現代の魔王軍ってこんなの   作:御堂 明久

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はい、勢いだけで物語を作成した御堂です。
今回は日常系しか書けない僕のファンタジー作品の習作としてコレを書かせて頂きました!1話はほぼあらすじをなぞっただけの内容ですが、どうぞお楽しみ下さい。


不審者じゃないよ、魔王だよ

私の名は霧島(キリシマ)(カエデ)

 

現代に生きるごく一般的な女子高生です。

 

突然ですが。

 

 

 

 

 

––––現在私の住む街は、壊滅寸前です。

 

 

ー 数時間前 ー

 

 

「お母さーん。晩ご飯まだー?」

「はいはい。もう少し待ってなさい」

「わかったー」

 

時刻は午後7時過ぎくらい。

私は夏の大会を前に、段々と厳しくなってきた高校での部活動(バスケットボール部に所属しています)による疲れを癒すべく、自宅のソファに身体を深く沈めていた。

先程部活動を終え、高校から帰宅したばかりの私は、仮にも女の子としてどうなの?と思われるレベルで制服を着崩し、荷物もほっぽり出して休んでいる。あぁ〜......体力が徐々に回復していく。

 

「ちょっと楓ー?だらしないわよー」

 

母親がそう言ってくるが、私は私で疲れているのだ。もう少し慈悲を下さい......。

 

「うえぇ......良いじゃん、自分の家なんだしぃ」

「だーめ。パンツ見えちゃってるわよ?」

「何色だった?」

「ピンク色」

「ちっ、ホントに見えちゃってたか」

 

仕方なく身体をソファから起こし、部活で流れた汗を流すためにシャワーを浴びるべく、脱衣所へと向かった。おっと、その前にタオルタオル......っと。

 

(入浴中)

 

ふぅ、さっぱりした。え?入浴シーンはないのかって?ある訳ないじゃん、恥ずかしいし。しかも、私の裸なんか見てもつまらないと思うよ?胸は無いし、背はちっちゃくて中学生くらいだし。もうほぼお子様みたいな身体だよ。色気なんて皆無だよ。

お陰様でバスケでゴール下のシュートなんて打とうものなら平均身長の子にもブロックされる始末だからね......まぁ、ポジションがPGなものだから、そうそう打つ機会も無いんだけど。

 

「さて、と」

 

私は部屋着に着替え、脱衣所の扉を開いてリビングへと向かう。そこには既に晩ご飯を完成させ、お皿を並べている母親の姿が。

 

「おかえり、楓。ご飯出来てるわよ」

「わーい、ハンバーグだー」

 

目の前に用意された好物の料理に目を輝かせ、テーブルの前に置かれた椅子に着こうとした矢先。

 

ソレは起こった。

 

「––––––––ん?」

「あら?地震かしら......」

 

突如、家の中がカタカタと一部の家具が鳴らす音と共に揺れ出した。その揺れは大きくはないものの、いつまで経っても収まることはなく。

 

ザッザッザッ

 

いつからか、多人数の足音のようなものが混じって外から聞こえてくるようになった。

 

「......え?何コレ。平成の大名行列?」

「ホントに何かしらね。揺れも収まらないし......楓、ちょっと外見てきてくれる?」

「おっけー」

 

母親に言われ、私は部屋着のまま玄関のドアを開らき、外の様子を伺った。すると、そこには......。

 

「––––うえっ⁉︎」

 

黒い甲冑を身に纏った騎士。

三つの顔を持つ犬。

体がレンガのような素材で形作られている巨人。

つばの広い帽子と紺色のローブを纏う美少女。

そして、その4体の異形たちの中でも一際目立つ、赤黒い二本の(ツノ)を頭部から生やした一人の男性。

 

そんな感じの人(?)たちが、私たちの家の近くにある公園の真ん中に佇んでいた。

そして、二本角の男性が急に叫び出した。

 

