シン世紀エヴァンゲリオン アイ   作:ケプラー星人

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第二十四話 シン世紀エヴァンゲリオン アイ

 この世を終焉させる最凶最悪の災厄は一歩ずつ一歩ずつ初号機に迫る。その笑顔に余裕はない。あるのはただ唯一生き残った標的を確実に殺すという確信だけである。

 

 初号機は防戦一方、ただ一歩、一歩後退りすることしか出来ない。

 

 「くっ! 」

 

 エヴァンゲリオン初号機パイロット、林原愛は苦悶の表情を浮かべ、大量の冷や汗を流す。愛以外のパイロットは全員、目の前に居る敵、第十天使に殺された。死体は吸収され、今では七ヶ所の血の滲みがあるだけである。

 

 第十天使は凶悪な笑顔を魅せながら、初号機を追う。七体のエヴァンゲリオンを吸収した第十天使は当初と比べて二回りも巨大化し、腕も何本も増やした。再生装置と両側面の顔を失ったものの、エヴァンゲリオン七体を葬った異次元の戦闘力は健在だ。最強の天使は足を進めながら、多くの敵を切り裂いた禍々しい刃を構える。

 

 

 

 「く、来るな......」

 

 

 

 初号機が後ろに下がる分、第十天使は移動速度を早める。その度に愛の焦りは増す。 大量の汗で視界がボヤける、手汗で手から操縦レバーが離れる。愛は何時もの精密な操縦が出来ずにいた。

 

 「く、来るなァァァァ」

 

 

 

 愛は発狂する。それは死の恐怖からなのか、味方がいない絶望からなのか。

 

 愛の錯乱を嗤うかの様に、第十天使は高速移動で間合いを一気に詰める。天使の刃が初号機を襲う!

 

 焦った愛の操縦で初号機は転んで斬撃を辛うじて回避する。しかし第十天使の追撃は止まらない。刃を初号機目掛けて突き刺す。初号機は横転し、刃は地面を突き刺すだけに終わった。

 

 が災厄の瞳から放たれるレーザーは初号機と愛に休息の暇を与えない。初号機は後転し、危機を逃れる。

 

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

 愛の息が上がる。仲間が皆殺された現実が、愛の感覚を鈍らせる。その銀髪の少女を嘲笑うかの如く、第十天使は四本の剣による連撃を開始する。

 

 上下左右から繰り出される殺戮の刃は、必死に斬撃を避け続ける初号機の装甲を徐々に、確実に削り取る。

 

 初号機は背中にある六本の光の翼を輝かせ、不可視攻撃を繰り出す。学習したのか、第十天使は不可視攻撃を軽々と回避した。

 

 初号機の光の翼は第十天使の足元を狙う。しかしこれも学習したのか、第十天使は飛び上がり又も回避する。と同時に天使のレーザーが初号機を襲う。初号機は宙に舞い上がり、難を逃れる。カウンターとして再び不可視攻撃を放つも、残像が残る超速度で動く第十天使には当たらない。

 

 初号機はエネルギーを溜め、白きエネルギー砲を放つ!

 

 瞬間的に荒れ果てた大地は大爆発に包まれる。高高度まで昇る爆発光は、紅き空と相まって世界の終焉を予測させる。

 

 「どうだ? 」

 

 「どうにもなりゃせん」

 

 クリス・ゲルバルの疑問にアルテミス博士は冷たい言葉を返す。

 

 しかし博士の言葉は的中する。強烈な光線が空に浮く初号機に向かう。初号機は急落下し、回避する。が突如目の前に現れた第十天使の体当たりにより、初号機は地面に叩きつけられる。愛は悶絶する。

 

 「ぐおぁ! 」

 

 「愛、しっかりして! 来るわよ! 」

 

 宮本副司令官の言葉に、愛は気を取り戻す。おかげで上空からの第十天使の落下攻撃を避けることに成功する。

 

 地面に巨大なクレーターが作られる。そのクレーターから鈍重な、しかし確実な足取りで第十天使が再び初号機に向かう。

 

 頭の中に常に死が浮かぶ愛は、自分を奮い立たせる様に叫ぶ。

 

 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! 」

 

 激しい白光を全身から放つ初号機は地面から軽く浮き、目にも止まらぬスピードで第十天使に突撃する!

 右手に持ったATFで造られた光の剣を第十天使に振りかざす!

 

 鋭い斬光は第十天使の腕を三本切断する。天使はすさかず剣で反撃するも、逆に剣を持った腕を初号機に切り落とされる。返す刀で第十天使の首を跳ねようとするも、第十天使は姿を消す。

 空間移動で初号機の背後に立った災厄は敵を滅する刃を繰り出す!

