転生した彼は考えることをやめた   作:オリオリ

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お、お待たせしました?
ようやく時間が取れるようになったので、再び執筆を開始しました。
これからは週に一回は更新できるようにしていきたいですね!(できるとは言っていない)
では、今回もお楽しみいただけると幸いですm(__)m



第十五話 恋次とルキアの霊術院生活(朝)

 学院生活は楽しい。

 今までの生活では知れなかったことが知れたし、強くなるために色々と教えてくれる人達が揃っている。

 斬拳走鬼と呼ばれる戦闘術は実に面白かった。

 特に鬼道だ。

 これを前の生活の時に知っていれば、狩りや採取が非常に楽になっていただろう。

 今は戦闘にしか使わないだろうが、死神を引退してあの屋敷に戻ったら使ってもいいな。

 

 それに、ここには私と同じくらいの見た目をした者たちが多くいる。

 そう考えていると、後ろから良く知っている気配を感じた。

 その気配の主を迎えるために、足を止めて振り返ると髪をお団子にして纏めた女子が走ってきた。

「おはよう!ルキアさん!」

「あぁ、おはよう。桃」

 桃は私が挨拶を返すと、はにかんだように笑う。

 可憐な乙女とは彼女の様な人物を指すのだろうな。

 

 桃が追いついたところで、私達は朝食を取るために食堂へと歩を進めた。

「そういえば、ルキアさんと恋次君は、確か今日が飛び級試験だったよね」

「あぁ、響兄様に遅れる事数カ月……ようやく、といったところだがな」

 私と恋次は、飛び級試験を受けることとなった。

 理由は、一回生の実力を上回ったからとのことだが……。

「私自身はまだまだ学ぶことが多いと思っているのだがな」

「えぇ?斬拳走鬼でほとんどトップを保持してるのに?」

 私の言葉に桃が呆れたような顔で見て来るが……何かおかしかっただろうか?

「当然だろう、一回生ということは一番大事な基礎の部分をやるということだ。私は独学でずっと続けてきたが、それでもしっかりとした基礎を学ぶのなら一年どころかできれば三年ほど一回生をやりたいくらいだ」

「……もぅ、そういう考えしてるから皆から「お!ルキアの姉御!!おはようございます!」むぅ……」

 

 桃が何かを言いかけた時、同級生の藤原が挨拶をしてきたので、そちらに挨拶を返した。

「あぁ、おはよう。今日も元気がいいな」

「それが俺の取り柄っすからね!!」

「元気が良いのは良いことだ。挨拶される側としても気分が良くなるからな」

「ありがとうございます!!んじゃ、先に失礼するっす!!」

「あぁ、では教室でな」

「はい!」

 藤原は一礼すると、駆け足気味で教室の方へと向かっていった。

 

 桃に視線を戻すと、何やら膨れていた。

「むぅ~!!」

 頬を膨らまして、何やらリスの様だ。

 実にかわいらしいな。

「どうしたのだ、桃? そのような顔をしてもかわいいだけだぞ」

「ふにゃ!? そ、そんなこと言うから姉御なんて言われるんだよぉ!」

 顔を少し赤くしながらも、何やら抗議してくる。

 

「ふむ……私は別に気にしておらぬぞ? 姉ということは私が頼りになるということだろう? それを誇りこそすれど不満に思うことなどない」

「うぅ~~~」

「なんでオメェは言うことが一々兄貴に似てんだよ」

「へぇ、これは響さんの影響だったんだ。納得だね」

「恋次、イヅル。おはよう」

 桃が納得いかなそうに唸っていると、後ろから恋次とイヅルが声をかけてきた。

 

「うっす、おはよう」

「おはよう、水無月さん」

「ルキアで良いと言っているだろう」

 私がそういうとイヅルは苦笑した。

「勘弁してよ、女性を呼び捨てにするなんてできないな」

「もうじき、一年も経つのだから別に良いと思うのだがな。まぁ、無理強いはせん」

「ありがと」

 

「恋次君、イヅル君、おはよう!」

「おう、おはよう。雛森」

「おはよう、雛森さん」

 三人が挨拶をしているのを見ていると、食堂に着いた。

 

「そういえば、今日兄貴は間に合いそうか? 俺はサバみそ定食で」

「さてな……響兄様は最近忙しそうだからな……朝食も抜いておるかもしれん。私はキュウリの漬物定食だ」

「確か既に上位席官が確定しているんだよね? がっつり行きたいからカツ丼で」

「響さんのあの強さなら、うん、納得かな。野菜炒め定食お願いします」

 

