やはり俺がドキドキ!させられるのはまちがっている   作:トマト嫌い8マン

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取り合えず間隔短めですけど続きを載せちゃいます

そろそろ時間とれるようになると思うので続きをちゃんとかけたらいいんですけどね~


プロデューサーは戦わない!・・・なんで?

「改めまして自己紹介させていただきますわね。わたくし、マナちゃんと六花ちゃんのお友達の四葉ありすですわ」

「はぁ、どうも。相田と菱川の同級生の比企谷八幡です」

 

ところ変わって大豪邸に案内された俺たち大きな部屋に案内されそのままお茶を出されていた。ソファに座っている四葉とその体面に菱川、相田、俺の順番に腰かけていた俺たちだったが俺以外の二人は完全にリラックスしていた。友達というだけあってきっと何度も御呼ばれしているのだろう。しかしながらこんな経験初めての俺からすればどうふるまえばいいのか全く分からない。

しかし、四葉・・・もしかして

 

「ありすは正真正銘のお嬢様、なんとあの四葉財閥のね」

「やっぱそうなのか・・・お前らすげぇやつと友達なんだな」

「ありすとは小学校が一緒だったんだ」

「ってことは幼馴染ってことか?」

「そういうことでございますわ」

 

え~ってことは何?俺邪魔な感じじゃねぇの?けど最初に誘われたときにちゃんと行かないという意志表明をしたはずなんだけどな~。それでも是非にって四葉が言ったのと、相田と菱川に半ば連れていかれるようになったからここにきてしまっているわけで・・・

 

「それで、ありすどうしたの?」

「恒例のお茶会はまだ今日じゃなかったと思うけど何かあった?」

 

こいつらそんなことしてたのか?本当に仲がよろしいことで。

 

「はい、実はプリキュアのことでお話がありまして」

「えっ?」

「「ぶっ!?」」

 

四葉の発したひとつの単語に俺たちは反応してしまう。なぜ彼女がプリキュアについて知っているのだろうか。これは大きな問題だ。だがその前に俺にはとんでもない危機が迫っていた。

 

俺と違って紅茶をちょうど口に含んでいた相田と菱川。先ほどの四葉の発言があまりにも衝撃的だったらしく二人して女子にあるまじき行動を起こしてしまった。しかしそこは相田と菱川、ちゃんといろいろと考えたうえでことを起こした様子。正面には四葉、そして隣には友人が座っていることからおのずと彼女たちはお互いに顔をそむけるような形になった。

 

普段ならこれで問題はなかっただろう。ただ、ここでイレギュラーなことがあった。それは今回のお茶会、俺もいたということだ。もうお分かりだろうか?お互いに顔を背ける形で霧吹きしてしまった菱川と相田。そして座席の並び順。そこから導き出される回答は・・・

 

「あ・・・ごめんね、八幡君」

「いや、まぁ、うん。気にするな」

 

まさか同級生女子に紅茶をぶっかけられることになるとは思ってもいなかったわ。それも怒りに任せてただぶっかけるというならまだわかる。そうではなくて一度口内に含まれたという特殊な状態のものが俺の上半身、主に顔を濡らしていた。まぁすぐに執事のおじいさんが持ってきてくれたタオルでふくことができたからまぁいいんだが。

 

「それで、四葉さんは「お待ちください」えっ?」

「わたくしのことはありすとお呼びください」

「は、いや、でも初対面なわけですし、それにそもそも立場が・・・」

「マナちゃんのお友達はわたくしのお友達ですわ。それにわたくしたちは同い年。何の問題もありませんわ」

「いや、けど・・・」

「これから長い付き合いになると思いますし、私の持つ四葉財閥という立場をあまり意識されても困りますので。だから、私のことは名前で呼んでくださいな」

「はぁ、わかりま「敬語もです」・・・わかったよ。あ、あり、す」

「はい、よくできました!」

 

押し切られてしまった。すっごいずっと笑顔なのになぜか逆らえない。ていうか俺は敬語外すのにそっちはそのままなのかよ。やっぱり財閥のお嬢様というのは一般市民にとっては逆らい難い存在なのだろうか。というかまぁうん、俺が押しに弱いだけですよね。

 

「じゃあ話を戻して、あ、ありすはなぜプリキュアのことを知ってるんだ?」

 

やっぱり名前で呼ぶのはどうしても照れてしまう。が今はそんなことよりも重要なことがある。お嬢様ではあるけれども、基本的にそれ以外は一般の人間に変わりはないはずの四葉ありす。その彼女がどうしてプリキュアのことを知っているのか。

 

「はい、それはですね・・・」

 

とありすがリモコンを操作すると大きなスクリーンが天井から降りてきた。そしてそこに映し出された映像は・・・

 

『プリキュア・ラブリンク!みなぎる愛、キュアハート!』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

これがアニメなら間違いなくだらだらと汗を流しているであろう俺、相田、菱川はその映像に言葉を失ってしまった。なぜこんな映像がある!