「聞こえるか人間共‼︎我輩は魔王!魔王アグル・ミラーである!これから我等はこの地を!日本を征服し、必ずや我々にあのような仕打ちを受けさせた()()()に報いを受けさせる‼︎我々は3日後に再びこの地を訪れる、それまでに精々足掻くが良い!」

 

––––と。

 

「楓ー?どう?何か揺れと足音が収まって、男の人の声が聞こえてきたみたいだけど......」

「んー、ただの不審者みたいー」

「ふ、不審者?」

「うん」

 

だってそうだろう。いきなりコスプレだか何だか分かんないけど、変な格好で街揺らして足音ザッザ立てて現れて。そして魔王を名乗った男の人が急に叫んだと思えば世界じゃなくて日本限定で征服するなんていう微妙な宣言をして。

コレを不審者と言わず何と言うのだろうか。

 

「もう、公共の場で変な演出ばかりして......何かの番組の企画だったとしても迷惑なモンだよね。お母さん、ちょっと私、あの人たち注意してくるね」

「えっ?や、止めなさい。不審者なんでしょ?関わらない方が良いわよ」

「でも、あの人たち3日後にまた来るって言ってるし。ガツンと言っとかないと駄目だよ」

「あっ、か、楓ー?」

 

私は母親の制止を振り切り、部屋着の上にパーカーを軽く羽織り、一応護身用として工具入れからハンマーを取り出し、防犯ブザーを懐に仕込んで外に出た。そして、そのまま公園へと向かう。

 

「ちょっとー!そこの人たちー!」

「「「?」」」

 

未だに公園に留まっていた五人へと声を掛ける。

 

「何だ小娘。我々は人ではないぞ」

「何言ってるのか分かりませんけど、とりあえず、何やってるんですか?ココは公園ですよ?」

「何を、だと?勿論この国への宣戦布告だが?」

「うわっ」

 

真顔で痛いことを言う“魔王”を名乗る男性に流石に頰が引きつる。やべぇ、思いの外痛いぞこの人。

 

「えぇ......本当に貴方たちって何者なんですか......」

「我輩は魔王アグル・ミラーである」

「私は暗黒騎士のアイリスですわ」

「ガウガウ」

「アタシは魔女のミーニャだよー!」

「ゴゴゴゴ......」

「いや、名乗れって意味じゃなくて」

 

しかも半分くらい何を言ってるか分かんなかった。

あと、甲冑で顔見えなかったんだけど、騎士さんってば女の人だったんだ。くっころ?

 

「だーかーらー。貴方たちは一体何の目的で......」

「––––––––ッ。ミラちゃん!来たよ‼︎」

「え?」

「む、やっとか」

「え、何々?何が来るの?––––って、うわぁ⁉︎」

 

魔女のミーニャ、と名乗った少女が急に何かを感知したかのように叫んだと思ったら、突然の爆風と衝撃。私は轟音に耐え切れず、耳を塞いだ。

そして、爆風による砂煙(砂場から)が晴れる。

すると、そこには。

 

「.........え?何アレ」

 

そこにあったのは、身体が見慣れない質感の金属で構成された機械人形みたいな物体。

ソレは、背中に掛かった剣のような物を抜き放ち。

無機質無感情な、機械音声で話した。

 

「–––––––目標、補足シマシタ」

 

「ふむ、小娘。逃げた方が良いぞ?アレは––––」

 

「––––コレヨリ戦闘ヲ開始。殲滅シマス」

 

「“勇者”だ」

 

刹那、機械人形––––“魔王”が“勇者”と称したソレは、ロケットエンジンみたいな噴射装置から青色の炎のようなモノを噴出しつつ、私を含めた六人に斬りかかって来た。––––えっ。

 

 

「わ、私関係無い–––––––っ!」

 

 

コレが魔王と人間の少女の、邂逅の瞬間である。

 

 

 




短ぇ!と思った方すみません!
戦闘シーンばかりはしっかりと資料を読まないと書けませんので!とりあえず落◯騎士の英雄譚とかソー◯アート・オンラインとかから学習していきますので!すみません!

ではでは、今回はこれで。
感想待ってます!
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