ハイスクールD×D【魔を滅する転生魔】   作:月乃杜

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第30話:戦争×宣言

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 一旦、解散した一同は家に帰宅する。

 

「そっかぁ、そんな事になってたんだ」

 

 話を聞いて紫藤イリナは呻く様に呟いた。

 

 未だに腕がまともに動かせないイリナは、基本的には誰かのお世話にならなければ食事も侭ならない。

 

 まあ、三時のおやつとかをパクつく程度には手も動かせるのだが……

 

 流石に細かい動きを要する箸は使えず、スプーンでさえ取り落とす始末。

 

 リハビリは必要だけど、食事の時はユートか那古人かアーシアが口に運んで、それを『あーん』をしながら食べていた。

 

 とはいえ、ユートに食べさせて貰うのはやはり気恥ずかしいのか、頬を朱に染めていたりする。

 

「ゼノヴィア、無茶してなければ良いんだけど」

 

「多分、フレンド達を追ったと思うし、一戦をやらかしたんじゃないかな?」

 

「友達なんて居たっけ?」

 

 イリナが首を傾げるが、その言い方だとゼノヴィアがボッチみたいだ。

 

「兄貴、また間違っているよ」

 

「あ゛……フリードだよ、フリード。うん」

 

 明後日の方を向きつつ、自分に言い聞かせるユートであったと云う。

 

「まあ、戦闘はイリナにはまだ無理だし、此処で大人しくしてれば良い」

 

「兄貴の言う通りだね」

 

「うーん、でも任せ切りで良いのかな?」

 

 怪我はユートから負わされたものだとはいっても、何もしないで成果だけを貰うというのは心苦しい。

 

「構わないよ。同じ理由でイルとネルとレイヴェルとミッテも留守番。那古人は暫くイリナの監視。喚んだら来てくれれば良いから」

 

「「わかったー!」」

 

「了解ですわ」

 

「良かった、戦いに駆り出されなくて……コカビエル様が相手なんて、ウチに出来る訳ないじゃん!」

 

「イエス、マスター」

 

 素直に頷くライザー組、ビビりまくるミッテルト。

 

 那古人は喚ばれる可能性が高いと踏んでいた。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 風呂場にてユートは身体を洗おうと湯船を出る。

 

 其処へ、まるで見計らったかの様にイル&ネルが、タオルも巻き付けずマッパで浴室へと入ってきた。

 

「ユウ兄、今日はボクらが洗ったげるー!」

 

「シャワシャワしてあげるねー!」

 

 同じライザー眷族であるミラがそうであった様に、この二人もユートから手酷くやられている。

 

 幻朧魔皇拳による洗脳、それでイルとネルは手に持っていたチェーンソーにて殺し合いを演じたのだ。

 

 しかもその間の事は克明に覚えている。

 

 互いに嫌っていたのならまだしも、相手となったのは自らの分身にも等しい、一卵性双生児である姉妹。

 

 それが不可思議な術を以て殺し合わされ、術を解かれてからも震えが暫くは止まらなかった。

 

 それなのに、選りにも選ってユートの下に送られるという、兵士(ポーン)の内の二人が自分達。

 

 ミラは恐怖からか完全に拒絶する事を選んだけど、自分達は互いに大切な姉妹が居るからそんな事なんて出来はしない。

 

 ユートの不興を買って、また同じ術を掛けられたらと思うと、恐くて拒絶なんて出来る筈もなかった。

 

 勿論、もうレーティングゲームも終わって敵対者でなくなった二人に、そんな無体をユートはしないが、ユートの心情など判る訳がないイル&ネルは、決断をしたのである。

 

 拒絶は出来ない。

 

 かといって、犠牲(サクリファイス)の駒にしかならない自分達が、(キング)であるライザーを斃してしまったユートに立ち向かえる訳もなく。

 

 ならば姉妹を護る為にも恭順を示すしかない。

 

 媚びを売って、ご機嫌を取り気に入られたならば、あんな恐怖を再び味わう事もないだろうから。

 

 だけど、同じ家で生活を続けている内に理解した。

 

 敵対者でなくなった自分達を害する気など、ユートには露程にも無い事を。

 

 ライザーの所では得られなかった楽しみもあるし、修業で強くなっている実感もあった。

 

 少しずつ慣れていって、今では【ユウ兄】などと呼んでいる。

 

 風呂場へ突撃する様になったのは、那古人がユートと共に入浴をして、背中を流していると知ったから。

 

 そして先にこの家に住んでいたアーシアも、那古人と代わり番こで背中を流していると聞いたからだ。

 

 ユートとしては背中を流してくれるのは問題無いのだが、アーシアもイル達も那古人から何を聴いたか、身体にバスタオルを巻いて全身を使って洗うのは勘弁して欲しいのだが……

 

