GATE:Modern Warfare   作:ゼミル

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今年もよろしくお願いいたします。

今回は伊丹周辺の事後処理&説明回。



5.5:Countermeasure/今後の方針

 

 

 

 

<銀座事件から数日後>

 伊丹耀司

 自衛隊中央病院

 

 

 

 

 

 

『……現在、被害にあった一部の省庁はその活動を部分的ながら再開しつつあり……』

 

 

 伊丹は病室備え付けのテレビを切ると、リモコンを放り出してベッドの上で大の字になった。個室を宛がわれていたので、時々往診に来る医者や看護師にさえ気をつければいくらでもだらけてOKなのであった。

 

 その代償として、現在伊丹は病室の外には出られない状態にある。病室の前には警務隊の屈強な隊員が随時見張りに立っており、絶えず病室の出入りに目を光らせている。

 

 伊丹が病室より外に出る事も禁じており、入院というよりは監禁に近い状態なのだ。

 

 これでネットに漫画、アニメのDVDが視聴できる環境が整っていれば伊丹も全く文句は無いのだが、現実はテレビ以外の娯楽は無く、そのテレビもどの局も銀座事件―伊丹も巻き込まれたあの大規模襲撃の名称―を報じる特番ばかり組んでおり、どれもこれも内容が似たり寄ったりなものだから、早々に嫌気がさしたのであった。

 

 

「あー……暇だー」

 

 

 せめて携帯を返してもらえればなぁと思うのであるが、皇居前での激戦後に完膚なきまでに深く気絶してしまい、次に目を覚ました時には既に入院着姿にされていて、そのまま没収されっぱなしとなっている。

 

 没収されたまま携帯が返されない理由については何となくだが見当がついている。伊丹が誰かに連絡を取ったりしたせいで、そこから余計な情報がマスコミならぬマスゴミを筆頭とした知りたがり連中に嗅ぎつけられてしまうのを恐れているお偉いさんがたのせいに違いない。

 

 

 

 

 

 

 そう、気がつけば伊丹は全国どころか全世界にその名を轟かせる有名人になってしまっていたのだ。しかも本人が気絶している間に、である。

 

 伊丹の名前と顔が流布された主な原因は、伊丹が銀座事件の最初期に救出した海外のマスコミ関係者が伊丹の活躍の一部始終を撮影し、動画を関係者が籍を置いている報道機関がトップニュースとして報道した事にあった。

 

しかも当時伊丹と共闘した警官隊へ所属と声明を告げた際の無線のやり取りも記録され、それらも一緒に翻訳されて番組内で放映されたのである。

 

 これが日本国内のメディア相手であれば、各報道機関に圧力をかけて完全にはいかなくとも、伊丹についての情報を隠蔽できたかもしれない。

 

 いや、官庁街から国会議事堂周辺に至るまで未知の敵による襲撃を受けた大混乱の最中ともなればやはり難しいだろうが、撮影者がよりにもよって世界に名だたる大手海外メディアに所属していたのが、自衛隊上層部ならびに防衛省関係者の不運であった。

 

 当時の現場では日本国民のみならず、海外から訪れた観光客も多数巻き込まれていた。その混乱はすさまじく、犠牲者も生存者も1人1人の身元を確認するには相応の時間が必要であった。また巻き込まれた外国人の中には避難所や病院への誘導から勝手に抜け出し、見知った日本国内での職場や宿泊先のホテルへと戻ったものも少なからず存在したのだ。

 

 撮影者も避難誘導から抜け出して撮りたてほやほやの大スクープを直接勤務先の日本支局へ持ち込んだのか、それとも奇跡的に確保できた通信回線を使って(現在の大災害時の常で、事件当時膨大な数の安否確認や救助要請、はたまたデマ拡散の偽情報がネットワークを占領した)現地から撮影データを転送したのか。

 

 ともかく現場対応と手配にてんやわんやになった自衛隊と防衛省のお偉方が気がついた時には、世界情勢すら左右しかねない超極秘情報を握る元特殊部隊員の顔と名前が、今世紀でもトップクラスの英雄扱いで全世界へ配信されてしまっていたのである。

 

 これは余談になるが、事態が判明した時、伊丹の経歴を知る一部関係者が急性のストレス性胃潰瘍を発症して緊急入院したそうだ。

 

 

 

 

 

 

 病室の扉が叩かれたのは、退屈で死ぬんじゃないかと本気で伊丹が考えだした頃だった。

 

「どうぞー」とやる気のない返事を返すと、入室してきたのは病院関係者でも警務隊員でもない立場の人物であった。同時に伊丹の個人的な知人でもあった。手に手提げ式の紙袋を持っている。

 

 

「よう、聞いてた割には元気そうじゃねえか」

 

 

 嘉納太郎・防衛大臣は荒っぽく聞こえる程の気さくな口調で歳の離れた知人に声をかけた。

 

