楓の木の下でまた貴方に恋をする   作:かえるくん

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最終話

 虫の鳴く声が聞こえる。左側が温かい。私はゆっくりと、閉じた目を開けた。

 

 夜の神社は酷く静かで落ち着いていた。空に浮かぶ月の光だけがここを照らしている。きっと新月の日は真っ暗なのだろう。背中には楓の木の硬い感触がある。そして左には人の温もり。

 

「先輩…」

「目、覚めたか」

 

 私の言葉に先輩が静かに返す。私達は何でこんなところにいるんだっけ。ああ、そうだ、全部思い出したんだ。全てを、思い出してしまったんだ。

 

「わ、私は…、私は…」

 

 言葉が続かない。何を言えばいい、どうすればいい。無理だ。あんなことがあって、あんなことを思って、私はどう先輩と一緒に笑えばいい。

 

「すまなかったな」

 

 先輩はそう一言だけ呟いた。なぜ? どうして先輩が謝るの? 悪いのは、この私なのに。

 

「楓の木が全部お前のことを教えてくれた。何で記憶がなくなったのかも、お前が何を思ったのかも」

 

 先輩は楓の幹を撫でながらそう言った。それならばどうして先輩は今こうして私の隣にいるのだろう。私は先輩との全てを否定してしまったのに、こんな私の傍に何で居続けているのだろう。

 

「…私は、全部否定しました。先輩と出会ったことも、大事な約束も、かけがえのない時間も全て」

 

 声に力が入らない。音となって外へ出ているのかも定かでない。痛かった。喉も、鼻の奥も、胸も、ありとあらゆるところが痛い。

 

「無理ですよ。私には先輩といる資格はない。いてはいけないんですよ」

 

 声がかすれ、涙が溢れ出す。そう、ダメなのだ。私は取り返しのつかないことをしてしまったのだから。なのに、それなのに。

 

「なのに、どうして先輩が謝るんですか! どうして私に肩なんか貸してたんですか! 意味わかりませんよ」

 

 私は立ち上がって先輩を見下ろしながら叫んだ。わからなかった。どうして今こうして先輩が私の前にいるのかが。私は置いていかれてもおかしくないことをしたのに。

 

「お前の傍に居たいからだ」

 

 先輩も立ち上がり、私の真正面に立ち塞がっていい放つ。なぜ? なぜ今もなおそんなことを先輩は言えるのだ。私の中で意味不明が加速していく。そしてそれは、叫びとなって外へ飛び出した。

 

「……なんで、なんでそんなこと言えるんですか! 見たんでしょう? 知ったんでしょう?! 私の全部を! 私は身勝手に先輩を傷つけて、身勝手に拒否して、身勝手に無に返したんです。それなのに、どうして…」

「お前だけじゃないんだ」

 

 私の咆哮は、その小さな声に突然打ち切られた。頭に響いていた私の叫びはなりを潜め、冷めた静寂が訪れる。風が吹き、楓が鳴く。今度はその声が私の中を埋めてゆく。好きだったその音は、今だけは酷く煩わしい。

 

「お前だけじゃない。俺だって身勝手だよ。お前のことを考えてるつもりでも、お前のことなんて見えちゃいなかった。だから、お前が小さな背中に山のように背負っているのも気づかない。自分を責め続けているのにも気づかない。お前を追い詰めていたのは俺なんだよ。あんなことさせちまったのは、俺のせいなんだよ」

 

 力なくそう言った先輩の目は、ぐらぐらと揺れていた。先輩のせい? 違う、私の過ちは私の弱さが引き起こしたものだ。色んな事から目を背けた。色んな事から逃げだした。最後まで、信じられなかった。その結果があれなんだ。

 

「それでも、否定してしまった私は」

「したさ!」

 

 先輩は初めて、声を荒げた。言葉は全て引っ込んでしまい、体は強ばる。

 

「俺はそれもしたんだよ! したから、あの日、お前にもう会うのもやめようなんて、提案したんだ。何度も思った、何で俺たちがこんな目に遭うんだって。その度に俺達は一緒にいてはダメなんだって思った。思ってしまった。だから、俺はここに来るのを止めたし、お前のことも避けた」

 

 先輩はぐっと自分の下唇の端を噛み締めて言葉を連ねていく。固く握られた拳は血流が悪くなっているのか色が悪い。

 

