IS世界を舞う剣刃   作:イナビカリ

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第085話:進化の時!我が名は戦国龍皇!!

 

 ~永遠 Side~

 

永遠

「…此処は?」

 

 気付いたらワシは周囲が真っ赤な空間におった

 確かワシは、チビッ子を助け出したらいきなり後ろから刺されて…振り向いたらあのモドキがまだ動いとったんじゃよな…でそのまま…斬られたの…

 

永遠

「ん?…という事はワシは死んだんか?…また死んでしもうたか…弱ったのぉ、セシリア達にお別れが言えんかったな…」

 

?

「相変わらず呑気な人ね~。」

 

永遠

「誰じゃ?」

 

?

「フフッ♪初めまして…かしらね?」

 

 ワシの目の前に長い赤い髪に白い翼と鎧を身に着けた少女が現れおった

 

永遠

「何じゃお迎えか?…あれ?なんかどっかで見た事が…」

 

 この娘、どこかで見た記憶があるんじゃよな…どこじゃったかな?

 

永遠

「う~んっ………ああぁーっ!?思い出した!髪の色が違うが、お主は【剣聖姫ツル】!?」

 

 そうじゃ!こやつは【バトスピ】の【剣聖姫ツル】と瓜二つなんじゃ!

 

剣聖姫ツル?

「フフッ♪そうね。この姿はそれを元にしているからね♪」

 

永遠

「?…お主何もんじゃ?」

 

剣聖姫ツル?

「何もんとは失礼ね!いつも一緒にいたでしょ!」

 

永遠

「ん?いつも一緒?………まさか…お前【戦国龍】か!?」

 

戦国龍

「ピンポ~~~ン♪大正解♪私はあなたのIS【戦国龍】の深層意識よ♪」

 

永遠

「マジか!」

 

戦国龍

「マジよ♪…でも~私は【戦国龍】だけど、【ドットブラスライザー】と【ラインバレル】でもあるのよ。」

 

 戦国龍がそう言うと後ろにIS状態の【戦国龍】【ドットブラスライザー】【ラインバレル】が現れた

 

永遠

「…どういう事じゃ?」

 

戦国龍

「私はね、他のISの子達と少し違うのよ。他の子はコア一つに人格が一人いるんだけど、私は3機のそれぞれのコアを一括りにした人格なのよ。」

 

永遠

「何じゃと!ならお主は!」

 

戦国龍

「そ♪【戦国龍】でもあり【ドットブラスライザー】でもあり【ラインバレル】でもあるのよ♪」

 

永遠

「…なら何と呼べばいいんじゃ?」

 

戦国龍

「そうね~…ならこの姿からとって【ツル】と呼んで頂戴♪」

 

永遠

「分かった。しかしノリの軽い奴じゃのぉ…」

 

ツル

「まあね♪…で、話を戻すけど…ぶっちゃけあなた死にかけてるわ!」

 

永遠

「ん?死んどらんのか?」

 

ツル

「このままだと死ぬわ!…でも私の力で留めているの…すぐに治療すれば助かるわ。」

 

永遠

「…そうか…じゃがそう簡単にはいかんのじゃろ?」

 

ツル

「…ええ、あなたの意識が戻っても目の前にあのモドキがいるわ。」

 

永遠

「やはりそうか…なら奴を始末せん事にはワシは手当ても出来んのか…」

 

ツル

「そうね。そして奴を倒せるのは貴方だけよ。貴方が下がったらあのモドキは学園の人達を殺し始めるでしょうね。」

 

永遠

「ならどうすればいい?」

 

ツル

「…貴方が奴を倒すしかない…でも今のままじゃ負けるわ。」

 

永遠

「【戦国龍】でも勝てんのか?」

 

ツル

「いいえ、貴方が万全の状態なら楽に勝てるわ。でも今の貴方は瀕死の状態、その上【戦国龍】も大破している。他の2機じゃ貴方の体がもたない。」

 

永遠

「ちょっと待て!それでは手詰まりではないか!」

 

ツル

「…一つだけ方法があるわ…」

 

永遠

「その方法は?」

 

ツル

「…私を…【戦国龍】を二次移行(セカンドシフト)させるのよ。」

 