 一介の(と呼ぶにはいささか以上に語弊があるかもしれないが)自衛官と国の中枢を担う大臣様にどういう繋がりがあるのかといえば、まあぶっちゃけてしまうと嘉納も伊丹同様にポップカルチャー好きの、要は年季の入ったオタクなのであった。

 

 

「何言ってんですか、今でも体中が悲鳴あげてますよ。閣下こそ、事後処理なりあちこちからの横槍の対応なりで忙しいんじゃないですか?」

 

「まーな、おかげさまでここ何日かは対策本部でカンヅメよ。でまぁ息が詰まるってんで非公式にだが英雄様のお見舞いにかこつけて、外の空気を吸いに来たってわけさ」

 

「よしてくださいよ英雄だなんて」

 

「何言ってんだ、新聞でもテレビでもネットでもお前さんの事は今や英雄扱いだってのに。テレビでも散々流れてたのは見てないのか?」

 

「嫌ってほど見せられてるからげんなりしてるんですってば。ハァ、俺はただ同人誌即売会に行きたかっただけなのに……」

 

 

 心からの本音を吐くついでに盛大な溜息も吐き出した伊丹の姿に嘉納は愉快そうに失笑した。

 

 

「ブレねぇなぁお前さんも。まぁそのおかげでネットの掲示板じゃ特に人気者なんだがな。お前さんの事なんて呼ばれてるか教えてやろうか?」

 

「どうせロクなもんじゃないんでしょう?」

 

「『銀座の英雄』『二重橋の英雄』『最強のオタク自衛官』『現代の○坂』『異能生存体』『1人スリー○ンドレッド』『日本が核を持たない理由』、それから――」

 

「もー良いです。聞きたかないです! っていうか後の方はニ○ニコ動画とかそこらへんからのネタでしょう!?」

 

「はっはっは!」

 

 

 再び愉快気に大笑いする嘉納だったが、すぐに笑いを止めると今度はうって変わってしんみりとした表情になって伊丹を見つめた。

 

 大きな事故や事件に巻き込まれて悲惨な体験をした被害者が平穏な生活を取り戻して元気そうにしているのを見守るような、安堵と心配の感情が入り混じった生温かいまなざしであった。

 

 

「昔通りのお前さんのままのようで安心したよ」

 

「……」

 

「俺も防衛大臣なんて役職をやってるおかげであの顛末の報告は聞いちゃいたが、立場だのなんだので周りが色々と煩くて、結局今日まで直接顔を合わせられてなかったからな……正直、その、なんだ、お前さんがランボーみたいに戦場でのトラウマに苦しんじゃいないか心配してたわけだ」

 

 

 急に神妙な顔になられてそう告げられた伊丹はといえば、頭をポリポリと掻いてちょっと困った表情を浮かべていた。

 

 

「あー……ご心配おかけしました」

 

「おいおいそれだけかよ。実のところお前さんにぶん殴られるのぐらいは覚悟してここに来たんだぜ? 元は米軍の偉いさんから直々に引き抜かれたとはいえ、陸自の幕僚連中に決定権を一任しないで防衛省から反対させときゃお前さんを送り出さずに済んだかもしれないんだぞ?」

 

「そうかもしれませんけど、ぶっちゃけ今更ですからねぇ……過ぎた事を穿り返してグチグチ言うのも面倒だし、俺自身閣下や隊の上官の事は別に怨んじゃいませんからねぇ」

 

「本当かぁー?」

 

「本当ですって」

 

 

 しかし一見冴えないオタクにしか見えないこの伊丹という男、戦友の敵を取るためだけに世界最強の超大国であるアメリカ軍の秘密基地をわずかな仲間とともに襲撃し、大規模な非合法部隊に護衛された裏切り者のシェパード将軍殺害に成功してみせた前科を持っているのである。

 

 陸自の幕僚と防衛省関係者は伊丹を海外に送り出して以降はノータッチも同然であった。なので部隊を切り捨てた米軍の将軍が行った部隊の口封じにも一切関与していないのであるが、実際に将軍暗殺を達成しちゃった伊丹の怒りが当時の関係者にも向けられやしないかと、今も戦々恐々としているのが現実であった。

 

 しかも将軍暗殺だけではない。伊丹は米露戦争と第3次世界大戦勃発に隠された裏事情、それらを招いた元凶であるマカロフの暗殺という、日本どころか世界が数回ひっくり返る超厄ネタの当事者なのである。

 

 実のところ、伊丹が帰国した当初は彼を『抹消』すべきではないかという、日本らしからぬ過激な方針が考慮された時もあったのであるが。

 

 それは嘉納を筆頭とした穏健派の大反対、そして危険人物であると同時に伊丹が持つ情報、もしくは彼の存在そのものが、表にだせない類の各国との交渉における強力な手札として使えるとの判断により立ち消えとなっている。