「でも、それでも消えなかったんだよ。消えちゃくれなかったんだ。許されないと思っても、資格ないって思っても、お前が俺の中からいなくなってはくれなかったんだ。それどころか日に日に大きくなりやがる。その度に俺は自分を責めた。自分を殺したくなるくらい責めた。そんな時にお前が現れたよ。怪我したお前の姿を見て、ああやっぱりダメなんだって思った。俺のせいでお前が傷付くのも、自分を責めるのも、もう耐えられそうになかった。だからもう止めようって言ったんだ」

 

 先輩は右手で頭をかきむしりながら吐き出し続ける。私の知らない先輩が次々に姿を現していた。

 

「でもお前は嫌だって、こんな俺に一緒にいてほしいって言ってくれた。逃げようとした俺の手をお前が掴んでくれた。だから、もう一回やり直そうって思った。俺が許されないことをしたのは間違いない。なら、今度こそ間違わないように、お前を守れるようにって。なのに、また俺は間違えた。独り善がりになってお前を見失っていた。そのせいでお前を追い詰めて、お前に否定させてしまった」

 

 先輩の口の右端から紅が一筋垂れる。周囲が薄暗いせいでそれはやたらと黒く見えた。先輩は少しの間俯くと、急に顔をあげる。

 

「じゃあどうすりゃよかったんだ?! 正解の道なんてあったのか?! 俺は間違えた。お前も間違えたのかもしれない。でもあいつ等だって間違いだろ? お前を傷つけたあのこ等だって間違いだろ? 間違いばかりで正解なんて何処にもない!」

 

 そうだ、私は間違えた。先輩も間違えていた。でもあの少女たちも間違っていたのだ。間違いだらけで、何が正しいのかがわからない。私は答えを出せない。先輩の疑問に答えることができない。

 

「相手を信じることが正解? 愛することが正解? ならなぜ世界はそれを割こうとする?! 俺達があんな目にあわないといけなかった理由は何処にある?! 間違いばかり突きつけるくせして、正解は誰も教えちゃくれない!」

 

 先輩は一息つくと、右手の親指で垂れた血を拭う。

 

「だったら、自分で見つけるしかない。定めるしかない。だから俺は考えた。考えて考えて考えて、自分の中を探しまくった。仮定しては矛盾して否定され、論じてはまた否定した。何度も何度も繰り返していて残ったのは、お前と居続けたいって望みだった」

 

 私を見て先輩は少しだけ首をかしげると、呆れたように笑った。

 

「笑えるだろ? 散々俺には許されないって思っておきながら、世界が許さないって言いながら。何度も違うって定めたのに、それなのにそれは消えずに残りやがる。何度否定したって俺の目の前に現れ続ける。ならもう、それはきっと俺の中の真実なんだよ」

 

 先輩の目から一粒の滴が溢れ落ちる。そうか、先輩は幾度と思考を繰り返して、何度もダメだって思ったんだ。しかしどこを向いても、目を背けようとしても立ち塞がるそれに、屈し、認めるしかなくなったのだ。どうしようもなく自分がそう望んでいることを、自責も後悔も飲み込んで受け入れるしかなかったんだ。だから先輩は私から離れずにいたのか。

 

「私は、それでも、私は自分が先輩に望まれていいとは思えないです」

 

 先輩のその望みを嬉しいと感じる自分がいるのは確かだ。しかしそれを許さない自分がいるのも確かなのだ。そしてそれが全てを叩き潰してしまう。

 

「ダメなんですよ。私だって、私だって先輩と一緒にいたいですよ! こんなに好きで、大好きなのに! 私の中を暴れる罪の意識がそれを打ち砕いてしまう。また壊してしまうかもしれない恐怖がぴったりくっついて離れない。どうしても、私は先輩みたいに思えない」

 

 認められなかった。飲み込めなかった。暴れるそれを押さえ込めなかった。怯えを振り切れなかった。だからもう、逃げ出してしまいたいのだ。震える体が言うことをきかない。奥歯がガチガチと音をたてる。そんな私から目をそらさずに先輩は言葉を連ねた。

 

「もし、このままお前と離れたら俺は、この後悔と自責を引きずって生きていくんだと思う。朝起きても、飯食ってても、寝るときだってそれは俺を縛り続ける。でもきっと、それは時間が経つにつれて薄れていってしまうんだ。いつの間にか普通に生活してるんだ。けど、それは完全には消えてはいないんだ。見えなくなっただけで、心の底にこびりついて俺を締めつけ続けるんだ。そうなったら、もう終わりなんだよ。そうなってしまったら、先には何もないんだよ」