 が、空振りに終わる。初号機も姿を消した。

 

 「ステルス、初号機パイロットの奥の手...... 」

 

 「見つかる前に仕留めて、愛! 」

 

 宮本副司令官の命令に応答するように第十天使の刃を持った腕が飛ぶ。堪らず第十天使が後退するも、不可視攻撃が天使の横腹を抉る。

 

 第十天使は無作為にレーザーを放つ。破壊しつくされた荒れ地は更にその姿を変える。空間を破滅の光線が縦横無尽に飛び交う。まるで第十天使の怒りを示すかのようだ。

 

 しかし、その攻撃は突如止まる。組んでいた足、二本が切断されたからだ。

 

 「愛! そのまま行けぇ! 」

 

 

 「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ! 」

 

 

 愛の叫び共に初号機の光の剣は振り降ろされた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 切断されたのは禁姦の子、エヴァンゲリオン初号機の両腕だった。無惨にも腕は落ち、青き血が地を染める。

 

 「......」

 

 愛は最早言葉も出なかった。激痛もこれから訪れるであろう死の恐怖に比べれれば存在しないも同然だった。

 

 第十天使は最大限に邪悪なる笑顔で顔を歪ませる。敵は必ず散る。その確信は直ぐにトドメを刺さないことにも表れた。

 

 「愛、取り敢えず逃げて! 愛ィ! 」

 

 

 「......」

 

 副司令官の呼び掛けにも愛は何も反応を示さない。諦めからか、絶望からか......

 

 最強の天使の刃は初号機の両脚を切り落とす。初号機は地面へと落下する。

 

 「あ、愛......」

 

 

 四肢を切断された初号機は最早何も出来ない、行動出来ない。

 

 第十天使は反撃しようがない敵の側による。四つの手を伸ばし、初号機を掴み、持ち上げる。

 

 再生装置がなくなった第十天使の胸が獣のような口に変化する。口は大きく開く、敵を咀嚼するために。

 

 「愛ィィィィィ! 」

 

 宮本副司令官の叫びも虚しく、初号機は第十天使に捕食された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ******************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 愛は何もない白一色の空間に居た。人一人、いや上下の感覚すら薄かった。

 

 愛は唯歩く。ただ歩く。すると上下の感覚は戻ってきた。愛は耳を澄ませる。すると何もない空間に音が聞こえる。

 

 赤ちゃんの泣き声

 

 子供の遊んではしゃぐ声

 

 学生の同級生と話す声

 

 労働者の仕事を進める声

 

 カップルの愛を紡ぐ声

 

 老人の子供に掛ける優しい声

 

 

 人々の様々な声が聞こえる。愛は目を凝らす。すると風景が徐々に見えてくる。

 

 

 

 風に吹かれる木の葉

 

 照りつける太陽の光

 

 数多くの家屋

 

 道行く人々

 

 

 そして奥に七人の人影が見える。愛は足を進める。

 

 そこは公園だった。公園には七人の少年少女が楽しく談笑していた。

 

 良き笑顔

 

 愛は七人の側による。

 

 

 「悪いわね。私、負けちゃったわ」

 

 

 苟アリスは口を開く

 

 「あんたのせいじゃないわ。あんなの勝てないわよ、誰にも」

 

 黒空詩丹が続く

 

 「ぼくたちはよくやったよ、あれ以上は無理だ」

 

 

 「お前ら、それでいいのか? 世界は終わるんだぞ? もう私達は滅ぶしかなくなる。いいのか? 」

 

 

 愛の説得にシェリア・シャルウェルツェンが反応する。

 

 

 「よくないですわ、でも......仕方がないですわ、悲しいですけど。貴女はどうですの? いいのですの? これで終わりで」

 

 

 「いい訳ない、いい訳ないだろうが」

 

 

 燃山マサルが愛に話しかける。

 

 

 「結構、熱いんだな。もっと冷めた奴かと思ったぜ」

 

 

 タニア・那間・翔子が続く。

 

 

 「あなたでも、散々人を傷付けたあなたでも世界は恋しいのね、恐いの? 失うのが」

 

 

 「恐いかもな。自分も、世界も、思い出も失うのが。お前らも同じだろ? 」

 

 ガドウ・シャブルは話す。

 

 

 「恐いさ、誰だって居場所を失うのはな。ただオレたちにはもう何も出来ない」

 

 セトナ・ブライトが続く。

 

 

 「出来るのは君だけだよ、初号機パイロット、林原愛」

 

 

 苟アリスが続く。

 

 

