【本編完結】ハリーポッターと転生した猫   作:響緑

46 / 56
遅れてごめんなさい。
パソコン開いたまま寝てました(_ _).。o○
又、作者雑談はありません。
東方キャラが二人(二匹?)出てきます。

後、章タイトルはあっています。
謎のプリンセスはありません。


死の秘宝
分霊箱を探す旅1


私達は次に、スリザリンのロケットから探すことにした。

探し始めること一ヶ月、遂に見つけることに成功。

かなりアバウトなイメージしか受け取れなかった為、探すのに苦労した。

洞窟に向かう途中、ある一族が行く手を防いだ。

その一族は黒く長い羽を背から生やしていて、男女問わず長髪の黒、槍や剣を持っている。

黒がメインのマントをしていて、肌は逆に白い肌。

 

【我らはここら辺一帯を護る八咫烏(ヤタガラス)だ。ここから先に進ませはしない。】

 

【人間如きがそう簡単に入っていいものではない‼︎】

 

確か八咫烏って、日本神話において神武天皇を大和の橿原まで案内したとされた、導きの神だった様な気がするが・・・

そんな奴らが護ると言うこと場所は、何かあるのかもしれない。

ふと思ったのだが、何故人間に分かる言葉で話さないのかと言う疑問だ。

まあ、そんなことは関係ない。

 

【八咫烏達に危害は加えるつもりはないわ。この先にある洞窟に用があるだけ、どいてくれる?】

 

なるべくは温厚的に出来たらいいのだけれど・・・

 

【そんな訳があるか‼︎】

 

【人間は嘘を並べて、我らが護る宝を奪いたいだけだろう‼︎】

 

やっぱり無理だった・・・宝?

 

【へえー、宝を護っているのね。】

 

喋ってしまった奴は、ハッとした。

 

【い、行かせはしないぞ‼︎】

 

各々武器を持って戦闘態勢を構える。

はあ、仕方ないか。

戦闘は一方的だった。

コンスィーには攻撃しないから論外だけど、私は心を読んで武器を躱し麻痺呪文を放つ。

心が読める時点で私の勝ちは決まっていた。

 

【まさか、我ら八咫烏が・・・】

 

【同朋達が次々と殺されている‼︎】

 

麻痺しているだけだから、死んではいないんだけれどね。

 

(うつほ)(あかつき)。お前達だけでもいい逃げろ。】

 

空と暁と呼ばれた子は、今いる八咫烏の中でも一番年若かった。

暁は左目に眼帯をつけている青年で、空は一族では珍しい白をメインに使ったマントを着た少女だ。

 

【何・・・言っているの・・・嫌だよ、パパ。】

 

【俺だって戦えるぜ、おっちゃん。】

 

空は目から涙を流している。

 

【ああ、知っているさ。だからこそだ。我ら一族はピンチになった時は、いつも幼き二人を逃がし生き続けてきたのだ。今回はお前らだったってことだ。】

 

わー、宝の為だけに一族の殆どを失う覚悟があるのか。

そして、恋仲でもなさそうな二人を置いて散っていくって感じね。

 

【はあ。馬鹿馬鹿しい。】

 

【何?】

 

小声だったが、聞き取れていたか。

 

【馬鹿馬鹿しいって言っているよ。大体私と話が出来ている時点で、その作戦は丸聞こえだってことに気づいていないの?】

 

残っていた一族はハッとした顔をした。

 

【それに私以上の強敵が待ち伏せしていたら、それこそ一族の終わりじゃない。それに今倒れているのも気を失っているだけよ、ちゃんと確認しなさいよ。】

 

手下と思われる奴が素早く、確認する。

 

【隊長、脈があります。死んでいません。】

 

【これで理解したかしら?】

 

【皆の者、武器を捨てよ。我らは負けたのだ・・・実力的にも・・・精神的にも・・・】

 

 

 

八咫烏達は武器を捨て、私は倒れた者の手当てを行った。

 

「お主等は一体何者なんじゃ?」

 

「ちょ、長老。」

 

私が振り返ると、車椅子的な何かに乗った八咫烏がやってきた。

やっぱりと言うか、人間の言葉を話せはするんだね。

 

「私等の言葉を理解するのはお主が初めてじゃ。」

 

「この目のお陰です。悟りの目と言えば分かりますか?」

 

「多くの人の命を無くした欠品か。」

 

この長老も知っているようだ。

その日は遅いこともあり、その集落で泊まり翌日洞窟へと向かうことになった。

 

「不束者ですが、よろしくお願いしまにゅ。」

 

何故か空が着いてくることになっている。

一体どうしてこうなった。

と言うか噛んでいるし・・・

 

 

(コンスィー視点)

 

お姉ちゃんが手当てをしている間、私は気が抜けて動物の状態になっている二人に近づいていた。

撫でようとした時、一匹は逃げられたけどもう一匹を捕まえることに成功。

かなり戸惑っているようだけど、大人しく撫でさせてくれる。

かなり可愛い。

親のフクロウは年老いて死んじゃったし、この子を私のペットにしようかな?

