これも皆さんのお陰です♪
これからも頑張っていきます!!
~永遠 Side~
昼飯を食った後、午後の授業も終わったんで今は放課後じゃ!
初日だけに色々あったがさっさと帰るとするかの
早う畑を見にいかんとな!
…そう思っとったんじゃが…
真耶
「織斑君、火ノ兄君、まだ教室にいてくれましたか。」
永遠
「ん?どうかしたんかの?」
真耶
「はい。実は寮の鍵を渡し忘れてしまいまして。」
一夏
「あれ?確か一週間ぐらいは家から通う事になってたと思うけど?」
永遠
「山田先生、ワシは家から通えるように許可は貰っとるが?」
真耶
「ええ、火ノ兄君はそうです。ただ、織斑君なんですが…事情が事情なので今日から入寮して貰う事になりました。急に決まった事なので今は空き部屋が無いんです。ですから、すみませんが相部屋になります。」
一夏
「え?そうなんですか…まあいいですよ。相部屋って火ノ兄なんでしょ?なら一人部屋と変わらないじゃ「馬鹿者!」…え?」
千冬
「火ノ兄は元から自宅通学だ!初めから寮に部屋は無い!」
一夏
「えっ!?」
真耶
「そういう事なので、織斑君は女子との相部屋になります。」
一夏
「ええぇぇーーっ!!」
真耶
「本当にごめんなさい!」
一夏
「いやそんなに謝らなくても…」
真耶
「………」ウルウル
一夏
「そんな顔しないでください!怒ってないですから!」
真耶
「本当ですか~…」
一夏
「本当ですから落ち着いて下さい!」
真耶
「ありがとうございます~…ではこれが鍵です。1025号室が織斑君の部屋です。」
一夏
「どうも…あ、俺の荷物!」
千冬
「私が手配しておいてやった。ありがたく思え。着替えと携帯の充電器があれば十分だろ。残りは休みの日にでも取りに行け。」
一夏
「…はい、ありがとうございます…」
真耶
「後、夕食は6時から7時に寮の一年生用食堂で取って下さい。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年ごとに使える時間が違いますけど…織斑君は今のところ使えません。」
一夏
「何でですか?」
千冬
「馬鹿かお前は!同年代の女子と一緒に風呂に入りたいのか?」
一夏
「え!」
真耶
「お、織斑君!女子とお風呂に入りたいんですか!?」
一夏
「い、いや、入りたくないです!」
真耶
「えっ?女の子に興味が無いんですか!?」
千冬
「やはりお前…」
さっきは冗談のつもりじゃったが、まさかコイツ、本物じゃったとは…
一夏
「え?…な、何?」
永遠
「…織斑…ワシの半径1m以内に入ってくるでないぞ!」
一夏
「おい!それどういう意味だ!」
千冬
「やはり家族会議を開くしかないか…」
一夏
「そういう事かよ!だから俺はホモじゃねええぇぇーーっ!!」
永遠
「ワシ等は誰もお主がホモとは言っとらんぞ。」
一夏
「えっ!」
千冬
「…自分で認めたか…」
一夏
「違うっつってんだろうがーーっ!!俺は普通に女の子が好きだーーー!!」
千冬
「言い訳は後でじっくり聞かせて貰うとして、火ノ兄、寮にお前の部屋は無いが、食堂で食事をする事は出来る。食事の時間は覚えておけ。」
永遠
「承知した。わざわざ申し訳ない。」
真耶
「いいえ、では私達は会議があるのでこれで失礼しますね。織斑君、道草しないで寮に帰るんですよ。火ノ兄君は気をつけて帰って下さいね。」
永遠
「ワシは大丈夫じゃよ!」
千冬
「そうか…ではまた明日な!…織斑…夕食が終わったら私の部屋に来い!家族会議だ!!」
一夏
「ちょ!ホントにやるのかよ!?」
千冬
「当たり前だ!」
真耶
「あははは……」
山田先生…笑い声が渇いとるぞ…
永遠
「ではワシはこれで…また明日!」
真耶
「あ、はい、さようなら!」
一夏
「千冬姉ええぇぇーーっ!!」
馬鹿の声が木霊しとるが無視じゃな
………
……
…
さて、ようやく帰れるが、セシリアに一言挨拶しとくかの…
永遠
「え~~~っと…おお!いたいた。お~い、セシリア!」
セシリア
「永遠さん♪今からお帰りですか?」
永遠
「うむ!じゃが帰る前にお主に挨拶しとこうと思うての。」
セシリア
「まあ♪わざわざ、ありがとうございます♪」///
永遠
「気にせんでいい。」
セシリア
「はい♪ですが、永遠さんともっとお話ししたかったですわ…」
永遠
「すまんの…今日はもう戻らんといかんから勘弁してくれ。明日の放課後でいいなら少し話さんかの?」
セシリア
「よろしいんですの?」
永遠
「1時間程度でいいなら構わんよ。」
セシリア
「十分ですわ♪」///
永遠
「それは良かった!では、また明日な!」
セシリア
「はい♪また明日お会いしましょう♪」
ワシはセシリアと別れた後、校門前で【ドットブラスライザー】を展開して、家に帰ったんじゃが、この時、ワシのISを見ていた者がおる事に気づかんかったんじゃ…
~永遠 Side out~
~? Side~
?
「な、何アレ!アレもISなの!?」
私は偶然、学園から飛び立ったISを見てしまった…
その姿に私は驚いたままISが飛び去った方角をずっと見続けていた…
一瞬だけ見えた白い機体を思い出して私は…
?
「…カッコいい………」
そう呟いていた…
~? Side out~
~千冬 Side~
今私の前には夕食を終えた一夏が正座している
千冬
「さて、家族会議を始めようか…」
一夏
「………」
千冬
「一夏………」
一夏
「………はい…」
千冬
「何時から男に走ったあああぁぁぁーーーっ!!!」
一夏
「誤解だああああぁぁぁぁーーーーっ!」
私達の家族会議は朝まで続いた…
~千冬 Side out~
次回『第035話:代表決定戦』