ある人がm9(^Д^)されます。
次々見ていく中で、ある作品で手が止まった。
作者はネビル。
私が微笑み、ボウトラックルが飛び回っている絵。
さて、どう採点しよう。
・
・・・
・・・・・
結局同学年で1番の点数になったのは、言うまでもない。
○
授業以外の時間は、ペットの検診に勤しんでいた。
猫、フクロウ、ネズミ、ヒキガエルと様々。
魔法生物もだってそうだ。
そして忘れてはいけないあの3匹(・・・・)。
〈お待たせ。元気にしていたかな?〉
〈ママ、おかえり。〉
〈パパと仲良くしていたよ。〉
現れたのはウィザーエンスケとエンスケ匠。
ちなみにパパというのはポチのことで、ママは私のことだ。
初めのうちは何言っているか分からなかったのだが、2・3日もすれば何言いたいのかわかり、5・6日目は普通に会話できるようになっていた。
そう考えると、やっぱり笠倉家の血を引いているのだと思った。
2人とも成長をし続け、秘密の部屋では狭くなったため必要の部屋に移動した。
〈食事を持ってきたわ。ゆっくりお食べ。〉
その日は子供3人(?)と遊び、お別れをした。
その日の仕事はどうするかって?
大丈夫。
ポース テムッス。
効果は時間を戻す呪文。
ただし、1週間に12時間限定で、どちら1人が第二者(その時間帯にあっている人)の目にも見られていないことが条件。
言うなれば逆時計の劣化版。
それでもかなりチートのような気がするけれど・・・
「さて、仕事をするか。」
○
ハリーがやらかしてしまった。
ガマガエルに対して、ヴォルデモートが復活したとか言ってしまったらしい。
授業中と言うこともあり、部外者の私が止めに入るとかえって目立ってしまう。
はあ〜。
何やっているだかハリーは。
魔法生物飼育学が終わると、ガマガエルがやってきた。
「ちょっといいですか?確か、貴女は次の時間に授業はしていないはずよね。少し私とお話しましょう。」
そう言って迫ってくるガマガエルの顔は、自分の誘いが断られるとは思っているようだ。
一体、この自信はどこから与えているのだろうか・・・魔法省の権力か。
断りたい気持ちで一杯だが、今までにガマガエルと直接話したことはなかったので、これを機会に一度だけでも話してみるのもいいのかもしれない。
ものは試しと言うし、直接話すことで今まで見えなかった部分が見えるかもしれない。
「構いませんよ。一度話してみたいと思ってましたから・・・」
誘いに乗った私に気分を良くしたのか、ガマガエルの口角が釣りあがる。
それを見て察する。
この女、間違いなく何か仕掛けてくる。
「話し込みすぎて、貴方の授業に遅れないようにね。」
そう言って、私達は教室を出て行った。
向った先は、ガマガエルに与えられている教員部屋だ。
ガマガエルが先に部屋に入るようにと言ったので、何を言うでもなく部屋へと入っていく。
最初に目に入るのはピンクである。
部屋のどこを見渡してもピンク。
机や石壁は流石に違うものの、絨毯やカーテン、ティーセット、花瓶やそれに添えられた花、クローゼットに掛けられたコートなど、その全てがピンク色に染まっていた。
その光景に眩暈がするものの立ち直り、次に視界に入ってきたのは部屋のいたるところに飾られた絵柄付のお皿。
お皿の中央に描かれているのは猫であり、様々な種類の猫が部屋に入ってきた私たちへと視線を向けている。
「ようこそ、私の部屋に。歓迎するわ。」
相変わらずの撫でるような声で話すガマガエルは、扉を閉めるとティーセットの置かれている棚へと向う。
「貴女はお客さんなんだから、気楽にしてていいのよ。」
ガマガエルはそう言うと、じっと私へと向けられている。
勘が危ないと叫んでいる。
ガマガエルの目を盗み、小さな針を袖口から取り出す。
取り出すと言っても、袖口の中に隠してあった小針を押し出して、針先を出しただけだけどね。
取り出した針を指に押し付けて突き刺す。
少し痛いが、顔には出ていないとは思う・・・。
魔法省がなにするかわからないし、この警戒が誤解であったらいいのだけれど・・・
疑っている原因は、この部屋の壁に飾られているお皿の猫だ。
〔今回総督に虐められる子はこの子ね。楽しみだわ。〕
〔総督に逆らうことは許されない行為、そして私達の声も聞こえない。〕
いや、聞こえているんですが・・・
思いっきり聞こえてます。
猫の言葉がわかるからね。
このことから、ガマガエルが何かしようとしていることは確かだ。
