やはり俺がドキドキ!させられるのはまちがっている   作:トマト嫌い8マン

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なんかかなり久しぶりですなぁ、こっちは

一応続き載せてみますね

あー、ジュリオカムバック!


俺の妹が自宅でやらかすわけが……

「お邪魔します。マナ〜「「しーっ」」?」

 

学校まで来た記者たちを引き受けてくれていた菱川が来た。入って来て早々、俺と相田の挨拶に対するリアクションにキョトンとしている。その後ろから、ありすが来ているのを見ると、どこかで合流したのだろう。

 

「六花、ありがとう。ありすも、ようこそ〜」

 

いつものようなハイテンションで挨拶する相田。しかし小声だ。何故なら相田の部屋にあるソファ、その一つで、剣崎が眠っているからだ。

 

「まこぴー、寝ちゃったの?」

「ま、疲れてたんだろ。学校でも気を張ってなきゃいけないみたいだしな」

「明日はお仕事ないみたいだから、今日は泊まっていってもらうの」

「まぁ、そうなんですの?こういう時は、ゆっくりと疲れを取りませんと」

「ん、なら俺は帰るわ。邪魔してもあれだしな」

「ではわたくしも。六花ちゃんはどうしますか?」

「えっ、私は……もうちょっといる、かな」

「ではマナちゃん、六花ちゃん。また今度」

「うん。八幡くんもね」

 

立ち上がりながら剣崎の方を見る。他人の家に来て、割とすぐに眠ってしまった。それはつまり、それだけ疲労を感じていたということだろう。

 

俺たちと歳の変わらない女の子が、たった一人でこの世界に来た。頼るあてもなく、どこにいるかもわからない王女を探すために、一人でジコチューたちと戦ってきた。自分の歌を届けたいと、アイドルになり、孤独の中で必死に歌い続けてきた。

 

一体どれほどの孤独を感じたのだろう。

 

どれほどの苦しみを味わったのだろう。

 

俺には、とても想像もつかない。

 

「じゃあな」

 

そう言って、俺は相田の部屋を後にした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

窓の外を流れる景色を見ながら、俺は一人物思いにふけっていた。考えるのは剣崎のこと、そしてもう一人、菱川のことだ。今日はほぼ一日行動を共にしたわけだが、何かが引っかかっていた。

 

「そんなに怖い顔ばかりしていますと、定着してしまいますわ」

 

声の主に目を向けると、眠っているランスを膝に乗せ、優しく撫でている。しかし、四葉ありすの目はしっかりと俺を見ている。笑顔ではあるものの、それがかえって本心を読み取らせにくくしているため、俺は未だにありすの機嫌の良し悪しが判断できずにいる。

 

「元々こういう顔なんだよ、ほっとけ」

「そうですの?」

 

さて、そろそろお気づきの方もいるだろうけど、俺は今、セバスチャンさんの運転するありすの家の車に乗っている。

 

何故こんなことになっているのかというとだ、一人で先に帰ろうとしていたところを、ありすから「お話ししたいことがあるので、うちに来ていただけませんか」と言われ、真剣な話っぽかったために断ることができなかったのだ。一応小町には夕飯を自力でどうにかするように伝えてあるし、問題ないだろう。

 

「それで、話ってなんだよ?」

「はい。お話というのは、八幡さんのことについてです。これから先、恐らくジコチューとの戦いはもっと激しくなるでしょう。その時に、八幡さんの身に危険が訪れるかもしれません」

「まぁそうだな。実際もう何度か痛い目には合ってるしな」

「そこで、わたくしから提案なのですが、週末にわたくしのお家に来ていただけますでしょうか?」

 

 

 

「……はい?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌朝、俺の眠りを妨げたのは、一本の電話だった。なんなんだとぶつくさ言いながらも携帯を手に取る。チラリと画面に表示された名前を確認してから、電話に出た。

 

「もしもし?」

『あ、八幡くん、おはよー!起きてた?』

「今起きたんだよ……何か用か?」

『あ、うん。アイちゃんに会いに行こうと思うから、すぐにまこぴーとそっち迎えに行くね』

「……は?」

『じゃ、準備しといてねー』

 

切れた。は?いや迎えにって、えっ?何?ドユコト?頭を悩ませる俺だったが、相田が来るというなら間違いなく来るので、仕方なく着替えて、外に出る準備をする。家のチャイムがなったのは、丁度俺がパンを口に押し込んだ瞬間だった。

 

 

 

「おっはよ〜!」

「いや、さっきも電話越しで挨拶しただろ」

「いやいや、こういうのはちゃんと毎回するのが大事なんだよ」

「そうですか……うっす」

「ええ、おはよう」

 

朝からなんだこの状況?美少女二人(片方生徒会長、片方アイドルな転校生)が家に迎えに来るとか、どこのギャルゲー?しかし、パンを片手に持ってる時点でしっかりとした挨拶も何もないような気がするんだが……

 

「もしかして朝ごはん中だった?」

「もしかしなくてもそうだ……まぁ、あれだ。もう少し時間がかかるから、取り敢えず上がるか?コーヒーならあるが」

「いいの?じゃあお邪魔しまーす」

「お邪魔します」

 

ドアを広げ、道を譲ると、相田は元気よく、剣崎は丁寧なお辞儀をしながら家に入った。取り敢えず二人をリビングに案内し、コーヒーを入れる。時間がなかったため、とてもシンプルな朝食がテーブルの上に並んでいる。

 

「へー、八幡君の家って、こんな感じなんだ」

「そんなに珍しくもないだろ」

「いやぁ、男子の家って初めてだから、なんだか新鮮で」

「そうかい」

 

取り敢えずあまり待たせるのも悪いと思い、いそいそと朝食を摂る。食べ終わり、皿を洗い始めた頃、ドタドタと上から誰かが降りてくる音が聞こえる。どうやら小町が起きてきたみたいだ……って、あれ……

 

この状況……ヤバくないか?

 

そこまで思考が至った時、リビングのドアが開けられる。

 

「お兄ちゃん、おっはよ〜!今日は早い……ね?」

 

朝から元気よく挨拶をしてくれる小町。うん、今の挨拶は相田から満点をもらえると思うぞ。ただし、その服装はダメだろ。

 

 

 

小町が着ているのは短パンと俺のシャツである。短パンはまだいい、が、俺のシャツは流石にサイズが大きくてぶかぶかだ。おかげで首元も大きく開いて、下着が一部見えてしまいそうだ。小町曰く、

 

『寝る時楽なんだもん』

 

ということらしく、止めても聞いてくれたことがない。

 

 

 

さて、まぁこれでリビングにいたのが俺だけだったらまだいい。が、しかしだ。今は相田と剣崎の二人がリビングにいた。二人とも小町の登場に驚いた表情をしている。小町も小町で目が点になってる。

 

……え、どうすんの、この状況?




ようやく小町がドキプリメンバーと会話するシーンになるなぁ

まぁ、会話以前に、とんでもないことになっている気が、しないでもないが
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