 

 先輩は一歩だけ私に近づいた。足元の砂利が音をたてる。私の足は動かなかった。

 

「だから俺は今ここで、俺の過ちも、罪も、全部背負ってお前と一緒にいることを選ぶんだ。全部引きずってお前の横を歩きたいんだ。これが正解かなんてわからない。でも、俺はそれをお前と確かめたいって思う。もちろん死ぬほど恐い。恐くて恐くて仕方がない。でも、俺とお前が、そうなっちまうのが一番嫌なんだ」

 

 そう言った後、先輩は静かに笑った。そして、立ち尽くす私をそっと抱き締める。私は何の抵抗もなく先輩の胸に吸い込まれた。冷えきった私の体が、先輩の温もりで溶かされていく。先輩の手がそっと、優しく私の頭を撫でた。知っている先輩の手よりも、数倍も大きく感じた。そして、先輩の言葉がゆっくりと、私の中に入ってくる。

 

「だから、お前も負けないでくれ。恐れから、後悔から、逃げないでくれ。きっとこのまま離れてしまうことが、全部を否定することなんだと思う。俺はもう二度と、俺達を否定したくない。お前は、ここでの、これまでの幸せが偽りだったと思うか?」

 

 鎖が、綻ぶ。もし、もう一度、望んでいいというのなら、

 

「私は、こんな今にも押し潰されそうなものを背負って歩けるのでしょうか」

「わからない。でも約束した。お前の背負うもんは俺も一緒に背負う」

 

 もしもう一度、やり直していいというのなら、

 

「私は自分を許せないですよ」

「俺も自分を許さない」

 

 私は、

 

「また間違うかもしれません」

「そうだな。でも、その度にやり直せばいい」

 

 私は、

 

「正解は、見つかるでしょうか」

「それもわからん。けど探さなきゃ見つけられない」

 

 私は、

 

「私は、先輩と一緒にいても、いいんですか?」

「お前が許さなくても、世界が認めなくても、俺がそれを望み続ける」

 

 私は、先輩と一緒に歩きたい。先輩と一緒に生きていきたい。また、あの頃みたいに、この間みたいに、一緒に笑いたい。

 

「なあ、お前は、こんな俺が、お前の傍にいることを、許して、くれるのか?」

 

 その先輩の声は震えていた。先輩は恐いと言っていた。頭がおかしくなるくらい考えて、血反吐を吐きながら己の中で答えを出した。それでも、怯える私のために踏ん張り続けていてくれたんだ。おかげで、今、私はすぐに答えを導ける。鎖は、砕けた。

 

「いて、ほしい。一緒に、いてほしい。先輩の荷も、一緒に背負いたい。私は、それを望みます」

 

 私達は間違った。それはたぶん死ぬまで消えない事実なのだろう。傷つけあったことも、互いを信じられなかったことも、私達を否定してしまったことも、けしてなかったことにはならないんだ。今でもこうすることが正しいかはわからない。恐怖も自責も暴れ続けてる。でもそれから目を背けちゃいけない。それからだけは逃げてはいけないんだ。じゃないと、きっと、本当に大切なものまでなくしてしまうから。これまでの幸せも、不幸も全て嘘にしてしまうから。見つけたいものを、見逃してしまうから。

 

 だから、ここで1つ区切りをつけよう。私達の過ちを、すべて受け入れるために。

 

「先輩、ごめんなさい、ごめんなさい……」

 

「ごめんな、いろは、ごめんな……」

 

 内に溜まっていたものが、すべて涙となって溢れ出す。嗚咽となって吐き出される。静閑な神社に二人の泣く声が響き渡った。そんな私達を、古ぼけた社が、苔むした鳥居が、そびえ立つ楓が、いつもみたいに見つめていた。いつもと変わらない、その顔で。

 

 ふわりと、優しい風が吹いた。楓は、無数の葉を私達の元へ降り注ぐ。満月が静かに照らすなか、私達が泣き止むまでずっと、ずっと。

 

 

 

   ____________

 

 

 

 

 閉じたカーテンの隙間から、淡い朝日がそっと差し込む。私は寝ていた体をベッドから起こすと、そのまま部屋の隅に置いてある姿見の前まで移動する。

 

「やっぱりひかなかった」

 