「はいよ、ちょいと待ってなさい」

 給仕のおば様が準備しているのをしり目に会話を続ける。

「流石だと思うが、少し心配だ」

「え? なんで?」

「あの何でもできると言っても過言ではない響さんに心配事なんてあるのかい?」

「兄貴は確かに頼りになるが、何でも自分で背負っちまうからなぁ……」

 恋次の言葉に幼かった頃を思い出す。

 

「私たちが申し出なければ、炊事洗濯畑仕事に狩りまで全て自分でしてしまう」

「兄貴に迎えられた時は考えなかったが、戌吊でいきなり面倒見るガキが三人も増えたら、普通は手伝いくらいやらせるよなぁ……」

「結局恋次達が畑仕事を手伝うと言い出すまで、何も頼まなかったな」

 

「戌吊って……確か、かなり治安の悪い場所だよね」

「そんなところで、響さんはルキアさん達を守り続けてたんだね」

 イヅルと桃は何やら涙ぐんでいた。

「辛くなどなかった。私は弟と妹に恵まれていたからな」

「わひゃう!?」「うわっ!?」

「! 響兄様!」「兄貴!?」

 気が付いたら、響兄様が近くに立っていた。

 相変わらず、気配を感じさせない人だ。

 

「あぁ、驚かせて済まない。おはよう。私は生姜焼き定食を頼む」

 ふむ、響兄様は生姜焼き定食か。

 やはり力をつけるためには肉が必要なようだ。

 

「えーっと、響さん?」

「雛森、話は後にしよう。先に席を取っておいてくれるか?」

「あ、はい!わかりました!」

「桃、お主の定食は私が運ぼう」

「いや、それくらいなら俺がやるぜ」

 まだ用意されていない定食を運ぶことを提案したら、恋次がやると言ってきた。

 ふふふ、やはり恋次も優しく育ったものだ……姉としては感慨深いな。

 

「二人ともありがとう!先に席を取っておくね!」

「あぁ、わりぃが頼む」

「はいよ!カツ丼お待たせ!!」

「あ、僕のが来た。先に席にいってるよ」

 イヅルの姿を見送ってから、私は響兄様に視線を移した。

 忙しくなる前と変わりないように見えるが……

「響兄様、あまり無理はなさらぬように」

「流石の兄貴でも、いきなり上位席官はプレッシャーだったみてぇだな」

「む……流石に二人にはわかるか」

 私達の言葉に、響兄様は苦笑した。

 

「なんか疲れてるように見えるんだよな」

「それにいつもよりも覇気がありません」

「そうか、気をつけねばな」

 …………私が言いたいことはそういうことではないのだが…………

「はいよ!きゅうりの漬物定食とサバ味噌定食だよ!」

「言いたいことは後で聞こう。二人も先に食べていてくれ」

「……わかった」「わかりました」

 

 響兄様に言われて、私と恋次は桃がいる机を探す。

 桃は小柄だからな……他の人に埋まって見えん……イヅルを探すか。

「……そういや、ルキア。なんで兄貴にそんな丁寧な言葉使ってんだ?」

「屋敷で暮らしていた頃とは違うからな。少々変な感じだが、私も敬語に慣れておかねばならん」

 私は響兄様の影響で大分古風なしゃべり方だろう?と恋次に言いながらも少し笑みがこぼれる。

 我ながら一体どれだけ響兄様に影響を受けているのだろうな。

 

「あー、なるほどな……けど、その………」

「む? どうした?」

 なにやら言い辛そうにしている……もしや、私に丁寧な言葉は似合わないだろうか?

「あー、あぁあああ……よし、言うぜ。いや、言うんだ俺」

 さんざん唸ったと思えば何やらつぶやいているが……

 

「その、な!」

「あ! ルキアさん! 恋次君! こっちだよ!」

 恋次が何かを言おうとした時、桃が私達の姿を見つけたようで声がした方へ視線を向けた。

 そこには6人掛けの席の近くで立ち上がり、手を振っている桃の姿……なぜ一人なのだ?

 

「あぁ、桃、そこにいたのか……イヅルはどこだ?」

「あれ? まだこっちに来てないよ?」

「……そうか……」

 せっかく少しの間でも二人でいられるはずだったというのに……イヅル……運がないな。

「……あー……イヅルの奴、反対側にいるぞ」

 恋次の見ている方を見ると、こちらに背を向けてきょろきょろと周りを見渡しているイヅルの姿。

 ……本当に運がないな、イヅル……

 仕方あるまい、少しくらいなら手助けしても良いだろう。

 

「桃、私は響兄様を迎えに行く。イヅルの方は任せても良いか?」

「うん、わかった!」

 桃は笑顔で答えて、イヅルの位置を教えるとトコトコと歩いて行った。

「……よく見てんだな」

「お主も気づいているだろう。では、私は響兄様を迎えに行ってくる」

「おー、んじゃ、俺はここで待ってるわ」

「頼む。ではな」

 

