俺が楽しい青春を送るのはまちがっているのだろうか 【投稿終了、続きが気になる方はpixivへ。題名は同じです】 作:上海豆腐
俺は今、ららぽに買い物をしに来ている。
理由は小町に買い物に行ってきてと頼まれたからだ!小町の願いならば叶えなくてはな!え?シスコン?千葉の兄弟なのだから普通だろう。
とりあえず疲れたからその辺のベンチに座る。そして家から持ってきていたラノベを読む。
読み始めて何分かたって急に
ナンパ男「ちょっとついて来いよ。俺と楽しいことしようぜ」
???「やめて下さい!放してください!」
と俺の数メートル先で高校生?の女の子と大学生くらいの男が(体格や身長などからして)言い合っていた。
???「誰か助けて!」
ナンパ男「いいからこいよ!」
???「本当にやめて下さい!」
俺はきっと他のイケメンとかが助けてくれるだろうと思いつつその場を離れようとする、がナンパ男が「うるせぇな。!痛い目見たくなけりゃ大人しくついて来い!」と言った。俺はその言葉にイラついて無意識のうちに2人の目の前に居て、ドスのきいた声でこう言った。
八幡「いいから放してやれよ」
俺はそう言った時点でもう自制できなかった。
???視点
私はららぽに買い物に来ていたら、急に知らない男の人に掴まれて
ナンパ男「ちょっとついて来いよ。楽しいことしようぜ」
と言われてしまった。
私は反射的に
???「やめて下さい!放してください!」
そう言ったもののやはり男の人は放してくれなかった。なので私は
???「誰か助けて!」
と、叫んだが皆んな巻き込まれるのが嫌なのか素通りしていくばかりで全然助けてくれない。
ナンパ男「いいからこいよ!」
???「本当にやめて下さい!」
ナンパ男「うるせぇな!痛い目見たくなけりゃ大人しくついてこい!」
私はそう言われて無意識に力を抜いてしまった。
その時、横から目つきの悪い人が来て「いいから放してやれよ。」と言ってくれた。
ナンパ男「なんだお前、お前も痛い目にあいたくなかったらとっとと消えろ失せろ!」
八幡「痛い目?やってみろよ。俺は小学校の頃から痛い目にあってるんだよ!逆に言わせてもらうけどお前にそっくりそのまま言ってやるよ。痛い目にあいたくなけりゃ消えろ」
ナンパしてきた男の人は最初は怯んでいたものの、助けに来てくれた彼が高校生だとわかった瞬間安心していた。
ナンパ男「お前高校生だろ?俺は大学生だ!力の差を見せてやるよ!」
その瞬間ナンパしてきた男の人は彼に殴りかかっていた。助けに来てくれた彼は、その攻撃に気がついたが反応が遅れてお腹におもいっきり当たってしまった。
八幡「ウッ」
しかし彼は何とか立っていた。
八幡「……急に、殴るなんて、酷いっ、すね。それが大人の、それも、男のやる、事ですか?」
やはりお腹に直撃して痛いのか、それとも肺から空気が出て苦しいのか分からないが彼の言葉は途切れ途切れだった。
ナンパ男「うるせぇな、ってか、まだ立てんのか。ならもう1発喰らえ!!」
そう言い男の人はまた彼のお腹にパンチをした。
八幡「ヴッ!ゲホッゲホッ」
彼は2発目をもらい流石に2度も同じ場所をやられキツイのか屈んでしまった。
その後も彼は何発かパンチや蹴りを喰らっていた。
ナンパ男「高校生の分際で俺に文句を言いやがって。それがこのザマか。ダセェな」
男の人はそういいガハガハ笑っていた。
八幡「……もう、終わりか?」
!!?私は男の人を見ていて気がつかなかったが彼は立っていた。
ナンパ男「あ?お前まだ立てんのか、なら今度こそ地べたに這いつくばってろ!!」
