~鈴 Side~
一夏
「ぐおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
シャルロット
「い、痛い…」
永遠の正体を知った二人は今までの私達を同じで大笑いしたせいで永遠から特大の拳骨を喰らった
特に爆笑していた一夏はシャルロット以上に強烈なのを喰らったせいでのたうち回ってた…音からして違ってたもんね…
もはやお約束の光景になってるわ…
ちなみに私達はこうなるのが分かっていたから予め耳栓をして話を聞かなかった…あの時、束さん達が耳栓をしていた気持ちが良く分かったわ…
一度喰らったから分かるけど永遠の拳骨って体の芯にまで響くから本当に痛いのよね…流石にアレをもう一発喰らう気にはなれないわ…
それから暫くして一夏とシャルロットは頭の痛みが引いたのか復活した
一夏
「ぐぅぅぅっ…マジで痛い…」
シャルロット
「まだ痛むよ~…」
鈴
「永遠の話を聞いた人の通例みたいなものだから我慢するのね。」
全員
「うんうん!!」
皆頷いてる…
確か…クロエさん以外は全員喰らったのよね?
永遠
「儂の拳骨喰らいとう無かったら笑うのを我慢すればよかろう?」
いや、それはそうだけど…
一夏
「あんな話聞いて笑うなって言う方が無理だろ!!」
全員
「うんうん!!」
一夏の言う通りこの話ってツボに入るのよ…
永遠
「む~…」
シャルロット
「でも…コレで納得出来たね?」
一夏
「だな…そりゃ神様が造ったISならあの馬鹿気た性能も当然だな。」
永遠
「…幻滅したか?」
一夏
「いや、スッキリしただけっすよ!」
シャルロット
「うん、それにこう言ったら何だけど…火ノ兄君が最初に要求した特典ってどれも大したものじゃないと思うし…」
それは私も思ったわね…
永遠の貰った特典は『健康な身体』『少しいい頭』『自活出来る土地』の3つ…
生活する上で必要なものばかりだもん…
IS関連で役に立つものを1つも要求してなかったからね…
永遠
「まあのぉ…じゃからあのボケ神は追加特典を出すとかな言い出しおったからな…」
一夏
「それで師匠が頼んだのがあの3機と【飛天御剣流】か…まさか全部アニメやゲームに出てくるキャラや技だったなんてな…」
シャルロット
「そうだね~…」
一夏
「…けどさ?」
全員
「ん?」
一夏
「ISや【飛天御剣流】の正体には驚いたけど…改めて師匠が『規格外』って分かったよ。」
永遠
「なぬ?」
どう言う事?
確かにコイツは規格外だけどさ
一夏
「ほら…師匠の特典って別に身体能力が上がるとかそう言ったのって無いだろ?」
簪
「そうだね。」
一夏
「て事はさ?師匠は『自力』で【飛天御剣流】を覚えたって事だろ?」
全員(永遠以外)
「…あ!?」
一夏
「いくら秘伝書みたいな物があっても普通は漫画の技を実際にマスターするなんて出来ないだろ?」
全員(永遠以外)
「確かに!!!」
一夏の言う通りだわ
あんなとんでもない剣術を覚えろって言う方が無茶なのよ
そう考えるとそれを習得した永遠は一夏の言う通り『規格外』な奴って事になるわね
永遠
「ぬ~…何かワシを人外みたいに言うとらんか?」
全員
「今更?」
永遠
「オイ!!!」
アンタが人外じゃ無かったら何だって言うのよ!!!
~鈴 Side out~