幻影のエトランゼ   作:宵月颯

32 / 237
可能性の物語は更に変異する。

終わりは始まり。

始まりは終わり。

いや、新たなる戦いの始まりなのかもしれない。

今はただ…

この奇跡を受け入れよう。


第九話 『月廻《ツキメグリ》後編』

月の絶対防衛戦線奪還作戦開始直後。

 

月へ向かう一隻の移動要塞の姿があった。

 

それは優美な白い鯨を想像させるフォルムだろう。

 

これは私設防衛組織VARSが所有する移動要塞モビィ・ディックである。

 

月での早期決戦に向けて出港。

 

そこで待ち受けるのはそれぞれの因縁。

 

若しくは新たな戦いの始まりなのかもしれない。

 

そんな予期せぬ物語の変異に誰が気付くだろうか?

 

いずれにしても勇者達は平和の為に戦場へ向かうのだ。

 

 

*******

 

 

「…」

「お姉様、どうしました?」

「ちょっと気になる事があってね。」

「あのブルーロータスの事ですか?」

「まさしくそれよ、あの人には随分と助けられているけど…余りにも都合が良過ぎない?」

「そうですね、正体不明のハッカー若しくは情報屋…表と裏の世界でも噂の存在ですからね。」

「悪い人ではなさそうだけど、何か裏がありそうでね。」

「考え過ぎじゃないですか?」

「だと良いけど。」

 

 

モビィ・ディックのブリッジにて二人の女性が会話を行っていた。

 

一人は黒い長髪の姉御肌の女性、もう一人はお嬢様な雰囲気を醸し出す女性。

 

前者はこの私設防衛組織VARSの司令官である芹沢愛美。

 

後者は同組織のオペレーターの椎名ひろみ。

 

二人は極東エリア大手の複合企業の一つC-Naゼネラルカンパニーのトップエンジニアと社長令嬢と言う間柄である。

 

だが、VARSでは司令官とオペレーターと立ち位置がコロコロ変わっている。

 

そんな些細な事は二人には関係ない。

 

ただ慕われる者と慕う者が一緒に居るだけの事である。

 

話を戻そう。

 

彼女達も地球引いては平和の為に戦い護る事を決めた人々の一人でもあった。

 

しかし原作の彼女達のご時世であれば何の問題も無かっただろう。

 

この世界ではそんな願いでさえも陰謀の材料に代わってしまうのだから。

 

かつての様な甘い考えは出来ない。

 

 

「愛美さん、目的のエリアまで到達しました。」

「判ったわ、全戦闘要員に出撃準備を急がせて!」

「了解しました。」

 

 

******

 

 

その頃、モビィ・ディック艦内。

 

 

「…」

「瞬兵、どうしたんだ?」

「洋?」

 

 

艦内に設けられた一室にて戦闘要員であり、VARE司令官の弟でもある芹沢瞬兵は考え事に耽っていた。

 

それを察したのか彼に話しかける親友の坂下洋。

 

彼もまた変異した結末と余りにも早すぎる決戦にどことなく違和感を感じているのだ。

 

だが、瞬兵が気にしている事はそれだけではなかった。

 

 

「アスタルと話した事、覚えてる?」

「ああ、例の事か?」

「うん、この戦いが終わっても次の戦いが待ち受けているって話。」

「俺達がグランダークやバルドーを倒しても更に新たな戦いが待っている…だろ?」

「僕達が覚えている所はそこまでだったし…」

「そうだな、今回は俺とスペリオンがセルツに乗っ取られる事が無かったせいか…瞬兵はキリコさん、クリンさん、ジョルディ王子に会う事がなかったのもある。」

「バーンも何かしらのズレが生じているんじゃないかって前に言ってたよね?」

 

 

そう答えると瞬兵の羽織っているジャケットの中から現れるバーンと呼ばれた青い玩具サイズのロボット。

 

 

「ああ、恐らくは過去の記憶を頼りに今まで起こるべき事象を変化させたせいだろう。」

「そうだよね…」

「戦いの中でキリコ達と出会う事が無かったのも瞬兵自身が知るべき事を理解している為に大いなる意思アスタルは必要がないと思われたのだろう。」

「僕にとってはキリコさん達に会える事が大事だったんだけど…」

「何かの縁があれば、いずれ会えるだろう。」

「その時は戦いの最中と言う事もあるかもしれんがな。」

 

