私は…彼女の仲間を救えなかった。
彼女は一時荒れた、全ての魔物を倒す勢いで魔物を倒し、禁忌の魔法を使いリッチーになった。
そして、彼女は私から離れなくなった。
そんな彼女と、私のお話し…。
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「ふふふ…起きてくださーい、朝ですよー。」
彼女の声が聞こえる…。
また先に起きたんだ…なんて思いながら体を見る。
手に手錠を付けられ、首元にあるマークが付けられている、いつもの姿だった。
「うん…おはよう、今日こそギルドに行きたいんだれけど…」
「うーん…駄目!って言いたいけど、そろそろ暇なんでしょう?今日帰ってくるならいいよ?」
なんて言いながら、彼女は私を彼女の膝に座らせる。
最初は恥ずかしかったのに、今はもう慣れてしまった。
この生活にも。
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「じゃあいってらっしゃい!」
「うん…行って来ます…ウィズちゃん」
久々にギルドに行くと、道が分からなくなる。
最後に行ったのは一か月?それとも三か月だっけ?
そんな考えはギルドの前に着いた時には、どうでも良かった。
ギルドの扉を開けて、全員がこっちを見る。
事情を知っている…もしくは昔から冒険者をやっている人は、私を可愛そうな目で見て、
私を初めて見た人は驚いて固まっている。
当然だろう、朝から手錠がついたままだし、マークも残っているのだから。
私はいつも使っているカウンターに行く、カウンターに居た冒険者が全員離れた。
「お仕事…日帰りできるもの…お願いします…」
「はい…辛くないの?」
「うん…だって、私を頼ってくれるから…」
「そんな!貴方を頼ってくれた人はいっぱい!」
「でも…でも今のウィズは、私しか見えてないから…依頼ありがと。」
そう言って私は依頼をクリアする為にギルドに出る。
…私だって貴方しか見えてない…そんな声を聞きながら。
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今回の依頼は、カエル三匹の依頼。
カエルを少し多く倒しても、時間まで余裕があったのだ。
取りあえずギルドに帰り、依頼を報告して、何処かで時間を潰そうと考えた時に、
私はウィズかギルドしか知らないと思い出した。
ならこのままウィズの元へ帰ろうとした時、ふと思い出した。
ウィズの為に、何かプレゼントを買おうとしていた事を。
私は、家の近くにあった店に入って、ある物を買ったのだ。
ウィズが喜ぶであろう、ある物を。
「ただいま…ウィズちゃん」
「おかえりなさい!…あれ?その袋は?」
「ん、ウィズがずっと買わなかった物…私が…買ったの。…付けて欲しい。」
「うん?…!これって…まさか」
「うん、ウィズの所にずっと居るって証明。だから買ったの。」
「うん…うん!ありがとう!…付けるね!」
普通の恋人って、結婚する時は、指輪を付けるらしいけど。
私達は違う、私がウィズに上げたのは、
ちゃんと文字も彫って貰ったし、言葉でも言う。
「私と貴方はずっと繋がっている。」
私達、共依存かもね。
寝る前に思いついて、寝てる時夢を見た。
たまにはこんなウィズさんもいいよ…ね?