アキラくんとの青春ドラマ的ななにかを適当に書きました(笑)
※注意事項
①リオちゃんかなりボーイッシュ。口調もかなり男の子。あと関西弁じゃない。
②なんか最後、泉のすごい切ないENDになってしまった
③すっごい即席で作りましたので、流し読みくらいがちょうどよい文章力。
俺達は小さい頃からずっと仲良しの幼馴染。
今までも。
これからも。
リオとアキラは昼休みにプロレスごっこをしていた。
「アキラっちょとリオちゃん、本当に仲良しだよね~」
タツキが言った。
アキラがリオの下で地面を叩いて、ギブアップした
「いてててて!お前の勝ちお前の勝ち!!」
「へへー、俺の勝ちー!ジュースおごりな」
「あの、僕、ずっと気になってたんですけど、二人は付き合ってるんですか?」
朴が言った。
「「いやいやいやいや!ないないないない」」
二人が全力で否定した。
「俺達ただの友達だから!」
「ないな!アキラだけはない!」
「試しにチューでもしてみっか。」
アキラが唇を尖らせて、冗談でリオに顔を近づけた。
「うえー!きもいきもい!むりむりむり!!」
「きもいはないだろ!!ひどくね!?」
ふたりはアハハハと大爆笑した。
「じゃあ、俺がもしリオさんのことを好きになっても応援してくれるってことですよね」
泉が突然言った。
「え・・・?お前突然、何言ってんの?だってリオだぞ?リオ。男友達みたいなもんじゃん。
好きとかお前・・・え、まじなの?」
アキラが言った。
「これが冗談を言っている顔にみえますか」
「見えない・・・ないけど。そうなの?」
「はい。」
「そういうことで、リオさん。俺はあなたのことが好きです。」
「はぁ・・・」リオは戸惑った。
「あなたさえよければ、お付き合いをしたいです」
「え・・・」
「返事を聞かせてください」
「あ・・・・・・・えっと」
リオは困惑した。
アキラを見て、そのあと泉をみた。
いや、いきなりそんなこと言われても・・・。
その日の帰り道。
部活を終えて、帰る方向が同じだった、リオとアキラとタツキは一緒に帰っていた。
「お前、保留ってどういうことだよ!」
アキラがリオに言った。
「だって!真剣な顔してたから!」
「だからって保留は・・・」
「すぐに断れってこと?」
「じゃあ、保留にしたってことは付き合うつもりなのかよ」
「そういうつもりはないんだけど、あそこですぐ答えるわけには」
「じゃあ、どういうつもりなんだよ!!!」
「なんでそんな大声出すんだよ!どうしたんだよお前!
なんでそんな怒ってんだよ」
「怒ってねえよ!」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
二人の間に気まずい沈黙が流れた。
「なんだよ、この空気・・・。
なんでこんな喧嘩みたいになってんだよ」
リオがイライラと言った。
「知らねーよ、もう俺帰る」
アキラは速足で歩きだした。
「なんだよ、どうしてだよアキラ!ちょっと待てよ!」
リオはアキラの腕を掴んだ。
「もう、ほっとけよ!俺帰る!!!」
アキラはリオの腕を振り切って、その場から走り去った。
タツキ「ど、どーしちゃったの二人とも・・・」
オロオロ泣く。
「ごめんなタツキ。帰ろ」
リオはタツキを家まで送った。
次の日。
アキラは学校に来なかった。
「アキラは風邪で今日休みだ」先生がホームルームで言った。
アキラは今まで数えるほどしか風邪を引いたことない。
「大丈夫かな・・・」リオは空席のアキラの席を見た。
その日の夕方、先生はアキラの家まで見舞いに行った。
「先生!わざわざいいのに!」
アキラはベッドから起き上がった。
「いや、バカは風邪を引かないっていうのに、アキラが風邪を引くなんておかしいと思って」
「・・・ん、先生俺のこと今バカって言った?」
「タツキからぜーんぶ聞いたよ。
めったに引かない風邪を引くなんてそうとう動揺したんだな、アキラ」
「別にそれで熱出たわけじゃねーし」
「そういうえば、リオちゃん、泉と二人で話てたなあ」
「・・・・!?」
「今こうしている間にも取られちゃうかもよ?」
「別に、俺の知ったこっちゃねえし」
「まあ、先生はテストの採点があるから、これで帰るな。
じゃ、」
先生はアキラのベッドのそばにお見舞いのフルーツを置いていった。
その中には、アルスのみんなから早く良くなるように、メッセージの寄せ書きがあった。
その中に、リオからのメッセージもあった。
“早く元気になれ、ばか”
「・・・・・・。」
アキラは布団から起き上がって部屋を出た。
その頃、放課後の誰もいなくなった教室で、泉とリオは向かい合って話をしていた。
「昨日の返事聞かせてもらえますか」
泉が言った。
「あーえっと・・・俺は・・・私は・・・。
泉とは付き合えない。ごめん」
「・・・そうですか。」
「ごめん・・・」
「謝る必要はありません。
ただ・・・理由を聞かせてください」
「理由・・・?」
「どうして俺ではだめなのか」
「いや、泉がだめってわけじゃないんだ。
泉いいやつだし、泉と付き合ったらきっと幸せなんだろうなって思う」
「じゃあ、どうしてですか」
「どうしてかな・・・」
リオの頭にアキラの顔が浮かんだ。
どうして泉のことを断ったのか考えれば考えるほど、アキラのことで頭がいっぱいになった。
「あー、分かった。
俺、アキラのことが・・・」
その時、教室のドアが勢いよく開いた。
そこには、額に冷えピタを貼った、パジャマ姿のアキラがいた。
「リオ・・・!俺、おれ・・・!
お前のことが・・・」
アキラはしんどそうにしゃがみこんで、咳き込んだ。
「お前ばかじゃねーの。風邪引いてんだろ?
こんなとこで何してんの!?」
リオはアキラに駆け寄って、背中をさすった。
「だって・・・」
「だっさ・・・」リオがクスクス笑い始めた。
「はあ!?」
「こんな格好でさー、笑えるわー、アハハ」
「なんだよ、お前。俺やっぱお前のこと嫌いだ!」
「は!?俺だって好きじゃねーし。
ほら、さっさと帰るぞ」
リオはアキラをおんぶした。
「これじゃ、どっちが彼氏かわかりませんね」泉がクスリと笑った。
「「ん?なんか言った?泉」」
リオとアキラが泉の方を振り返った。
「いいえ、なんでもありませんよ。お大事に」
夕暮れの街中。
風邪を引いた男子高校生をおんぶする、女子高生。
謎の二人組の背中を泉は見送った。
「お似合いの二人じゃないですか。」
「はじめから、俺の入る場所なんてなかった、ということですね」
泉はさみしげな笑顔で、二人を見ていた。
後日。
先生が泉に言った。
「泉って、大人だな」
「なんの話ですか?」
「ほら、リオとアキラのことだよ。
結局フラれて、好きな子と親友が両想いだったわけでしょ。
そばにいて嫌にならないの?」
「俺が悲しい顔をすれば、二人は優しいから気を遣うでしょうね。
だからなんともないように振る舞っているんです。
だって、そんなことで大好きな二人が一緒にいれないなんていやですから」
「・・・・。」
「先生、切なすぎてもう無理だよ!!!涙が!!!はあああっ!!!」
先生はそばにいたタツキのコンちゃんを奪って、涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔を拭いた。
「せんせ!離れるんだど!!!」
「せんせ~コンちゃん汚れる~」
FIN