ゴジラ2054 終末の焔   作:江藤えそら

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大変長らくお待たせいたしました。三か月余りの時を経て物語が再開します。
ここ最近更新できなかったのは私のリアルが多忙だったのと、この話がかなりセンシティブな内容に踏み込んでおり長い時間にわたって吟味する必要があったためです。
現実の国家に嫌な役回りをさせぬよう細心の注意を払って執筆して参りましたが、世界の情勢を自分なりにリアルに考えた結果、このような内容となりました。重ね重ね申し上げますが、この作品には政治的意見や意図は一切ございませんので、その点にご注意の上閲覧していただけますと幸いです。



背徳

 呉二号作戦、及びG2作戦(Operation G2)は人類の敗北に終わった。

 ゴジラは最初に上陸して以降、一度もエネルギーを補給することなく破壊行為を続行している。

 

 山陰山陽地方に残された僅かな自衛隊員たちは、住民を誘導しながら西へ西へ潰走を続けた。

 それを追うかのごとく巨神は山陽地方を西進し続ける。

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 大阪から遠くない位置にある伊丹駐屯地はすぐにゴジラの餌食となった。

 

「無駄死にさせた部下達には………靖国で謝らねばならんな……」

 炎に巻かれ阿鼻叫喚の駐屯地の中で、新堂永治中部方面総監はそう呟いて息絶えた。

 

 

 関西以西には組織だって活動できる防衛戦力は既になく、ここに至り日本防衛の希望は完全に絶たれた。

 

 

【23:07 ゴジラ、神戸市を通過】

 

 

 関西地方が赤々と燃え盛る中。

 近隣の諸国に動きがあった。

 

 

 ◆◆◆

 

 

【11月5日 午前0:12(日本・韓国時間)】

 

 G2作戦の失敗より数時間後。

 混乱を極める多国籍軍本部の中で、密かに唐中将を呼び出した者がいた。

 

 別室に連れてこられた唐は何も言わず席に座る。

「結果は芳しくないようだな」

 背後に二名の歩哨を立たせた中国中央軍事委員会連合参謀長・李建宇(り けんう)上将は冷たくそう言い放った。

「畏れながら、返す言葉もございません…。敵生物は人知を超えた生物であると言わざるを得ません」

 唐は神妙な口調で告げる。

「私はそんな感想を聞きにわざわざソウルまでやってきたわけではない」

 李上将の言葉に唐は押し黙る。

 

「私の目でも分かる。あれを無人機ごときで倒すのは無理だろう。もはや無人機部隊のみの管轄にはしておけん。これより多国籍軍に所属する我が人民解放軍の指揮は中央軍事委員会が直接執ることになった」

「は……」

 唐は小さく頷く。

「で、あるからには今後は事態を好転すべく陸・海・空・その他各軍が統合的な作戦を行うことになる」

「まさか李閣下、あれと陸上部隊を戦わせるおつもりでありますか!」

 唐の脳裏に先ほど呉二号作戦で蹂躙された陸自部隊の惨状が浮かんだ。

 人間が文字通り虫けらのように弄ばれ、潰されてゆく地獄。

 他国軍ながら、あのあまりにも無残な死に様は直視に堪えなかった。

 あんな地獄を自分たちの軍にまでも味わわせるなど、唐は言語道断の思いであった。

 

「心配するな。そんな無謀なことはせんよ。陸軍はもっと有意義な作戦を行う」

 李上将は少し口角を釣り上げてそう言った。

「あの化け物を倒すのは急務だ。だが、奴を倒したその先のことも見据えなければならん。つまり今は不思議なことに……我が国にとって存亡の危機でありながら、千載一遇の機でもあるということだ」

「……?」

 唐は李の言葉の意味が分からず困惑した表情を浮かべる。

「今更機密にしておくことでもないな。単刀直入に言おう。陸軍は数時間後、日本国能登半島に奇襲上陸し、北陸及び中部地方を占領する。ロシア軍も同様に北海道と東北地方を占領する手はずとなっている」

「………!!」

 唐は電撃を受けたかのように硬直した。

「首都圏は米国に譲るという条件でかの国の承諾も得ている。どうせ破壊しつくされて復興もままならぬ土地だ、くれてやったところで問題にはならん」

「……そ…その話はいつから…」

 唐は言葉を震わせながら尋ねる。

「つい先ほどな。党の最高幹部が米露と話をつけた。ヤルタ会談の再現だよ。英仏にはまだ伝えていないが、知られたところで抗議などすまい」

 

 唐は言葉を失っていた。

 戦略的に見れば至って論理的な手法である。

 戦力を失って無政府状態の日本を占領して領土にするのは容易いだろう。

 日本の復興を支援するという名目で統治すれば世界への言い訳も立つ。

 軍としては最良の選択のはずであった。

 

 しかし唐は根本的な疑問を抱かずにはいられない。

 抗日戦の折には、日本は我々との戦争の結果として米国に統治された。

 だが今我々は日本と戦っているわけではない。

 全国家が一致団結して人類共通の難敵と戦っているのではないのか?