 

同じ様に洋のパーカーから出て来た赤い玩具サイズのロボット。

 

 

「スペリオン、もしかしてバルドーとの戦いの時かもしれないって事なのか?」

「ああ、記憶が確かならキリコ達と出会ったのもその頃だった筈だ。」

「うん、あの時に皆より出会ったのが僕が最初だったもんね。」

 

 

何か察したのか二人のロボットは進言した。

 

 

「その話は無事に戻ってからする事だ、奴の気配が迫っている。」

「そうだな。」

 

 

それと同時に艦内放送で出撃要請のアナウンスが放送された。

 

 

「瞬兵、まずはグランダークとの決戦だ。」

「うん。(シズマさん待ってて、必ず助けて見せるから!」

 

 

******

 

 

同時刻、月面機械化城周辺。

 

ブルーロータスからの情報で地球防衛軍の一軍が機械化城へ進撃を開始。

 

その進撃ルートを確保するのがノードゥスに与えられた命令であった。

 

地球防衛軍は機械化城の破壊並びに同盟を結んでいる背後組織の壊滅。

 

月面駐留部隊とノードゥスはその進撃ルートの確保と追撃部隊との戦闘。

 

これがブルーロータスの出した提案である。

 

どちらにしても双方に利点がある作戦として各上層部はこれを承認。

 

要はギブ&テイクの方式である。

 

地球防衛軍には決戦兵器が揃っていた事もあり、前者の作戦。

 

ノードゥスは部隊を半分に分けてしまった為にそれなりの戦力はあるものの決戦に挑む事は危険と判断し後者の作戦。

 

前回の説明も含めた結果、どちらも重要な作戦である為にこの様な配置になったのである。

 

 

「…(とは、言ったもの…機械化城の兵力に加えて更にグランダーク城の兵力まで投入するとはね。」

 

 

乱戦が続く中、機械化城の兵力を叩いて城内へと下がらせた。

 

だが、援軍を送るかの様にグランダーク城の兵力が出現したのである。

 

なお、連邦軍は彼らを総称してナイトメアを呼称している。

 

 

『ハスミ、状況は!』

「こちら敵勢力の隊長クラス二機と交戦中!」

 

 

隊長であるゼンガーからの通信でハスミは状況を説明。

 

援軍として現れた恐竜型ロボと戦闘中だった。

 

なお、キョウスケとエクセレン、アクセルは赤と青の巨大ロボットと交戦中。

 

クスハとブリッドも他の雑兵らしき機体と交戦中の為、援護に周れないのである。

 

 

「このメカ共、すばっしこい上に攻撃が全然当たらねえ!」

「プテラ、プテラ。」

「戦闘中に何だ、サンダー!」

「あの子、可愛い。」

「はぁ!?」

「俺、あの子捕まえる!」

「待て、サンダー!?」

 

 

紫色のプテラノドン型ロボットのプテラガイスト、青いブラキオサウルス型ロボットのサンダーガイストのペアは現在、ハスミとロサのペアと交戦中だった。

 

 

「ハスミ、何だかあの青いロボット…」

「ええ、聞こえてたわ…早速だけどお仕置きと行きましょうか?」

「う、うん。」

「私の妹分に手を出すとどうなるか思い知りなさい!」

 

 

ハスミは武装をストライク・アキュリスに切り替え、攻撃を再開する。

 

ロサはミサイルコンテナから追尾ミサイルを発射し後方援護へと回る。

 

 

「ハスミ、右から敵の反応!」

「っ!?」

 

 

更なる敵の出現。

 

姿から察するに二機の仲間達であろう。

 

 

「遅せえぞ、てめえら!!」

「へっ、たかが二機程度で手間取ってる奴に言われたかねえがな!」

「てめえこそ、さっきまでモニタールームでごろ寝しながら胡坐掻いて居やがった癖に!」

「そーそー。」

「うっ、うるせえ!!」

「だから言ったのに…」

 

 

オレンジ色のトリケラトプス型ロボットのホーンガイストとミリタリーグリーン色のステゴサウルス型ロボットのアーマーガイストの出現と同時に痴話喧嘩を開始。

 

その様子を見ていたハスミとロサは余りの呆気なさに唖然としていた。

 

 