 

「こ、これは・・・」

「なんというか・・・」

「これはクローバータワーの監視カメラに写っていた映像ですわ」

 

あの時のかぁ~!!

 

「わたくしがすぐに気づいてくしゃぽいしたからよかったものの。もう少しで大変なことになっていたかもしれませんのよ」

「はい、反省してます」

「本当にそうね、ありすがいてくれてよかったわ」

 

相田たちがどこまで理解しているかはわからないが、これは本当に下手するとシャレにならなかったかもしれないのだ。もしあの映像が一般人にわたっていたら?もしかしたらどこぞのテレビ局に流れ着いていたかもしれない。その場合相田の身に何が起こるかもわからない。プリキュアのあの人間とはとても思えないような驚異的な身体能力。それを悪用しようと考える人間が出てくるかもしれない。そうでなくともその力を「平和利用」したいがために相田を実験材料と考えるやつが出てもおかしくない。それはひいてはシャルルたち妖精や、彼女たちの出身地であるトランプ王国にまで被害が及ぶかもしれないのだ。そう考えると本当に運が良かったとしか思えない。

 

「それで、ありすはこのことについてどうしたいんだ?」

「安心してください、誰にも話すつもりはありませんわ。ただ、プリキュアをプロデュースさせてほしいだけですわ」

「プリキュアの・・・」

「プロデュース?」

「大体の事情はもう聞いていますので」

「えっ、誰から?」

「それは・・・」

 

また別のボタンを四葉が操作すると今度は地面からやや小さめの台が出てきた。その台の上に乗せられた小さなソファーで、ジュースを飲みながらくつろいでいる小さな影。そこにいたのは

 

「どうもでランス~」

「ラ、ランス!?」

 

行方不明になっていたランスだった。

 

「いやぁ~どうもどうもでランス~」

「なななななんでランスが」

「こんなとこにいるケル!?」

「それは~」

 

どうやらランスが俺たちとはぐれたのはあの理科室にいた時で正解だったようだ。眠ってしまっていたために俺たちが退出するのに気づかなかったとか。そして目が覚めたら外は真っ暗。そんな状況でランスは俺たちを捜し歩いていたらしい。

 

「そこをわたくしが発見してうちに連れて帰ったのですわ。プリキュアの話もその時にお聞きしました」

「そういうことは勝手に話しちゃダメシャルよ!」

「でもシャルルだってマナに話したでランス~」

「まぁいずれにしてもだ。もうすでに事情は知っているのはわかった。けど、プロデュースってどういうことだ?」

「プリキュアの活動は秘密。誰にも話すことができません。でもいち早くあのジコチューと呼ばれる敵を倒さなければならない。でしたらすでにその秘密を知っているわたくしが協力しますわ」

「協力ってどんな風に?」

「それは・・・あら?」

「マナ、ジコチューの鼓動シャル!」

「えっ、場所はどこ?」

「大貝町の駅前のようです」

「えっ!?わかるんですか?」

「四葉財閥の情報網を侮ってもらっては困りますわ」

 

すげぇな四葉財閥。どんな情報網を持っているんだよ。シャルルたちがジコチュー出現を感知したのとほぼ同時だったぞ。

 

「それでは、参りましょうか。セバスチャン」

「はっ」

 

また新しいスイッチを押すと今度はちょうどこの部屋の外、ただの開けた通路だと思っていた場所が開き地下から車が上がってきた。さらにはその場所に面していた壁も地面に引っ込みいつでも準備オッケー状態になった。いやだからどんな秘密基地だよこの家!?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あ~すごい運転だった・・・もうね、死ぬかと思ったわ。おかげで割とグロッキー状態です。

 

「み、みなぎる愛、キュアハート・・・うぅ」

「英知の光、キュアダイアモンド!って大丈夫!?」

「うぷ、よ、酔った・・・」

 

正義のスーパーヒーローまでもがあの様子だ。一般人の俺にはきつすぎたのだが・・・

 

「おかわりはいかがですか?」

「ありがとう」

 

なんか平然としながら紅茶を飲んでいらっしゃる。本当に只者ではないんだな、このお嬢様は。って、あれ?

 

「よつ・・・ありすは戦わねえのか?」

「ええ」

「何やってるでランス~!僕たちも早く一緒に戦うでランス~」

「必要ありませんわ。もう勝負はついていますもの」

「え?」

 

iPodにそっくりな形をしていたジコチュー。ヘッドホンから音による攻撃を発射していた。ハートとダイヤモンドはそれをよけることしかできずにいたが突然攻撃しなくなった。なんだ?どういうことだ?

