シロクマを見ながらアタシは
「 戸塚、アタシ一度しろくまカフェ行ってみたいな 」
そう言ってみだりかライオン見ては
「 ある意味ライオンって八の理想像なんかもね… 」
そう言ってみたりしてまた
虎を見ては
「 よく酔っぱらいの事を大虎ってゆーけど平塚先生は泣き上戸だったよ? おまけに絡み酒とかゆーらしいけど元からのあのくどさが更に斜め上にクレードアップしていたはた迷惑な感じだった 」
とアホな発言を繰り返すアタシに呆れた雪乃が
「 そろそろお昼も兼ねて休憩しましょう、アホの子にこれ以上アホな発言をさせないためにも… 」
って雪乃にアホの子呼ばわりされ
( 結衣を差し置いて何でアタシがアホの子なんだよ? )
そう思ってさらにはヘソを曲げていた
アタシとヒエンはマッカンとお好み焼きで彩加とミドリがはお好み焼きにレモンティーと言った感じで各々買って空いてるテーブルにアタシ達波四人掛けのテーブルだ
既にお昼のピークはとっくに過ぎてるから席は結構空いてる
同じお好み焼きと言ったけど店で買ったので実はタイプが違う
因みにアタシとヒエンが買ったのは薄い皮で中身の具を包んでるタイプのでアタシはこーゆーのをスナック感覚で手で掴んでかぶり付き食べるのが好きなんだよね
彩加とミドリが買ったのは生地に具を混ぜたもので平たくそれを半分に切ったものをプラ容器に入れたタイプで箸で食べる
料理の腕前にはそれなりに自信はあるアタシなんだけどね… 正直テーブルマナーは壊滅的にダメでマジに下手な保育園児より悲惨である
そんなアタシが何故だろうか? 人に食べさせるのは得意で小町が熱を出してる時も器用にお粥さんを食べさせて薬を飲ませていた
そんななんの慰めにもなららないことを思い出してもなんの救いにもならないんだけどさ
でも、まぁ…そうでなくてもマジに情けないんだからさ、おまけに周囲の視線は
『仲の良い姉妹だね』
そう言ってるのがまるわかりなんだしそれにさ…明らかにアタシを末妹と認識してるっぽいからな、やってられるかよ?って思う訳ね、マジな話さ…
食後にアタシとミドリに結衣は食後にかき氷を頼んで彩加は午後ディーのレモンティー雪乃ストレートティーをリクエスト
「 ちゃんとメモしたか? 材木 」
そう言って五千円札を渡して
「 お前の分はアタシの奢りだからお使いよろしく頼むなっ♪ 」
そう言って材木に買いに走らせると優しい彩加が苦笑いしながら材木についていきなんか頭を下げているし彩加が行くのを見てヒエンも手伝いに走るのを見て
( 二人共… 材木に任せて(押し付けて)おけば良いのに優しいのな )
そう思いながら三人の男子の後ろ姿を眺めていた
食事休憩後はのんびり過ごす事にして、彩加お薦めの動物ふれあい広場で動物達と触れ合うことにしたんだけどシャッター音がいい加減にウザい
写真ばっか撮ってないで動物と触れ合えよっ!
そう思ってたけどまさかウサギと戯れるアリスコーデのアタシを撮っていたんだなんてそんな事は夢にも思わなかったよ…まぁ、まさに知らぬが…ってヤツなんだろうね?
幼女八重、如何でしたでしょうか?