「 比企谷、奉仕部への正式な依頼だ、雪ノ下も引き受けるそうたぞ? 」
平塚先生に言われて雪乃を見たら
「 今年の夏の大会の成績如何と言われてるそうよ 」
そう言われて
「受けるのは決定事項なんだ…」
アタシが力なくそう言ったら
「 はぁ、なら頑張るしかないかしたないか… 」
そう呟いて
「 じゃあ活動はいつからする? 連休明けからになるのかな? 」
そう聞いたら
「 今日明日は私達も壁打ちで、ループスイングに取り組みますから何か気付かれたらアドバイスお願いしますね? 八重先輩っ♪ 」
そう言って女子達も壁打ちを始めたんだよね
だから今日のトレーニングは、金曜の事もあり私はアドバイスだけにして戸塚はループスイングでボールコントロールを意識して壁打ちをするように言ったんだ
時おりアドバイスを交え終わった後には特性ドリンクのハチミツレモンを薄めたものを手渡しタオルで汗を拭いてから教室に戻ろうとしてビックリした
「 え~っと… 何でみんながここに居るのかな? 」
「 そんなの戸塚君と八重ちゃんが居るからに決まってるべ? 」
「 そうだね… 八重は気付いてないだろけど色目使ってる野郎共が結構いたからね 」
そう苛立たしそうに言う優美子に何故か苦笑いの隼人だけどアタシ的にはあまり釈然とはしないけど心配してくれてるのは確かだし…
そう思ってお礼を言うことにした
「 うん、心配してくれて有難う 」
っとお礼を言ってね…
放課後隼人達も部活が無いから遊びに行こうと誘われたけど
「 連休中は思い切り遊びたいから今日明日くらいはしっかり勉強しときたい 」
そう言うと
「あーっ、そうだね…あーしもあんまし人の事は言えた義理じゃないけど結衣と隼人以外の男子三人はやっといた方が良いから一緒に勉強会するしっ!」
そう優美子が言うと言われた四人はゲンナリしたけど
「せっかくの五連休をしっかりと楽しむのなら八重の言う通りに今日明日くらいは勉強しておいてもバチは当たらないと思うよ?」
そう隼人が言うと
「そうね、それに普段使用してる部室が使えないからサイゼ辺りですることになるから少なくとも一緒に出掛ける事にはなるんじゃなくて?」
そう雪乃に言われて
「 あー、うん… それなら気分も変わるかな? いつも部室でやるの違って 」
そう結衣が言うと溜め息を吐いた雪乃に
「 勉強してるのは八重さんだけでしょう?まぁ私は八重さんの質問に応えることで結構復習になってるとこはありますけど貴女は携帯弄ってお茶を飲みながらお菓子をつまんでるだけでしょ? 」
そう話すと驚いた優美子が
「 え? な、ナニ… ナンなのその美味しそうな部活は? 」
そう驚きの声を上げた
依頼を奉仕部として受け付けることになりました