「さぁ、紅茶が入ったわ。
ガマガエルは慣れた動作でテーブルへとカップを置く。
同時に、漂ってきた香りに思わず笑みを浮かべる。
「良い葉を使ってますね。とっておきと言うだけはあって素晴らしい香りです。当然、先生の腕の良さもあるのでしょうが・・・」
「ふふ、ありがとう。」
私が微笑むと、ガマガエルも微笑む。
まるで仲良し同士のお茶会か何かだ。
「貴女とは良い友達になれそうだわ。冷めないうちにどうぞ?」
私は、特に何を言うでもなくカップを持ち、口をつけ紅茶を含み、飲み込む。
その瞬間、ガマガエルの笑みが一層深まったのが見えた。
ハッキリと悪意を感じ取れるような、薄っぺらい笑みだ。
「どうかしら?あまり人に振舞ったことがないから、是非感想を聞きたいわ。」
「とても美味しいですよ。」
これは嘘ではない。
「あら、お世辞でも嬉しいわ。そう言ってもらえると、貴重な葉を使った甲斐があるというものだわ。」
「スリランカのサバラガムワですね。コクがありながらライトな味わい。」
「銘柄もわかるなんて流石だわ。」
紅茶は好きで、前世で結構飲んでいた。
最も少し入っているものを除けば、最高に美味しいのだけれど・・・
「それで、お話とは一体なんでしょうか?」
「あぁ、そうだったわね。ごめんなさいね、すっかり忘れていたわ。」
ガマガエルは、欠片も悪く思っていなさそうな表情で謝罪を口にする。
「お話というよりは、貴女に聞きたいことがあるの・・・ダンブルドアは何を隠しているのかしら?」
いきなり本命ですか。
こう聞いてくる以上は、私がダンブルドアと繋がっていると考えている、ということか?
「仰る意味がよく分かりませんが?」
ガマガエルの問いにそう返すと、ガマガエルは予想外というかのように目を見開いた。
ガマガエルにとって、私が質問の答えを知らなかったのが予想外なのだろう。
「変な質問をしてごめんなさい。ほらほら、紅茶を飲みなさい。紅茶が冷めてしまったらもったいないわ。」
ガマガエルはすぐにいつも通りに持ち直すと、カップに残っている紅茶を飲むように勧めてくる。
「貴女は何も知らないのね・・・別のことを聞くわ。ダンブルドアの仲間には、どんな人物がいるのかしら?」
次は不死鳥の騎士団についてね。
「仲間というと、私達教師陣ということでしょうか?それとも、仕事上知り合った人達のことでしょうか?どちらにしても、来て数週間の私なんかよりミネルバ先生やフィリウス先生に聞いた方がいいような気がしますが・・・」
「・・・違うわ。もっとこう・・・結束している仲間のことよ。ダンブルドアが、秘密を共有するような仲間は誰がいるの?」
「ダンブルドア先生の秘密の仲間?少なくとも私はわかりません。お役に立てず、すみません。」
ガマガエルの顔が、苦虫を噛み潰したようなものへと変わっていく。
それはそうだろう。
経緯はともかく、今回のガマガエルの行動は私がダンブルドアと繋がっていると判断した為。
ガマガエルの中では、私が洗いざらい全てを白状していると思っていたはずだ。
しかし蓋を開けてみると、的外れなことしか言わないときた。
いい笑いもんだね。
その後、先生が授業の為お茶会は終わった。
ガマガエルと別れ、見えなくなったのを確認し小針を消滅させる。
「真実薬か。2・3滴で洗いざらいなんでも喋ってしまう薬を使うなんて、想像もしなかったけど研究の成果はでているようね。」
自分が開発した薬を褒めながら、私は自室に戻っていった。
備考
・無声語を喋れる主人公
流石だぜ〜。
ただしこれはこれで首を絞めている。
作者「「は使った『も使っているし、えっと・・・使っていないのは」
と毎回苦しんでいます。
・ポース テムッス
時間を任意で戻すことができる呪文。
ただし、1週間に12時間限定で、どちら1人が第二者(その時間帯にあっている人)の目にも見られていないことが条件。
言うなれば逆時計の劣化版。
習得には一週間寝ずに精神を一定にすることらしい。
・ガマガエルとのお茶会
べ、別に続きが浮かばなかったから、書いたわけじゃないんだからね。
ハグリッドの所にも訪れているし、あってもいいかなと思っただけだし。
・ガマガエルの計画がバレる
勿論絵に描いてあろうが、動物の声が聞こえるので関係なし。
さて、m9(^Д^)されたのはガマガエルでしたね。
こんな感じでガマガエルを虐めていきたいですね。
あと、活動報告にてアンケート開催中。
できれば答えてやって下さい。