まあ、すべて無駄になっているかもしれませんが。
目が覚めたらいつのまにか黒神めだかになっていた。
それも幼いころのバージョンで、だけど。
たぶん、これは憑依なのだとわたしはこどもながらにそう考えた。
これは、まだとんでもないことを成し遂げてはいないときの状態かな?
おとな顔まけなことしまくれば誰だって絶望するだろう。
おっと、わたしがめだかに気づいたのはいつかって?
そんなの、寝て起きてから鏡を見てショックを受けてから、かな。
まあ、ひとまずすることは大人顔負けなことは絶対しない!
めだちまくることは絶対にしない!
え、だって目立ちたくないし!
なんでもできてしまうことをあえてできないようにアピールしてふつうの子供だよって見せる。
兄と姉がいるのはわかってるし、黒髪グループ会長のいくら娘だからってやりすぎるのも問題あるしね。
いまどきの令嬢みたくすごしているはず・・・・たぶん。
いや、自信ないんだもん。
そんな感じですごしていると病院にいくことになった。
なんでさ!? 普通にすごしていたよね!!?
しくしくと涙を浮かべながら病院の椅子に座って呼ばれるのを待つことに。
本来の彼女なら謎がわかるってわくわくしているんだろうけど、さすがのわたしにはそれはないね。
そこへ、人形をひきずりながら歩いてくるひとりの少年。
幼い頃の球磨川禊だ。
なぜか、隣に座ってきた。 ちょっ、まじでやめてくれ。
なんとか人格がひっぱられないように頑張っているんだからさ!
「・・・・・」
「・・・・・」
ち、沈黙があるのはなぜだ?
ここで話しかけてくるんじゃないのか?そう思いながら視線を向けるとじっとこっちを凝視していた。
えっと、どうしたんだろう。
「めだかちゃーん!」
あ、呼ばれた。 ふう、やっと視線から抜け出せる。
そう思いながら椅子から降りていると、「違う?」と疑問をもった言葉をつぶやかれた。
なに言っているんだろう、いやこのころから不思議ちゃんなのはわかっているけどね。
診査室にはいると、瞳先生がいた。
いや~、ロリロリですね~♪
てか、なんでそんなに外見変わらないの?
バカテスの人とそう変わらない人種なんですか?
そこで会話をして、異常と言われた。
なにをどう判断したらそうなるのか理解に苦しむ。
でも、入院するほどではないと思うのでそのまま暮らしていいらしい。
心の中で小躍りしつつ、お礼を言って出ていく。
入れ替わりに球磨川が中へと入っていくのが見える。
さて、ここからどうするか・・・。
善吉に会いにいくべきか?
まあ、会いにいってみようかな・・・。
少しくらいなら大丈夫だろうしね、うん。