 

 

 

 

「あー……くっそ、タイミング悪すぎだろ雛森ィ……」

 机にサバ味噌定食をおいて、思わず机に額を着いた。

 あそこでなんでうだうだ迷っちまうかなぁ……。

 ルキアも少し不安そうにしてんだから、そこは兄貴みたいにさらっと言えりゃよかったんだ。

 ルキアは兄貴に影響されてかなり男前になってやがるが、丁寧な言葉遣いをするルキアは、どこかの令嬢みたいに気品が感じられた。

「流石アンタの妹っすよ、緋真さん」

 ルキアの姉である緋真さんも、すっげぇ貴族然としてた。

 あれで、実は俺たちと同じ流魂街出身っていうんだからすげえよなぁ。

 というか、緋真さんを兄貴から嫁にもらえた白哉さんもすげえ。

 

「あれ? どうしたの恋次君?」

 雛森の声が聞こえて顔を上げると、不思議そうに俺を見る雛森と、少し顔が赤いイヅル。

 どうやらルキアの気遣いは良い感じに効いた様だ。

「なんでもねぇ、イヅルは後でルキアに礼を言っとけよ」

「……なるほど、水無月さんのおかげか……姉御、と呼ばれる所以を見た気分だよ」

 イヅルが納得したように頷いていると、ある言葉に反応した雛森が目を吊り上げた。

「あ! イヅル君もルキアさんの事姉御って言ってる!!」

「あ、ごめん。ついね」

「駄目だよ! 姉御なんて言っちゃ!!」

 頬を膨らませて、私怒ってます!と表現する雛森に思わず首を傾げた。

 

「前から思ってたんだが、なんでそんなに姉御って所に反応してんだよ?」

 疑問に思ってたことを聞くと、目を見開いて、信じられないという表情で見られた。

「だって! ルキアさんってかわいいんだよ!?」

「お、おう。そうだな」

 いや、それは俺が良く知ってるわ。

「ルキアさんは凛としてるから確かに頼りがいもあるし、綺麗だけど私の部屋でチャッピー人形を見た時に、顔を少し赤くして、恥ずかしそうに触ってもいいかって言った時のルキアさんなんて思わずルキアちゃんって言いたいくらいに可愛かったんだよ!?」

「なにそれ、見たい」

 チャッピー人形だな。よし覚えた。

 死神になって給料が入ったらプレゼントしよう。

 あいにくと、俺たちの屋敷での生活に金銭なんて存在しなかったからな。

 

「しかもチャッピー人形を触ったときに思わずといった感じでギュッって人形を抱きしめて、えへへなんて笑った時には普段とのあまりの違いに私は「待て桃!! 一体何を大声で言っておるのだ!?」む~~~!!」

 雛森がいかにルキアがかわいいかを力説していると、話の内容が聞こえたのか顔を赤くしたルキアが後ろから雛森の口を押えた。

「本気の瞬歩まで使うか……いや、使うな」

 普段のルキアとイメージが違いすぎるな、いい意味で。

 

「姉御!! いや! ルキアちゃん!! 是非ともその姿を一度見せてくれ!!」

「断る!!! というか、今聞いた内容は忘れろ!!」

「ルキアちゃん!! ここにチャッピーの小さい人形が!!」

「ぐっ……! ええい!! 忘れろと言うに!! この戯け者があ!」

「是非とも姉御の可愛い姿を!!」

「誰か雛森の部屋からチャッピー人形を!! いや! 店で巨大チャッピー人形を買ってくるんだ!」

「巨大チャッピー人形……!?」

「おい、釣られかけてんぞ」

「はっ!?」

「普段の水無月さんからは考えられない状態だね」

 すげえ食いつきだった。

 覚えたぞ、チャッピー人形。

 

「少し頭を冷やそうか」

「うお!?」

 ズンッと少し強めな霊圧が一瞬だけ感じられた。

 今の声と、霊圧は……

 視線を移すと、苦笑しながら近づいてくる兄貴の姿。

「あまりルキアを困らせるな」

「響兄様……いえ! 私は別に人形が好きなわけでは!」

 あたふたと何やら必死に弁明するルキア。

 

「そうか、では食事にしようか」

「あ、う……はぃ」

 あ、撃沈。

 必死に弁明してたが、兄貴に慈しむ目で見られて顔を赤くして恥ずかしそうに俯いたルキア。

「ほら、かわいいでしょ?」

 確かにと頷く。

 普段とのギャップの所為か、すごくかわいい。

 

「桃、あまりルキアを困らせるな」

「あう、でもルキアちゃんが姉御って呼ばれるのに納得いかないんです」

 近づいてきた兄貴につかれた額を抑えて、頬を膨らませる雛森に兄貴は苦笑してる。

「ルキアのかわいさは、親しい者が知っていればいい。そうは思わないか?」

「ひ、響兄様っ!」

 雛森と兄貴の会話にルキアが声を上げた。

 

