【本編完結】ハリーポッターと転生した猫   作:響緑

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と言うことで、二戦目開始です。
昨日忘れていました。
まあ、そんなこともあるさ。


vsヴォルデモート 2戦目

仕事がある程度落ち着いた日。

校長室にいると何かに見られている気配がある。

 

「そこにいるんでしょ?紫さん。」

 

「あら?ばれていたのね?」

 

やっぱり紫さんでしたか。

 

「君を迎えられる準備ができたから、話に来たわ。」

 

「・・・それはどういうことでしょう?」

 

心を除けばすぐに分かってしまうけど、あえてしないでおく。

 

「悟り妖怪。貴方なら私の心の中なんて、簡単に覗けるんでしょ?」

 

予想外なことを言われた。

 

「そうね、確かに人からは嫌な目で見られているわ。」

 

[だがら私は、君を私が考える理想郷へと案内しようと思っているの。人間と妖怪が手を取り合って暮らせる世界、嫌われた物達の楽園・・・]

 

「面白そうね、その理想郷。でも・・・行かないわ。もし行くとしたら、もう1人連れていくことが条件よ。」

 

[クレア・コンスィーのことね。]

 

「そうよ、私と同じ悟りの目になっちゃったコンスィーよ。彼女を置いては行けないわ。」

 

暫く静かさが校長室を支配する。

 

[分かったわ、待っているわ。その時まで・・・]

 

紫さんは扇子で口を隠して、隙間(この前教えてくれた)の中へと気配が消えた。

その直後、誰かが校長室を訪れている。

 

「入っていいわよ、コンスィー。」

 

「お姉ちゃん、ハリー達が・・・」

 

「また、やらかしたのね。」

 

「うん、魔法省に行っちゃった。」

 

ほあ。

よりによって魔法省とは・・・

 

「コンスィー、魔法省に行ってくるわ。貴方は待っていなさい。」

 

「え〜。お姉ちゃんが行くなら私もいく。」

 

「・・・はあ〜。貴方はこう決めたら動かないからね。いいわ、ついて来ていいわよ。」

 

「ありがとう、お姉ちゃん。」

 

煙突飛行ネットワークを使い魔法省へ行く。

全く・・・校長として赴かない訳には行かないしね。

 

 

 

魔法省は静かだった。

 

「休みなのかな?」

 

「受付にも人がいない訳がないじゃない。」

 

「それもそうね。」

 

流石に誰かは来るはずだから、受付と最低限の人は必要だろう。

辺りを警戒しながら奥へと進む。

扉に印?

目印か何かかしら?

幾つかの部屋を通り過ぎると、今まさに誰かが戦っている最中だった。

 

「助けましょうか?シリウス。」

 

「梨花か、助かるよ。」

 

何人もの死喰い人がいて、その中にはベラトリックスがいた。

 

「生徒は大丈夫かどうかわかりますか。」

 

「いや、分からん。」

 

「そうですか。」

 

他にも不思議の騎士団メンバーがいる。

ここは早めに抜けてハリー達を探さないと・・・

 

「エクスペリアームス」

 

何の素振りも見せない早技で、ベラトリックスに呪文を放つ。

予想外だったみたいで、直撃してくれた。

他の死喰い人は驚いているようだ。

 

「後は任せれるわね?」

 

「あ、あぁ。敵に回したくない程キレが良かった。」

 

「ありがとう。」

 

広い場所にでた。

確かアトリウムって場所だったような気がする。

そこも職員はいない模様・・・。

 

「これはこれは、現校長じゃないですか。」

 

「ヴォルデモート!」

 

私はヴォルデモートの中を見て驚いた。

これって・・・

 

「エクスペリアームス」

 

「しまっ」

 

私はヴォルデモートによって弾き飛ばされる。

油断していたとはいえ、盾の呪文が言えなかったのが悔やまれる。

クッション呪文を唱えようとしたが、唱える前に壁に当たる。

 

「ぐはっ」

 

血を少し吐血してしまった。

もしかしたら骨が折れているかもしれない。

意識が危うく飛びかけたがこらえる。

やばい、やばすぎる。

視界に靄がかかっているようだ。

杖は?