 鏡には真っ赤に目を腫らした私の顔があった。あれだけ泣いたのだから仕方ないか。なんとかして消そうと試みるが、ちっとも薄くならないそれにとうとう私は諦める。このまま学校行くのはちょっと恥ずかしいけどやむおえまい。

 

 近くに掛けてある制服を手に取ると、そのままなれた手つきで着替えてしまう。2日着てないだけだというのに、不思議と久しぶりな感じかした。私は鞄を手にするとそのまま部屋を後にした。

 

 リビングに降りると、お母さんが慌ただしく支度をしていた。どうやらお父さんは既に仕事へいってしまったらしい。起きてきた私を見つけると、お母さんは1つ苦笑いを浮かべる。

 

「やっぱりひかなかったわね」

「うん、もう諦めた」

 

 それだけ交わすと、それぞれ支度へと戻る。用意された朝食をさっさと平らげると身だしなみを整えて家を出た。

 

 秋もだいぶ深くなり、冬が近づいている。肌に冷たい外気が突き刺さり体を震わせた。私は手のひらを数回擦り付けると、大きく息を吐く。頭上には雲1つない青空が広がっていた。

 

 歩く私の横を何台も車が通りすぎていく。前から走ってくる自転車を避けて、違う制服を着た女子学生とすれ違った。人の話す声など何処からも聞こえずに、いろいろな雑音がそこには満ちていた。いつもの交差点に差し掛かると、私は人の邪魔にならないように端の方に身を潜める。すぐ傍にある花壇には、この前からあるコスモスが相変わらず花を咲かせていた。しかしなんとなくこの間より数が減ったと思う。それがより秋の終わりを匂わせた。

 

 少し経った頃、ぼやっと眺めていた道の向こうから見慣れた自転車に乗った男子生徒が近づいてくる。そして私の横に差し掛かったところで、ブレーキを甲高くならして止まった。

 

「よう、目、酷いな」

「第一声それですか、おはようございます。先輩」

「おう、おはよう」

 

 一瞬ギクリとした顔になった先輩だったが、すぐに笑って挨拶を返す。先輩は跨がっていた自転車から降りると、それを押して歩き出す。私はその横にならんで、二人で変わったばかりの青信号を渡る。

 

「だいたい先輩も人のこと言えませんよ」

「やっぱり? あれこれ試したんだけどなー」

「意外ですね、先輩は早々に諦めるタイプかと思ってました」

「おい、そこまで無頓着じゃねーよ。流石にちょっとは気にするわ。これでも少しは軽くなったんだから」

 

 先輩の自転車がカラカラと音をたてる。道に等間隔に植わっている、そこまで背の高くない木がさわさわ風に靡いた。

 

「あ、お前ちゃんと原稿持ってきた?」

「はい、鞄にいれっぱなしだったので」

 

 そう言って私は手に持っていた鞄を揺らす。そういえばもうすぐだったな。これから準備で少し忙しくなるのだろう。しばらくは、神社にいく時間はないのかな。

 

「今日神社行く?」

 

 まるで私の心を見透かしていたようなタイミングで先輩が聞いてきた。

 

「時間ありますかね?」

「どうだろうな。でも寄り道くらいは出来るんじゃないか? もうすぐ楓も散っちゃうだろうし、しばらくであれも見納めだな」

 

 確かに今年初めて見たときよりもかなり痩せていた。あれを全部落とすのにそう時間はかかるまい。

 

「また、掃除しなきゃですね」

「だな」

 

 少し高くなった太陽が、この街を温めようと日光を注ぎ込む。それから私達は再びもくもくと学校への道を歩き続けた。きっと明日も、この道を先輩と歩く。次の日、その次の日も。雨が降る日も、雪が降る日も、日差しが暑い日も。そして今、私の頬を撫でる心地よいこんな風が吹く日だって。

 

 その風が運んできたのか、ざわっと、遠くで楓の声が聞こえた気がした。私は思わず足を止めて、その方を振りかえる。

 

「どうした?」

 

 そんな私に不思議な顔をして先輩は問いかけた。しかしすぐに、どこか腑に落ちた表情になる。きっと同じ音が聞こえたのだろう。

 

「いえ、なんでも」

 

 私達は歩き続けるのだ。過去も、今も、未来も、全てをこの手に抱えながら、この背中に背負いながら。

 

 あの楓が見守る、この街で。

 

 

    終

 





 これでこの話は終わりです。長い間付き合ってくださりありがとうございました。本当に、ありがとうございました。

 では、またどこかで。
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