IS世界を舞う剣刃   作:イナビカリ

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第059話:クラス代表対抗戦【甲龍VS白式】

 ~簪 Side~

 

 あれから私達は火紋島に到着すると永遠とセシリアは鈴の所に、私と本音は束さんの所に向かった

 

「束博士!」

 

「おや?かんちゃんにのんちゃん!よく来たね♪」

 

「はい!お久しぶりです!今日【打鉄二式】が完成したので、博士に見て貰いたくて…それと鈴の模擬戦の相手に来ました。」

 

「そっか~♪完成したんだね♪」

 

「はい♪」

 

 私は早速【打鉄二式】を展開して博士に見て貰った

 

「…フム………かんちゃん達頑張ったね!束さんの想像以上の出来だよ♪」

 

「ホ、ホントですか!」

 

「こんな事で嘘なんか言わないよ♪のんちゃんもご苦労様♪」

 

本音

「はい♪」

 

「けど、リーちゃんの手伝いに来たって事はとーくん達から聞いたんだね?」

 

「はい!…同じ女として…鈴があまりにも可哀想です!私も協力しに来ました!」

 

本音

「私もです!」

 

「フフッ♪リーちゃんも喜ぶよ♪」

 

「はい♪」

 

 この後私と本音は鈴が訓練していると言う場所に向かった

 

 ~簪 Side out~

 

 

 

 ~鈴 Side~

 

「…フ~~~ッ!…もうすぐね…」

 

 私は数日後に迫った対抗戦に思いをはせていた…

 

永遠

「鈴!」

 

「永遠…今日は随分遅かっ………セシリア!?」

 

セシリア

「お久しぶりですね♪鈴さん♪」

 

「ホントにね♪…でもどうしてココに?」

 

セシリア

「対抗戦は休み明けですから、鈴さんの最後の調整として模擬戦の相手に来ましたの。」

 

「それはありがたいわね!助かるわ!」

 

セシリア

「後、簪さんと本音さんも来ていますよ。」

 

「え!?あの二人も?…でもいないけど?」

 

永遠

「二人は先に束さんの所に行っとる。簪の機体が完成したから、見せに行っとるんじゃよ。」

 

「ホント!!遂に完成したのね!!良かった~~~♪」

 

セシリア

「ですから模擬戦の相手は簪さんもお相手しますわ。」

 

「フフッ♪簪の専用機がどんなものか楽しみだわ!!」

 

 それから暫く話していると簪と本音がやって来た

 私が専用機の完成をおめでとうと言ったら簪も喜んでくれた

 その日はもう遅くなっていたから模擬戦は次の日にする事にして私達は永遠の家に戻って行った

 次の日からセシリアと簪も交えての訓練を開始した

 簪には勝てるけど、やっぱりセシリアは強くて殆ど負けっぱなしだった…何気に凹むわね…

 そして対抗戦当日の朝、私達はいつもより早く島を出て学園に戻った

 学園の校門前には千冬さんが待っていて、対戦の組み合わせは私と一夏で組んでくれたそうだ

 それから一夏は私がいなくなったのを気にしているらしく、それならと試合の時まで会わずに焦らそうという事になった

 

 ~鈴 Side out~

 

 

 

 ~一夏 Side~

 

 遂にクラス対抗戦の日が来た…

 俺の初戦の相手は2組の鈴だったんだけど…

 火ノ兄に臨死体験させられた次の日から何故か学園を休んでいた…

 一度部屋を尋ねてみたら部屋にもいないらしく学園の外にずっと出ているらしい…

 そして俺は今ピットで試合の準備をしている…

 

「一夏!試合がいきなり不戦勝とはラッキーだったな!」

 

 箒は学園にいない鈴が相手と知って不戦勝になると言って喜んでいた…と言うか…

 

一夏

「…いや、まだ鈴が出ないって決まった訳じゃないんだけど…所で箒?」

 

「何だ?」

 

一夏

「…千冬姉から許可貰ってるのか?勝手に入ってくるとまた反省文書かされるぞ?」

 

「え!?…だ、大丈夫だ!今回は許可を貰ってから来ている…」

 

一夏

「…それならいいけど…」

 

「あ、ああ…(まずい!忘れていた!)」

 

一夏

「そう言えば千冬姉は何処だ?」

 

「さ、さあな…(いないのは丁度いいな…このまま試合が終わるまで姿を現さないで欲しいんだが…)」

 

 よく考えてみれば鈴がいなくなってから千冬姉の態度が変わった気がするんだよな…

 俺に冷たくなったような…

 火ノ兄やオルコットも俺を見る目が冷めた感じだし…

 

アナウンス

『織斑選手。アリーナに出てください。』

 

一夏

「あ!…じゃあ箒、行って来る!」

 