 「行ってきな、あんたの役目だよ。愛。あんたむかつく奴だし、まだ罪は償ってないけど今はあんたのやるべきことをやんな」

 

 

 黒空詩丹も続く。

 

 

 「頼んだよ。僕らには無理なことだ。世界を、須成屋さんを救ってくれ」

 

 

 シェリアも続く。

 

 

 「私達には叶えられなかった願いを叶えて、林原愛! 」

 

 

 

 「頼んだよ、愛」

 

 

 「宜しくな、林原愛」

 

 

 「頼む」

 

 

 「お願い、仇をとって」

 

 

 

 

 

 「世界を救って! 愛! 」

 

 

 

 

 「大丈夫、私もついている。さあ、行こう、愛! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 *****************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第十天使は禍々しいATFに包まれていた。まるでその姿は羽化する直前の蝶のようだ。全てのエヴァンゲリオンを吸収した最強の天使は覚醒の準備を始める。その影響か、空の色が紅から虹色に変化しつつあった。その光景は世界の終わりと形容する他なかった。

 

 

 「この展開、どうなるのですか、博士」

 

 クリスの疑問にアルテミス博士は苛つきながら返答する。

 

 「わしが知るか! 第十天使はこのままアダムとリリスと接触するか、それとも初号機に変わる磁石となるか」

 

 

 

 「まさかそれも第一始祖民族は折り込み済み......」

 

 

 

 「さあな、奴らならそれ位やりそうだがな」

 

 

 

 十本の黒光の翼は宇宙空間まで延びきる。第十天使の腕は増え、躯は大きさを増す。災厄を纏う空気は狂気の度合いを増加させる。

 

 

 第十天使は雄叫びを上げる。と同時に大地は更に崩壊する。天上ウル帝国支部全体が激しく揺れる。地下の二つの生命の種も激しく鼓動する様を支部にいる全員が感じた。

 

 

 

 

 「ぐっ、もう覚悟を決めるか」

 

 

 「博士、そんな弱気な」

 

 

 「理彩、諦めるのも大人のすることじゃ。今までご苦労だったな、もう一度だけ一緒に酒でも飲みたかったな」

 

 

 「博士......」

 

 

 

 災厄は極限の発光を放つ。終わりの時が到来したと誰もが確信する終わりの光だ。

 

 

 「シェリア、セトナ、すまない。世界は...... 終わる...... 」

 

 

 

 クリスは諦めの言葉を呟く。皆も覚悟を決めた表情だ。

 

 

 地面は深く割れ、空は七色の色が激しく光る。生命の種達は極限に震える。第十天使の凶悪なオーラは地球全体を軋ませていく。

 

 

 「来るぞ! 」

 

 アルテミス博士の言葉と同時に第十天使は更に発光する!

 

 

 

 

 「来る、終わりの刻が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 グシャ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 第十天使の胸から生まれた口の下顎が突然吹き飛ぶ。青き血が激しく噴き出す。

 

 

 

 グシャ!

 

 

 今度は上顎が吹き飛ぶ。口から八本の腕が垣間見れる。

 

 

 「なんだ、あれは? 」

 

 

 「ま、まさか」

 

 

 第十天使の胸から生まれた口から影が素早く飛び出る。口から更に大量の青き血が噴き出し続ける。

 

 

 

 「あ、あれは! 」

 

 

 

 皆の視界に写ったのは全く見たことのない巨人だった。

 

 

 赤、黄、灰、水、黒、オレンジ、紺、そして青と白の二重基調

 

 

 九色の八本の腕

 

 

 一つの頭に八面の顔

 

 

 九色に染まった胴体と足

 

 

 まるで全てのエヴァンゲリオンが融合したかのような新たなるエヴァンゲリオンが大地に降り立つ。

 

 

 

 「あれは一体何!? 初号機? 」

 

 

 「腕が何本も...... あの黄色の腕は四号機!? 」

 

 

 気付いたアルテミス博士は答えを口にする。

 

 

 「クリス、理彩、分かったぞ。あれは初号機であって、初号機ではない。第十天使に取り込まれた初号機と愛は何らかの形で覚醒した。その時、第十天使に取り込まれた七体のエヴァンゲリオンの一部を逆吸収したんじゃ! 」

 

 

 「つまり、あのエヴァンゲリオンは初号機を基調とした、八体のエヴァンゲリオンの融合体ということですか? 」

 

 

 「理彩、その通りじゃ。恐らく七人のエヴァンゲリオンパイロットの想いとそれを受け入れた愛が作り上げた新次元のエヴァンゲリオン......」

 

 

 「愛のエヴァンゲリオン エヴァンゲリオン アイだ」

 

 

 

 「エヴァンゲリオン アイ......」

 

 

 

 八体のエヴァンゲリオンが融合した新たなる次元のエヴァンゲリオンは雄叫びをあげる。

 

 その叫びは地球全体を震えさせる。恐怖を感じないはずの第十天使はその叫びに躯を震えさせる。

 

 

 融合エヴァンゲリオンは八面全ての瞳に極光を宿らせる。その光は人間には直視することすら困難だ。

 

 十六個の瞳から異次元の光線が放たれる!

