名前を入力してください。
岸波 白野▼ Enter
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
エラー。その名前は既に使われています。
......
岸波 白▼
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
......
岸▼
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
......
久世▼
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
......
久世 響希▼ Enter
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
本当にその名前でよろしいですか。
Yes▼ No
それではっ▼
はぶ あ ないすた~★ ▼
......
――――――――~~――――――
いつもの放課後。
恐らくは、時代遅れになっている携帯電話を一人弄る。
今時の高校生としては流行りに敏感ではないと言うことは承知の上だった。
ただ、これを手放してはならない。
そんな気がした。
この学校での放課後の夕日はなにか幻想的だった。
まるで、世界を切り離して綺麗な絵を持ってきたような夕焼け。
とても綺麗なのだが、なにか、違和感があるのだ。
そう、何故自分は一人なのか、友人はいたはずだ。
志■大■、アイツは小さな頃からずっと一緒の幼なじみで、一番の親友。
■田■緒、あの■■■で初めて知り合って■日で絆を育んだ心優しい少女。
思い出せない。
もやもやしながら教室を出た。
そろそろ完全下校時間だ。
そうだ、これは何度目なのだろう。
いつもの放課後。
教室を出た。
いつもの放課後。
教室を出た。
いつもの放課後。
教室を出た。
・・・誰かが横を通りすぎた。
おかしい、あの方向には何もない。
何もないどころか行き止まりだ。
何故か俺は追いかけなくてはと思った。
そうしなければなにも始まらない。
そうして、追いかけた瞬間に俺の運命は決まった。
違和感は拭え、当然のことだと感じる。
俺は、また何かに巻き込まれたらしい。
まだぼやけている記憶もあるが、はっきりと分かる。
ここは俺たちの世界ではない。
行き止まりが有った場所には、空間が虫食いにあったような形容しがたい状態だった。まるで一昔前のゲームのバグみたいに。
だが、先に進める。
それだけはわかった。
進んだ先にはマネキンがあった。
着いてくる。
ホラーみたいな光景なのに、これは与えられたものだとわかった。
与えられたマネキンを従え、先に進む。
果てのない道のような気もするが、進む。
歩みは止めてはならない。
たどり着いた先には、教会の聖堂のような厳かな空間。
ただ、そこに無数の屍がなければ完璧だった。
ゆらりとマネキンが現れた。
ヤツがこの屍の山を作ったのだろう。
鈍く光った剣で斬りかかってくる。
こちらのマネキンで応戦するも、段々と押されてきた。
基本性能はあちらが上で、学習能力も備えていると来た。
こちらの動きに翻弄されながらもヤツは倒れず、こちらの動きを読んでいく。
何分たったのだろうか、
俺は何故か携帯電話をかざしていた。
剣を振りかざすヤツは俺の従えていたマネキンを遂に破壊した。
―――――ふむ、君もここまでか。
そろそろ刻限だ。
君を最後の候補とし。その落選を持って、
今回の予選を終了しよう。―――――
周りには人が居ないのに頭に響く声。
そうだ。生き残るのだ。
生き残り、生き残り、最後の■類となり、
支配を脱却し、新たな■■を築くか。
■■者に恭順し、新たな■■に従うか。
俺達は、そう。
生き残ってきた筈だ。
幾つもの踏みにじった思いがある、
幾つもの友の屍を越えてきた。
だからこんなとこで死ぬわけにはいかない!
そんな意思とは裏腹に、剣が目の前から降り下ろされた。
携帯電話が鳴り響く音がした。
その瞬間、世界の時間が止まったような......
『やほほ~、ティコりんだよ★』
聞き覚えのある声。たしか、死に顔動画の、ニカイアの、悪魔召喚プログラムのナビゲーター。
『ねぇ、響希っち
前も聞いたような気がするから一応の確認するけどさ~
まだ生きたいって思うなら、
あなたの【右手の痣】が役に立つと思うけどな~
ねぇ、どうする?生きることを諦めちゃう?』
諦めちゃう
▼ふざけるな!
『はいはーい!あなたの強い【生きる意思】、私が確認したよ~
それじゃ、頑張ってね~』
【ティコ】の謎のアナウンスが終わり、時間の針が動き出すのが感じられた。
そして、右手の痣から不思議な熱量が解き放たれた。
一瞬、目が眩むほどの光のあと、見覚えのあるヤツがそこにいた。
「そうだ。輝く者よ。
君はここで死ぬ運命ではない」
「指示を。輝く者よ」
赤と黒のストライプが目立つ銀髪の男。
―――アル・■■■!
憂う者、最後の【セ■テントリ■ン】。
これは、運命に抗う物語。
主人公の名前はアニメ版から取らせていただきました。
なんつーかFate/ExtraでBR/ZEROみたいな、そんな構想。
続くとしたらもう全部ティコによる振り返り形式かなって