短いです。
もみあげが長いと言えばとっつぁんのあの人がうかびます。
キャロちゃんかわいい。
消されたときはその時です!
俺の名前はリーム・シンフォニア。かわいい名前とはよく言われるが、俺は特に気にしたことはない。
さて、珍しいことに俺は“食器使い”というものに選ばれてしまったらしい。食器使いの情報を学んだ限り、大体が洋食器であるのに対し、俺の武器は――――――
「ようこそ。箸“鳳凰”の使い手。リーム・シンフォニア」
「あ、はい」
どうやら歓迎はされているようだ。
*
「・・・・・・」
ここにはどうやら女子の割合が高いらしい。まぁ分かる。大きな武器を持つ小柄の少女って萌えるよね。うん。
すごい興味の視線で見られてる。というか初代食器使いさんが女性だったのもあるのかもな。なんか某
「あ、あの!」
「ん? なに?」
俺の身長は170ちょっと。13歳にしては大きい方だとは思うけど。この少女は俺より20ほど小さい。
「お箸って武器になるんですか!?」
「さぁ? でも二刀流とかにはなりそうじゃない? 子供の頃振り回さなかった?」
覚えがある人はあるのではないだろうか。太鼓のように茶碗を叩いてみたり、両手に一本ずつ握って振り回したり・・・。最近周りでペン回しのごとく箸を回すヤツがいたけど、あれはすごいと思う。
「・・・うーん」
悩んでる。
「・・・君の名前は?」
「え。えと、キャロメルリ・カロメルトンです」
うわ。かみそうな名前。でも
「キャロメルリ・カロメルトンね。長いからキャロちゃんでいいか?」
「はいっ!」
かまないのが男です! いや、でもマジで女子率高・・・。俺以外全員女子の勢い・・・テーブルフロンティア。案外場違いかも・・・・・・。
「あのー?」
「ん?」
少し低い位置にいるので見下げるように彼女を見る。まだ何かあるのだろうか。
もしかして男性慣れしていないだけか?
「もう食器を使ってどのくらいですか?」
「短い方だと思うよ。まだ一ヶ月も経ってない。というか実戦自体初めてだからね」
「じゃ、じゃあ私と一緒に行きませんか!」
「まあ別にいいけど・・・・・・」
いいけど君の後ろの女の子が怖いんですけど。何? 俺何か悪い事した? まさか彼女はレズなのか?
と、そんな時、“黒の時間”が起き敵が出現した事を示す。
「よ、よろしくお願いします!」
「はいよ」
初任務が少女と一緒か。おそらく同年代なんだろうな。
*
変身を終え、俺は決戦場へ足を運んでいた。まぁ、動きにくい服装ではないが、全体的に中二くさい格好はやめてほしい。(テキトーに何か浮かべてください)
「わっふぁぁ! すみません!」
「いや、別にいい。まだ何も確認できてないからね」
大きなフォーク。あれがレッキスか。俺の両腰についた鳳凰と同じようなオリジナル性を持っている。
「でました!」
「ほんじゃまぁ。行きますか!」
俺は箸を掴むと勢いよく引き抜いて飛び出した。
*
キャロ目線
す、凄い。アイボリーも私と同い年で凄いな、とは思ってたけど・・・。やっぱり男の人だから、強いんだ。
両手に持った箸が、大型の両手剣2本に変化してなお、切りつける。私も援護しなきゃ!
*
キャロちゃんが思い切りプレダトーレにレッキスを突き刺す。一瞬相手がひるんだ。なら行けるか。
双剣が双銃に変化し、そこから撃たれる銃弾がプレダトーレを貫いていく。
「そのままあと十秒頼む!」
「はいっ!」
箸を縦一列に配列変換し変化させる。縦も横も大きくなったそれで、俺はプレダトーレを真っ二つにしたのだった。
*
「さて、今さっきの敵はなんだったのでしょうね~」
「お腹空きました!」
出てきたのは焼き魚。日本食だ。ああ、フォークの刺突より箸の斬撃が効いていたのはそういうわけか。
「わぁぁぁ!」
「普通に美味いからな。焼き魚」
それよりも、洋食器率が高いこのテーブルフロンティアに和食器箸があるのが珍しいと同時、女子の中に男子がいるのも不思議。俺は興味の対象だろうな。それに、この多用変形型武器の箸は貴重だと思う。