不真面目なボディーガード訓練生が幻想入り   作:橘恵一

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夏は理由があって空を眺める事はあまりないけど、冬は空を眺める事が多い。

その時やっぱり夜空は綺麗だなと思う。

と言っても都会なので昔と比べれば劣るだろうが綺麗だと思うことに変わりは無い。

いつかは自然いっぱいの場所の夜空を見たいな。

それではお楽しみください。


個別ルート【第4章】紅魔館編
第26話 「門の前に居るってことは門番なんだろ?」


8月10日

 

「一人で行動するのは随分ひさしぶりだな。」

 

 オレは繁華街を歩きながら通行人や店を眺めている。知っている通り今日は旅行の日で間違いない。それに体調が悪いってのも治っている。ただ時間が昼過ぎになっているだけだ。

 

「麗華たちが行ってから二度寝することで完治するとはな、こんなことなら着いて行っても良かったかもしれない。」

 

 だとしてもこれは結果論に過ぎない。実際に着いて行ったらはしゃぐだろうし、体調が悪化する可能性のほうが遥かに高いだろう。

 

「旅行は楽しみだったが今の状況も十分楽しめそうだしな。」

 

 オレが行けなくなったことで源蔵のオッサンを落ち着かせるためにも麗華は仕方なく亮を連れて行ってる。流石に目が見えない翔子は屋敷に残って柏と遊んでいる。かと言って亮が屋敷に居る居ないは別段気にする事でもない。一番良い点は源蔵のオッサンが出張に行ってることだ。

 

「麗華たちが居なくなった途端、体調が良くなってダラダラと屋敷で過ごせばガミガミと文句を言われていただろうし丁度良い。」

 

 どうも仕事の商談とかが忙しいようで、メイドや執事に話を聞いたところによると帰ってくるのは1週間ほど掛かるらしい。そんなこんなで屋敷ではやることが無くなり、繁華街をプラプラしてるってわけだが。

 

「こう考えてみると立ち読みくらいしかやる事ってねぇな。」

 

 いつもならこういった好機を逃さずに紫あたりが来そうなもんだが、今日に限ってそんな気配は感じられない。

 

「おし、今日は普段行かない山の方にでも行ってみっか。この時期なら虫がうじゃうじゃいるだろうし昆虫採集の続きだな。」

 

 軽く目的を決めたので実行するために山へ向かう。

 

「気のせいかも知れないが段々とこの辺じゃ珍しい奴が増えているような……。」

 

 珍しい奴と言うのは禁止区域に住んでいる奴のことだ。向こうからしたらこんな明るい世界に出てくる物好きはあまり居ないはずなんだが、1年も経ってるし何かしらの変化があるのかもしれない。

 

「ま、今のオレが気にする事じゃないな。」

 

 考え事をしていると虫取りをするだろう準備をして走っていくガキを見かける。

 

「虫を捕獲するために何かしら道具でも買っていくか?」

 

 虫取りの定番と言えばやはり網に虫かごだ。前に一度薫の家に向かうときにしたことがあるが、その時は特に何も無いので素手で捕まえていた。

 

「でも考えてみたら飼うわけでもないし、別に必要ないな。つか、それ以前に金持ってねぇわ。」

 

 ガキたちから視線を逸らし、気を取り直して山に行くため再び足を動かし始める。実を言うと熱が出てから寝てばっかりで身体を動かしたいってのもあったし。

 

「さすがにスーツで山の中は暑いな。」

 

 特に急がず歩いたのだが、汗をかくのは時期的に当然。しかもスーツを着ているとなれば誰であろうと暑いと感じるだろう。それでも風や日陰のお陰で気分だけは幾分かマシな気がする。木に集まっている虫たちを手に取りながらふと思いつく。

 

「何匹か持ち帰って屋敷に放出したらどうなるだろうな。」

 

 ポイ捨てをするだけでどこからとも無く現れるツキと言う番人が居ない今、恐らくそんなスキルを持った人間は屋敷に居ないだろう。そんなときに虫を大量に放出すれば地獄絵図となるだろうが、屋敷の広さを考えると虫かごいっぱいでも足りないだろう。

 

「こんな事なら虫かごを何個か取ってくれば良かったな、手で囲えるくらいの数じゃ面白くも無い。」

 

 取ってくるってのは誤解しないでくれ、盗んでくるわけじゃない。ただガキからもらうか、適当にゴミ箱からそれらしき物を探してって事だ。

 

「どうせ明日も暇だろうし、帰ったら虫かごになりそうなものを探すか。とりあえず今日のところは生態観察だな。」

 

 そう言うとオレは木から地面に視線を落とす。

 

「普通のやつならメジャーどころのカブトムシやクワガタムシを観察するんだろうがそんなのは面白くもなんともない。」

 