「あら、ここであの懐かしいネタなのね。」

「えっ?」

「兎も角、四機を相手にするのは得策じゃないわね。」

 

 

宇宙海賊ガイスターズ、首領ダイノガイストが認める四機の将。

 

問題はあの四機に合体機能が備わっていると言う事だ。

 

マッドガイストは兎も角、プテダーとホーマーに合体させられたらこちらの火力不足で手に負えない。

 

キョウスケ少尉達はドライアス傘下の起動兵器であるソドム、ゴモラと交戦中だし。

 

クスハ達はオーボス配下のレッドロン部隊のメカと交戦。

 

ゼンガー隊長は何の因果かデビルサターン6とディオンドラと交戦中。

 

他も母艦防衛をしつつ交戦中、助けを期待する事は出来ない。

 

 

「…(長期戦を想定していたとは言え、もう弾数も残り少ない。」

「ハスミ。」

「ロサ、ダークテイルモードを使用するわよ。」

「了解です!」

 

 

ハスミは解除コードを発声しようとしたが、何者かに遮られてしまう。

 

 

「幼き思い出は…」

「その必要はないよ、ハスミ君。」

「えっ!?」

 

 

現れたのはかつて退けた筈の起動兵器。

 

ジャイアントロボの兄弟機、GR2である。

 

 

「久しぶりだね、ハスミ君。」

「貴方は…BF団十結集が一人、眩惑のセルバンデス!?」

「おや、覚えていてくれたのかい?」

「何故貴方が?貴方達の狙いは大作君とジャイアントロボの筈!?」

「ちょっとした用事ついでに君を助けに来た。」

「どういう事ですか?」

「前にも話した筈だよ、君の御爺様に助けられたと?」

「…」

「信用して貰うつもりはない、敵である私にはそんな資格はないからね。」

「解りました、今はそのお手をお借りします。」

「ハスミ。」

「…(残念だけど、今の戦力だけでガイスターズやGR2を相手にする事は出来ない。」

「賢明な判断だよ。」

 

 

そもそも、宇宙空間で平然と素のままで出ている貴方を相手にしたくもありませんので。

 

ビッグファイアの御蔭ですか?

 

相変わらず破天荒な設定ですよね。

 

第一、国際警察機構の極東支部襲撃で死亡する筈だった貴方が生き残ったのも何かの縁でしょうし。

 

今はただこの奇跡に感謝します。

 

 

「大作君、聞こえる?」

『ハスミさん、どうしましたか?』

「実は…」

 

 

念の為、艦長達と隊長、大作君に連絡を取って今の状況を説明。

 

余り納得はしていないものの現状ではどうにもならないので様子見となった。

 

 

『バンデスおじさん。』

「懐かしい呼び方だね、大作君。」

『僕は何故貴方が味方をしたのか判りませんが…悪い様には思えなかったので。』

「君にだけは教えてあげよう、これはビッグファイアのご意思だよ。」

『えっ?』

「アシュラヤーが目覚めた今、更なる危険性の排除が命令として下されたのだよ。」

『アシュラヤー?』

「アシュラヤーは君達のすぐ傍で見守っている、それが善であるが悪であるかは君達が決める事だ。」

『どういう事ですか!』

「それ以上は私も知らない事だ、だが…いずれ君達は知る事になるとだけ伝えておこう。」

 

 

セルバンデスはアシュラヤーの情報を大作に話すと通信を切り、戦闘を開始した。

 

 

******

 

 

別の戦線にて。

 

 

「ガトー、またせたな。」

「ケリィ!」

「踏ん切りがつかなかったが、今の状況を軽んじる程…俺は落ちてはいないぞ。」

「いや、待っていたぞ。」

「ケリィさん。」

「ウラキとか言ったな、ガトーが認めた男ならまだ戦えるな!」

「勿論です。」

「まあ、“待たせる”のが旨いのはガトーの方なんだがな。」

「何の話だ?」

「細かい事は気にするな。」

「はぁ?」

 

 

マスドライバー施設を掌握した月面駐留部隊であったが、漁夫の利を得ようとラダムの先遣部隊が襲撃を開始。

 

モビルアーマー部隊が応戦に入ったが、たった一体のテッカマンによってその守備は崩されそうになっていた。

 

 

