※r18小説を書きたいので停止 スタンドが手に入ったと思ったら、毎日ランダムでしたとさ(白目    作:KEY(ドS)

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「君は、ディオ・ブランドーだね?」「そういう君は、ジョナサン・ジョースター」
           ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの初めての邂逅


十二話  ファイッ!!(カーン

 

 

「二人がやられたか」

そう告げる能面の人物。

 

「コンビとしてはまあまあ強い奴らだったけど大方油断したんだろうよ。」

げひげひと笑いながら自分の考えを述べるモヒカン頭の男

「補充した3人を入れれば私たちはあと6人。状況としてはいいとは言えないな。」

黒のダブルのスーツに身を包みそうつぶやく男。

 

ここは、とある施設。

部屋の中は薄暗く、幽霊が出てくるといわれても信じてしまいそうなほどに陰鬱とした雰囲気を漂わせている。

 

「なあ、ボス。次はどうするんだ?二人がつかまっているから尋問か拷問で情報を吐かされているんじゃないか?」

「俺もそう思うぜ~。何しろ最近の現代っ子は根性が足らねえ。根を上げるのが早いもやしばかりだからなぁ」

 

2人が能面をかぶっている男に目を向ける。

その言葉を受けて能面の男が考え始める。

 

そして、とある結論に至った。

椅子から立ち上がり、ドアの方へと向かう。

「どこへ行くんだ?」

「決まっている。ここの場所もばれるだろう。本日中に放棄。別の拠点へ行く。ぐずぐずするな。」

 

そういって部屋から出ていく能面。

その後ろ姿をみてため息をついた二人の男はやれやれ、決断が早い子って、と思いながらも自分たちのボスの決定に従うために自分の荷物を引き払いに行く。

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

心臓がバクバクいっている。

無理もない。俺はこれから一世一代のかけを行うのだから。

 

小さな箱をポケットから取り出し、中身を確かめる。銀色の小さなわっかが中に収められていた。

 

それを見て、元帥の言葉を思い出す。

練度の限界というものを上げるために、練度が99まで到達している相手を選んで渡せと。

なぜ婚約指輪のような形をしているのか尋ねたら、戦いしか知らない艦娘達に結婚を体験させてやりたかったらとか。

 

あんた男や、とほろりと心の中で涙を流しつつ、彼から受け取った。

 

そして、今はその相手を待っている。

 

先日こちらの体をバラバラにしてありとあらゆるプレイをしてきた女性。

そんな相手であっても愛してしまっているというのだから、彼女に調教されてもう戻れない場所まで来てしまっていることを自覚しながら深呼吸をして息を整える。

 

 

大丈夫、大丈夫。昔みたいにちょっと声をかけてきもっ、と言われたあのころとは状況が違うんだ。落ち着け、弱気になるな。

 

そう思い込もうとしても震える体。過去の苦い失恋の経験を思い出して苦しくなってくる。

 

すると手をとられて握られる。

 

あたたかく、触れ合って居るだけどこちらの気持ちが落ち着いてくる手であった。

 

その主の顔を見る。

俺が毎日見ている世界一大好きな顔だった。

青い瞳に、白に近い銀色の髪。俺と同じくらいの身長に出ているところは出ていて、引っ込んでいるところはきちんと引っ込んでいるスタイルのいい体つき。

 

 

ヲっちゃん

「昨日は激しかったね♡またあんなプレイしてもいい?」

あどけない表情で無邪気にそう言ってくるヲっちゃん。

 

体をバラバラにされて好き放題されていた時には恐怖も感じたが、彼女から離れようとは思えなかった。

 

「私に渡したいものがあるって聞いたんだけど。」

その言葉を受けて、彼女に左手を出してもらうようにいう。

すっと素直にその言葉に従って左手をこちらに出してくれる彼女。

 

 

その薬指に銀色の指輪をつける。

 

固まる彼女。

もしかしたら気に入らなかったのか。

 

俯いている彼女の様子をうかがおうとすると、いきなり押し倒された。

がふっ、と腹にタックルを食らい、そのまま床に倒れ込む。

 

彼女の目を見ると、ハートマークになっていた。

やばい

 

「あなた♡私うれしいわ。ついにプロポーズしてくれるなんて・・・♡」

服をいそいそと脱ぎはじめ、裸体をあらわにする彼女。

首に手をまわされ、唇を奪われる。

 

いつもとは違い、こちらを容赦なくむさぼるようなキスに意識が飛びそうになる。

酸素が足りなくなってきたので、彼女の中から吸い込んで奪い取る。

お互いにびくびくと震えながら舌を絡めあう。

 

こちらも我慢できなくって来た。

理性が飛ぶ前に彼女を抱きかかえてソファーまで運ぼうとしたときに

 

 

ドアの向こうからこちらを見ていた嫁さんたちに気づく。

じーっと見つめてきていて、なんの恥じらいも照れもなく覗き込んできている。

ヲっちゃんは気づいていないようなので、ヲっちゃんをお姫様抱っこで抱えてシャワールームまで向かう。

 

いい雰囲気のここで中断したらヲっちゃんが本気で怒るので、ひとまず逃げることにした。

ああ、みんなにばっちり指輪を渡すところ見られていたよ。

 

どうしよう。

 

浴場で、ヲっちゃんとまぐあいながら頭を悩ませるのであった。

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

「いなかったか」

『はい』

 

まあ、そうだろうな、と大方予想していた元帥が白蛇の報告を受けてそう返す。

敵は間抜けじゃない。仲間が帰ってこなかったから自分たちの情報が洩れているかもしれない。

そう判断してすぐに拠点を放棄したのだろう。

 

やつらの正体の手掛かりとなるようなものが何一つなかったのは惜しまれるが。

「一応すべての場所を調べさせろ。すべての拠点を一つ残らずな。」

その言葉を受けて部屋を出ていく白蛇。

 

十中八九手に入れた情報にのっていた拠点にはまずいないだろう。

今頃新しい場所に居を構えているに違いない。

そう考えながら、今日の報告書に目を通していると部下からの通信が入る。

 

この回線は・・・

「田中か、どうした?」

俺が気に入っている男の一人、田中からの通信を開いて用件を聞く。

 

あの、元帥閣下・・・・・。頼みがあるんですけど。

 

 

震える声でそう言ってくる田中。

なんだ。この男がここまで焦っているのは珍しいな。そう考えながら話を聴き続ける。

 

 

・・・・・・ケッコン指輪をあと20個増やしてください。

 

 

その言葉を受けて卒倒しそうになった。

 

 

 

To be continued

 

 




こんにちはんこそば
KEY(仕事で執筆中なのでそちら優先)と申します

いつも感想ありがとうございます
あなたの一言がうれしいです

感想全部は返せませんが全部見ておりますので安心して書き込んでください

敵のフラグ。
ヲっちゃんに一番最初に指輪を渡す田中君。
それを羨ましそうに見つめる嫁さんたち。
りりかるな世界のVIVID編が終われば、田中君の新しい嫁さんたちと出会うことになるでしょう。

次回は嫁さんたちへの説明会。


今回の名言はこの二人の出会いのシーンから
この会話のすぐ後に犬のダニーがぶっ飛ばされるのだから衝撃的な展開でした。
おいたがすぎるというレベルではないです。
ジョジョは犬に厳しい漫画。(イギイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーー!!!!

KEY(仕事で執筆中なのでそちら優先)

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