 そして地面を這うダンゴムシを手に取る。

 

「この無駄の無い丸み……実に理想的だぜ。」

 

 手が触れるとスグにダンゴムシは丸まって防御体勢へと変わる。

 

「考えてみると自分で丸まって視界が無くなる上に坂道なんかだと普通に転がるし、もっといい体勢があるだろうよ。」

 

 でも実際にやってみたら思いのほかスキの無い体勢かもしれない。人間にも言えることだが長い歴史を生きてきた虫や動物なんかは生きていくために進化を続けていく。水陸両用だった動物が水中だけになったり、弱点を克服するために補ったり、ゴキブリなんかは姿を変えずに3億年もの時を過ごしている。オレだって高いところから飛び降りた場合、衝撃を和らげるために前回りすることもあった。

 

「おし、やってみるか。」

 

 山ならそれなりの傾斜もあるし、実際に転がる事が出来るかもしれない。そうと決めたらそれなりに開けた場所を探して移動する。少し歩くと木の大きさが変わり、互いの木がそれなりの距離を離しながら育っている場所に出る。

 

「よっと。」

 

 スーツが汚れるのを構わずに回る。

 

「……ダメだっ! ダンゴムシ先生はこんなもんじゃないんだ!」

 

 無我夢中で数十回回り続けてから一度起き上がる。自分が思っているような回り方ができていないため、イラつきから近くにある木を思いっきり蹴る。

 

「それになぜ傾斜があるのに転がってる感じがしないんだ……ってあれ?」

 

 今蹴ったのはそれなりの大きさでオレ自身もそれなりの力を入れて蹴ったのだが木が少し揺れるだけでなにも落ちてこない。木には大量の虫がいるはずで、この木にだけ虫が寄り付いていないって考えるのも無理がある。となれば雨のように虫が落ちてくるはずなんだが――。

 

「ちょっとまてよ。」

 

 その原因を頭で考えようとして自分で止めて周りを見回す。

 

「……場所変わってるな。」

 

 さっき居たのは山でそれなりの傾斜があることを利用して前回りを試していたのだが傾斜の無い森なら転がらなくて当たり前だろう。そして場所が変わってると言っても見覚えのある森でしかも気温が違うともなれば答えは簡単に導き出される。

 

「ここって幻想郷じゃね?」

 

 初めて幻想郷に来た森と同じ植物やキノコを見かける。もっとも場所は違うようでどちらの方向に魔理沙の家があるかも検討がつかない。

 

「……来た時間もそれなりに近いな。」

 

 空を見上げると既にオレンジ色へと染まりかかっている。今はまだ染まりきっていないものの、暗くなるのは時間の問題だ。

 

「そういえば妖怪って人間を食うんだよな、野良犬みたいな奴がいるってことか。」

 

 少し時間を掛けて今の状況を確認すると周りにオレを狙う気配があることに気付く。

 

「野宿する事になりそうだが、簡単には寝かせちゃくれなさそうだ……なんてな。」

 

 やりあうってのも選択肢として悪くない。だが、昨日までの体調を考えれば止しておいたほうが良いかも知れない。

 

「とりあえず日が暮れるまで時間があるんだ、適当に歩いて人を探してみるとしよう。」

 

 行く先も分からぬまま足を動かす。竹林が見つかれば何とか魔理沙やアリスの家、博麗神社に辿りつけそうだがそれらしき場所は見当たらない。となると前に出たところの正反対部分に当たると予測できるが森の全体像を把握してない事もあり、そう決め付ける事も出来ない。

 

「せめて森から出られれば良いんだが。」

 

 歩いてから1時間ほど経つと空はオレンジ色から黒色へと染まり始めてきた。

 

「こりゃあマジで相手をする事になりそうだ。」

 

 気配は先程から入れ替わりをしているものの、数は一向に増えている。ルーミアが言うには霊夢やらが人里の人間は食えないようにしているが迷い込んだ人間に関しては見逃しているらしい。ともなれば妖怪からすればご馳走といったところだろう。

 

「その気持ちは分からんでもないけどな。」

 

 すると少し距離が離れているが先のほうに森が開けている場所が見えたので、歩みを止めずに進む。

 

「どう見ても人が住んでるようには見えないな。」

 

 辿りつくと目に飛び込んでくるのは洋館。中々大きく、雰囲気も悪くないが人が住んでいないのか、生活観はまったく感じられない。庭や建物を見る限り、長い間誰にも手入れをされていないのが分かる。

 

「森から出れたし、ちょっと歩いて誰も居ないようならここで寝るとしよう。」

 

 そして廃洋館の近くに見える霧がかかった湖に近寄る。二階堂を出てから何も飲まず食わずだったし、水くらいは欲しいところだ。

 