 

 

 その光は瞬間的に宇宙空間に達し、月に超巨大なクレーターを作り上げた。月は激しく変形する。

 

 

 戦いの大地には左側面の腕、全てを吹き飛ばされた第十天使が行動を停止していた。この状況に最強の天使すら困惑している。

 

 しかし最強の災厄は敵に憎悪を向ける。その憎悪は超濃度の光線として融合エヴァンゲリオンに放たれる。

 

 即座に融合エヴァンゲリオンは異次元の光線を再び放つ。二つの光線は激突すると周囲の時空を歪ませる。二つのエネルギーの対立は地球に激しい気候変動をもたらす。

 

 

 

 

 しかしそれも束の間だった。新たな次元の力はイブが生み出した最強の天使の力すら歯牙にも掛けない。

 

 

 再び月が変形する。今度は月の一部分が削り取られた。

 

 

 

 「なんて強さ...... あの第十天使がまるで歯が立たない」

 

 

 「まるで古代から伝わる破壊の神、いや破壊の女神ですな......」

 

 

 「奴ら八人の想いがこの最強エヴァンゲリオンを作り上げたのじゃ」

 

 

 

 第十天使は全ての腕を失い、ただその場に立ち尽くすだけだった。

 

 融合エヴァンゲリオンは一歩ずつ一歩ずつ、標的に近付く。その度に第十天使は後退りする。

 

 しかしその距離は徐々に詰められる。第十天使は破滅の光線を融合エヴァンゲリオンに連続で放つ!

 

 硝煙が舞い上がるが、新次元のエヴァンゲリオンはその動きを止めることはない。ただ仕留めるべき敵に近付くだけだ。

 

 第十天使に今まで魅せた凶悪な笑顔はない。寧ろその表情は泣き顔にも見える。

 

 融合エヴァンゲリオンは八本の腕で第十天使を掴み、地面から浮かせる。

 

 新次元の巨人の握力は災厄の躯を握り潰すには十分だ。第十天使はレーザーを敵に当て、暴れだすが全く効果がない。八本の腕で第十天使の躯は極限まで伸びに伸びきった。

 

 

 「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ! 」

 

 

 融合エヴァンゲリオンの咆哮と共に第十天使は文字通り、八つ裂きとなった。青き血が薔薇のように空中に咲き誇る。綺麗に八つに別れた最強の天使の躯は、徐々に消えていく。融合エヴァンゲリオンの掌から第十天使の死骸を吸収している。

 

 「理彩、クリス、今度こそ覚悟しろ」

 

 「来るぞ、『刻』が」

 

 

 第十天使の死骸の全てを吸収した融合エヴァンゲリオンは突如、遥か上空に舞い上がる。八本の腕を広げているその姿は空に浮かんだ『樹』であった。

 

 

 融合エヴァンゲリオンの背中や脇から無数の腕が生えてくる。そしてその腕は際限なく延び始めた。まるで樹の枝の様に......

 

 

 

 「博士! これは一体!? 」

 

 

 「理彩、第一始祖民族も言っていただろ。アダム、リリス、イブ、カインのコピーを吸収させ、仮の神を造ると。正に今、完成したんじゃ、仮の神がな。七体のエヴァンゲリオンを吸収した第十天使を吸収したんじゃから」

 

 

 「これから初号機、いえエヴァンゲリオンアイと愛はどうなるの!? 」

 

 

 「知れたこと。四つの生命の種を集結させるための『磁石』になるんじゃ。あの樹のような形態が正にそれじゃ。これから全ての生命の種がエヴァンゲリオンアイに集結する」

 

 「それじゃ、ここも......」

 

 「その通りじゃ。早く全員に避難勧告命令を出すのじゃ! 」

 

 

 

 

 「来るぞ、福音の刻が! 」

 

 

 

 

 

 

 

 融合エヴァンゲリオンは無数の腕を大樹の様に伸ばす。その躯は白き発光に包まれていた。虹色の空と相まってその絵は全ての終焉、そして新たなる次元への誘いにも見えた。

 

 

 

 

 シン世紀 エヴァンゲリオン アイ

 

 

 第二十四話 完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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