思い付きと勢いによるものです。
読者の皆さんが楽しめるように書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします
「────ん?」
「────ちゃん?」
誰だ?
「────兄ちゃん?」
誰か呼んでる?
「お兄ちゃん?」
「………………えっ?」
ぼやけた意識がすっきりしていく。鈍った五感が徐々に戻ってくるのを感じる途中で聞こえた声は何処か聞き覚えがあった
あれ?俺は何をしていたんだっけ?
確か、新刊のラノベを読んでいて…………そう、そのまま寝落ちしたんだった。
少し頭を働かせて記憶を
ん?でも俺今立ってるよな?しかも何か重たいし、何これ?鎧でも着てんの?
体に鎖を巻かれたかの如く重さが足に伝わる。しかも寝落ちした状態の自分が机に突っ伏している状態ではなく何故か立っているという奇妙な出来事。夢遊病か何かの類いという考えもあるが、今までに起きた事もないので考えにくい。色々と分からない事が多かった
洞窟だろうか?目も馴れてきて薄らぼんやり見つめる先には剥き出しになる土の壁、土の天上、言わずもがな土の地面
明かりは無く、ぼんやりとした暗さ。
洞窟の奥が暗くて見えないので長さがとてつもなく長いのが伺える
何処かに連行されたかと思考に走ったが、体が縛られておらず、思いの外自由に動かせるのをみるとどうやら違うようだ
では何で体が縛られたみたいに重たいのか?と視線を体に向けるとそこにはまるで騎士のような装甲を施し、腕には
「え゛?」
「お兄ちゃん!!」
「は、はい!?」
混乱の最中、隣からいきなり声が響いたので横を向く。すると目の前に広がるのは鮮やかな金色
何故洞窟に金色が?と更に頭がこんがらがる。そして金色が髪だと気付くのに数秒有して、
「お兄ちゃんどうかしたの?早く
自分の顔を覗き込む顔と目が合う
「………………えぇ!!?」
それこそ整った顔立ち、瞳は清んでいてその人の純粋さを物語っていた。顔は少し童顔で、未だに幼さとあどけなさが残っている。絶世の美女、いや、神にも引けを取らない程の神秘的な雰囲気が滲み出て、
──────ダンまちのアイズ・ヴァレンシュタインその人だった
「ア、ア、ア、アイズ・ヴァレンシュタイン!!!?」
「…………むぅ」
どうやら異世界、ダンまちの世界に転生したらしい────?
最初なので短めに