永遠

「何じゃと!?」

 

ツル

「二次移行(セカンドシフト)した【戦国龍】の力なら短時間で勝てるわ!あなたの体は【ドットブラスライザー】と【ラインバレル】の力で一時的に動かせる様に出来る。ただし3分間が限界よ。」

 

永遠

「つまりワシは二次移行(セカンドシフト)した【戦国龍】で3分以内にモドキを始末せにゃならんという事か?」

 

ツル

「そういう事!それでやる?このままモドキがどこかに行くのを待つ事も出来るけど?」

 

永遠

「何を言うとる!それではセシリア達に危険が及ぶではないか!!」

 

ツル

「なら?」

 

永遠

「やるぞツル!力を貸してくれ!」

 

ツル

「フフッ♪それでこそ私の主様♪…私の力、存分にお使いください!」

 

永遠

「ああ、頼む!」

 

ツル

「…では…呼んで下さい!…私の名を…新しい名を…」

 

永遠

「………お主の名は!!」

 

 ~永遠 Side out~

 

 

 

 ~千冬 Side~

 

 今アリーナでは信じられない光景が広がっていた

 火ノ兄が…あの火ノ兄が…後ろから刺されて…斬られただと…

 はっ!いかん!!

 

セシリア

「…許しません…絶対に許しません!!」

 

簪

「よくも永遠を!!」

 

本音

「ひののんの仇だああぁぁーーっ!!」

 

 オルコット、更識、布仏の3人が暴れ始めた!

 

鈴

「アンタ達落ち着きなさい!!」

 

千冬

「待てお前達!今出て行くのは危険だ!オルコット!お前のISは今手元に無いだろ!」

 

 鈴と一緒に抑えているが…

 こいつら…特にオルコットは戦えないと言うのに!

 

セシリア

「離してください!」

 

簪

「早く永遠の所に行かないと!」

 

本音

「仇を取るんだーーっ!」

 

 涙を流しながら火ノ兄の所に行こうとするとは…こいつら、そんなにアイツの事を…

 

セシリア

「このままでは永遠さんが!永遠さんがああぁぁーーっ!!」

 

簪

「永遠ああああぁぁぁぁーーーーっ!!」

 

本音

「ひのの…ううっ…永遠ああぁぁーーっ!!」

 

鈴

「ア、アンタ達…」

 

 カッ!!

 

千冬

「何だ!?」

 

 突然アリーナから強い光が起きた

 

セシリア&簪&本音

「…永遠(さん)!?」

 

千冬

「何だと!?」

 

 私達はアリーナを見ると光は【戦国龍】が倒れている場所から出ていた

 

千冬

「…何が起きている!?」

 

 光が収まると、次の瞬間【戦国龍】を炎が包み込み、炎の龍となって上空に昇っていった

 炎の龍はそのまま炎の球体になった…いや、あれはまるで…

 

鈴

「…太陽?」

 

 鈴の言う通り、太陽の様な球体は巨大化していくと中に【戦国龍】がいた!

 そして最後は内側から炎を弾き飛ばして【戦国龍】が出て来た

 …いや違う!…あれは…【戦国龍】じゃない!?

 

<オオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーンンンッ!!!!>

 

 出て来たのは【戦国龍】に似た機体…

 2本の槍を携え【戦国龍】よりも鎧や羽が大型化した上に装飾も派手になっている

 そして鎧の上から白い陣羽織を着た赤い龍がそこに現れた!

 

千冬

「何だコイツは…まさか!?」

 

セシリア

「あれは!!」

 

簪

「うん!!」

 

本音

「間違いないよ!!」

 

セシリア&簪&本音

「永遠(さん)だああぁぁーーっ!!」

 

鈴

「アレが永遠!?」

 

千冬

「だが、あの姿………まさか!進化したのか!!」

 

 私がそう言った瞬間…

 

<オオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーンンンッ!!!!>

 

 龍が再び吠えると…

 自らの名を名乗った

 

永遠

「我が名は…【戦国龍皇】!!」

 

 ~千冬 Side out~

 

 





 次回『第086話:戦場を駆ける駿馬!その名は轟焔!!【戦国龍皇VS偽暮桜】』

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