「ああ!行ってこい!どうせすぐに戻ってくるんだしな!」

 

一夏

「だからまだ不戦勝って決まった訳じゃないだろ!…織斑一夏!【白式】出るぜ!!」

 

 ~一夏 Side out~

 

 

 

 ~鈴 Side~

 

「…出て来たわね…」

 

 私は向かいのピットで【甲龍(シェンロン)】を展開していつでも出られる用意をしていた

 そして私の周りには…

 

永遠

「遂にこの日が来おったな!」

 

セシリア

「待ちわびましたわ!」

 

千冬

「愚か者に制裁を加える時がな!」

 

「うん!」

 

本音

「頑張ってね!リンリン!」

 

 永遠、セシリア、簪、本音、千冬さんの5人がいた

 

「…皆…改めて御礼を言うわ!私の為に今までありがとう!!」

 

永遠

「カカカッ!何を言うとる礼を言うにはまだ早いぞ!」

 

セシリア

「その通りです!その台詞はあの男に勝ってから改めて聞かせて下さい!」

 

「でも…千冬さんには特に苦労をかけたし…」

 

 私の外泊や今日の試合の組み合わせとか…

 

千冬

「私の事は気にするな!そう思うなら今日の試合で一夏に勝て!私はそれだけで十分だ!」

 

「千冬さん………はい!!」

 

アナウンス

『凰選手。アリーナに出てください。』

 

「…行ってくる!」

 

永遠

「あの馬鹿にお主の想いをぶつけて来い!」

 

セシリア

「他の女性の分もお願いします!」

 

千冬

「軽く捻って来い!」

 

「鈴!ファイトだよ!」

 

本音

「ガンバレ~~~!」

 

「任せておいて!!凰鈴音!【甲龍(シェンロン)】行くわよ!!」

 

 ~鈴 Side out~

 

 

 

 ~千冬 Side~

 

千冬

「さて、私は管制室に行くが…お前達はどうする?なんならココで観戦してもいいぞ?」

 

永遠

「いや、ワシは客席で見るつもりじゃ。」

 

セシリア

「わたくしもですわ。」

 

「私も。」

 

本音

「同じく~♪」

 

千冬

「そうか…なら急いだ方がいい。もうすぐ試合開始の合図が鳴るぞ。」

 

永遠

「ム!それはいかんな!急ごう!」

 

セシリア&簪&本音

「はい(うん)!」

 

 4人は急いで観客席に向かって行ったが…

 

千冬

「…火ノ兄の奴…気付いているのか?アイツらの想いに…」

 

 うちの弟みたいにならなければいいんだがな…

 

 ~千冬 Side out~

 

 

 

 ~一夏 Side~

 

 アナウンスで呼ばれたけど…鈴の奴出てくるのかな?

 …そう考えていたら…

 

「待たせたわね一夏!!」

 

一夏

「り、鈴!?お前今迄どこにいたんだ!?」

 

「…私が何処にいようと勝手でしょ…それより一夏…アンタ私が怒った理由…分かった?」

 

一夏

「え?」

 

 俺が火ノ兄に殺されかけた日の事か…

 

一夏

「…いや、俺はお前との約束もちゃんと思い出したんだし…お前に怒鳴られる事なんて無い筈なんだけど…むしろあれは勝手にキレたお前の方が悪いんじゃないのか?」

 

 ブチッ!!

 

 俺がそう言った瞬間何かがキレる音がした

 

 ~一夏 Side out~

 

 

 

 ~千冬 Side~

 

千冬

「アイツ…救い様が無いな…」

 

真耶

「…あの~どういう事でしょうか?」

 

千冬

「………アイツが底抜けの馬鹿だという事ですよ。」

 

真耶

「…幾ら何でも自分の弟にそれは言い過ぎでは…」

 

千冬

「言い過ぎではありませんよ!」

 

 鈴もキレたようだな…

 私はアリーナにいる二人にそれぞれ通信をする事にした

 

千冬

「鈴…聞こえるか?………遠慮はいらん!()っていいぞ!」

 

真耶

「え!?」

 

『ワカリマシタ!!』

 

千冬

「一夏…聞こえるな?………三途の川に行っても改心しないとはな!墓は建ててやるから安心して()ってこい!」

 

真耶

「ええっ!?」

 

一夏

『え!ちょっ、何言ってんだよ!墓って何?俺死ぬの!?』

 

真耶

「織斑先生何言ってるんですか!?教師の言う事じゃありませんよ!!」

 

千冬

「いいんですよ。事情は後で教えてあげますから。」

 

真耶

「…はぁ…分かりました…」

 

 ~千冬 Side out~

 

 

 

 ~一夏 Side~

 

 今千冬姉は何て言ったんだ…墓を建てる?…三途の川?…改心?

