~束 Side~
いっくんを簀巻きにするようにしてから更に何日か経った…
その間もいっくんは…
一夏
「俺はただ師匠の背中を流したいだけだ!!!」
…と言ってとーくんのお風呂に乱入するのを止めようとしないんだよ…あれだけ嫌がってるのに…
こりゃ、とーくんの言う通りいっくんって本当にホモかも知れないね…束さんでもそう思えて来たよ…
いっくんの趣味をとやかく言う気は無いけど流石にホモって言うのはね…しかも相手がとーくんともなると束さんも黙って見ている訳には…
と言うか…
クロエ
「…簪様や本音様ならともかく…これ以上兄様を不快にさせると言うなら…ケケケッ!!」
クーちゃんがヤバい事になりそうなんだよ…
クロエ
「…こうなったら…『アレ』で…」
束
「えっ!?ちょっと待ってクーちゃん!!『アレ』は駄目!!使ったらいっくん死んじゃう!!完全にオーバーキルだから!!!」
クロエ
「ケケケケケケケッ!!!」
『アレ』使ったら下手したら骨一つ残らないよ!?
て言うかクーちゃん何であんな物造ったの!?
好きなの造っていいって言ったけどアレはやり過ぎだよ!?
クロエ
「ゲッゲッゲッゲッゲッ!!!」
マズイ!?本気でヤバくなってきた!?
笑い方が更に怖くなってる!?
このままじゃ本気でいっくんを消しかねない!?
こうなったら!!
束
「ゴメンクーちゃん!!」
コキッ!
クロエ
「うっ!?」
ふ~…締め落として意識を飛ばしたけど…ホントどうしよ~…
束
「一番いい方法は…やっぱりちーちゃんを呼ぶしか無いのかな~…」
時間が出来たら来るって言ってたけどそんな時間も無さそうだな…
このままじゃとーくんの貞操が本気で危ないよ…
束
「よし!!ちーちゃんに事情を話しとこう!!」
そうと決まったら早速連絡だよ!!
~束 Side out~
~簪 Side~
簪
「………って事が起きてる…」
セシリア
『………』
私と本音は織斑一夏の事をセシリアに話した
すると…
セシリア
『…イギリスから日本まで【ハルファス】のスピードなら…』
なんか小声で呟きだした…
って!?もしかしてこっちに来る気!?
簪
「落ち着いてセシリア!!」
本音
「そうだよ!!そっちだって忙しいのに!?」
セシリアは今、【ハルファス・ベーゼ】や新しいコア、『イグニッションプラン』の事で大変な状況になってる
そんな時にこっちに戻って来たら下手をすれば外交問題になりかねない!?
セシリア
『こちらの事より永遠さんです!!わたくし達の恋人の危機に大人しくしていられる訳無いでしょう!!!』
簪&本音
「うっ!?」
確かにその通り…だから連絡したんだけど…今の状況でセシリアが国を抜けるのはマズい!!
セシリア
『そう言う訳ですので今からそちらに向かいます!!織斑一夏を蜂の巣にして鮫の餌にしてやりますわ!!!』
あ、これ本気だ…本気で殺る気だ…
簪
「待ってセシリア!!気持ちは良く分かるけど落ち着いて!!」
セシリア
『………では何か手立てがあるのですか?』
簪
「う、うん…一応考えてる事はあるよ。今回連絡したのもそれをやっていいのか聞くためだから…」
よかった…何とか話を聞く気になってくれた…
後は本音と考えたあの方法をセシリアが許してくれるかだけ…
セシリア
『それでその方法とは?』
本音
「うん!それはね~………」
私達は考えた作戦をセシリアに話した
簪
「………って言う方法なんだけど…」
セシリア
『………』
私達の作戦を聞いてセシリアは黙ったままだった
暫くすると…
セシリア
『…確かにそれならあのホモも手出しが出来ませんわね…分かりました…それでお願いします。』
良かった…セシリアは許可をくれた…
って言うか織斑一夏の呼び方が『ホモ』になってる…
まあ、それは本当の事だから別にいいとして…
簪
「…本当にいいの?」
セシリア
『よくないですわ!ですがわたくしは同じ殿方を愛する者としてお二人を信じています。ですからお二人が抜け駆けするつもりが無いと信じております!!』
簪
「セシリア…」
本音
「セッシー…」
そこまで言われたら抜け駆けなんて出来ないよ…
セシリア
『永遠さんの事…守って下さいね?』
簪&本音
「うん!!!」
大丈夫!!永遠は私達が守る!!!
~簪 Side out~
~千冬 Side~
千冬
「………」
束
『…って事だからちーちゃん!そっちも忙しいだろうけど早く来て!!本気でシャレにならなくなるんだよ!!!』
千冬
「…分かった…任せろ…」
ピッ!
私はそう答えて電話を切った…
千冬
「い~ち~か~~~~~!!!!!」
待っていろ!!!
その性癖!私が叩き直してやるからな!!!
~千冬 Side out~