 

 そして関係者が喧々諤々の会議を繰り広げて結論を出すまでの数週間ものあいだ、伊丹が何をしていたかといえば、上層部が用意したセーフハウスで護衛という名の見張りに取り囲まれての軟禁生活を過ごす事となった。

 

 軟禁生活といっても、セーフハウスから外に出る事と外部との連絡以外には自由が認められていたので、伊丹は時々やってくる尋問官に海外での活動内容を聴取されつつ、残りの時間を体が鈍らない程度の屋内トレーニングと日本を離れている間に見そびれたアニメや漫画の一気見に費やすという、海外にいた当時夢見た念願の生活に没頭したのである。

 

 不満らしい不満といえば同人誌だけは調達してもらえなかったのだが、それを除けばセーフハウスでの日々は、伊丹にとってまさに至福のひと時であった。

 

 当初伊丹を危険視していた過激派も、尋問官からこの報告を受け取り続けるうちに少しずつ毒気を抜かれていき、また伊丹の事以外にもWW3の後始末を筆頭に今後の課題が山積みになっていたため、そちらへの対処へ重点を置いて活動するようになっていった。

 

 

 

 

 

 

 初夏に入る頃、伊丹の怠惰な生活は唐突に終わりを告げた。お偉いさんから海外での活動やシェパードならびにマカロフ殺害についての情報を漏らさないよう念書で機密保持を確約し、原隊の特殊作戦群ではなく敢えて伊丹を知る者がいない別の駐屯地へ送り込む事で、伊丹は一介の陸上自衛官として復帰したのである。

 

 機密情報の塊である伊丹を何故一般部隊へ送り込んだのかというと、特殊作戦群は陸上自衛隊唯一の特殊部隊であり、ミリタリー系のオタクのみならず各国の諜報機関からも注目の的とされている。

 

 だからこそ普段から注目を集め、元々の人員も少ない分特定もされやすい特殊作戦群ではなく、陸自の大部分を占める一般の普通科へ伊丹を再配属させたのであった。

 

 そうして木の葉を隠すなら森の中の要領で伊丹の存在を埋もれさせる企みが上手くいったかと思われた矢先、『銀座事件』が発生。

 

 あとはご存知の通りである、関係者が情報操作を行うよりも先に、世界中へ伊丹の名前と顔が広まってしまった。

 

 世界各国の諜報機関のみならず、マカロフが率いていたテロ集団・インナーサークルの残党にも、伊丹が日本に戻っている事が知れ渡ったのは間違いない。

 

 特に後者は首魁であるマカロフを失い急速に瓦解しつつあっても、いまだその組織力は小さくなく、また容赦の無さと手段を選ばないやり口は健在なのである。

 

 伊丹が病室に監禁されているのも、機密保護の観点だけでなく、インナーサークル残党からの報復を防ぐためであるのは明らかであった。彼らなら伊丹1人を殺すために病院ごと爆破すらやりかねない。

 

 

「こいつはオフレコだが、今国会を仕切ってる北条さんは『門』の向こう側へ自衛隊を派遣しようとあっちこっちに根回しをしている真っ最中だそうだ」

 

「はぁそうですか」

 

 

 伊丹が空返事を返すと、嘉納は居心地の悪そうな表情で躊躇いがちに続けた。

 

 

「もうしばらく先になるだろうが、『門』に派遣する部隊の第1陣には伊丹、お前さんも加わってもらう。こいつは決定事項だ」

 

「あー……やっぱそうなります?」

 

 

 めんどくさそうな表情になって伊丹は頭を掻き毟った。

 

 

「お前さんの面倒を看てる連中は『門』の向こう側でほとぼりを冷まして欲しいのさ。捕まえた捕虜の尋問に苦労しているそうだが、今のところの調査じゃ『門』の向こう側の文明はせいぜい中世レベルってところらしい。

 そんかわりドラゴンや魔法が存在してるらしいが、銀座事件での戦果も踏まえ、向こうで相手するであろう連中は自衛隊の旧式兵器で十分対抗できると踏んでる」

 

「敵の過小評価で真っ先に被害を受けるのは前線の兵隊だって分析した連中に言っといてくれます?」

 

 

 TF141時代に想定以上の敵戦力に押し寄せられて散々苦労させられた実体験を思い出し、伊丹はしかめっ面を浮かべる。

 

 

「ともかくだ。第3次大戦の裏側について根掘り葉掘り調べたがってる各国の諜報機関に、インナーサークルとかいうお前さんを恨んでるテロリストの連中やスクープ狂いのマスコミ連中から遠ざけるには、『門』の向こう側はうってつけなわけだ」

 

「そりゃあ異世界ですもんねぇ。おまけに自衛隊の派遣部隊に他国の工作員が潜り込むなんて至難の業だろうし」

 