 どういう事だよ…

 

「………」

 

一夏

「り、鈴!?千冬姉がおかしいぞ!まるで俺に死ねって言ってるみたいなんだけど!!」

 

「………」

 

一夏

「鈴?」

 

「…千冬さんはおかしくないわよ…」

 

一夏

「え?いやだって…どう見てもおかしいだろ!」

 

「…おかしいのは………アンタよおおおぉぉぉーーーっ!!!」

 

一夏

「ええっ!?」

 

アナウンス

『試合開始』

 

「くたばれ一夏あああぁぁぁーーーっ!!!」

 

 鈴は叫びながら両手に持った二振りの青龍刀で斬りかかって来た!

 

一夏

「うおっ!?」

 

 ガキイィィンッ!

 

 俺は何とか【雪片弐型】で受け止めた

 

一夏

「あ、あぶねえぇぇ…!」

 

 何なんだこの凄まじい殺気と言うか気迫は!…一体俺が何したってんだよ!

 

 ~一夏 Side out~

 

 

 

 ~鈴 Side~

 

「今度は私がアンタを三途の川に送ってやるわ!!」

 

一夏

「え?………ごふっ!」

 

 私は鍔迫り合いをしながら一夏の腹に蹴りを入れた

 一夏はその衝撃で後ろに飛ばされた

 

「…アンタの辞世の句は聞く気はない…三途の川で反省しろ!!」

 

一夏

「ちくしょおおぉぉっ!死んでたまるかあああぁぁぁーーーっ!!」

 

 一夏は死ぬのが嫌なのか叫びながら私に斬りかかって来た

 

「遅い!」

 

一夏

「くっ!」

 

 私は剣を躱すと…

 

「…何よその遅い剣は!アンタ今日まで何してたのよ!」 

 

一夏

「ぐっ!ならこれでどうだああぁぁーーっ!!」

 

 一夏は【瞬時加速(イグニッション・ブースト)】を使って私に接近して大振りで斬りかかって来た

 アイツ【瞬時加速(イグニッション・ブースト)】は使えるのね…けど…

 

「遅いって…言ってんでしょ!!」

 

一夏

「なっ!…くそっ!!」

 

 全力の一撃を躱されて動揺したみたいだけど、すぐに連続で仕掛けて来たわね…でもね…

 

一夏

「何で当たらないんだ!?」

 

「当り前よ!アンタの攻撃なんて永遠の攻撃と比べたら止まって見えるのよ!何より、アンタみたいなISに触って一カ月程度のド素人がそれよりも前から必死に訓練してきた専用機持ちに敵う訳ないでしょ!」

 

一夏

「うっ…」

 

「一夏…アンタ、専用機の意味を知ってるの?」

 

一夏

「え?」

 

「専用機って言うのはね…それぞれの国や企業から自分の実力を認めて貰った者だけが持つ事を許された物なのよ!…専用機を託された者はその国や企業の誇りや未来なんかも一緒に託される…その背負った物の為に日々鍛錬しているのよ!それが専用機を持つって言う意味よ!!」

 

一夏

「…専用機の…意味…」

 

「アンタが専用機を持っているのは男だからと言う理由だけ!何も背負って無いアンタが私に勝てるの?アンタがもし女だったら専用機何て貰えないわよ!」

 

一夏

「ぐっ!」

 

「そして専用機を持つって事は専用機を守る事も義務付けられてるのよ!」

 

一夏

「…専用機を…守る?」

 

「専用機は国や企業の機密の塊…それを奪われることは自分の所属の秘密を奪われる事と同じ意味を持っているのよ!専用機を持つ者は機体を奪われない様にする為にも自分を鍛えている。アンタはそれを理解しているの?」

 

一夏

「………」

 

「…先に言っておくけど…永遠はアンタとは違うわよ!」

 

一夏

「え!?」

 

「永遠は専用機の意味を正しく理解しているし、守るだけの実力もある。でも、永遠自身にはアンタと同じで背負う物は無いわ!けどね、アイツは自分の手の届くところにあるものは守りたいって言ってた!専用機はその為に使っているのよ!その為に鍛錬に励んでいる!背負う物も守る者も無いアンタとは違う!!」

 

一夏

「…お、俺にだって…守りたい者くらい…」

 

「あるって言うの?今まで無自覚に人の想いを踏み躙って来たアンタが!他人の想いを知ろうともしない奴が!私にはそんな奴に守る者があるなんて思わないけどね!!」

 

一夏

「!?(それは…火ノ兄に言われた…)」

 

「アンタが今まで何をしていたかは知らないけど…こっちはアンタを叩き潰す為に血の滲む様な訓練を重ねて来たのよ!!」

 

