俺ガイル×ニセコイ   作:従属人間
<< 前の話 次の話 >>

2 / 16
どうも従属人間です。

基本的にこの作品はなるべく原作の流れに沿って進む予定です。

なんで今回の話は「八幡、初めての登校」みたいなもんです。


2

場所は変わり1-Cの教室前。

 

先に日原先生が教室に入っていく。

 

「…よーし今日は転校生と諸事情によりクラスへの参加が遅れた奴を紹介するぞー。

 

入って、桐崎さん、比企谷くん」

 

「はい」

 

「うっす」

 

先生に呼ばれ教室内に入っていく桐崎と俺。

 

   ザワッ

 

     ザワッ

 

 おおーーーーーーー!!

 

   お、おぅ?                ヒィ!!           

 

クラス内で男女問わずの歓声と一部の男子の戸惑いの声と女子からの悲鳴が聞こえる。

 

やっぱり俺の目を見ると怯えちゃうのね…

 

当然の結果(俺の目を見て怯えるのはやはり当然なのか?)にへこんでる俺を余所に

 

先に自己紹介をするのは桐崎。

 

「初めまして!アメリカから転校してきた桐崎千棘です。

 

母が日本人で父がアメリカ人のハーフですが、日本語はこの通りバッチリなので

 

みなさん気さくに接して下さいね!」

 

最後に笑顔で自己紹介を終える桐崎。

 

綺麗な金髪だと思っていたが、なるほどハーフだったのか。

 

なんて思いつつ俺もさっさと自己紹介を済まさなければ。

 

「えぇと…諸事j「うぉーーー!!かわいいー!!」「すっげー美人!!」

 

「足細-い!!何あのスタイル~!!」幡です」

 

あれ?俺の自己紹介聞こえた?せっかく噛まないで言えたんだけど…

 

大勢の前での自己紹介で噛まずに言えた初めての感動と

 

それを誰にも聞いてもらえなかった悲しみが同時に…って

 

誰にも話聞いてもらえないのはいつも通りだった。

 

 

我ながら悲しい事を考えていると桐崎と

 

どっか見たことあるようなないような男子生徒と言い争いをしている。

 

なんでも登校中に桐崎があの男子生徒に膝蹴りを喰らわせたとか。

 

それで謝罪が雑だったのが気に食わんと…

 

贅沢な奴だな。俺なんか

 

『まぁ、ヒキタニだしいっか』

 

てな感じで謝られたことなんて滅多にないのに。

 

 

俺が悲しい過去を振り返っている間にも2人はヒートアップしていき

 

「この…猿女!!!」

 

男子生徒が決定的な一言を言い放ち

 

「誰が猿女よ!!!」

 

と、言いながら強烈な右フックを喰らわせ男子生徒を撃沈させた桐崎。

 

女子を怒らせると怖いなって思いました。

 

 

…てか、桐崎ってなんな性格だったのか。

 

朝見た時とは大分違ってる気がするが…

 

気を付けよ。話すことないだろうけど。

 

 

-------------------------------------------------------

 

 

朝のSHRを終えて1時間目が始まるまでの小休憩の時間。

 

座席の位置が分からず突っ立て廊下で未だ言い争いを続けている2人を眺める。

 

すると突然声をかけられた。

 

「オース、ヒキタニ。一緒の高校だったんだな。

 

まぁこれから3年間仲良くやってこーぜ」

 

ヒキタニって誰だよと思いながらも、肩を叩かれたので俺だろうと振り返る。

 

「お、おう」

 

…誰だ?この馴れ馴れしいメガネは。

 

俺にこんな知り合いはいないんだが…

 

 

思ってる事が顔に出てたのかメガネが困ったような顔をして

 

「あ、あれ~?わかんない?同じ中学だったんだけどなぁ」

 

ふむ、同じ中学か。あまり、というか全く良い思い出の無い中学時代を振り返る。

 

……あぁ、そういえば何かと女子にセクハラとかして騒いでた奴か。

 

名前は確か、ま、マイ、マイ…

 

「確かマイマイだったか?」

 

