GATE:Modern Warfare   作:ゼミル

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細々とネタが挟んであります。


■■■■、■してなお斯く■えり(下)

 

 ランサーの両腕に伝わったのは肉を貫く感触ではなく、マシュの盾と同等かそれ以上に強靭な分厚い鋼の硬さであった。

 

 

「こういうのはキッチリ演出が終わるまで待つのがお約束なんじゃないの?」

 

「ッ!!!」

 

 

 未だ治まらぬ光芒の向こう側から聞こえた男の声にランサーの本能が警告を発した。

 

 本能に従い今度は大きく後方へと跳躍した直後、距離を開けたランサーと大盾を構え直したマシュの間にいくつかの鉄の筒が投げ込まれる。

 

 呼符が放った光よりも更に眩く、同時にサーヴァント同士の激突音よりも凄まじい轟音が河原を震わせた。同時に白煙が爆発的に広がり、マシュや立香達を覆い隠す。

 

 ランサー ――ギリシャ神話の登場人物の1人、メドゥーサには鉄の筒の正体が閃光弾(フラッシュバン)発煙弾(スモーク)、2種の手榴弾の同時投擲による産物と理解出来ても警戒を強めたが為にその場から動けない。

 

 彼女の代わりにアサシン――呪腕のハサンが動く。閃光と白煙、二重の目潰しを受けても暗殺者のクラス故に気配の知覚に長けた彼は躊躇いなく気配の出所めがけ短剣を投じた。

 

 手応え――無し。煙の中から金属音。何らかの武器で弾いたか。

 

 煙の中から反撃が飛んできた。ハサンの投擲には及ばない速度で飛んできたそれを街灯を蹴って悠々と回避する。

 

 その筈だった。

 

 跳躍したハサンの足元へ到達したまさにその瞬間、砲弾が爆発しなければ。

 

 

「何ダト!」

 

 

 何かに当たらずとも設定された目標位置に到達次第自ら起爆する空中炸裂弾。

 

 ハサン個人が保有する風除けの加護によって衝撃波や飛散した破片は彼の肉体には及ばなくとも、精神的な衝撃を与えるには十分だった。

 

 動揺から復帰するまでの数瞬もまた――ハサンの運命を決定づけるには十分過ぎた。

 

 

「隙ありよぉ♪」

 

 

 童のように無邪気な少女の声。

 

 これまで存在しなかった筈の気配が2つ(・・)、地上と空中に居る己よりも更に上空に察知した時には手遅れだった。

 

 生前より暗殺教団の頭目として鍛え上げ、サーヴァントとなり人外の身のこなしを手に入れたハサンよりも更に高く、疾く。

 

 業火の紅と煙の黒に覆われた空をバックに、人形じみた美貌とゴスロリチックなドレスに全く不釣り合いな巨大なハルバードを手にした少女が今まさに、空中で逃げ場のないハサンめがけ巨大な刃を振り下ろす。

 

 それはまさに死神の――

 

 

「貴様()ハ一体――」

 

 

 ハサンが末期の言葉を言い終えるよりも速く、ハルバードが暗殺者の肉体を両断した。

 

 

「おのれぇっ!」

 

 

 ランサーが殺意を露わに槍を振るうと、周囲に張り巡らされた鎖がひとりでに動き出し、空中のゴスロリ少女へと獲物を前にした毒蛇よろしく襲いかかる。

 

 少女は悠然と、黒く彩られた唇で笑みすら形作りながらハルバードを振るい、いとも容易く鎖の大蛇を空から落ちたまま打ち払った。

 

 地上の白煙の中から破裂音が聞こえ、煙幕を切り裂いて砲弾がメドゥーサめがけ飛んできた。

 

 ハサンと違い風除けの加護を持たぬ彼女は空中炸裂する砲弾の影響をダイレクトに受けてしまうと自覚していた。舌打ちしながら大きな跳躍を繰り返し、マシュ単騎と相手していた時とは一転して空中炸裂の影響範囲から逃げ回る。

 

 

 

 

 

 黒衣の暗殺者を一刀両断した黒ゴス少女は、鋼の重量物を手にしている事を感じさせない軽やかさでマシュの隣へと着地。

 

片目を隠すほど伸びた前髪の奥で驚きと困惑に目を見開きながら、マシュはゴスロリ少女を見つめた。

 

 外見年齢はもしかするとマシュよりも年下に見えるが、ゴスロリ衣装よりも深い黒色の瞳からは見た目の若さに反比例した老獪な光を帯びている。

 

 

「あ、貴女は一体?」

 

「説明は後回しよぉ。今は堕ちた神のなりそこないを討つのが先決。そうでしょぉ」

 

「その、助けて頂けるという事は味方? でよろしいのでしょうか?」

 