 普通に欲情するし。

 

 風呂から上がれば後は眠るのみ。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 草木も眠る丑三つ時に、けたたましく電話が鳴る。

 

 相手はリアス。

 

 どうやら、コカビエル達が動きを見せたらしい。

 

 わざわざ、リアスの……というか一誠の家まで乗り込み宣戦布告をしたとか。

 

 話に聞く限りコカビエルに抱いたユートの感想は、戦争屋の一言に尽きる。

 

 だけど、それだけに判った事もあった。

 

 コカビエルとは堕天使の幹部の中でも一際、小物でしかないのだと。

 

 確かに力は有るだろう、けどどうやら奴は戦争が続いていれば勝っていたと考えているらしく、再び戦争を起こし今度こそ勝ち組となろうと思ったのだろう。

 

 当然と言えば当然か。

 

 そもそも戦争は勝つと思うからこそやるのであり、負け戦だと判っていながら仕掛ける者は居ない。

 

 然るにコカビエルは教会や悪魔に戦争を仕掛けてきた訳だが、これは自身が勝てると踏んでるという事。

 

「ふん、何が『戦争をしよう』……だ。ああ、してやるともさ。コカビエル……お前に敗北を刻んでやる、事実上の負け戦をな!」

 

 コカビエルが曰く……

 

『ハハハ、戦争をしよう、魔王サーゼクス・ルシファーの妹、リアス・グレモリーよ!』

 

 それは敗けるとは思っていない傲慢な言い種。

 

 

「だが勝てると思うなよ、コカビエル……」

 

「ユートさん!」

 

「さあ行くよ……ユーキ、アーシア!」

 

「了解!」

 

「はい!」

 

 ユートはアーシアを連れ夜の街を飛んで、ユーキも単身にて深夜の街を飛び上がるのであった。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 現在は結界に覆われている我らが駒王学園。

 

 この結界は、ソーナ・シトリーを中心とする生徒会のメンバーが張っている。

 

 リアスは、一誠と木場と小猫と朱乃の四人を連れ、中のコカビエルと戦う心算でいるのだ。

 

「リアス、相手は桁違いのバケモノですよ? 確実に負けるわ。今からでも遅くはない、貴女のお兄様へ」

 

「貴女だって、お姉様を呼ばなかったじゃない」

 

 互いに言い合うリアスとソーナの二人だったけど、既に朱乃の方でサーゼクスに連絡をしていたらしく、それを非難するリアス。

 

 とはいえサーゼクスの軍勢が到着するには一時間、少なくともそれまで持ち堪えねばならない。

 

 校庭にまでオカ研部員が進むと、やけに装飾の凝った黒いローブに身を包んだ長い黒髪の堕天使、背中には漆黒の翼が十枚と自らを誇示するべく広げていた。

 

 堕天使が幹部コカビエルである。

 

 天使の格は基本的に翼の枚数で判るらしい。

 

 この世界の最大が熾天使(セラフ)の一二枚だとするならば、コカビエルの十枚は可成りの強さという事になるのだろう。

 

 俗説ではあるがこの世界では真理だ。

 

「これはいったい?」

 

「ふん、四本の聖剣を一つに統合するのだよ」

 

 一誠の疑問にバルパーが愉しそうに答えた。

 

 校庭の中央で神々しい光を放ち聖剣が浮いている。

 

 【夢幻の聖剣】

 

 【天閃の聖剣】

 

 【透明の聖剣】

 

 【破壊の聖剣】

 

 あれ? と一誠は思う。

 

 聖剣を中心へと据えて、校庭全体に怪しい魔法陣が描かれていた。

 

 つまりはこれが聖剣統合の術式なのだろう。

 

「バルパーよ、後どれくらいでエクスカリバーは統合をする?」

 

「ふん、五分も掛からんよ……コカビエル」

 

「そうか……では頼むぞ。さて貴様ら、サーゼクスは来るのか? それとも来るのはセラフォルーか?」

 

 コカビエルはリアスに顔を向けて訊ねてきた。

 

「お兄様とレヴィアタン様の代わりに私達が……」

 

 その瞬間、風切り音が聴こえたかと思うと爆発音が響いて体育館が消し飛ぶ。

 

 “嘗て体育館だったモノ”が有る場所には、夕麻のモノと比べるのも愚かしい程に巨大な光の槍が突き刺さっていた。

 

「つまらんな、まあ良い。余興にはなるか」

 

 ビビる一誠だがドライグが励ます。

 

 未だに禁手(バランス・ブレイカー)には至らない一誠だったが、肉体の一部を代償に一時的にだが至らせる事も可能だという。

 

「さあ、地獄から連れてきた俺のペットと遊んで貰おうかな?」

 

 コカビエルが指を鳴らすと闇夜の向こうから、地響きを鳴らしながら何かが近付いてくる。

 