「マイマイじゃねーよ!舞子だよ!舞子集!」

 

「そうだったか。すまんマイマイ」

 

「だからマイマイじゃねーよっ」

 

なんてどーでもいい会話に新たな人物が加わる。

 

「もう、舞子君。ヒキタニじゃなくてヒキガヤ君だよ。

 

それに比企谷君もちゃんと名前覚えてあげないとダメだよ」

 

澄んだ可愛らしい女子の声

 

 

俺はこの女子を知っている。

 

 

小野寺小咲

 

濃い目の茶髪で、左側のサイドの髪が長い、アシンメトリーな髪型が特徴。

 

おっとりとした性格で他人を気遣う優しさと、守ってあげたくなるような

 

小動物のような可愛さを併せ持つ中学時代から多くの男子から支持を集めている女子。

 

 

「お、おう、そうだな。すまん」

 

俺みたいな奴にも声をかけてくれたりするこの小野寺の優しさを、

 

『あれ、もしかしてこいつ俺のことが好きなんじゃ…』

 

と、勘違いした男子共が立て続けに玉砕したというのは今も覚えてる。

 

まぁ俺も、その勘違い男子の一員に含まれていたんだけどな。

 

玉砕、というかそもそも告白しなかったけど。

 

だって俺と話すとき大体、顔俯いて変にそわそわして目を合わせてくれなかったし。

 

好きなんじゃね?って思った時期もあったが、冷静になると嫌々話してかけてくれてたみたいだったし。

 

 

「そ、そういえば比企谷君、事故にあったて聞いたけど大丈夫だったの?」

 

「あぁ、つっても俺が飛び出す形になったら自業自得なんだがな」

 

「そ、それでね少し聞きt「「えええーーーーーーーーー!?」」っ!」

 

ビクッとしてる小野寺可愛い、なんて思いつつ声の発生源へ目を向ける。

 

 

どうも言い争いをしていた男子生徒と桐崎の席が隣同士なのが気にくわないらしい。

 

「じゃ、頼んだからな一条」

 

そう言い残し去ろうとする日原先生。

 

そうかー男子生徒の名前は一条と言うのかー。

 

そういや中学の時にもこんな奴がマイマイと一緒に騒いでたような…

 

「って、待って下さい。先生!」

 

「ん?どうした、比企谷」

 

「いや、俺の席は?」

 

「あーすまんすまん。忘れてた。」

 

いや、忘れるなよ。

 

「そうだなぁ…比企谷の席は」

 

と、言いつつ先ほどまで会話していた小野寺へ目を向ける日原先生。

 

「じゃ小野寺の隣で、頼んだよ小野寺」

 

そんな適当でいいのか教師。

 

「いや、そんn「ええええーーーーーーー!?」っ!」

 

俺が抗議しようとすると隣で小野寺が顔を赤くしながら叫んでいた。

 

急に大きな声を出さないで欲しい。ビクッとする俺とか可愛くないし、むしろキモイ。

 

 

自分で思った事に軽くダメージを受けつつも何とか抗議を続行。

 

「ほ、ほら先生、小野寺も迷惑のようですし…」

 

「め、め、迷惑とか、そんにゃ事にゃいよ!!!ただちょっと驚いたというか…

 

と、とにきゃく大丈夫りゃから!!」

 

「お、おう。じゃぁこれからしばらく頼む」

 

噛み噛みでテンパッてる小野寺可愛い、と思いつつ勢いに押されつい返事をしてしまう。

 

 

席に着き寝る体制に入る。一条と桐崎がまた騒いでいるがどうせ下らない事だろう。

 

一日はまだ長い。それに授業が始まるまであるし、少し寝よう。

 

そう思い俺は瞼を閉じた。

 

 

 

 




小咲がヒロインっぽいですよね?

正直、まだ決定してないんですよね。

前はある程度固めたんですが、なんか違う感があったので現在書きあがっている話の後は行き当たりばったりになりそうなんですよね…


でもでも楽しみにして頂けると嬉しいです。


誤字脱字等ありましたら報告お願いいたします。







※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。