「そう考えてくれて構わないわぁ。私達(・・)はぁその為にわざわざ呼び出されてあげたんだからぁ」

 

「じゃあやはり貴女は――!」

 

「いっくわよぉ、合わせなさぁい!」

 

 

 疑問の声を置き去りに黒ゴス少女がランサーへと突っ込んだ。慌ててマシュも後を追いかける。

 

 

「貴女の相手はこっちよぉ!」

 

 

 ハルバードの薙ぎ払いを忌々しげに顔を歪めたメデューサは受け止める。

 

 一見した体格差はメドゥーサが上。にもかかわらず一瞬の拮抗に勝利したのは少女の方だ。

 

 元来の高い筋力に加え、『怪力』という読んで字の如くのスキルにまで昇華された膂力を持つメドゥーサすらも上回る腕力など、ドレスから伸びる少女の細腕の何処に秘められていたというのか。

 

 弾き飛ばされたメドゥーサを追って少女も跳躍。連続して振るわれるハルバードの軌道は洗練されていて切れ間がない。

 

 少女に比べればメドゥーサの槍の扱いは直線的過ぎ、無駄が多い。一歩下がった位置で機会を窺っていたマシュにはそれが理解出来た。

 

 

「得物は普通じゃないようだけどぉ、槍の扱いは二流みたいねぇ!」

 

「戯言をっ……!」

 

 

 人間離れした美貌が憎悪に歪む。

 

 ランサークラスで現界したメデューサが持つ武器はハルペー……生前、文字通りの怪物(ゴルゴーン)と化したメデューサを殺した不死殺しの刃。己を殺した武器という因果から逆説的に与えられた神代の武器である。

 

 言い換えれば、メドゥーサにとってハルペーという武器は、死後初めて手にした生(・・・・・・・・・・)前馴染みのない武器(・・・・・・・・・)であり。

 

 

「神から賜ったのか、奪った物かは知らないけどぉ……だったら振るうに相応しいだけの修練を積んでから扱うことねぇ!」

 

 

 何物よりも頑丈なだけに過ぎないが――肉の身体を持つ神として1000年近く(・・・・・・・)修練と実践を重ね続けた少女に、槍の扱いに未熟なメドゥーサが振るう不死殺しの刃は届かない。

 

 少女が上方向へ跳躍した。メドゥーサの得物ごと叩ききらんとばかりに大きくハルバードを振りかぶる。

 

 威力と引き換えの大振りな一撃を前にメドゥーサの唇が笑みの形に吊り上がった。わざわざ身動きが取れない宙に飛び上がるとは!

 

 

「油断しましたね!」

 

 

 

 宙を見上げ、姿勢を建て直し刺突の構えで迎撃態勢を取る。

 

 そこへ。

 

 

「――今です、ここっ!」

 

「なっ!?」

 

 

 横薙ぎのシールドバッシュ。

 

 ゴスロリ少女の攻勢を印象付け、視線を上に誘導させてから息を潜めて機会を窺っていたマシュによる本命がメドゥーサの頭部めがけ襲いかかる。

 

 咄嗟に軌道上へ石突を滑り込ませるのが間に合ったのはまがりなりにも英霊として登録されてはいないというわけか。

 

 それでも完全に受けきる事は出来ず、メドゥーサの身体は地面と平行にすっ飛んだ。

 

 何度か地面でバウンドしつつもハルペーを突き立てる事で急減速し、体勢を立て直したメドゥーサの表情はより禍々しく、忌々しげに凶悪な顔つきへと今や変貌している。マシュ1人を相手にしていた時の余裕は何処へやらだ。

 

 対照的に悠然と微笑んだままのゴスロリ少女は軽やかに残心をきめるマシュの隣へまた降り立った。

 

 

「まだまだぎこちない所はあるけどぉイイ筋してるじゃなぁい。その調子で鍛錬を重ねれば良い戦士になれるわよぉ」

 

「はい! ありがとうございます!」

 

 

 各々の得物を構え直して2人の少女が並び立つ。

 

 立香、オルガマリー、そして伊丹は先程までとは一転、メドゥーサ相手に有利に戦うマシュと謎の黒ゴス少女の姿を呆然と見守るばかりだ。

 

 

「マシュはともかくあの英霊は何なのよ! 伊丹耀司、貴方は一体どんな英霊を召喚したというの!?」

 

「さ、さぁ。俺にも何が何だかさっぱり」

 

「それよりも所長、マシュとゴスロリちゃんが相手してくれてる今のうちに伊丹さんの血を止めないと!」

 

「くっ、確かに今はリツカの言う通りね……!」

 

 

 不明な点や疑問は多々あるが伊丹が黒ゴスサーヴァントを召喚したのならばマスターとなった伊丹とサーヴァントは一心同体。

 

