【本編完結】ハリーポッターと転生した猫   作:響緑

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話自体はこれで終わりです。
IFストーリーなどを書く予定は今の所ありません。
書くとしたら、不死鳥の騎士団くらいからになるのかな?



4年後(後編)

(マルフォイ視点)

 

闇の帝王が死に家は、一気に貧乏になった。

そんなことは別にいい。

俺は何かを忘れているような気がして、必死に考える。

何故俺は、闇の帝王のスパイをしていた?

何かを守るため?

何を?誰を?どこを?

名誉?

違う。

両親?

違う。

ホグワーツ?

違う。

彼女?

・・・・・・。

違うとは言えないな。

俺に彼女がいたのか?

そんな記憶はないが・・・

じゃ、なんでスパイをしていた?

 

「手紙?」

 

フクロウが咥えていた手紙を離し飛んで行ってしまった。

 

「マルコ・ファルコへ。

貴方が私に恋していたのは知っています。私を守るため、闇の帝王の所にスパイをしていたのも知っています。でもごめんなさい。私は貴方の側にいられません。その為、私がいたという記憶を消さして貰いました。本当にごめんなさい。私の事は忘れて、いい出会いがあることを心から願います。

片想いの人より。」

 

そうか、振られたのか。

なんだかスッキリした気持ちになった。

 

end

 

 

(ネビル視点)

 

僕は六年間付き合っていた彼女、ルーナと結婚することになった。

とても幸せな気持ちで一杯・・・なのに。

最近考える時間が多くなった気がする。

考えていることはいつも同じで、ヴォルデモートが突然倒れた理由。

その場に誰かいた、そんな気がするからだ。

 

「ネビル?手紙〜。」

 

「誰からだ?」

 

茶色のA4サイズと白のB6Hサイズ。

白の方に先と書いてある。

白の方を開ける。

 

「ネビル・ロングボトムへ。

結婚おめでとう、私がいなくなった後どうなったか心配だったけど無事結ばれてよかったわ。私はこの世からいなくなった存在、私については何も詮索せず茶色の封筒を開けて。そこには私が研究していた結果が入っているわ。まだ途中のもあるけど、君なら完成に導いてくれると思うわ。頑張ってね、世界初の発明になると思うから。もしかしたら君が疑問に思っていることが分かるかもね。」

 

茶色の封筒を開けると、そこには数十枚の研究結果が長々と書かれていた。

初めて見た筈なのに、なんか懐かしく感じる。

 

「ルーナ、暫く研究室にこもる。もしかしら、世界的発明かも知れない。」

 

「何、この化学反応式?見たことないんだけど・・・」

 

「自分にも分からない。けど、とても懐かしい気がするんだ。」

 

「誰宛だったの?」

 

「宛名無し。」

 

自然と笑みが出てきた。

 

end

 

 

(マカーナル視点)

 

闇の帝王がなくなると、私はもう一度総看守長になった。

以前に比べて平和になった世界で私は考え事をしていた。

なぜ私は仕事を辞めていた?

辞める理由が浮かばず、悩んでいた。

 

{総看守長、お手紙です。}

 

部下から手紙を貰う、宛名はなしか?

 

「マールへ。

やほー、元気してる?平和になったとは、君がその職に戻ることを期待して手紙を書くね。一年いいえ、数ヶ月もしないうちに平和は崩れさるわ。君は君の目で見たものを信じなさい。きっと答えが見えるはずだから・・・と、言うことで後はよろしく。元総看守長補佐。」

 

なんか馴れ馴れしい、が悪い気がしない。

なぜだ?

そんな奴がいた記憶は残っていないが・・・

 

 

(ある猫視点)

 

『ねぇ、あなた。この子の名前どうなるの?』

 

『実はもう飼い主は決めているらしいぞ?この前そんなことを言っている所を、聞いたことがある。』

 

『そうなの?私、聞いたことないわよ?』

 

『ああ、オスでもメスでもクルックスって名前にするみたいだ。』

 

『クルックス・・・まるで貴方の義姉の略称ね。義姉は元気かしら?』

 

『そうだな、義姉も向こうで元気にしているだろう。』

 

クルックシャンクス。

それが俺の義姉だ。

俺を子供のように育ててくれた大恩人の娘さんが、俺の義姉だ。

大恩人が亡くなった後、姉のように接してくれた。

そんな義姉と、同じにおいがした嶋田梨花という女性。

俺達を大事にしてくれる飼い主に、合わしてくれた大恩人だ。

俺達と会話できる謎の人で、珍しいからどこかの研究施設で働いているのだろうか?

