俺ガイル×ニセコイ   作:従属人間
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どうも従属人間です。

お久しぶりです。
遅れたことに関して、言い訳はしません。すいませんでした。


一応、和解編です。


内容に関しては、期間が開きながらちょこちょこ進めていたので
文体に統一性が無いかもしれません。
キャラ崩壊にも注意。特に後半。
急展開…かな?


皆様の反応によっては修正するかも…





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桐崎と一条との騒動から数日が経過した。

 

あれからも俺と小野寺の関係は正しい形のままである。

お互いに話かける事をせず、挨拶を交わす程度。なぜか宮本から冷たい視線を感じるが、俺にとっては慣れしたんだモノ。今更、気にするような事じゃない。

そして、桐崎と舞子からはなんとも言いがたい視線を感じるが、何か言ってくるわけでもないから無視である。

 

 

うん、ボッチ万歳

 

 

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そんなこんなで今日は調理実習という(リア充にとっては一大イベントの)日である。

お題はケーキ。

…ケーキってなんだよ。調理実習でやるようなお題か?こいういうのって普通は「ご飯、味噌汁、おかず1品」とかじゃないの?まぁ、午後からだから食後のデザート位のつもりなんだろうが…なんでケーキなんだよ。おかげでリア充共が浮き足立っちゃってんじゃん。

さらには、そのケーキを好きな奴に渡すという流れが発生しているようで、クラス中の男子がそわそわしててまるでバレンタインのような空気になっている。

 

 

俺?貰える筈がないって分かってて無駄にそわそわするわけないじゃん。

 

 

そして、ついに調理実習の時間がやってきた。

 

はやくも一部の男子が女子に交渉を仕掛けてるようだ。

特に人気があるのは…やはりというかなんというか、小野寺だった。

その光景を見て思う事は、俺の行動に間違いはなかった、という事だけだ。他に何か思う所があるわけじゃない。

 

……俺は一体、誰に言い訳してるのか。

 

今までの思考を追い出して、ケーキ作りに専念する。

もちろん、愛する小町の為に全力で望む所存だ。

 

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ケーキ作りもそろそろ終盤である。

時折、桐崎と一条が何か騒いでいたが、無視である。

後は、飾り付けをして、ラッピングをすれば…よし、完成だ。

フフ。小町の喜ぶ顔が…浮かばねぇ…

まぁ、今日の授業はコレで終わりだし、後は実際に見て確かめればいいか。

 

使った調理器具等の洗い物を済ませて教室を出た所で一人の少女と目が合う。

「「…あ」」

小野寺だ。

「比企谷君…」

そう言って顔を伏せてしまった。

「…おう」

名前を呼ばれたので、つい立ち止まったが特に用はない。

小野寺も顔を伏せたまま。

さっさと立ち去ればいいのにどうしてか、動くことが出来ずにいた。

 

「あ、あの…」

 

時間的には1分にも満たない、しかし体感的には随分長い沈黙を破ったのは小野寺だった。

 

「あ、あれから色々考えたり、色んな人と相談して…

やっぱり今のままじゃ嫌だなって思ったんだ。

だからね……」

 

そこまで話して黙ってしまったが、俺は何も言わずに唯、続きを待っていた。

 

 

 

「だから、また新しく始められないかなって思うんだ。

事故で助けられた女の子の姉の私と、それを助けた比企谷君の関係はこれでお終い。

比企谷君は事故があったからって、ボッチだからなんて言うかもしれない。

でもそんなのは関係ないんだよ。

これからは、なんでもない私と、なんでもない比企谷君で仲良くしていきたいんだ。」

 

 

 

顔を真っ赤にしながら、でも真っ直ぐ俺を見てくる小野寺。

 

「嫌…かな…?」

 

事故の件も、ボッチも関係ない、なんでもない俺と仲良くしたい…か。

正直、色々言いたい事や聞きたい事はある。でも、ここで言うのは違う気がする。だから…

 

「ん…まぁ…あれだ。いや、え~っと…………お、小野寺が嫌じゃないんなら…別に…」

 

かぁ~!なんか知らんがクソ恥ずかしい!!!

多分、今の俺の顔は、さっきの小野寺並みに赤くなってるんだろう。

 

「ほ、ほんとに?…よかったぁ…

あ!そうだ。これ、良かったら食べて?」

 

そういって差し出された小さなケーキ。

 

「余った生地で作ってあったんだ。どうしようかと思ってたんだ。

折角だし、比企谷君に食べてほしいな。」

 

「お、おう。サンキューな」

 

余ったやつならしょうがないよな、うん。

 

「あっ!見つけた!」

 

差し出されたケーキを受け取った所で新たに声がかかった。

 

「アンタ、教室にいないと思ったらこんな所に…って、小野寺さん!?

…もしかして、お邪魔だった?」

 

現れたのは片手に何か持った桐崎だった。

 

「う、ううん。お邪魔だなんて、そんな事ないよ。

桐崎さんはどうしたの?比企谷君に用事?」

 

「まぁ、そうなんだけど…よかったわね、仲直りできたみたいで」

 

「えへへ…」

 

俺たちを見て、微笑む桐崎と嬉しそうに笑う小野寺。

その光景を見て、少しばかりドキリとしたが、顔に出さずに桐崎に問う。

 

「で、一体俺に何の用があるんだ?」

 

「そ、そうだった!

はいコレ、アンタにあげる」

 

そうって差し出されたのは………なんだコレ?炭?

 

「あの~、桐崎さん。つかぬ事をお聞きしますが、コレは一体…?」

 

「うっ…ケ、ケーキよ」

 

「嘘だろ。世界中のケーキ職人に謝れよ」

 

「ちょ、比企谷君!?」

 

あっ、ヤベ、死んだ。

 

「ふ、ふん!見た目はアレだけど、味はおいしいって評判なんだからね!!」

 

てっきり殺人的ストレートが飛んでくると思いきや、返ってきたのは意外にも自信ありげな言葉だった。正直、進んで食べたいとは思わないが、ここまで自信満々に言われると本当に美味いのかもしれない。

 

「じゃ、じゃぁ…」

 

恐る恐るケーキを口に運ぶ。

小野寺と桐崎が不安そうにコチラを見てくる。

おい桐崎、今更そんな顔するんじゃねぇ。やっぱやめようかなって思っちゃうだろ。

 

「……うめぇ」

「でしょ!?クラスのみんなにも好評だったんだし、当然よね!」

 

見た目がアレなのにどういう訳かめちゃくちゃ美味い。どう作ったらこうなるのかとか、聞きたいが、今一番聞きたいのはそれじゃない。

 

「なぁ、なんで桐崎は俺にコレを?」

 

なぜ桐崎が俺にケーキをくれるのか、それが気になっていた。わざわざ探してまでだ。

 

「うぅ~…お、お礼よ!お礼の気持ち!!!

なんだかんだアンタには何回か世話になってるし…」

 

別に感謝される様な事をしたつもりもないんだが、まぁケーキに罪はないし、お礼というならありがたく受け取っておこう。そう思いながらもう一口、ケーキを口に運ぶ。

 

 

 

 

その後、桐崎と小野寺が少し会話して桐崎は教室内へと戻っていった。

そして、小野寺から貰ったケーキを食べたのだが……

 

まぁ、人間誰しも苦手な事ってあるよねって事で、味に関してはノーコメントで

 

 

 

 

 






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