 サーヴァントが万全に戦うにはマスターからの魔力供給が不可欠だ。車に例えるならばサーヴァントが車両でマスターはドライバー兼燃料タンクであり、マスターからの燃料供給が無くなれば魔力によって肉体を

構築しているサーヴァントは現界を維持できず消滅してしまうのだ。

 

 

「怪我を見せなさい。私の治癒魔術で傷を塞ぎます」

 

 

 ただし既に流れ出た血までは戻せない。

 

 出血量が致死レベルを超えていたら……口走りそうになった言葉をオルガマリーは必死になって飲み込む。血染めのカルデア制服(魔術礼装)を脱がせて―この場合患部周辺の服を直接切り開くのが正しいやり方なのだが―伊丹の傷を観察する。

 

 

「あのぉ所長、それがですねぇ」

 

「えっ?」

 

 

 拭い取られた血の下か(・・・・・・・・・・)ら現れた伊丹の肌には(・・・・・・・・・・)傷一つなかった(・・・・・・・)

 

 

「おのれオノレおのれオノレおのれぇ!」

 

「貴女の相手は飽きてきたしぃ、そろそろ御仕舞いにしましょうかぁ」

 

 

 サーヴァント同士の戦いはマシュを援護役に黒ゴス少女が怨嗟の声を上げるメドゥーサ相手に優勢を保ち続けていた。

 

 地面に足跡状の亀裂が刻まれる程の踏み込みで少女が防戦一方のメドゥーサの懐へ突っ込んだ刹那、追い詰められていた筈の堕ちた女神の口元が嗜虐的な笑みを描いた。

 

 

「かかりましたね!」

 

 

 ギリシャ神話の女神メドゥーサ。

 

 彼女を語る中で最も有名な逸話は毒蛇と化した頭髪に見た物を石化させる目(・・・・・・・・・・)の存在である。

 

 メデューサが眼を大きく見開く。

 

 次の瞬間、黒ゴス少女の動きがハルバードを振り抜こうとした姿勢のまま、ビデオの停止ボタンを押されたかのように突如として止まってしまった。

 

 神話の伝説にまで刻まれた石化の魔眼をランサー当人が持っていない筈が無いのだ。

 

 

「あらぁ?」

 

 

 石化の魔眼を浴びた少女は不思議そうに目をパチクリと瞬かせた。

 

 

「完全に石化はしませんでしたか。ですが鬱陶しいのもここまで。このまま首を落としてあげますよ!」

 

「駄目です、やらせは――」

 

「貴女はそこで見ていなさい!」

 

 

 マシュが助けに入ろうと試みるも、四方から飛んできた鎖に行く手を阻まれる。

 

 

「我がハルペーは不死をも殺す魔の刃。何処の英霊かは知りませんが――何が可笑しい」

 

 

 勝利を確信した筈のメドゥーサの笑みが消える。

 

 黒ゴス少女が滑稽な格好で動けぬままハルペーを首に添えられたにもかかわらず、目には余裕の光を灯したまま泰然自若とした笑顔を崩さなかったからだ。

 

 

「―――――フフッ」

 

 

 前のめりに大きく片足を踏み出しハルバードを振り抜く直前の姿勢のままで硬直していたロゥリィは、唯一動く首から上をおもむろに大きく振った。

 

 元々不安定な姿勢だったマネキン状態の少女の体が遠心力に引っ張られ、完全にバランスを崩し横へと倒れていく。

 

 少女の体とハルバードが無くなって開けた視界が捕らえたのは、薄れた煙幕の向こう側で虫けら同然のマスター達が固まっている姿と。

 

 そして(・・・)

 

 

 

 

 

 

ヨウジィ(・・・・)、後はよろしくぅ

 

 

 

 

 

 

「ッッッッ!!!」

 

 

 そもそも。

 

 召喚直後に攻撃を受け止められた時に聞こえた声は誰だった?

 

 閃光弾や発煙弾、空中で炸裂する砲弾を放ったのは誰だった?

 

 目の前の生意気な黒ゴス少女ではない。

 

 断じて違う!

