俺ガイル×ニセコイ   作:従属人間
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今回はオリジナル展開になります。

その上、話もそんな進んでない気がします。

キャラ崩壊も起こしてるかもしれない。


では、どうぞ


9

 

 

翌日

 

 

 

教室に入り、席に向かう。

 

途中、小野寺小咲に会ったが戸惑いの表情を浮かべ、顔を逸らす。

 

「うす…」

 

「…お、おはよう」

 

それ以降、会話をすることなく、席に着く。

 

これで完全にリセットできただろう。

 

リセットする事で俺は心の平穏を取り戻し、小野寺は負い目から解放され元のリア充ライフへと回帰する。選択肢として間違っちゃいないはずだ。いや、むしろ正しい。

 

大体、小野寺の妹を助けたのはたまたま偶然だったのだ。そんなたまたま偶然をいつまでも気に病む必要はないし、俺の入学ボッチスタートという必然はなおさら気にする必要はない。

 

だから、この件はこれで終わり。リセットしてまたお互いの日常を過ごせばいい。

 

人生はリセットできないが、人間関係はリセットできる。ソースは俺。

 

完成系ボッチにたどり着いた今、もはや敵なし。

 

 

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昼休み

 

 

ベストプレイスで昼飯を食おうと、教室を出ようとしたが行く手を阻まれた。

 

「比企谷くん、話があるんだけど」

 

宮本である。

 

「…なんの用だ?」

 

「聞かなくても分かるんじゃないの?」

 

「わかんねぇな。用があるんなら早くしてくれ。パンが売り切れちまうからな」

 

「…本気で言ってるの?」

 

なんでそんな怖い顔してるんだこいつは

 

「本気も本気だ。皆目検討もつかん。もういいか?」

 

横を通り抜けようとしたら

 

「ちょっと来なさい」

 

そういって俺の制服の襟を引っ張る宮本。

 

やめて!襟が伸びちゃう!

 

 

 

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所変わって屋上

 

 

 

結局、引っ張られたまま屋上まで連れて来られた。途中、離してくれと言っても離してくれない為、見られてめっちゃ恥ずかしかった。

 

 

「で、一体何の用だ?」

 

「小咲のことよ。昨日の帰り道、あの子泣きそうな顔してた。何があったのか聞いても答えてくれなかったわ。それに朝も様子が変だったけど貴方に会った時、さらにおかしかった。昨日の放課後、一体何が、いや何をしたの?」

 

なんで俺が何かした前提で話が進んでるんですかねぇ…

 

「昨日は、ただ話をして別れた。ただそんだけだ」

 

「じゃぁ、なんの話をしたの?」

 

「なぜお前に話す必要がある。

 

小野寺は話さなかったんだろ。だったら俺も話すことは無い」

 

「だけど…何も知らないままじゃ何も出来ないじゃない」

 

そう言って俯く宮本。

 

知らないまま…ね。知ったところでどうにか出来るなんてただ思い上がりだ。

 

俯く宮本の横を抜け、屋上を出ようと扉を開ける。

 

「「「あ」」」

 

桐崎と一条と舞子の3人が屋上を除くような体制で固まっている。

 

「い、いや~、あんな風に教室から引き摺られて出て行ったら気になるもんでして…」

 

聞いても無いのに言い訳するように話す一条。

 

「盗み聞きするような真似したのは悪かったよ。でも、話してくれてもいいんじゃない?

 

これだけの人数がいれば、何かいい案が出るかもよ?」

 

提案してくるのは舞子。

 

いい案だと?

 

「お前ら一体何を勘違いをしてるのかは知らんが、何も解決して貰うような事は無い。

それにもうめんどくさいから言うが、昨日は俺と小野寺の関係をあるべき形に戻しただけだ。お前らが気にするような事じゃない」

 

「あるべき形って…どうゆう事よ」

 

宮本が再起動したようで、詳細を求めてくる。もう全部話してしまった方がこの場から早く離脱できるかもしれん。別に隠すような話でもないし。

 

結局、昨日の出来事を説明することにした。

 

 

 

 

 

「…てな感じだ」

 

一通り説明を終える。

 

「やっちゃったねぇ…」

 

額に手を当て、空を仰ぐ舞子

 

「流石にそれは…」

 

目線を伏せる桐崎

 

「つまり…?」

 

いまいちよく分かってない様子の一条

 

そして

 

「なによ…それ」

 

俯き、震えている宮本

 

「貴方、本気で小咲が同情だとか負い目を感じてるだなんて思ってるの?

そんな訳ないじゃない!あの子が一体どんな気持ちで貴方と接していたか本当に分からないの!?」

 

珍しく声を大にして訴えてくる。

 

「あぁ、わかんねぇな」

 

言葉にしないで相手にわかってもらおうだなんて、ただの傲慢だ。

 

「っ!!!」

 

パァンと乾いた音が響く。宮本に頬を叩かれた。

 

「宮本!」

 

「楽、今回は比企谷が悪い」

 

「でも!」

 

「確かに、今回は私もアイツが悪いと思うわ」

 

「桐崎まで…」

 

その後、一条も他の奴らも何もいう事はなく、そして昼休みを終えるチャイムが鳴り響く。

 

全員無言のまま、屋上から出て行く。そして最後に俺だけが残った。

 

 

 

「昼飯食い損ねたじゃねぇか」

 

叩かれた頬を押さえながら呟く。

 

ただ頬を叩かれただけのはずなのになぜか、心が痛んだ気がした。

 

 




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