 

「どうした?って、電池切れ~!?」

「なんでそんな変なとこまできっちり再現してるんだよあれ・・・」

「今です!」

「あなたに届け、マイ・スィート・ハート!」

 

あっけなく、本当にあっけなく決着がついた。結局ハートたちはよけて時間をかけていただけ、俺はそこに立っていただけ。そしてありすは紅茶を飲んでいただけ。それだけだった。

 

 

「目撃情報についてはすでに手をまわしてあります。ネットなどに挙げられた写真やつぶやきについても同様です」

「ありがとう、セバスチャン。と、こんな風にわたくしたちの力をもってサポートさせていただきます」

「さすが四葉財閥・・・」

「でも、確かに私たちにとってもすごく助かるわね」

 

ところ変わって再び四葉財閥宅。完全に作戦室扱いをされているこの部屋へ案内された俺たちは先ほどの戦いについての振り返りがてら四葉財閥のサポートがどんなものなのか詳しく理解した。しかしネット上に挙げられた情報にまで干渉することができるとか、何この財閥怖すぎるんですけど。というか敵ではなく味方であることが本当に頼もしいことこの上ないな。

 

「ありすは、どうして戦わないランス?」

 

と、これにて一件落着な雰囲気を出していた相田たちだったが、その空気を切ったのは最もぼけっとしている印象のあったランスだった。まっすぐその目はありすを見据えていた。

 

「マナも六花も必死に戦ってたのにありすだけお茶を飲んでいて。そんなのどう考えてもおかしいでランスよ!」

「ランスちゃん・・・」

「でもプリキュアになるにはキュアラビーズが必要なんだし」

「キュアラビーズ?」

「ほら、これ」

 

髪を結ぶリボンに普段つけているラビーズをはずし、相田はありすに見せる。相田も菱川も同じようにこのラビーズをパートナーの妖精が変化した端末にセットすることで変身している。仮にランスをパートナーにすることができたとしてもこれがなければ意味がない。

 

「それでしたら、セバスチャン」

「はい、こちらに」

 

そういって執事が差し出した小さなトレーのようなもの。その上に載っていたのは金色の・・・

 

「ってラビーズじゃねぇか」

「ちょっと、それ、どこで?」

「町にいた際にアクセサリー店にいた金髪の男性から頂きましたわ」

「金髪の男性・・・」

「それって、多分・・・」

「あぁ、あいつだな」

 

間違いなく、今俺たち三人の頭には、共通のひとりの顔が浮かんでいるだろう。きらりとか効果音が入りそうな、いかにも怪しい笑顔を浮かべているあのアクセサリー店の男が。ほんとマジで何者だ。

 

「だったら話が早いでランス!ありす、僕のパートナーになってほしいランス!僕はきっと君に会うためにここにいるでランス!だから!」

「・・・ごめんなさい、わたくしはプリキュアにはなりません」

 

そういって彼女は自分の手を握っていたランスの手をそっと離した。その際の彼女の表情は少し沈んでいるように見えた。何か大きな葛藤があるような、迷いがあるような、そんな顔をしていた。

 

「あ、ありすの・・・バカ~!」

 

しかし幼いランスにはそのことを察することができず、なきながら飛び出して行ってしまった。

 

「ランス!」

「待つシャル!」

 

その後を追うように相田と菱川、シャルルにラケルが部屋から飛び出していった。俺も追いかけようかと思ったがその前に自分の中に生じた疑問を解消すべくいまだ悩みを抱えているような表情をしているありすと話してみようと思った。普通初対面で相手の内面に踏み込もうとするのは無粋というか失礼なまであるかもしれないが、そこを聞かない限りは協力関係を維持するのにも何かしら支障をきたすことになるかもしれない。つまるところ、俺は知っておきたいと思ったのだ。この四葉ありすという個人について。

 

「なんで断ったんだ?」

「わたくしには、戦う資格などありませんわ」

「そういってる割には浮かない顔してるが?それにそれならラビーズをとって置く理由がわからん」

「・・・それは」

「まぁ話したくないならしょうがないけどよ・・・その何?一応これから協力し合うわけなんだし、話してくれたほうが俺としては助かるというか、なんというか」

「そうですわね・・・マナちゃんたちのお友達なのですし、話しておいたほうがいいかもしれませんわね」

「すまん、助かる」

 




とりあえず完全仕様変更してからは初投稿になりますかな?

といっても本当に「」をまとめたのと名前消しただけなんですけどね・・・

何か変わった感じしますか?
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