神崎蘭子のマネージャーは通訳?   作:スレ主

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15話

和也「神崎蘭子の」

蘭子「闇に飲まれよっ!!」

 

パチパチ

 

和也「この番組は346プロダクション、電撃通が提供します」

 

蘭子「我の言霊を魂に刻むがいい」

 

和也「「是非聴いて下さい」だそうです、現在喋っているのは神崎蘭子のマネージャーを担当している高梨和也です」

 

蘭子「我が盟友の役目は、我が言霊を貴殿らの魂に刻む手助けをする」

 

和也「簡単に言うとただの通訳です、何故このような番組が出来たかというと別のラジオで自分と神崎の二人組で出させて貰ったら中々好評になりまして」

 

蘭子「我と我が盟友の闇の囁きを繰り出そう」

 

和也「………ということです」

 

蘭子「………我が盟友よ、言霊を伝えなければ我が眷属たちに伝わらないではないか?」

 

和也「………毎回毎回通訳したら、ちょっとした中身の無い会話でラジオ終わっちまうわ、だから皆さん是非、神崎の熊本弁()を覚えて下さいね?」

 

蘭子「………」ぷくっ

 

和也「はい神崎さん、膨れてる所すいませんがコレ一応ラジオなので喜怒哀楽ははっきりとお伝えくださいね、それではお便りのコーナーに行きましょうか」

 

蘭子「む?これは始まりの物語では?」

 

和也「そうなんですよ、ラジオ番組の第一回の放送でお便りのコーナーって滅多に無いんだけど、本当に好評だったみたいでホームページ作ったらどんどんメールが来てくれて」

 

蘭子「おぉっ!!貴殿らの期待に応えようではないかっ!!」

 

和也「中々嬉しいですね、では記念すべきだ一通目のメールは………このホームページを作って最速でメールを送ってくれたペンネーム「フジさん」から頂きました」

 

「「感謝の極みっ!!」」

 

和也「今のは「ありがとうございましたっ」って意味ですからね。では早速読んでいきます「蘭子ちゃん、和也くん闇に飲まれよっ!!」

 

「「闇に飲まれよっ!!」」

 

和也「「二人のラジオが始まるということで、初めてお便りをだしましたっ!!これからの頑張ってくださいっ!!」だそうです」

 

蘭子「貴殿の期待に応えてやろう」

 

和也「「頑張るので是非聞いてください」だそうです、うんじゃ神崎の方からもどうぞ」

 

蘭子「綴られし名「ラブランコは公式ですか?」からだ、「夏のライブでラブライカの曲の時に蘭子さんが代役で踊りましたが、これからユニットを組む予定はありますか?」だ」

 

和也「あー、夏のライブねー」

 

蘭子「……ん?ラブランコとは?」

 

和也「ラブライカに神崎が入って、ラブランコって巷には言われてるよ」

 

蘭子「あの2人と一緒に………わ、悪くないな」

 

和也「ユニットか………でもみんなで揃えるダンスは結構苦労したよね」

 

蘭子「うぐっ、あの時は皆との魂の波動の調律に少し戸惑っていただけだ」

 

和也「その練習あってのラブライカの代役だもんな、マネージャー的にも神崎はあのライブでアイドルとして一回り大きくなったと思うよ」

 

蘭子「ふっ、我が力なら当然であろう」

 

和也「質問のユニットを組むか否かは………まぁ楽しみに待っていてください」

 

蘭子「っ!?私は何も聞いてないぞっ!!」

 

和也「さぁ、どうだろうねー、さてそれでは音楽の方を流しましょう、もちろん最初神崎蘭子のデビューシングル「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」です」

 

 

 

 

 

 

 

和也「ついでにこの歌詞の翻訳はCDに同封されていますのでそちらの方をご覧ください」

 

蘭子「我が盟友が我が声の語り部を作成したな」

 

和也「………歌詞1ページに対して翻訳3ページって絶対おかしいよね?」

 

蘭子「我の声の力が強大過ぎる故の結果だな」

 

和也「なんで胸張って言えるんだよ………それじゃ次のお便り行きます、ペンネーム「ツイ廃」さんからです「ツ○ッターで蘭子さんをフォローしているのですが、マネージャーさんの通訳(翻訳?)がなくて毎回解読班が大変そうなので、是非解読してください」だそうです………そういやツイッ○ーやってたな」