 

 最初から分かっていた筈なのだ。

 

 アサシンに傷つけられた男のマスターが召喚したサーヴァントは独りではなく2人(・・)――

 

 

「きさ」

 

おやすみ(Good Night)

 

 

 男の声(・・・)が最後に聞こえた。

 

 それが彼女が聞いた最後の音だった。

 

 ……自分を撃ち抜いた弾の音は聞こえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 ()は何時の間にかそこに立っていた。

 

 きっと伊丹が偶然召喚に成功して光が生まれたあの時からずっと彼はそこに居たのだ。負傷や不意の召喚、目くらましの煙や閃光弾に伊丹達が気を取られている間、彼はずっと煙幕の中で気配を殺し機会を窺っていたに違いない。

 

 それはサーヴァント……人類史に名を刻んだ英雄の写し身と呼ぶには違和感があった。

 

 ブッシュハットに緑の迷彩服、タクティカルベストに手にしているのは大振りな対物ライフル(GM6・リンクス)

 

 歴史に名を馳せた昔の人物ではなく、現代の兵士そのものの身なりをしている。彼と比べると身の丈よりも大きなハルバードを振り回していた少女の方はゴシック調のファッションな分まだ納得し易かった。

 

 射撃姿勢を解くと対物ライフルは光の粒子となって消えた事で、オルガマリー達は目の前の兵士もまた本当に英霊であるとの認識にようやく至ると同時、我を取り戻す。

 

 

「サーヴァントを同時に2人も召喚したというの?」

 

「ちょぉっと違うわねぇ。私はぁ本当は呼ばれてなかったんだけどぉ、何だか面白そうな気配がしたからぁちょちょっと割り込んで付いて来ただ・け・♪」

 

 

 オルガマリーの呆然とした呟きにランサー撃破によって石化から解けた黒ゴス少女が答えを返してくれた。

 

 

「そこの貴女ぁ、面白い事になってるわねぇ。偽りの時代だからぁそのままで居られるのかしらぁ」

 

 

 続けて意味深な言葉を漏らしてから次いで黒ゴス少女の視線が立香、最後に年下の少女に抱き抱えられるような体勢で尻餅を突いてポカンとした顔の伊丹へと向く。

 

 途端、少女の顔がそれはそれは愉快なものを見つけたと言わんばかりにSっ気溢れる満面の笑顔と化した。小悪魔っぽいようで妙に迫力を覚えるその妖艶な笑みに、向けられた伊丹の方は見惚れる以前にズリズリと後退してしまった位である。

 

 

「へぇっ! ふぅんそうなのそういう事ぉ。それなら納得だわぁむしろ納得するしかないわぁ」

 

「は? あの何の話でしょうか? 助けて貰っておきながら失礼で申し訳ありませんけど、俺と貴女って面識がございましたっけ」

 

「いいえぇその通りよぉ。この世界の(・・・・・)ヨウジィとはこれが初めてよぉ」

 

「んん? ……『この世界』の俺?」

 

 

 黒ゴス少女が笑顔のまま兵士の方へと顔を向けた。それを合図に伊丹達へ背を向けていた兵士が振り返る。

 

 彼は頭にブッシュハットだけでなく目から下を髑髏柄のスカーフで隠していた。その際、髑髏面のアサシンに危うく殺されかけた記憶がフラッシュバックした伊丹が一瞬たじろいだり、オルガマリーが内心ヒエッとなってチョロッとしそうになったのは完全な余談である。

 

 ブッシュハットを外し、スカーフを首下へ引き下げる。

 

 隠されていた兵士の素顔が露わになる。

 

 

「へ?」

 

「あれ?」

 

「はぁっ!?」

 

 

 伊丹、立香、オルガマリーの口から三者三様に素っ頓狂な感嘆符が飛び出した。

 

 激戦の疲労に一息ついていたマシュも遅ればせながら兵士の素顔を目の当たりにし、やはり3人と同じく目を丸くした。

 

 

「伊丹さんが2人(・・)……!?」

 

「お、俺がもう1人いる……だと……」

 

 

 もう1人の伊丹耀司がそこにいた。

 

 

「まぁ驚くよなそりゃ。俺が逆の立場なら同じように驚いてたと思うよ」

 

 

 血染めのカルデア制服を着てへたり込んでいる方と比べると、微妙に顔立ちが男前だったり雰囲気に男臭さが滲んでいたりするが。

 

 苦笑したその表情と、軽く薄っぺらいようで不思議と安心感を抱かせる声色は、間違いなく伊丹耀司その人だった。

 

 

「とと、その前にまずは御約束を守らないとな」

 

 

 黒ゴス少女と並んだ英霊の方の伊丹はマスターとなったもう1人の自分に向き直り、同じ色で同じ輪郭をした伊丹(マスター)の瞳をまっすぐ見つめて問う。

 

 

 

 

 

 

 

 

アヴェンジャー(・・・・・・・)、伊丹耀司」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「問おう、お前がオレのマスターか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fate/Grand Order

 

―伊丹耀司、死してなお斯く戦えり-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




   *   *
 * つづきません +
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *



感想欄でロゥリィがくっついてくるパターンまでは読まれずに済んだぜ(小さくガッツポーズ)
アンメアやオリオン(のフリをしたアルテミス)みたいな例もあるしセーフセーフ。


感想お待ちしています。

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