 なぜ今、わざわざ人間同士で戦う必要がある?

 中央委員会には、ロシアには、米国には、その疑問を浮かべたものはいなかったのか?

 

 だが唐をさらに狼狽させたのは、続けざまに放たれた李の言葉であった。

 

「そして肝心のゴジラの駆逐だが……下関市付近で大規模核攻撃を行う計画が立案された。中露米全ての核弾頭を用いてね」

「……なっ!?」

 唐は思わず立ち上がった。

「それだけは、それだけは絶対にやってはいけません!! 閣下!!」

 机に両手を突いて唐は叫ぶ。

 すると即座に李が右手を上げ、背後に立つ二名の兵士が小銃を構えた。

「……!!」

「私はね、旧ソ連の軍人のように党の威光を盾に部下を射殺するような将軍にだけはなりたくないのだ。頼むから私に射撃の号令をさせないでくれたまえ」

 あまりに強硬な李の態度は、その方針がもはや絶対に覆せない段階にまで来ていることを示していた。

 唐は絶望の表情を浮かべて椅子に座りなおす。

 

「私は無能な将軍とは違う。部下の意見に耳を貸す度量がある。落ち着いてまずは意見を聞かせてくれ。何故核攻撃はいかんと思うのだ?」

 意見を述べたところで党の決定が覆らぬことは唐も重々承知していた。

 唐は動揺を隠しきれずにいたが、それでも何とか息を整えて自らの展望を述べた。

「意見は……意見は二つあります。まず一に、ゴジラは核を体内の燃料としているのです! 核爆弾は奴の餌となるだけです!」

「…君は生物学の教授か何かかね? 君の知識で恣意的に効果を断定するのは感心しないものだ。仮に核エネルギーがゴジラの燃料であろうとも、口から炎を吸うように核爆弾の火球を吸い込むことなどできん。我が国の生物学者は皆そう言っているよ」

 李は平然と答えを返した。

 唐の額に玉のような汗が浮かぶ。

「第二に、絶海の真ん中で攻撃をするのならともかく、人工密集地である街で核攻撃など、人の道に反しております!」

「そんなことか。下関市の住民避難は既に完了しているよ」

 

 そんなはずはない、と唐は即座に思った。

 自衛隊と連絡がつかぬ現状でこれほど早期に大きな街の避難完了を確認できるはずがない。

 無人機で上空から視察した程度だろう。

 もしかしたらそれすらもしていないかもしれない。

 大国が口裏を合わせれば、事実など簡単に作り出せる。

 

「ただ怪物を駆逐するためだけに焔を使うのであればまだしも、人がいるやも分からぬ地に、人命と自然を根こそぎ無に帰すあの焔を使うことなど……自分は納得できません。核はあくまでも抑止力であります。何卒ご再考を」

「我らが偉大なる党に、人民の指導者に異を唱えるのか、君は」

 李は冷たく言い放った。 

「………!」

「君の意見は全て自らの一方的な思い込みであり、偏見で党の意見に叛意を露わにし、全人民に危機をもたらそうとしたわけだな」

「李閣下!! そのような」

 

 唐が思わず逆上した瞬間、乾いた銃声が数発響いた。

 

 

【0:48 ゴジラ、姫路市を通過】

 

 ◆◆◆

 

 

 

【11月5日 1:28】

 

 北海道・網走郡美幌町。

 陸上自衛隊・美幌駐屯地。

 

 関西地方が蹂躙され、国家機能が停止した今においても極北の基地は機能していた。

 だがこの地で関西の戦況を見守っていた部隊の面々は、思わぬ報を聞くこととなる。

 

「連隊長殿! 空自より緊急連絡です! 先ほど国籍不明機が北方より我が国の防空識別圏に到達! 既に領空に到達している可能性があります!」

「なに!? 緊急発進(スクランブル)はしたのか?」

 第六普通科連隊長・浜野一佐は部下に問いかける。

「それが…防空司令部の壊滅によりスクランブルの判断を行う機関がなく……先ほど第二航空団司令が独断でスクランブルの命令を下したそうであります」

 最悪の想定が浜野の脳裏をよぎる。

「まさか……いや馬鹿な……いくらなんでもそんなことをするはずが」

 浜野がそう呟いた瞬間、爆音とともに基地が大きく揺れた。

 周囲の幕僚が悲鳴を上げて倒れる中、浜野は真っすぐ外へと駆けだす。

 

 

