特別S級隊員比企谷八幡   作:ケンシシ

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オリジナルトリガーではなかったです。パロ兵器?です


大規模侵攻②

「トリオン兵はいくつかの集団に分かれて、それぞれの方角の市街地に向かっています!本部基地から見て西、北西、東、南、南西の5方向です!」

 

本部基地では本部長補佐の沢村が叫んでいた。

 

「現場の部隊を二手に分けて南と東に当たらせろ!」

 

忍田がすぐに指示を出す。

 

「そ、それでは西側はどうするんです!?」

 

根付が焦ったように言うが

 

「心配はいらない、西側には天羽、迅、比企谷を向かわせてある」

 

「その3人に任せておけば問題ない、頼もしいですねぇ」

 

忍田の言葉に安堵している根付だが

 

「問題は他の二方だが、鬼怒田開発室長!」

 

「わかっとる、すでに冬島と組んで対策済みだわい」

 

そしてトラップが起動しトリオン兵を足止めした。

 

「着いたようだな」

 

それぞれの現場に

 

「諏訪隊現着した!ネイバーを排除する!」

 

B級10位諏訪隊

 

「鈴鳴第1現着!戦闘開始!」

 

B級8位鈴鳴第1こと来馬隊

 

「東隊現着、攻撃を開始する」

 

B級の手練れが次々と現場に到着していった。

 

 

本部

 

「他にも風間隊 嵐山隊 荒船隊 柿崎隊 茶野隊もトリオン兵を排除しつつポイントに向かっています」

 

「よし、合流を急がせろ!各隊連携して防衛に当たるんだ!」

 

 

 

三雲たちは

 

「この前のラッド事件がこの大規模侵攻の国と同じなら、こっちの戦力はある程度予測がついているはずだ。なのに仕掛けてきたってことは勝算があるってことだ」

 

「……!」

 

その言葉に冷や汗が流れる三雲

 

「気を抜くなよ、オサム。戦いってのは基本的に数が多い方が有利だ……だからといって戦力を分散させたと言うことは何か狙いがあるはずだ」

 

そして空閑のその予想は当たっていた。

 

 

 

東隊

 

「忍田さん!こちら東、新型トリオン兵と交戦を開始!サイズは3メートル強、人に近いフォルムで二足歩行、厚い装甲に覆われ戦闘力は高い!特徴として隊員を捕らえようとする動きがある、各隊警戒されたし!」

 

「わかった、増援が行くまで凌いでくれ!」

 

そこにレプリカの声が響いた。

 

『忍田本部長、その新型は恐らくアフトクラトルで開発中だった捕獲用トリオン兵『ラービット』だ』

 

「捕獲用!?捕獲は大型の役目じゃないのか!?」

 

忍田が驚いて聞きかえす

 

『ラービットの捕獲対象は一般人ではない、トリガー使いだ。その性能は他のと比べない方が良い、A級でも単独で挑めば食われるぞ』

 

その言葉に苦虫を噛んだようになりそうになるが

 

「S級隊員比企谷八幡!新型ラービットを撃破しました!」

 

八幡の活躍が流れた。

 

 

 

時は少し遡り

 

「だいぶ湧いてるな」

 

三浦たちと別れた八幡は指示された南西に来ていた。

 

「『マステマ 起動』」

 

グラスホッパーで跳んでいた八幡はトリガーを顕現させると最も警戒区域外に近いトリオン兵を強襲した。

 

「さて、早く片付けないとな」

 

八幡の傍には八幡の体と同じかそれ以上の巨大な武器があった。中心に砲身があり、その周りには複数の刃がついている。八幡と鬼怒田達が開発した『全領域兵器 マステマ』だ

 

「『ハウンド』」

 

八幡が言うと砲身に光の小さな砲口が現れバイパーが射ち出され、周囲のトリオン兵に降り注ぎ

 

「『アイビス』」

 

そしてその巨大な砲身から放たれた一撃は複数のトリオン兵を巻き込みながら遠くで警戒区域を出ようとしていたトリオン兵を沈めた。

 

 

全領域……つまり遠中近全てに対応した八幡専用のトリガーである。刃には孤月を、砲身は改造されてはいるがアイビスを、それらを繋ぎとシールドモードにはレイガストがモデルに使われている。さらに射撃トリガーにはアステロイド、ハウンド、バイパーと使える。最強に近い性能を誇る。しかしそれらが複雑に絡まってできているトリガーだ。デメリットとしてベイルアウトが外されている。ベイルアウトがあるとそれほどの機能をフルに発揮できなかったのだ。それらもあって鬼怒田は最もブラックトリガーに近いノーマルトリガーと考えている。

 

「ん?……」

 

そして倒したトリオン兵の中から件のラービットが現れるが

 

「しつこいな……『スラスターON』」

 

ラービットは八幡の相手をまともにできずに沈んだ。

 

 

 

アフトクラトル『遠征艇』

 

「あれが例の金の鳥か?ユキノよ」

 

「えぇ、そうよ……でも問題ないわ。これがあれば、あれを捕まえるくらい訳ないわ」

 

美しい氷のような剣をもった雪ノ下がいた。

 

「なら行ってみろ、お前達2人は他のトリオン兵の援護だ」

 

リーダーと思われる視線の先には葉山と由比ヶ浜がおり

 

「ミラ、ゲートを」

 

「了解しました」

 

そして3人はミラと呼ばれる女性のトリガーによりついに地球に降りた。

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