「……ぷはっ、生き返るぜ。」

 

 湖の水を飲んで口を拭う。水分を補給できたことであと数時間は問題ないだろう。もっとも、近くにもう一つ洋館があるためにその必要は無さそうだ。さっき見た廃洋館とは違い、その見た目から誰かがそれなりの清掃をしているのが分かる。

 

「それにしても赤一色って、随分と悪趣味だな。住んでる奴は相当な変人だろうが贅沢を言っている場合じゃないか。」

 

 オレは近くに聳え立つ、赤い屋敷に向かって歩き始めた。

 

「数時間くらい歩くと思ったんだが、そうでもなかったな。」

 

 湖は霧がかかっていたせいか思ったほどの大きさではなく、赤い屋敷に着くいたのは空が黒く染まる前。

 

「うん、近くで見れば見るほど悪趣味だ。こんな色に染めた感性が理解できん。」

 

 屋敷を訪ねる前にもう一度外観を見回す。すると入り口の門には一人、中国風の服を着ている奴がいる。

 

「中国人との初対面は面倒だった経験しかないぞ。」

 

 たった二人だが最近知り合った詩音はもちろん、龍でさえ審査という事もあり面倒だった。そんな事を思い出しながら進むと一つのことに気付く。どうやらその門番は女。身長が高く、服は全体的に緑を使って屋敷と同様の赤色の髪が腰くらいまでの長さ。帽子を被っていて、星型の飾りがついており星の中には龍と言う文字が書かれている。器用にも立ちながら寝ているようでかすかに寝息が聞こえる。

 

「もう暗いし寝ているのは仕方ないがそんなことより……良い寝方だな、隙も無ければ無駄も無い。」

 

 立ちながら寝る時点で難しいはずが、この門番からは侵入を許すような隙は見当たらない。それに体重の掛け方も極力疲れを偏らせないよう上手く均等に分けている。とは言っても空からの侵入に関しては隙だらけだが。

 

「幻想郷は空を飛ぶ奴が居るから上も警戒しとかなきゃならんだろうに……おい、起きろ!」

 

 少しだけ呆れながらも、門番を起こすために声を掛ける。

 

「ふぇ?」

「門の前に居るってことは門番なんだろ?」

「…………。」

 

 一応門番らしき女に門番なのか確認してると、寝ぼけているのか? オレを見て固まる。

 

「あっ、すみません。紅魔館の門番をしております、紅美鈴です。」

 

 赤一色で名前も紅魔館とそのままのようだ。

 

「なら早速だが美鈴、博麗神社まで連れてってくれないか?」

 

 近くに紫が居ない以上、帰るにはそこら辺に居るよりも霊夢の近くに居た方がいいだろう。

 

「ぐすっ、久しぶりに名前を読んでもらった気がします!」

 

 なぜだか分からないが突然、目に涙を浮かべ両手でオレの手を握ってくる。

 

「そういうのは後でやれよ。」

「すっ、すみません。失礼でなければお名前を教えていただけませんか?」

 

 顔を見つめた後に名前を聞いてくるパターンにも面倒な経験しかない。

 

「イン・ジョンイノレだ。」

 

 ここは今は亡き人物の名前を変えて使わせてもらおう。

 

「ジョンイノレさんですね。」

 

 美鈴は特に怪しむことなく、偽りの名前を読んで確認をとる。

 

「呼ぶならインにしてくれ、色々と感づかれるだろう。」

「わかりました、インさん。」

 

 どうやら美鈴は信じやすいタイプらしい、扱う上ではこれ以上楽な奴はいない。

 

「何でもかんでも信じるのはアナタの良いところでもあるけど、悪いところでもあるわね。」

 

 美鈴と会話していると女メイドが門の内側に姿を表す。髪は銀色で短く、もみ上げ辺りは三つ網になっている。服装は白と青を使っていてその見た目だけでもメイドだと分かるがその表情からは感情が読み取りづらい。

 

「本当ですか咲夜さんっ。」

 

 驚く事に気配を感じることが出来なかったのにも関わらず美鈴はそのメイドと会話を続ける。あの気配の薄いツキでさえも目の前に現れる時には分かる。分からないときは視覚外からの接触くらいだが、このメイドは違う。何も感じる事が出来ないまま目の前に現れた、それこそ突然現れたと言ってもいい。

 

「この人は朝霧海斗、外来人よ。」

 

 こっちが珍しく真面目な考えごとをしているとメイドは勝手に人の名前をバラす。って言っても、射命丸がこっちで新聞を配ってるんだったし知っていても当然か。

 

「全然名前違うじゃないですか!」

 

 美鈴はそれなりの大声でオレにツッコミを入れる。どうやら初対面に物理的なツッコミを入れるような非常識さは無いようで言葉だけだ。

 

