IS/Extra・observer   作:Akabane

8 / 11
7話

~一夏【視点】~

 

本鈴がなり休み時間が終わる。まだ騒がしかった教室も千冬ね、ではなく織斑先生の咳払いで一気に静かになる。そして授業が始まる前に織斑先生が俺に話しかけてきた。・・・・それにしても馴れないな織斑先生って呼び方

 

「織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」

 

「へ?」

 

「予備の機体がない。だから、学園で専用機を用意するそうだ」

 

一気に教室が騒がしくなった

 

[え!?専用機?一年のこの時期に?][つまりそれって、政府からの支援が出るってこと?][すごいなぁ~私も早く専用機欲しいなぁ~]

 

「専用機があるってだけでそんなにすごいことなのか?」

 

自身の席を離れたのだろうセシリアが俺の前に現れる。ッドドン!!というSEが頭に流れた。

 

「それを聞いて安心しましたわ。クラス代表の決定戦、わたくしとあなたでは勝負は見えていますけど、流石にわたくしが専用機、あなたは訓練機ではフェアではありませんものね」

 

「お前も専用機を持ってるのか?」

 

「ご存じないの?よろしいですわ、庶民のあなたに教えて差し上げましょう。このわたくし、セシリアオルコットはイギリス代表候補生、つまり現時点で専用機を持っていますの。世界にISはハーウェイ製を含め598機、その中でも専用機を持つものは全人類60億の中でもエリート中のエリートなのですわ」

 

「598機!?たった?・・・ってことは、確か篠ノ之博士作ったISは467機だったよな。つまり・・・ハーウェイ製のは128機だけなわけか?」

 

俺は振り返り岸波達に向かって聞く。すると白乃が答えてくれた

 

「そうだよ。ただ、月見原のISは篠ノ之博士が作ったISのように女性だから使えるとかというように融通が利くわけじゃないんだ。だから、月見原学園では皆専用機持ちだ」

 

[え~いいなぁ][私、月見原のISの適正なかったからな][あ、受けたことあるんだ][当然だよ]

 

「ってことは、ハクノ達も専用機持ちってことか?」

 

そう聞くと2人は頷き、キシナミは襟元を開け首のチョーカーを、ハクノは袖を捲り腕輪を見せてくれた

 

「これが僕たちのISの待機状態だよ」

 

そしてセシリアが自身の髪を掻き上げ青いイヤーカスフをみせる

 

「そしてこれがわたくしのIS、ブルーティアーズですわ」

 

「ふーん、でも何でISコアはそだけの数しかないんだ?もっと作ればいいのに」

 

「ところがねぇ、そうもいかないんだよ織斑君」

 

そうすると俺から二番目の席に座る鷹月さんが説明してくれた

 

「え?」

 

「ISのコアって完全なブラックボックスなんだって。篠ノ之博士と西欧財団以外は誰にもコアを作れないんだから。でも、博士は一定数以上、作ることを拒絶しているの。国家、企業、組織機関では割り振られたコアで研究、開発、訓練するしかない状況なんだよ?それで国連が西欧財団にコアの製造方法の開示やコアを作れってって命じたらしいんだけど、なんでも西欧財団は篠ノ之博士と話し合いをしたらしくて、コアをもう作らないことにしたんだって、だから製造方法も渡さないって。それでも国や企業は諦めなかったらしいけど、西欧財団が”これ以上、篠ノ之博士との約束を破ることを強要するならISコアを製造する代わりに、全世界へのハーウェイ製品の供給を断ち切らせてもらう,,て言われちゃって、世界の四分の三がハーウェイの素材や製品を使ってるって言われてるから誰も強く言えなくて泣く泣く諦めたんだって」

 

俺は「へー」と感心した。そこで織斑先生が口を開いた

 

「本来なら、IS専用機は国家、あるいは企業に所属人間にしか与えられない。が、お前の場合、状況が状況なので、データ収集を目的として専用機が用意される。理解できたか?」

 

「なんとなく」

 

そして席に戻った鷹月さんが手を挙げ織斑先生に質問した。いつの間にかセシリアも戻っていた

 

「先生、篠ノ之さんってもしかして篠ノ之博士の関係者なんでしょうか?」

 

「そうだ、篠ノ之はアイツの妹だ」

 

クラスが驚愕の声に染まった

 

[うそぉ!お姉さんなの!?][篠ノ之博士って今、行方不明で、世界中の国や企業が探してるんでしょう?][どこにいるかわからないの?]