 

蘭子「うむ、我も電脳の呟きをしているぞ」

 

和也「あんまり不用意な発言はするなよ、炎上だったり、酷いこと言われることもあるからな………まぁ、そもそもちゃんと理解されるかどうか怪しいけど」

 

蘭子「まだ我が盟友並みの翻訳者はいない………だが」

 

和也「あー、お便りにまだ続きがあった、「P.S.最終的に二宮飛鳥さんが翻訳するんですけど、これも翻訳班が結局翻訳する羽目に………」ってそれじゃ翻訳する意味ないじゃん」

 

蘭子「うむ、我が友である飛翔の翼が理解してくれるぞ」

 

和也「ついでに飛翔の翼は二宮さんの名前ですので………んじゃ、昨日の神崎さんのツイッタ○確認しましょうか」

 

蘭子「我が電子グリモワールを見よっ!!」

 

和也「ハイハイ、うんじゃ今日の朝のツイートから行きますね「我が目覚めの魔力は大地の恵みの贈りし穀物」ですね」

 

蘭子「我が盟友は当然分かるだろう!!」

 

和也「「今日の朝はご飯」だろ」

 

蘭子「………此処まで簡単に当てられると少々つまらんな」ぷくっ

 

和也「頰を膨らませてもしょうがないでしょ………この後二宮さんが「僕も大地の恵みを得たよ、君とは違うけどね」というリプをしたせいで解読班は余計に混乱したけど「私は今日はパンだよ」って意味ですから」

 

蘭子「うむ、流石我が盟友だな」

 

和也「最近プロデューサー達に「飛鳥にも専属マネージャー付けようかな」って言いながらこっちをチラ見されてるマネージャーです」

 

蘭子「………我が盟友、次のツイートっ!!」

 

和也「なんで怒ってんだよ………えー「畜と甲鉄の大地の饗宴 我が糧になれっ!!」ですね」

 

蘭子「これは刻が重要だなっ!!」

 

和也「「お昼に豚骨ラーメンバリカタ食べたよっ!!」だろ」

 

蘭子「むー………では我が友の返信は」

 

和也「あー二宮さんの方がちょっと難しいね「僕も糧を得たよ、君と本質は同じ。だが君と違い紅く染まっていたけどね」と………二宮さんも優しいですね、言い回し的には「血に染まっていた」っていった方が自然ですけど、神崎が血が嫌いなのとお昼時なので捻った言い方になってますね」

 

蘭子「そ、そこは関係なかろうっ!!」

 

和也「ついでに二宮さんは「僕もお昼ご飯食べたよ、同じ麺類………ミートソースのパスタをね」ですので」

 

蘭子「では、これが最後だ」

 

和也「「無惨にも刻まれ、命を落とした憐れな獣達の魂を我に捧げよっ!!」ですね………これはウチのアイドル達なら分かる人いるみたいですね………あっ、本田さんとか、諸星さんとかは察してるリプ返していますね、答えを言わない辺りも中々ですね」

 

蘭子「では我が盟友よ、答えてみよっ!!」

 

和也「「ハンバーグが食べたいっ!!」ですね、というか全部食べ物関連のツイートなんだけど、いつから神崎は腹ペコキャラになったんだよっ!!」

 

蘭子「世界の偶像になることでより魔力を消費するようになってしまったからな」

 

和也「個人的には少食の女性より、沢山食べる女性の方が好きですよ」

 

蘭子「そ、そんな食べてないもんっ!!」

 

和也「それなのに神崎さんはスタイルもいいですし、これは中々女性の敵ですね………で、スタイルの話に繋げてですが、神崎さんはグラビア撮影をしたらしいじゃないですか」

 

蘭子「むー、そもそも我が盟友が仕事を取って来たではないのか」

 

和也「そういうフリだからしょうがないでしょう…で、実際撮影の方はどうでしたか?」

 

蘭子「………少し恥ずかしかった」

 