一夏

「お、俺を!?」

 

「そうよ!私はアンタを倒せればそれでいい!それ以外はどうでもいい!アンタのその鈍感な性格のせいで泣いてきた子達の悲しみと苦しみの為にも…私はアンタを倒す!!」

 

一夏

「り、鈴…」

 

「…お喋りは終わりよ………一夏…私がアンタと同じで近接武器しか持ってないと思った?」

 

一夏

「え?」

 

 私は左右の浮遊ユニットに搭載されている【甲龍(シェンロン)】奥の手【龍咆】を撃った

 

「喰らいなさい!!」

 

一夏

「え?…がっ!?」

 

 見事にど真ん中に命中したわね…ま、初見で躱すのは普通無理だもの…永遠は【ラインバレル】でいきなり躱したけど…

 

一夏

「…な、何だ!今の衝撃は!?」

 

「どうかしら?見えない砲弾【龍咆】の味は?」

 

一夏

「!?…見えない砲弾だと!」

 

「そうよ!これが私の第三世代兵装。空間に圧力を掛けて撃ち出す衝撃砲【龍咆】よ!」

 

一夏

「しょ、衝撃砲!?…それに第三世代兵装って…オルコットの【ブルー・ティアーズ】と同じ!」

 

「その通りよ。そして私の【龍咆】の特徴は砲身も弾丸も見えないという事。」

 

一夏

「み、見えない攻撃…」

 

「躱せるものなら躱してみろおおおぉぉぉーーーっ!!!」

 

 私は再び【龍咆】による砲撃を始めた

 

 ~鈴 Side out~

 

 

 

 ~一夏 Side~

 

一夏

「く、くっそおおおぉぉぉーーーっ!!!」

 

 俺は鈴の撃ってくる衝撃砲を躱すので精一杯だった

 砲弾が見えないってのが厄介だ…ハイパーセンサーで何とか捉えられるけど…撃った後に反応してるから完全に躱す事が出来ない…

 このままじゃSEが削られていくだけだ!

 …何とか鈴の攻撃を躱して懐に潜らないと!

 

「………」

 

一夏

「ん!?」

 

 …もしかして…

 

「………」

 

 …やっぱり!…アイツは砲撃する時、狙う場所を見ている!

 ならその隙をついて…

 

「………(気付いたみたいね。フフッ!)」

 

一夏

「………」

 

 …よし、鈴の目線にだけ集中するんだ!

 

一夏

「…(今だ!)」

 

 俺は鈴が攻撃した瞬間【瞬間加速(イグニッション・ブースト)】を使って鈴の後ろに回り込むと【零落白夜】を発動させてそのまま斬りかかった…

 

一夏

「貰ったあああぁぁぁーーーっ!!!」

 

「………バ~カ!」

 

一夏

「え?…ガハッ!」

 

 体にまた衝撃砲で撃たれた衝撃が走った

 

一夏

「グッ…ウウッ…な、何で…」

 

「…言い忘れてたけど【龍咆】は全方位に撃てるのよ。」

 

一夏

「何!?…で、でも…お前の視線は………まさか!」

 

「そうよ!…私は狙う場所を見ないで撃てる。アンタは私の視線って言う囮にまんまと引っかかったのよ。」

 

一夏

「そ、そんな!?」

 

 今までの俺の行動は鈴に誘導されていたってのかよ

 

 ~一夏 Side out~

 

 

 

 ~鈴 Side~

 

「…さて…そろそろ私も本気で行かせて貰うわよ!」

 

一夏

「え!?」

 

 どうやら私が初めから全力を出していると思っていたみたいね…まあ別にいいけど

 

「…いくわよ…」

 

 私は【双天牙月】を連結させると一夏に接近して斬りかかった

 

一夏

「ぐっ!」

 

 ガキィン!

 

 一夏は私の剣を受け止めたけど…

 

「隙だらけよ!」

 

 ドゴッ!

 

一夏

「ぐふっ!」

 

 私は一夏の腹に拳を叩きこむと…

 

 ドドドドドドドドッ!

 

 至近距離で【龍咆】の連射を叩きこんだ

 

一夏

「ぐあああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!」

 

 …大分痛めつけたわね…

 …永遠がやったほどではないけど…

 …そろそろ終わらせるか…

 

「とどめだあああぁぁぁーーーっ!!」

 

 私が一夏にとどめを刺そうとした瞬間…

 

 ドガアアアアアァァァァァーーーーーンッ!!!

 

「何!?」

 

一夏

「え!?」

 

 大きな爆発音と衝撃と共にアリーナに何かが入って来た!

 

 ~鈴 Side out~

 

 




 次回『第060話:乱入者【ドットブラスライザーVSゴーレムⅠ】』


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