 血の如く深紅の双眸に、ギラつく牙と凶悪な三つの首を持つ犬……

 

「ケ、ケルベロスッ!?」

 

 それは地獄の番犬と云われるケルベロスだった。

 

 そんな凶悪な事極まりないだろう怪物に向かって、オペラピンクという派手な色の鎖が飛ぶ。

 

「あれは、星雲乃鎖(ネビュラチェーン)?」

 

 木場が叫ぶ。

 

 星雲乃鎖(ネビュラチェーン)はケルベロスの口に巻き付くと、開けられない様にキツく締め上げた。

 

「アーシアか?」

 

 星雲乃鎖の出所を一誠が見遣ると、長い金髪に碧眼の少女がオペラピンクの鎧を着込んで立っている。

 

「木場さん、イッセーさん……早く斃して下さい!」

 

 アーシアの言葉に男二人は頷き合うと神器(セイクリッド・ギア)を顕現し、ケルベロスへと構えた。

 

「【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】ッ!」

 

「【北欧神の守護石(オーディン・サファイア)】、そして【魔剣創造(ソード・バース)】!」

 

《Boost!》

 

《Charge Up!》

 

 一誠の籠手の緑色の宝玉が輝き電子音声を響かせ、木場のベルトからも剣を鞘に納めた瞬間、電子音声が強く鳴り響く。

 

「木場ぁぁっ! ブーステッド・ギア・ギフト!」

 

《Transfer!》

 

 【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】は都合、二つの力が現在宿る。

 

 一つ目は始めから使えていた増幅、今一つは修業と実戦の末に得た譲渡だ。

 

 これにより、一誠は増幅した力を味方に譲渡する事でサポートも熟せる。

 

 攻撃力を増幅された木場がジャンプ一番、ケルベロスの首の一つを横合いから斬り落とす。

 

『ギャワンッ!』

 

 堪らずケルベロスは悲鳴を上げた。

 

「ほほう、中々にやるではないか。これなら少しは遊び甲斐もあろう」

 

 三人掛かりだとはいえ、簡単にケルベロスの首を落としたのを見て、コカビエルは口角を吊り上げる。

 

「何処へ行くんだ? お前の相手は僕が務めるぞ」

 

「ん? 貴様は……人間の様だが何を血迷ったか?」

 

「そう思うなら自由に思っていれば良いさ。なら此方は此方の勝手で攻撃を仕掛けるまでだからな!」

 

 ユートは瞬間的加速――縮地法でコカビエルの懐へ飛び込むと、握り締めた拳を揮って顔を殴り付けた。

 

「ぐおっ!?」

 

 その威力に吹き飛ばされたコカビエル、だけど翼をはためかせてフワリと浮いて着地をする。

 

 ズキッ! 寧ろ殴った方が拳を痛めていた。

 

「人間にしては良い拳だ。だが……この俺にはまるで効かぬぞ!」

 

「なあに、これはちょっとした実験なんだ」

 

「実験……だと?」

 

「先ずは素の拳。そして、次は小宇宙を籠めた拳!」

 

 再び縮地法で懐に飛び込むが、コカビエルもそれには対応して来る。

 

「同じ手が何度も通じると思うな!」

 

「思ってないさ!」

 

「ぬ?」

 

 バックステップで躱し、コカビエルが自身の拳を振り下ろした瞬間を狙うと、上に弾いたと同時に左頬に拳をぶち込んだ。

 

「ガハッ!」

 

 先程に比べて遥かに威力のある拳に、今度こそ地に膝を付くコカビエル。

 

「どうやら生身の拳でも、充分にダメージは与えられるみたいだね」

 

「ふん、だからどうした? 成程……人間如きにしては威力が高い。俺にダメージも通ったであろうがな、こんな軽い拳で俺を斃すのに貴様は何万発……いや、いったい何億発の拳を入れる心算なのだ!?」

 

 今のダメージもゲーム風に表現すれば……

 

『ユートの拳による攻撃、コカビエルに一五のダメージを与えた』

 

 といった処でしかない。

 

 先程が三のダメージだとするなら、確かに与えたポイントは増えている。

 

然し、HPが一〇〇〇〇を越える中ボスを相手取り、これでは如何にも足りないと言えよう。

 

「いいや、これでお前は斃せると判った」

 

「な、何だと?」

 

 コカビエルには理解が出来ない、目の前の人間は何を以て堕天使の幹部たる自分にこれだけの大言壮語が出来るのか?