「知り合って間もない奴に本名教えて悪用されたら溜まったもんじゃないからな。」

 

 ま、こっちの世界ではって事なんだが。

 

「そんな悪人に見えましたか?」

「そうは見えなかった。が、逆にそういう奴のほうが怪しいってもんだ。」

「そういうものでしょうか。」

「世間知らずにはわかんねぇだろうよ。」

「申し送れましたが私はこの屋敷のメイドを勤めている十六夜咲夜と申します。それで朝霧様はどのようなご用件でしょうか?」

 

 美鈴との会話が落ち着くのを見計らってか、メイドが自己紹介を兼ねて訪ねる。さっきは呼び捨てだったくせに、客人としての対応に変わったため敬語で接してくる。

 

「博麗神社に行きたいそうなんですが咲夜さんが連れて行ってあげてください。」

 

 オレが答えようとしないため美鈴が変わりに答える。

 

「元いた世界に帰る為ですか?」

 

 さすがに幻想郷の住人ともなれば外来人の行動くらい予想がつくのだろう。

 

「一応な。ま、生憎と帰っても暇なもんでどうしようか考えてたところだ。」

「……でしたら今日はこの紅魔館にお泊りください。」

「理由は。」

 

 単純に魔理沙みたいに夜だからという理由だけではないような気がしたため問いただす。

 

「お嬢様が新聞を読んでから一目朝霧様にお会いしたいと仰っていました、ですので時間があるのでしたらお会いしていただけませんか?」

 

 とりあえずメイドの表情から本心かどうかを探るが嘘を言っているようには見えない。それに屋敷を見る限り、二階堂のように衣食住は保障されてそうだし……なにより退屈しないで済みそうだ。

 

「わかった、いいぜ。」

「ありがとうございます、では早速お部屋にご案内しますが今日のところはごゆっくりお休みください。」

「ああ。」

 

 オレがそう答えると分かっていたようなところが癪に障るな。

 

「それじゃあまた明日も会えますね、海斗さん。」

 

 閉まっている門を開けたので屋敷に向かおうとすると笑顔で言ってくる。

 

「そうなるな、ちゃんと上の方も見張っとけよ。」

「うぅ、やっぱりわかりますか。気をつけます。」

 

 美鈴が門を閉じるのを確認しないまま、前を歩くメイドに着いていき屋敷の中へ。

 

「それにしても屋敷の外だけじゃなく、中も真っ赤かよ。ところで人の気配がしないんだが美鈴とお前しかいないのか?」

 

 デカイ屋敷ならそれなりの人間が必要になるはずが中からは気配が感じられない。

 

「いえ、他にもメイドは居ます。ただの人間は居ませんが。」

「そういや幻想郷はそんなとこだったか。」

 

 ただの人間と聞いて前に魔理沙や霊夢から言われていた事を思い出す。外から見たより中が思ったより広いと感じながらメイドに連れられて客人用の部屋に案内された。

 

「明日の朝食はお持ちしますのでそのときにお嬢様のお部屋にご案内します。」

 

 部屋の中を見ると清掃が行き届いていて、二階堂と似たような洋風な感じでちょっとしたシャワーもついている。

 

「なぁ。」

「なんでしょうか?」

「朝霧様って呼び方はやめろ。」

「と仰られても、お客さまですので―」

「やめろって言ってんだ、お前がどうのってわけじゃないがメイドにそう呼ばれるのは虫唾が走る。つか、さっき普通に呼び捨てだっただろうがっ。」

「はて、そうでしたでしょうか? 朝霧様。」

「……明日までには治しておけよ。」

「はい、善処いたします。それではごゆっくりお休みください。」

 

 メイドは頭を一度下げてから扉を閉じる。

 

「どうもアイツはツキに似た感じがするな、もっとも嫌味を言う辺りだけだが。」

 

 メイドの気配が無くなるのを確認してから汚れたスーツを脱ぎ、シャワーを浴びる。そして部屋に出ると汚れたスーツは無く、新しいスーツが畳まれていた。どうやらメイド長クラスになるとサイレントモードが可能になるのは幻想郷も同じらしい。どの世界でもメイドは侮れないな。




いかがでしたでしょうか?

漸く2回目の幻想入りです。
とりあえず第4章開始ということで思いのほか自分自身でテンションが上がっていたのは言うまでも無いですね。

今回は美鈴と咲夜に出逢いました。
紅魔館勢はやっぱり安定していますね、この作品ではメイド妖精にもスポットを当てられたらなと思います。

次回はレミリア回です、が変わる可能性が大いにありますので読者の方々も妄想を膨らませながら御待ちくださいませ。

読者の方々、ご観覧ありがとうございました。
ご意見、ご感想、ご指摘がありましたらお気軽にメッセージ等にお願いします。

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