インフィニット・オーケストラ   作:剣とサターンホワイト

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この小説を書くにあたり、疑問に思ったのは

「ハーメルン利用者のうちガンパレード・オーケストラを知ってる人ってどれだけいるのか?」

自分の稚拙な文章力でも多少なりガンオケに興味を持っていただけるとありがたいなと思います。


序章 異世界転生? α社編
序-1:突然の終劇 さらばヒロイン天国


時刻は午前2時、ある建物から銃声が響く

 

「ぐぅ…」

 

不意討ちを喰らい苦しむ男…否、少年

 

「…竹内優斗(たけうちゆうと)、貴様は色々と深く知り過ぎた…」

 

銃を持った男が無機質な声で言う

 

「…これ以上探られては我々の作戦に支障が出る」

 

その仲間の男も出てきて竹内優斗と呼ばれた少年に銃を向けながら言う

 

「よって、貴様にはここで死んでもらう、精々天国に逝けるように祈ることだな…」

 

竹内は先程撃たれたことによる痛みと銃を向けられていることによる恐怖で動くことができない

 

バン! バン!

 

2つの銃弾が竹内の頭と心臓に撃ち込まれ、彼は力なくその場に崩れ落ちた

 

謎の二人組は竹内が死んだことを確認すると、もうこの場には用はないと足早に立ち去って行った

 

この後夜が明ける直前になって竹内の死体は発見され、彼の死は知人達に知らされることになる

 

当然、彼が在籍していた第108警護師団、通称ヒロイン天国小隊にもその知らせが届いた。

 

その日の朝のホームルーム。担任教諭の小島空(こじまそら)が悲しげな表情を浮かべている

「…竹内くんが、今朝死体で発見されました。

どうやら、幻獣共生派の卑劣な攻撃に巻き込まれたようです。

司法解剖などがあるので、葬儀の日時は不明です。」

 

普段から真面目で勤勉、遅刻などとは全く無縁であった竹内優斗がまさか遅刻を…などと、噂に満ちていた教室だったがその訃報を聞くと、教室は一瞬の静けさに包まれた後、ざわざわとざわめきだした

 

実は、この数日前にクラスメートの1人、岩崎仲俊(いわさきなかとし)が死んでいるのが発見されたのだ。その傷が癒えぬうちにもう1人仲間を失うことになったのだ。それも、両方とも戦死ではなく事件や事故に巻き込まれての死亡だ。残された者達の悲しみややりきれなさは計り知れない…

 

「みんな、突然の事で辛いのはわかる。岩崎のこともあったしな…。だが、悲しんだって岩崎も竹内も生き返らない。なら、俺たちにできることをやろう。第一に、この戦いでアイツらの分まで生き残るんだ。生き残って、向こうで見てくれているであろうアイツらを安心させるために…それが残された者の務めだ」

 

空の一声で下がりかけてた教室の士気が少し上がった

 

「さ、授業を始めるぞー」

 

こうして一時の非日常はあっという間に日常へと帰していく

 

しかし、これで話は終わりではない

 

むしろこれを引き金に動き出すのだ

 

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某所…

 

「先輩大変です、わが社の正門前に人が倒れています」

 

「またなのぉ? まったくなんでわざわざうちの前で倒れるのかしら」

 

「フフフフフフフ…これで二人目。もしかしたら明日の天気は…人間! フハハハハハハハ…ゴファ!?」

 

「馬鹿言ってねぇで、さっさと助けに行くぞ! このままそこで死なれたら、こっちも目覚めが悪くて敵わねぇ…」

 

「…にしても、状況は数日前と全くと言って良いくらい同じ…ただ事じゃないねこりゃあ…」




いきなり死んでしまった主人公その1と、すでに死んでいた主人公その2

しかし、「亡くなった2人と共に」とはどう言う事なのか?

そして最後に現れた5人の正体は? また、彼らの目の前にあらわれたのは果たして…
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