手にはないから、何処かに落ちているのかもしれない。

動かないと・・・

でも体が言うことを聞かない。

 

「ダンブルドアが選ぶ奴がこれくらいなら、ダンブルドアの実力もたかがしれているな。」

 

くっ。

言い返せない。

 

「貴様はここで見ておれ、大事な生徒が死ぬ様を‼︎アバダ・ケダブラ」

 

呪文はコンスィーに当たり、倒れてしまった。

あまりにも一瞬だった。

コンスィーは、瞬発力はDAにおいて最高クラスによかった。

なのに何故、呪文に当たってしまったのか。

それは動揺。

私が倒される所を間近に見て、判断力や瞬発力が遅くなったのだろう。

 

「フフフフ、ハハハハ。いいざまだ。お頭、こいつはどうします?」

 

「わしの秘書になる奴だ、丁寧に扱え。」

 

「へいへい。」

 

「ステューピファイ」

 

「あべし」

 

突然私の前に立つ者が現れた。

 

「ダ・・・ダンブルドアさん。」

 

「後はわしに任せておきなさい。」

 

その言葉を最後に、意識を失った。

 

 

(ハリー視点)

 

何やら広い場所に辿り着いた。

近くにはハーマイオニーとロン、シリウスの四人。

ここに入って一番最初に目に着いたのは、ダンブルドア先生だ。

ロンは一安心しているようだけど、ハーマイオニーが何かに気が付いたようだ。

 

「あれって梨花校長じゃない。それに・・・クレアも。」

 

よく見ると二人が倒れたまま動かない。

もしかして・・・

最悪のことが浮かぶ。

 

「シリウス、二人を頼む。」

 

「わかった。」

 

二人をヴォルデモートから離れた場所まで運ぶ。

 

「大丈夫、二人とも脈はある。」

 

そっと息をする。

戦いはヴォルデモートが引いたことから終着した。

梨花校長がうなされ始めた。

 

「ク・・・クレア・・・・・死ん・・じゃ・・・・・ダ・・・メ。」

 

「ハリー、ロン、ハーマイオニー。今すぐ二人を医務室に。」

 

シリウスが石(何かの破片)に呪文をかけた。

 

「やり方は知っているね?」

 

「無許可の作成は・・・」

 

「そんな場合じゃないよ。」

 

ホグワーツに戻り急いで医務室へと走る。

 

「三人とも直ぐに出て行きなさい。二日間は面会禁止とします。」

 

締め出された。

俺達は呆然とするしか無かった。

 

「大丈夫よね?」

 

ハーマイオニーが肩を震わせている。

泣いているようだ。

そっとロンが抱きしめて落ち着かせる。

 

「二人ともしっかり脈はあったから大丈夫だと思う。」

 

遅れるように、ダンブルドアが生徒を連れてやってきた。

それぞれの寮に戻り、その日は直ぐに床に着いた。

 

end

 

 

知らない天井だ。

いや、見るのは二回目になる天井か。

ゆっくり体を起こそうとしたが、かなりの激痛が押し寄せてきた。

 

「梨花校長、動かないで下さい。絶対安静ですから。」

 

「ミス・コンスィーは?」

 

「あの子は助かりました。ただ・・・」

 

ポンフリーが左の方を見た。

私もつられて左を見る。

そこには誰も寝ていないベットがあるだけ、強いて言うなら布団がシワシワな点だろうか。

 

「何処かにいなくなってしまったの。」

 

本当に無事なのだろうか?

ダンブルドアが部屋に入ってきた。

ポンフリーに外すように言うと、椅子に座った。

 

「まずはお疲れさんじゃ。」

 

「校長になる話、聞いていませんよ。」

 

「そりゃそうじゃ。謎の守護霊が現れて助言したからの。」

 

もしかして・・・紫さんのことだろうか?

 

「・・・いるんでしょ?」

 

すると紫さんが私の体から出ている風に出てきた。

そこから現れなくても・・・

 

「は〜い☆呼ばれて飛び出てゆかりんで〜す☆」

 

うぜぇ。

 

「君は何者じゃ?」

 

「理想を作っているただの旅人って言ったじゃない。」

 

「ただの旅人がこんな関与はしないと思うんじゃが?」

 

「・・・それもそうね。じゃ、未来を変えたい占い師とでも名乗っておこうかしら?」

 

紫さん、あなたは占い師でもなんでもないと私の心の目が叫んでますよ。

 

「では占い師さん、わしは笹倉梨花と話をしたい。部外者は立ち去ってくれんかの。」

 

「あらあら、残念。」

 

そう言って隙間の中へと消えていった。

紫さんは何の為に今現れたのだろうか?

少し疑問が残ったが無視することにした。

 

「さて、なにから話そうかの。いや・・・二人で話すのはまた後ほどにしようかの。」

 

ダンブルドアはそう言って退室していった。




備考
・理想郷(今の幻想郷)に誘われる
断るんですけどね。
今の所行く予定はありません。

・敗れる主人公
それは油断していましたし、ヴォルデモートの中に驚いたためです。

・あべし
どこのネタだったっけ?

・コンスィー死亡?
死んでいませんよ?
この後重要な役割をしてもらうために、この結末にしました。
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