 

 単一民族の島国である日本では、白人だの黒人だのアラブ人だのが街を歩いているとそりゃあ目立つ。その時点で日本で目立たず活動できる工作員は大きく限定される。

 

 半島や中共出身の黄色人種であれば溶け込めるであろうが、『門』関係は日本にとっても国家機密レベルの案件であるので、派遣される自衛隊員は悪名高き公安や陸自の中央情報隊といった諜報機関の厳重なチェックを経た上で選抜されるのは間違いない。

 

 それでもチェックを掻い潜った潜入工作員(スリーパー)が紛れ込む可能性だって完全には捨てきれないが、何食わぬ顔で無害な市民のふりをして各国の諜報員が跳梁跋扈している日本本土と比べてしまえば、異世界の方がよっぽど伊丹に関する機密保持を容易に行えると、関係者は考えたわけである。

 

 

「なぁ頼むよ。お前さんばかりに面倒や負担をかけてるのは重々承知なんだが、こっちも色々と事情があるんだ」

 

 

 そう言って嘉納は深々と伊丹へ向かって頭を下げたのであった。長い付き合いの友人としてではなく、日本の国防を司る防衛大臣としての懇願であった。

 

 

「分かった、分かりましたよ。行けばいいんでしょ行けば」

 

 

 溜息を吐きつつ伊丹は了承した。彼だって各国の工作員に付け回されたり、マカロフ派残党に化学兵器付きの爆弾トラックをプレゼントされるのは御免こうむるのだ。

 

 

「ただし、今度の同人誌即売会は絶対絶対、ずぇったい休暇を取って参加させてもらいますからね!」

 

「お、おう」

 

「よっし! 言質は取りましたからね!」

 

「お前さんが相変わらずなようで安心したよまったく。おっとそうだ、土産を持ってきてたのを忘れてたぜ。ほらよ」

 

 

 嘉納は持ってきた紙袋を伊丹に渡す。彼が中身を覗きこんでみると、やけに薄い本が何冊も入っていた。

 

 詳しく調べようと、適当に中身を抜き出した伊丹の目が急に見開かれた。

 

 

「こ、これは!? 今度の即売会で買おうと思っていた同人誌!!」

 

「今回の即売会が中止になったもんだから、会場で配布予定だった新刊のほとんどが店での販売に流れててな。

 気絶したお前さんから預かってた携帯に買い物リストがあったから、代わりにこっちで調達しといてやったぞ」

 

「嘉納さん……俺、アンタに一生づいてぐよ!」

 

「おいおい泣くほどの事かよ?」

 

 

 いい歳した世界屈指の英雄が、妙に露出が多い美少女キャラばかり描かれた薄い本片手に鼻声気味で落涙する光景に、伊丹と長い付き合いである嘉納も呆れるやら苦笑するやら困るのであった。

 

 

 

 

 

 

 そうこうしている間にかなりの時間が過ぎていた。『銀座事件』の後始末や今後の『門』関係の対策を筆頭に仕事が山積みになっている嘉納は、伊丹との面会を終えて病室を出ようとした。

 

 

「ああそうだ大事な要件を忘れてたぜ」

 

 

 扉に手をかける寸前、嘉納は振り返った。

 

 

「お前の嫁さん―梨紗さんだっけか―彼女に伝言があれば聞くぞ」

 

 

 手に入らないかと思われていた同人誌の新刊にウキウキ気分だった伊丹の態度が、一気に重い雰囲気へ変貌した。

 

 

「嫁じゃなくて『元』嫁ですよ」

 

「でもよ、そいつはお前さんが電話越しに、しかも一方的に別れを切り出したんであって、正式に離婚届けを出して受理まではされてなかった筈だろう?」

 

「それでも、ですよ。今も別れてた事になってる方がお互いのためになりますから」

 

「……向こうは心配してたぞ」

 

「『俺が死んでも海外時代に貯まった危険手当や保険金はそっちのものになるよう手続きしてあるから心配しなくていい』って伝えといてもらえます?」

 

「そういう意味じゃ――ったく、分かった伝えといてやるよ」

 

 

 そうして今度は嘉納の方が頭を掻き毟りながら、結局そのまま病室を出ていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくして、陸上自衛隊を中心とした派遣部隊を『門』の向こうへ送り込む『特別地域自衛隊派遣特別法案』が国会にて可決された。

 

 同じ頃、伊丹の妻である梨紗が離婚に同意し、伊丹は新たにバツイチの称号を手に入れたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

『上手に別れられるなどということは、まったく稀なのだ。そういうのは、ちゃんとうまくいっていたら、別れたりはしやしない』 ――マルセル・プルースト

 

 

 




次回は部外者視点がメインの予定。
原作でも描かれていなかったりさほど設定改変が関わらない場面は基本飛ばしていきます。

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