「やはり貴様か、テッカマンダガー!」

「ふん、裏切り者のブレードとエビル…よもや生きていたとは。」

「色々とあってね。」

「だが、ラダムを裏切った者には死を!それがオメガ様のご命令だ。」

「!?」

「ダガーの奴、マスドライバーにラダム獣を寄生させただと!?」

「エビル、マスドライバーの方を頼む。」

「了解したよ、兄さん。」

 

 

連絡を受けて現場に急行したスペースナイツとドラグナーチーム。

 

ブレードはラダム獣を指揮するテッカマンダガーを。

 

エビルはマスドライバーに寄生したラダム獣を。

 

ドラグナーチームはモビルアーマー部隊と共に周辺に展開したラダム獣の追撃を開始した。

 

 

「同じ鷹の二つ名を持つ同士、頼りにさせて貰うよ。」

「了解した。」

 

 

エンデュミオンの鷹とギガノスの蒼き鷹の共闘。

 

 

「虫共の相手は俺達だ!」

「漁夫の利を狙うとはいい度胸だね!」

「そんじゃま、蟲退治と行きましょうか!」

 

 

竜の騎兵隊もまたそれに続いた。

 

ちなみに彼らがこちら側に来られたのには訳がある。

 

機械化城へ接近する戦艦があった。

 

白き鯨、モビィ・ディックである。

 

そこから六機の機体が落下し戦場に現れた。

 

エルドランに選ばれた戦う小学生達と騎士の風貌を持つ二体のロボットである。

 

彼らは機械化城の主である電気王との決着の為に現れたのである。

 

それに察して周囲の敵の動きも変わって来た為に各方面の援護に向かったのである。

 

モビィ・ディックはそのまま進路を機械化城へ向けていた。

 

月の異次元の先にあるグランダーク城へ向かう為に。

 

私は機械化城の上に現れた歪に向かう白きクジラに向かって告げた。

 

行ってらっしゃいと…

 

 

「ちっ、奴らを城に潜入させちまった。」

「てめえらがモタモタしてたからだろう!」

「ケンカ、良くない。」

「そうは言うがこの状況じゃあ…」

 

 

機械化城の周辺は既に焦土と化しており、敵部隊の殆どは壊滅状態であった。

 

それを察したのか同盟を結んでいるギャンドラーとガルファは早期に撤退。

 

残っているのは機械化帝国の戦力のみである。

 

 

「俺達を甘く見過ぎたな!」

 

 

ゲッターチームの発言を皮切りにノードゥスのメンバーは勝利の声を上げる。

 

 

「地球はお前達の物ではない。」

「早々に退場して貰おうか、貴様達を相手にする程…我々も暇ではないのでな。」

 

 

黒いオーラを出しつつ発言するニュータイプ達。

 

 

「「…(発言と表情が合ってない。」」

 

 

その表現にツッコミたいカミーユとジュドーであるが後が恐ろしいので内心のみに留めている。

 

 

「所詮は烏合の衆、統率の取れん連中に後れを取る我々ではない。」

「俺達は先へ進む、ここで足止めを喰らうつもりはない。」

 

 

ゲルマン忍者とキングオブハートの二人もまた機械化城の兵力の屍を築いていた。

 

 

「さて、逃げるならこれ以上の追撃しませんよ?」

「くっ…!」

「最も、次に会った時は手加減できませんけどね。」

 

 

ハスミもまた相手にしていたガイスターズのにこやかな黒いオーラを出していた。 

 

 

「ボスからの命令だ、撤退するぞ。」

「逃げる、勝ち。」

「屈辱だぜ。」

「ま、その内いい事あるって。」

 

 

敗戦の気配を察した彼らのボスは彼らに撤退命令を下した。

 

瓦解する機械化城の兵力。

 

そして機械化城はこの日を持って地球連邦軍並びに地球防衛軍によって敗北したのである。

 

同時にマスドライバーに襲撃を行っていたラダムも月駐留部隊の援軍によって敗北した。

 

その中に敵テッカマンの姿は無かったそうだ。

 

 

******

 

 

無事、月の絶対防衛戦線の奪還並びに機械化城の壊滅に成功。

 

グランダーク城へ向かったモビィ・ディックが帰還するまでの間、私達は簡易修理と補給を済ませた後。

 

周囲の警戒へと向かった。

 

しかし、物語は更なる変化を見せる。

 

 

「これは!?」

「ハスミ!」

 

 

―どうか彼女達を守って―

 

 

涼やかな幼い声と謎の光と共に私とロサは現戦場から姿を消した。

 

それは新たな戦いに向けての過酷な試練の旅路でもあった。

 

 

=続=

 




睡蓮よりもたらされた新たな記録。

いずれ出遭うのだろうか?