義姉とあの女性は、今どうしているのだろうか?

まあ、いいさ。

どこかでまた会えるさ。

きっと・・・

 

 

end

 

「ここが新しい家。」

 

「そうよ、人里離れた場所で大きめの家。条件はあっているでしょ?」

 

案内されたのは地霊殿と言われる館らしい。

それなりに大きく、人里から離れている。

条件は揃っている。

 

「お燐お燐。探検探検。」

 

「お空、引っ張らないで〜。」

 

お空とお燐が家の奥に向かって行ってしまった。

 

「あ、そうそう。この世界について教えるわね。」

 

「お願いします、二人にはまた説明しておきますね。」

 

「まずはこの場所からね、ここは幻想郷。忘れ去られた者たちが集まる場所よ。たまに貴方達みたいに私が招くこともあるわ。次にここでの戦い方ね、ここでの揉め事はスペルカードシステムを用いているわ。」

 

「スペルカードって何?」

 

「簡単に言えば君達の必殺技だと思っていいわ。もっと説明しないといけないことはあるけど、詳しく説明はこれでも読んで頂戴。」

 

渡されたのは設定書と書かれた紙。

 

「めんどくさいだけですよね?」

 

「私だって忙しいの。また、会いましょう?」

 

管理者がこんなんでいいのか?

そんな疑問は持ったが、私の新しい生活が始まった。

家に謎の人形があったり、鬼と出会ったり、山の神からお空が核の力を貰ったり、主人公達が攻めて来たりした。

閻魔様がやってきた時には、紫が正座して説教をされているという珍しい光景を見ることができた。

こいしはよく地上に出て行っているお陰か、フランちゃんとぬえちゃんと友達になったみたいだ。

そんな成長に私は一安心。

しかし私達は知らなかった。

 

{憎い、奴らが憎い。異種族のくせに我らの侵攻を、ものともしない奴らが憎い。]

 

[ここにも異種族たくさん。人間もいるが少なすぎる。]

 

[人間族が支配すべきだ、こんな世界は我らが占領する。そうすべきなのだ。]

 

[[[おー‼︎]]]

 

新たな異変が近づいていること。

 

「ロン、随分若い状態ね。もしかして、死後の世界なのかしら?」

 

「多分20代前半くらいだと思う。ちょっとつねってみたけど、痛さはあるし草の匂いもある。死後の世界ではなさそうだ。」

 

「まずはここがどこなのか、帰れる方法はあるのか。探す必要があるわね。」

 

「どうだった、ネビル。」

 

「少なくともイギリスではないね。」

 

「どうしてだ?」

 

「三角屋根の木造住宅なんて見たことがないからさ。」

 

「確か、日本がそういうのが多いって聞いたことがあるわ。」

 

「なら魔法界の入り口を探そう。」

 

『お兄さん達、どうしたんですか?』

 

「「「‼︎」」」

 

『あ、驚かしてすみません。私紅 美鈴と言います。』

 

『ここはどこですか?後英語を喋れる人はいますか?』

 

『外来人の上に外国人ですか。それも英語・・・お嬢様ならわかるかな?ついてきてください。』

 

「ネビル、ロン。このお姉さんが英語を喋れる人の所に案内してくれるみたい。」

 

「ずっとここにいるよりかは、ここがどこなのか教えてくれる人の所に行くほうがいいだろう。」

 

なぜか幻想郷にやってきたハーマイオニー・ロン・ネビル。

そして

 

〈あれ?体が動かされる?どうして?人形になったはずなのに・・・それに、家の雰囲気が変わった?〉

 

「お姉ちゃんお姉ちゃん。お人形が動いたよ?」

 

「こっちにきて自我を持ったってことかしら?こういうことはアリスに聞いた方がいいかしら?」

 

「でも場所なんて知らないよ?」

 

「今度ぶんやが来た時に頼むしかないわね。」

 

〈貴女達は一体?ここはどこ?〉

 

「私は古明地さとり。そしてここは幻想郷、忘れ去られたものがあつまる所よ。」

 

「妹のこいしだよ。今いるここは地霊殿、最も人里から離れた場所だよ。」

 

「貴女は?」

 

〈私は・・・アヤ。お父様に人形にされた一人娘。〉

 

突然動き出したアヤと名乗る人形。

動き出した歯車は、一体何を起こすのか?

天国か?

地獄か?

それとも・・・

 

次作へと続く・・・かも?




備考
特になし

後一話くらいは投稿しようと思うので、よければそちらの方も見てください。
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