scp-wiki.net/scp-122-jp
SCP-006-JP あけろ http://ja.scp-wiki.net/scp-228-jp
さて、なんやかんや、夏が来ましたね、艦これの夏イベの話も出てきて、作者もワクワクしています、最近では、色んなTRPGに手を出しており、リプレイ風を書きたいなという欲求が強まってきました、SCPの効果ですかね?
また、SCPの紹介リクエストは随時活動報告にてお待ちしております、もちろん、本家、J、他の支部のSCP、未翻訳のSCP、taleでも構いません。
それでは、皆さん、また次のお話で会いましょう、それでは、ノシ
前回あとがきでの使用SCP(毎回最初と最後にネタを挟むから考えてみると面白いかも知れない)
SCP-316-JP 国際改造 http://ja.scp-wiki.net/scp-316-jp
SCP-453-JP 一生!満腹!饅頭! http://ja.scp-wiki.net/scp-453-jp
頭蓋骨の燃焼