主人公、九条諒(くじょう りょう)は現代日本最強のCFと巷では騒がれている。

正確無比なパス
相手を翻弄するポディショニング
パックに喰らいついて離さない根性
ホッケー誌は彼を天才と褒めたたえた

しかし、諒自身はわかっている

自分自身は天才ではないということを

諒は凡才だ。
他人の倍の量のトレーニングをしても相手を抜き去るスピードも生まれなければ、GKが見失う程のシュートも打てない。
彼は無力なのだ

諒は少し変わった経歴を持っている。父親は外資系企業の開発事業部部長というこれまた聞こえのいい経歴を持っている。
なので、16歳になる今の今までアメリカで暮らしていた。

おそらくその経歴が諒のアイスホッケーが上手くなってしまった原因のひとつである。

アメリカでは、生半可なプレーでは生き残れない。日本人特有の華奢な体つきである諒はアメリカで生き残るためにはどうしたらいいのか、そのことをずっと考えていた。

3月23日父親に辞令がでた

日本本社帰還命令

九条一家は引っ越さなくてはいけなくなってしまった。

これは諒が目にした小さな小さな奇跡のお話です

プロローグにかけなかったため……

同じ作者名で小説を読もう様にも投稿しております。
  Period1 愚かな入学式
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