和也「カメラマンさんの談では「照れると肌が赤みがかってとっても可愛い、普段の神崎ちゃんも撮ってるけど、今回は初々しさを感じたよ」と言ってました………プロモーションビデオとか、撮影の時とかは結構堂々としてましたけどね」

 

蘭子「そ、それとは訳が違うっ!!」

 

和也「まぁ、やっぱり肌を晒すってのは恥ずかしいと思いますしね、………正直な話、神崎はこの仕事最初は断ろうとしていたんですよ、ですけど水着のサンプル見せたら高速の手の平返しでしたね」

 

蘭子「………だって、水着が可愛かったんだもん」

 

和也「とのことです。今回の神崎のグラビアは「346アイドル 夏の特集号 アイドル達の水着シリーズ」で発売されますので、是非ともご購入お願いしますっ!!」

 

蘭子「他の偶像達の解放された姿も見れる、是非見るがいい」

 

和也「さらっと自分に目がいかないように宣伝しましたね………さて、宣伝はこれだけじゃないですよね?」

 

蘭子「うむっ!!我の二度目の宴「華蕾夢ミル狂詩曲〜魂ノ導〜」が時の初めに世に出回る!!」

 

和也「「セカンドシングルが月曜日に発売されます」ですね、今回のコンセプトはどんな感じなんですか?」

 

蘭子「前回の宴は、元の力と今の力の拮抗についてだったが、今回は眷属達へ我の思いをぶつけたコンセプトになってる」

 

和也「今回も、ぼ・く・が歌詞の翻訳をしたので是非とも買ってください」

 

蘭子「なぜそこを強調するのだ?」

 

和也「色々と大変だったからだよ………さて、そろそろお時間となりました。………どうでしたか神崎さん、初めて自分がメインのラジオしてみて」

 

蘭子「ふっ、我の力がより眷属に伝わったな」

 

和也「そうですね、リスナーさんもクール系な神崎をイメージしていたと思いますが、今回のラジオで可愛らしい神崎を知れたと思います」

 

蘭子「かっ、可愛いっ!?」

 

和也「リスナーさん、またファンの皆さんには色んな神崎を知ってもらえるように通訳として番組を進行して行きたいと思ってます」

 

蘭子「我が盟友よ、我の真の力は決して…か、可愛いのではなく………」

 

和也「それではそろそろ幕を引かせてもらいます、それでは神崎さん」

 

蘭子「うっ、こほん」

 

「「闇に飲まれよっ!!」」

 

 

 




ラジオ終了後

「疲れたー」
「我が盟友っ!!」

ぷくっと頰膨らませ、こっちにくる。

「か、可愛いなど、本番の時に言うなっ!!」

本当に恥ずかしかったのだろう、結構顔を赤くして文句を言う。

「いいじゃん、フリートークだし………それに事実だし?」

そう言うと彼女は唸って、ぺしぺしと肩を叩いてくる。

「ごめん、ごめんって、そんじゃ今日の仕事はこれでラストだから、このまま帰宅して大丈夫だぞ」
「………我が盟友は?」
「ちょっと仕事が残ってるから事務所だな」
「………ちょっとだけなら少し待つ」

なんてことがあったりなかったり。

ということでドーモ作者です。
はい、皆さん言いたいことはよく分かる。

「はよっ更新しろよっ!!」

ですね。
まぁ、とりあえず作者の話を聞いてくださいよ(言い訳タイム)

まずね、過去最高の書き直しをしました。
最初は水着回をやろうしたんですよ、だけど5回ほど書き直して現在放置。

じゃあ水着回のためのワンクッションクローネ回を書いたんですけど、膨大な人数のアイドルを活かせきれず断念。

どうにかワンクッションを置きたいとネタを考える。…が、ダメ…っ!!(この時から作者忙しくなる)

唐突に思い浮かぶ「そうだラジオやろう、地の文書かなくて済むし」
軽い気持ちで書いたが、これもネタ不足!!
なんとか3000文字を書けて作者ノックダウンって感じですね。

それと最近の悩みなんですけどね、熊本弁()が思いつかないんですよ。
特に他のアイドル達をどう呼ぶかってやつですね。

他にも色々とネタ不足で大変ですけど、なんとか投稿して行きたいですね。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございましたっ!!
感想、評価等お待ちしておりますっ!!

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