 

突然箒が大きな声を出した

 

「あの人は関係ない!」

 

教室は静まり返った

 

「私はあの人じゃない。教えられるようなことは何もない」

 

 

 

「・・・・山田先生、授業を」

 

「っあ、はい!それでは授業を始めます。皆さんテキストを開いてください。今日は昨日の続きから」

 

(箒と束さんってそんなに仲悪かったっけ?)

 

 

 

 

 

 

 

~白野【視点】~

 

 

 

「IS、インフィニット・ストラトスは操縦者の全身を特殊なエネルギーバリアで包んでいます。ISには意識に似たようなものがあってお互いの対話、つまり、一緒に過ごした時間で分かり合うというか、操縦時間に比例してIS側も操縦者の特性を理解しようとします。ISは道具ではなく、あくまでパートナーと認識してください。ここまでで質問のある人は?」

 

________________________________________

 

~白野【視点】~

 

 

相変わらず山田先生の授業は分かりやすい。一夏に教えるのならこれぐらいの方がいいか?ノートを取りながらそう思っていると・・・谷本さんが手を挙げた

 

「質問、パートナーって彼氏彼女の様な感じですか?」

 

この質問に山田先生は狼狽え体をくねくねさせながら恥ずかしがっていた。そこに念話を利用しキャスターが話しかけてきた

 

〔っは、彼氏?彼女?甘ちゃんですねぇ、私とご主人様はそんな生ぬるいもんじゃないんですよ夫婦ですよ?ふ・う・ふ!〕

 

そこにアーチャーが入ってきた

 

〔待ちたまえキャスター、夫婦の前にまずマスター自身が結婚できる年齢ではない〕

 

〔うっさいですねぇ、私の時代じゃ一〇代婚なんて当たり前にあったことなんですよ〕

 

〔時代が違う!今の時代は男は18、女は16だ〕

 

〔固い考えですね。アチャ男さん、今の時代事実婚なんてものがあるんですよ!〕

 

〔なぜ君はそんなものばかり詳しいのかね!?〕

 

キャスター、アーチャー、僕は結婚なんだとといわれてもまだ何とも言えないけど、これだけは言える二人とも僕にとって最高の剣であり最高のパートナーだ。だから仲良くしてくれるととてもうれしい。

 

〔失礼したマスター。ふむ、非礼を詫びようキャスター。すまなかった〕

 

〔申し訳ございませんご主人様。アチャ男さん、わたくしからも謝罪します。〕

 

________________________________________

 

~白乃【視点】~

 

パートナーか・・・

 

そう思っているとギルガメッシュが念話を使い話しかけてきた。

 

〔なんだ?白乃よ、我がパートナーでは不満か?〕

 

そこにセイバーが割り込んできた

 

〔当然であろう。貴様の様な金ぴかなんぞ不満しかあるまい〕

 

〔赤セイバー、貴様には聞いていまい。で、どうなのだ?雑種〕

 

不満なんてあるわけがない。むしろ私がパートナーとしてまだまだと思っているくらいだ

 

〔ハッ!当然よな、だがな雑種、言ったであろう。”凡俗であるのなら数をこなせ。才能が無いのなら自信をつけよ,,と、我と釣り合わぬということは初めから分かっているであろう。貴様には今生限り我が財の使用を許している。それをすらも使い雑種は雑種らしく最後まで足掻くがよい。得意であろう?白乃よ〕

 

当然だ。私は前に進み続けるしか能がないのだから

 

〔それでよい。我はそれを肴に楽しむだけだ〕

 

それでギルとの念話は切れた。そこにむくれたセイバー声が聞こえてきた

 

〔むぅ、余はどうなのだ?奏者よ〕

 

勿論セイバーも大切だ。あなたは私を導てくれる。だから私は安心して前に進める。頼りにしてるよセイバー

 

〔うむ、もちろんだ奏者よ。余に任せよ〕

 

________________________________________

 

to be continued




更新不定期はやっぱり確定ですな


こんな拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします

それではまたお会いしましょうノシ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。