 

「待てよ、そうか! 神器(セイクリッド・ギア)を持っているのか?」

 

 人間がその枠組みを越えた攻撃をする事が可能な、それは正しく神の創り出したという兵器。

 

 神の子――人間にのみ赦された力。

 

 正確には人間の血を引くなら、悪魔や堕天使や天使といった者達のハーフでも神器(セイクリッド・ギア)は宿るもの。

 

「僕は神器(セイクリッド・ギア)を持っていない。一応、造る事は出来るんだけれどね」

 

「な、なにぃ?」

 

 ならば余計に判らない。

 

「コカビエル、お前は先の三勢力大戦で二天龍の邪魔さえ無ければ、堕天使側が勝利していたと思っている口だよな?」

 

「ふん、事情は知っているという訳か」

 

「だけどそれは間違いだ。三勢力は戦い続けていれば互いに喰い合い、いずれも滅びていただけだ。そしていの一番に滅ぶのは堕天使の勢力だと考え、堕天使のアザゼル総督は手を引き、趣味に時間を費やす様になったんだよ!」

 

「ふん、腑抜けなだけよ。あの侭、やっていれば勝っていたのだ! それを……アザゼルの野郎は、戦争で部下の大半を亡くしちまった所為か、『二度目の戦争はない』と宣言する始末! 耐え難い! 耐え難いんだよ! 一度振り上げた拳を納めるだと? 巫山戯るな、巫山戯るな! それで奴は神器(セイクリッド・ギア)なんて玩具なんぞに御執心だ! だから起こしてやるのだよ、戦争をな。流石にこの駒王を妹共々、木端微塵にされればサーゼクスもセラフォルーも黙ってはおるまい!」

 

 愉悦に満ちた凄惨な笑みを浮かべるコカビエル。

 

 それを聞きユートは後ろの魔法陣を見た。

 

「成程ね、あれはその為の魔法陣って訳か。話し合いで収まるならそれも良しと思ったけど、どうやら本当にやるしか無さそうだ」

 

 やや諦感にも似た感情がユートの内に去来する。

 

「仕方ない、コカビエル。判らないというなら判らせてやるよ、お前の死を以て……な!」

 

「出来る心算か、高が芥子粒の如き人間風情が!」

 

「その手のセリフは聞き飽きたよ。もう少しボキャブラリーに富んだセリフは言えないのか?」

 

「なぁにぃ!?」

 

「聞き飽きるくらいお前らの様な連中を斃してきた。理解しろ、コカビエル! いつの世でも芥子粒の様な人間こそが、お前らの様な超常存在を討滅してきたっていう事実を!」

 

 ユートはコカビエルを指差すと、ハッキリとこの世の真理を告げてやった。

 

「那古人、来い!」

 

〔イエス、マスター!〕

 

 空間を越えて、何百枚もの紙片がユートの下へと集まって本の体裁を執る。

 

「むぅ、魔導書だと!?」

 

 本――魔導書は更にヒトの形態を執り、漆黒の服を着た黒い髪に翠玉の如く瞳を持ち、初雪の様な肌をしたまるで人形みたいな少女の姿となった。

 

「おいで、那古人!」

 

「イエス!」

 

「「ユナイト!」」

 

 那古人が光となりユートの身体へと吸い込まれる。

 

 ユートの日本人然としていた黒髪と黒瞳が、金髪と金瞳へと変化した。

 

 更に右腕を掲げ人差し指を伸ばして叫ぶ。

 

「此処に来て、僕の肉体を鎧え我が聖衣よ!」

 

 銀色の腕輪に付いた金色の石が輝きを放ち、黄金に煌めく光を立ち上らせた。

 

 空間を貫きそれは別世界へと届く。

 

 ギリシアは聖域、双児宮に光は届いてそれは意志に導かれ跳んだ。

 

 ユートの頭上に顕れたのは黄金に耀くオブジェ。

 

 不気味なアルカイック・スマイル、それは然しながら嘆きと憤怒の顔だ。

 

 四本の腕を持つそれは、二人の人間が背中合わせに立っている様にも見える。

 

 カシャーン!

 

 軽快で甲高い音を夜の闇に響かせて、オブジェは分解されると鎧のパーツとなりユートの身体を覆う。

 

「な、何だ……何なのだ、貴様はぁぁっ!」

 

 コカビエルが苛立ちを隠そうともせず叫ぶと……

 

「僕は異邦人(ストレンジャー)。異世界のギリシア神話体系の女神、アテナを守護する聖闘士の一人……黄金聖闘士・双子座ジェミニの優斗!」

 

 ユートは高らかに名乗りを上げる。

 

「あら? ライザー戦の時は白銀聖闘士、杯座クラテリスって名乗っていた気がするのだけど?」

 

「……私を助けてくれた時は麒麟星座(カメロパルダリス)と」

 

 リアスと小猫が戦闘中にも拘わらず、呑気に突っ込みを入れてくれる。

 

「さあ、コカビエル。金色の御許へ還るが良い!」

 

 それはユートがいつも使う処刑宣言だったと云う。

 

 

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