 彼が見たのは、爆撃を受け炎に包まれる駐屯地の姿であった。

 

「ふ、ふざけるな……」

 浜野は震える声で虚空に向け声を放つ。

「貴様ら、それでも人間かぁぁ!!!!」

 浜野の叫びは、誰に届くこともなかった。

 

 

【1:30 ロシア空軍による攻撃が開始される】

 

 

 

 

 それは、宣戦布告はおろか事前の武装解除勧告すら行わない完全な奇襲攻撃。

 宣戦布告を行う相手である日本国政府が存在せず、世界の目がゴジラ一つに向けられていることを利用した巧妙な作戦であった。

 

 やがて千歳基地をスクランブルした戦闘機部隊はロシア軍機と自衛隊史上初となる熾烈な空中戦を繰り広げ始める。

 F-3とF-51の混成部隊は日本上空に襲い掛かったロシア軍に対し決死の奮闘を見せる。

 しかし他基地の支援を得られず単独の部隊が個々で戦わざるを得ない空自に対し、ロシア軍は高度に統率された編隊と電子支援により次々と空自機を撃墜してゆく。

 戦闘機を殲滅し、地対空ミサイルの散発的な迎撃も回避したロシア軍機は、自衛隊の基地や部隊を次々に爆撃し、壊滅させていった。

 

 そして空爆開始から数時間後、朝方にはロシアの大船団が北海道東海岸に接近しつつあった。

 

 

 

 翌朝、同じような経緯を経て中国軍は能登半島に上陸した。

 この時の北陸には北海道ほどの戦力もなく、ただでさえ少ない兵器の大半は呉号作戦に投入して損耗されており、さらに中部方面総監部が既に壊滅していたことも相まって、反撃を行う暇すらなかった。

 ほとんどの部隊は先行爆撃により壊滅し、上陸した中国軍はほぼ何の抵抗も受けぬまま次々と日本の主要都市を占領していった。

 

 そしてこれらの攻撃を、米国は一切黙認していた。

 

 ◆◆◆

 

 

 

【1:57】

 

 埼玉県さいたま市、陸上自衛隊大宮駐屯地。

 ロシア軍の攻撃が開始されてから約30分後、山根博士とその一行はこの場所を訪れた。

 

「失礼します」

 司令室へ入室した山根を待ち構えていたのは、疲労困憊し生気を失った東部方面総監部の面々であった。

「…あなたが山根博士か。総監の岡崎です」

 岡崎総監は腰を上げるのもやっとという様子で立ち上がり山根に一礼する。

「見ての通り我々もほぼ機能を失っています…。昨夜の攻撃で朝霞が壊滅、生き残りの隊員となけなしの装備を携えてこの大宮まで撤退し、今は住民の救出指揮すらろくに行えぬ状況…。博士のお力になれるかどうかも…」

「いえ、総監が、そして僅かでも自衛隊員が生きていらっしゃることに意味があるのです」

 山根は力強く述べるが、岡崎の表情から陰りが消えることはなかった。

「部下から聞いたが、あなたはゴジラを倒しうる兵器の研究を行っているそうですな…。一体それはいつ完成するのでしょうか」

「はっきりとしたことは申し上げられませんが、ひと月かふた月ほどあれば恐らくは…。私が現場で収集したデータも既にサラジアの研究チームに共有しておりますので、あとはチームが全力を挙げて完成させてくれるのを待つほかはありません」

「ひと月かふた月、か………」

 総監部の面々に重い沈黙が走る。

 たった24時間余りで日本が壊滅させられているのだ。

 最低でも一か月、指をくわえてあの怪獣の進撃を見過ごすとなれば、一体世界は如何ほどの被害を被ることになるというのか。

 

「…博士は、ゴジラが、怪獣が、いかなる理由を持ってこの国を襲ったとお考えなのでしょうか…?」

 腕に包帯を巻き、生々しい負傷の跡を残す中田幕僚長が山根に尋ねる。

「理由は一つしか考えられません。やはり曾祖父が警告とおりでした。ゴジラは人類の罪を懲罰しに現れたのです」

 山根の言葉に、岡崎はにわかに表情を変える。

「曽祖父は著書で述べていたはずです。『人類が核実験を繰り返せば再びゴジラは現れ、今度こそ世界を焼き尽くす』と。奴の怒りは人類の罪に対する怒りで」

 山根がそこまで言った時だった。

馬鹿げたことを言うな!!!!