次回、幻影のエトランゼ第九.五話『追憶《ツイオク》』

戦いの果てに待ち受ける真の敵の名が明かされる。


<今回の登場人物>

※VARS
愛美が立ち上げた私設防衛組織『Valiant Attack and Rescue Staff』の略。
司令官は芹沢愛美。
戦闘要員は二名で彼女の弟とその親友が受け持っている。
またVARSとは宇宙開発を目的とした小型ロボットの総称であるが、OS設定などが簡単に行える上に扱いやすい為に軍事利用の側面もあったが開発者の愛美は玩具特許を取得した上で子供向けの玩具として販売する事で軍事転用を防いだ。

※宇宙警察機構、地球の守護戦士、勇者特急隊、ブレイブポリス、レジェンドラの勇者
表向きは地球防衛軍と協力体制にあるGGG傘下の組織。
連邦軍強硬派等の介入を防ぐ為の表向きの所属である。
今回のグランダーク城並びに機械化城との早期決戦に参加。
それぞれの因縁のある敵とは今回で決着を付けた。
なお、勇者特急隊の宿敵であるブラック・ノワールの消息は掴めていない。

※GGG
ガッツィー・ジオイド・ガード 『Gutsy Geoid Guard』の略。
国連事務総長指揮下の地球防衛組織。
戦闘要員は獅子王凱と臨時で特別隊員となっているヨウタ・ヒイラギとユキ・ヒイラギ。
他は開発の遅延で正式参加出来ず、主力となっているのはファルセイバーとブルーヴィクターのみである。
機械化城での早期決戦の援護に向かった。

※ザウラーズ
エルドランに選ばれた戦う小学生チームの一つ。
原作とのズレで小学5年生。
電気王との決着を付ける為にグランダーク城へ向かう一同と別れて機械化城へ向かった。

※地球防衛組
エルドランに選ばれた戦う小学生チームの一つ。
原作とのズレで小学4年生。
電気王と決着を付けるザウラーズを援護する為に機械化城へ同行した。

※ガンバーズ
エルドランに選ばれた戦う小学生チームの一つ。
原作とのズレで小学3年生。
電気王と決着を付けるザウラーズを援護する為に機械化城へ同行した。
正体がばれると犬になる呪いに関してはブルーロータスの仲間の介入で事無きを得る。

※ダンケッツ
エルドランに選ばれた戦う小学生チームの一つ。
原作とのズレで小学4年生、他のチームとは一ヶ月程遅れて参戦した。
電気王との決着を付けるザウラーズを援護する為に機械化城へ同行した。

※ハスミ・クジョウ
ノードゥスのメンバーと共に勇者達の侵攻ルートの敵を一掃すべく奮闘した。
作戦終了直後に謎の時空転移に巻き込まれ失踪する。
ちなみに謎の敵製恐竜ロボの漫才じみた発言に『あら、ここであの懐かしいネタなのね。』と妙に納得した発言をしている。

※ロサ・ニュムパ
侵攻ルート上の敵を一掃すべく奮闘した。
ちなみに機械化城と協力体制にある宇宙海賊ガイスターズの四将の一人サンダーガイストから『可愛いタイプの女の子』と言う事で色々と酷い目に遭いそうになったが、ハスミが締め上げたので問題なしである。
ハスミと共に転移に巻き込まれてしまう。

※ケリィ・レズナー
月面都市でガトーと再会。
自身を慕うラトーラの事もあり前線に戻る事を拒否していたが、ラトーラの住む都市を守る為に前線に復帰。
フリーの傭兵と言う形でノードゥスに参戦する。
負傷した腕に関してはJUDAが行っている最先端治療のモニターをしており、義手ではあるが以前と同じ腕を振るう事が可能。

※眩惑のセルバンデス
月の絶対防衛戦線の作戦行動中に出現。
何かしらの理由で出撃していたが、どう言う訳か今回は共闘する事となった。
戦闘終了後の行方は不明のままである。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。