私はもう見ていられなくて目を閉じた。しかしいつまで経っても殴られた音や彼のうめき声は聞こえなかった。疑問に思った私は薄っすらと目を開けた。そこで目にしたのは彼が男の人の殴りを避けていた所だった。
八幡「悪いな。何度も何度も同じ攻撃は喰らわねよ。なに?お前もしかして同じ攻撃だけで勝てると思ったの?馬鹿だな。きっと猿とかでも同じ攻撃は避けれると思うぞ?」
ナンパ男「今のはどうせ偶然だろ?今度こそ当ててやるよ!!」
そう男の人は言うと今度は彼の顔目掛けてパンチをしていた。しかし彼は、いとも簡単に避けていた。
八幡「悪いな。もうお前の攻撃パターン全てわかったわ。今度はこっちからやらせてもらうぜ!!」
彼はそう叫び男の人の足目掛けて回し蹴りをしていた。
男の人は急な彼の反撃で対処しきれず彼の蹴りが当たり、膝をついた。
ナンパ男「ッ!!!!!アァァァアァ!」
突然男の人は叫びたい声を上げた。
ナンパ男「痛えな!右足の膝の関節がゴリッてなったじゃねぇか!!今ので脱臼してたらどうするんだよ!!」
八幡「知らねぇよ。俺は正当防衛でお前にやり返しただけだ。お前見てみろよ、右足の膝。すげぇ腫れてんぞ。早く病院に行って診察して貰えば?それでお母さんにでも泣きついてろ」
彼がそう言うと男の人は「チッ」と舌打ちをし、右足を引きずりながら何処かへ歩いて行った。
彼がその事を確認し終わると、こちらに振り向き、近寄ってきた。
八幡「あん「助けて頂いて有難うございます!!殴られた場所やけられた場所は大丈夫ですか?」……あぁ、大丈夫だ」
彼が何か言いかけていたが、今はそれどころではない。彼の殴られた場所はアザになっていた。今の大丈夫という言葉はきっとやせ我慢なのだろう。そう思い彼に失礼だが殴られた場所に手を当てる。
八幡「ッ!!痛えぇぇ!!」
と、彼はやはり我慢していたのか触った途端大声で叫びだした。
???「やっぱり大丈夫じゃないじゃないですか!!」
八幡「いや、本当に大丈夫だ……と言いたい所だが本当はとても痛い。が、安心してくれ。俺は昔から殴られ慣れてるからちょっと待てば平気になる。それより、大丈夫か?腕、おもいっきり掴まれてただろ?」
???「大丈夫ですよ。
八幡「そうか」
彼は安心したのか先ほどまでは怖い顔をしていたが穏やかな顔になっていた。
私は知らぬ間に「お名前聞いてもいいですか?」と聞いていた。急な事できちんと答えてくれるか不安だった。
しかし、彼はきちんと答えてくれた。
八幡「俺の名前は比企谷 八幡、です」
比企谷八幡、か。
???「比企谷 八幡…。うん、覚えた。あ、私の自己紹介まだだったね」
真弓「私の名前は福田 真弓です。高校2年生です。あなたも高校生だよね?」
八幡「お、おう。高校生だ。一応言っておくと同じく高2だ」
真弓「今日は助けてくれて本当に有難う。お礼として今からウチに来ない?怪我の手当てもしたいし」
八幡「別に大丈夫だ。お礼なんて、今貰っただろ。「ありがとう」っていう感謝の言葉。それと怪我の手当てくらい自分でできる」
真弓「そっか、じゃあ、またいつか会えたらいいね。今日は本当に助けてくれて有難う。バイバイ」
八幡「おう、また会ったらな」
そういい私と彼は別れた。
彼の制服、なんか見覚えあるな〜……。あッ!!総武高校の制服じゃん!!なんで今まで気がつかなかったんだろ。まぁ、しょうがないよね。あんな事があったんだし。
私は彼と同じ学校という事が分かり、同学年だから絶対に学校で会えると思うと、とても嬉しくなった。
私はこの後買い物を済ませ笑顔で家に帰った。
読んでくださって有難うございます。
コメントで指摘があったのでナンパ男とのところを改変しました。