 それを俺とイヅルは机に肘をつきながら見ていた。

「今日の響さんは結構意地悪だねぇ」

「いや、あれは兄貴も普段見ないルキアの様子を見て面白がってるな」

「そうなんだ……で、君は止めないのかい?」

「俺も見ていたい」

「……君、最近欲望に忠実だね」

 うるせぇ、あんなルキア今までの生活で見たことねぇんだよ。

 だからこそ、兄貴もあの様子を見たいんだろ。

 

 

 

 

「……食事が冷めましたね」

「…………」

「せっかく食堂の方が作ってくれた食事が、冷めましたね」

「る、ルキアさん」

「なんですか、雛森さん」

「お、怒ってる!! すっごい怒ってるよ!」

 

 いや、それは怒ってんじゃねぇ、拗ねてんだよ。

 といった日には俺にも被害が降りかかってくるので、黙っておこう。

 まぁ、いじり倒された挙句、好きな飯が冷めたら機嫌が悪くなりもするだろ。

 せっかくの飯も冷めたらおいしさが半減する、好きな定食なだけに正直残念だ。

「ねぇ、恋次」

「おう、どうしたイヅル」

「……なんか、ごはんから湯気が出てるんだけど」

「は?」

 

 イヅルの言葉に目の前の定食を見ると、確かに湯気が出てる。

 まるで出来立てのように、おいしそうな匂いもしてきた。

「では、頂くとしようか」

 思わず兄貴の方を見る。

 何をしたか全くわかんねぇが、定食が出来立て同然になった。

「………まぁ、いいか。おい、ルキア。飯食おうぜ」

「なぜ湯気が……?」

「あれ? なんか温かくなってる?」

 

 きっと兄貴が何かやったんだろう。

 何をしたか考えるのは時間の無駄だ。

 パチンと手を合わせると、全員が同じように手を合わせた。

「いただきます」

『いただきます』

 

 兄貴と合流して20分ほど、ようやく食事にありつけた。

「うむ、美味い」

「いつも思うんだが、漬物定食ってそういうもんじゃねぇよな」

 ルキアの好物であるキュウリの漬物の他には、豆腐の味噌汁、焼き魚。

 どっちかっていうと、焼き魚定食だよな……キュウリの漬物が丸々二本乗ってなければ。

「うむ、私が頼んだ」

「何やってんだテメェ」

 思わずツッコんじまった。

 

「そんなこともできるんだね、僕もカツを増やしてもらおうかな」

「お前まで何言ってんだイヅル」

「ちなみに、響兄様に教えてもらった」

「兄貴まで何やってんだ!?」

 よくよく見れば、兄貴の生姜焼き定食の生姜焼きがめっちゃ盛られてる!?

 つか、良く見なくてもわかんだろ俺!

 茶碗と同じくらいの高さまで積まれてんぞ!!

 

「恋次」

 そんなことを思っていると、兄貴に声をかけられた。

「なんだよ」

 思わず身構えながら、次の言葉を待つ。

「…………おかずのお代わりも可能だ」

「ちょっとサバ味噌貰いに行ってくる」

「ふふふ、やっぱり響さんもいると賑やかになるね」

 

 良いこと聞いた。

 サバ味噌はもっと乗ってもいいと思ってたんだ。

 よし、これで俺は後100年は戦えるぜ……いや、昼飯まで戦えるぜ。

 昼飯は兄貴たちみたいに、おかずを増やしてもらおう。

 さっき突っ込んだことを心の棚にそっと閉じて、俺はサバ味噌をもらいに行くのだった。

 




……いや、まさか朝食だけで終わるとは……
予想以上にキャラが動いちゃって、ここで切らないと一万文字超える勢いだったんです!許してください!!

さて、ここからは蛇足になりますので、読まなくても大丈夫ですが、良ければ見てほしいな(どっちだ)

ご指摘があった響の速度についてです。
死神の瞬歩は最低でも音速以上、卍解すると雷速以上との意見があり、いろいろと考えたんですが、意見がまとまりません。

そこでみなさんの意見をお聞かせください。
活動報告に『響の速度について』を追加しておきますので、私も読者さんも納得できる様に意見を下さい!
出来ればご協力お願いします!

長々と失礼しましたm(__)m

追記
皆さん響の速度について色々とコメントありがとうございます!
ですがすいません!
感想欄にこういったアンケート?もどきを求めるのは利用規約違反になってしまいますので、私の作品が消されないためにも速度については

活動報告の『響の速度について』と書かれた場所にお願いします!

お手数おかけしますが、どうかお願いします!


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