 岡崎は吠えていた。

「何が懲罰だ!!!! 殺されたのは罪なき国民だぞ!!! 懲罰したいのなら何故核を操った連中の元へ現れなかった!!!!」

「総監!!」

 中田幕僚長の声も聞かず、岡崎は立ち上がって山根の胸ぐらに掴みかかった。

「愚かなことを…! ゴジラが憎むのは人類全体であり、そこに老若男女の別はないのです!」

 山根も思わず声を張って反論する。

「だから奴の行いを黙って受け入れろと言うのか!!! 何故核兵器のかの字も知らぬ子供までもがのたうち回って死ななければならなかった!!! 奴は神でも懲罰者でもない、ただ醜く残虐な殺戮者だ!! 二度とそのような思いあがったことを言うな!!!」

総監!!!!

 中田が岡崎の両肩を掴んで絶叫すると、ようやく岡崎は山根から離れ、憔悴した面持ちで椅子に座りなおした。

 

「山根博士、我々も数十時間に及ぶ緊張状態で心身共に満身創痍なのです。申し訳ないが、言葉は慎重に選んでもらいたい」

 中田が懇願するように言うと、「…失礼いたしました」と山根は返す。

「しかしゴジラに我々の道徳という概念が通じないことだけは確かです。今後も奴は日本を蹂躙すべく活動を続けるでしょう」

「どうすればよいのだ……我々にできることはないのか……」

 岡崎が消え入りそうな声で呟いた時だった。

 

「総監殿、緊急事態であります!」

 通信士が声を張り上げる。

「現在、北海道美幌駐屯地が国籍不明機の攻撃を受けている模様!」

「……なんだと!?」

 岡崎はじめ総監部の面々は、その報を頭で理解しきるのに数秒を要した。

 国籍不明と言えど、北海道が攻撃を受けている時点でどの国の差し金であるかは容易に察しが付く。

 

「以下は北部方面総監部よりの緊急通達です!『我が北部方面隊は、日本領土に上陸せんとする敵部隊の進行に際し、内閣及び統合幕僚監部の消失を理由として、自衛隊法違反を承知の上で北部方面総監の責任の下、麾下の部隊に反転攻勢を下令する。第二航空団をはじめとする空自各部隊もこれに同期して反撃を期す。我が隊は、如何なる状況においても、わが国固有の領土と国民を断固として死守する覚悟である。』」

「し、信じられん…!! この状況で戦争をしようというのか!!」

「ゴジラに加え、他国軍とも戦わなければならないのか!?」

 幕僚達の動揺の声が室内に響きわたる。

 

「なんと愚かな……!! ゴジラを放置して戦争など…!! 正気の沙汰ではない…!」

 山根も拳を震わせ、怒りを露わにする。

「正気、か……。もうこの世界に、正しいことなど一つもないのかもしれんな……」

 岡崎は静かに呟く。

「国家は滅ぼされ、国土は他国に蹂躙され。何もかもが狂っている。怪獣が人を狂わせたのか、それとも元から狂っていたのか……」

 ”ゴジラの目的は愚かな人間への懲罰である。”

 岡崎はつい先ほど山根が述べたその意見を即座に唾棄したにもかかわらず、今は無性にそれを信じようとする自分がいることに気付いていた。

「何ゆえ、人間はここまで醜くなれるのか……」

 

 利を求め、モノを奪い、焔を落とす。

 それは、国家の別なく古くから人間が行ってきた行為である。

 人類そのものの存亡の危機でさえ、その本能に従おうとする人間。

 その愚かさに対するツケだというのなら、確かに怪獣による破滅は当然の帰結なのかもしれない……。

 

 そう思いかけて岡崎はハッと我に返る。

 例えそこに一筋の道理があろうとも、断じて受け入れてはいけない。

 このような理不尽を、哲学の一つで言いくるめて納得するようなことなど、あってはならない。

 納得してしまえば、これまでに殺された命はどうなる。

 これから殺される命はどうなる。

 

「うろたえるな! 現状では我らの任務はあくまで関東圏における負傷者の救出とライフラインの回復に限られている! 北部の作戦は北部に任せ、我らは我らの本懐を達するのみ!」

 岡崎が声を張り上げ、総監部を一喝する。

 あまりにも残酷な逆境の中で、僅かながら生気を取り戻し始めた総監部は再び動き出す。

 

 もはや絶望にすら麻痺してしまった彼らは、休む間もなく次の戦いへと身を投じる。

 

 

【2:08 ゴジラ、岡山市を通過】

 

 

 ◆◆◆

 

 

【3:16(日本時間)】

 

 ロシア軍の大型戦略爆撃機がシベリアの空を駆け抜ける。

 その胴体の中で、超大型核爆弾”ツァーリ・ボンバⅡ”が静かに炸裂の時を待っていた。 

 

 

【4:00 ロシア陸軍、北海道網走及び根室に上陸開始】

 

 

【4:16 ゴジラ、広島県三原市を通過】

 

 

【6:30 中国陸軍が能登半島に上陸開始】

 

 

【6:54 ゴジラ、山口県に進入】

 

 

 


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