 

「ねぇ、私のペットになってみる?あ、でも人の言葉は理解できないんだったっけ?」

 

「人の言葉は話せるよ。ペットって何?」

 

あ、分かるだ。

 

「んー、私と一緒に暮らすことよ。ご主人って言うの。」

 

「そうなんだー。私、霊烏路(れいうじ)空。ご主人様は?」

 

「私?クレア・コンスィー。」

 

「よろしくお願いしまにゅ、ご主人様。」

 

噛んだ、可愛い。

 

end

 

 

そんなこんなで、二人と一羽は洞窟へと向かっていた。

コンスィーは空のことをお(くう)って呼んでいる。

 

「ここがヴォルデモートが幼少期に訪れた洞窟ね。」

 

しかし行き止まり。

いや、扉か?

調べてみると血によって開くタイプだと分かった。

厄介な仕掛けを用意するものね。

 

「困っているようだね、お嬢様方。」

 

現れたのは猫?

いや、猫耳が生えた人?

黒のドレスに赤の髪を三つ編みしている女性(多分年下)が、声をかけてきた。

 

「あなたは?」

 

「あたいかい?あたいは火焔猫 燐(かえんびょう りん)。火車っていう種族さ。死体とか集めるのが趣味でね・・・」

 

そう言うと受け皿に死体の血を流し始めた。

その作業が終わると、扉がゆっくりと開き湖が現れた。

 

「これで、先もいけるよ。じゃ・・・」

 

燐は立ち去ろうとしたが、コンスィーが腕を掴み止める。

 

「ねぇねぇ、私のペットにならない?」

 

「ペット?あたいは飼われるつもりはないよ。」

 

「やだ。ペットにするんだもん。」

 

ほっぺを膨らませて、抗議している。

 

「うちの妹に気に入られたら、中々諦めないわよ。諦めなさい。」

 

「変わったお嬢ちゃんだね?死体を集める趣味を聞いたら、怖がるか避けるんだけれどね。分かったよ、諦めてペットになるよ。」

 

「うにゅ?どう言うこと?」

 

お空は理解出来ていないように首を傾げている。

それを見たコンスィーが説明をする。

 

「んー、お空の友達が出来たと言っていいのかな?」

 

それはちょっと違うような気がするけれど・・・

 

「うにゅ!私、お空って言うの。よろしくね、お燐。」

 

「よろしく、お空。」

 

ペット同士は仲良さそうだね。

扉の先には地下湖(?)が広がっており、船が一隻置いてあった。

中央ら辺には小さな島が・・・

 

「お姉ちゃん、早く早く。」

 

コンスィーが早くも船に乗っちゃっているよ。

 

「ご主人ご主人、私が運んであげますよ。」

 

コンスィーとお空は空から私とお燐は漕いで渡る。

小さな島につくと台に水が満たされていて、小さなネックレスが底に沈んできた。

消失呪文をかけたが水は消えなかった。

 

「匂い的に毒性がありそうね。どうしようかしら?」

 

するとお空が台をひっくり返した。

水はこぼれ、中にあったネックレスだけが残った。

 

「これで取れるね、ご主人。」

 

「うん・・・そうだね;^_^A」

 

ヴォルデモートも、台を支えている柱を壊すとは思っても無かったのだろう。

多分台にも防御系の魔法がかかっていたかも知れないが、流石八咫烏。

力はすごいものがあるね。

 

「シューシュー(開け)」

 

ヘビ語を使ってみたが変化なし。

おかしい。

あ、開いている。

メモが挟んであった。

 

“スリザリンのロケットは盗ませてもらった R・A・B”

 

既に誰かさんによって奪われていたようだ。

結局、ペットが二匹増えただけで、目標は達成しなかった。

R・A・Bね。

名前の頭文字なのか?

はたまた別の意味があるのか?

とりあえず、ダンブルドア校長に報告しよう。




備考
・お空の種族について(原作変更)
地獄鴉 with 八咫烏になっているのですが、地獄鴉では話に出にくかったのでこうしました。

・扉
死体の血でも開くと思うんです。
かなり無理矢理感があるのは認めますから、持っている小石を投げないでください‼︎

・壊れる台座
流石八咫烏、私達にできない事を平然とやってのける。
そこに痺れる、憧れる〜。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。