久しぶりに1000文字シリーズ。第7弾くらい?
今回は私の見た夢が元となっています。

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※原作はオリジナル作品ですが、東方project成分が少し混ざっています。この小説は私の書いた夢が元ネタで、出来るだけそれに沿って書いているからです。


殉教

 世界には、色々な教えや伝承がある。まあそれは、信ずるものは救われるとか、輪廻転生とか唯一神とか。色々あるけど、まあ僕が入った宗教は、幻想教というもので、何でかは知らないけどこの世のどこかに存在する幻想郷(ダジャレ?)という所を実際にあるって信じてやまない宗教なんだって。まあこの話は、その幻想教に入った僕の最期を書かせてもらうよ。

 

 

 

 「それでは皆、準備はいいか?」

 

 僕とその他の信者たちはとある場所へと連れてかれた。そこはよく分からなかったけど、人間一人ぐらいが乗れる台にそれを動かすレーン。そしてその先は壁に阻まれて確認することは不可能だ。

 暫くの間、整列して立っている僕含めた幻想教信者は、リーダーらしき人物が話しているのを黙って聞いてるだけだった。結構重要なこと言っているけど無駄に長いから、要点だけまとめさせてもらうね。

 

 『幻想郷に行きたいなら死ね。さすれば行ける』

 

 こんな感じかな?まあこれって、俗に言う殉教だよね…。宗教のために死ぬ。確か、仏教にも似たようなのがあった気がするなぁ。違ったっけ?死ぬという事は、このレーンの先に進むと何かの殺戮機械があるって居る事かな?

 幻想郷に行けるならどんな条件でも甘んじて受け入れるけど、まさか死ぬのが条件とは誰が予想したんだろう。だけど、これにはいろいろな疑問点が浮かび上がる。

 死んだ肉体はどうなるの?

 本当にそれで行ける保証はあるの?

 第一、何故死ぬの?

 考えれば考える程疑問点が浮かび上がる。まるで、知能を持たない単細胞生物の様に。一つ()を置くと、そこに群がるように単細胞生物(疑問点)が集まってくる。それは、留まることを知らない。我よ我よと、次々と()を求めて集まってくる。そんな感じだ。比喩がおかしいかもしれないけど、まあそこは勘弁してね。

 まあだけど、結局はこの一言で済むね。

 

 "だって、そう決まったことだもん!"

 

 考えるのを止めたら楽になれる。黙ってロボットのように上位存在の命令に従えば幸せになれる。それはどこであれ同じだ。社会も家でも、この宗教でさえも。たとえやり方とかが間違っていても責任は命令した人に押し付ける事は可能だから、僕らはただ従っていればいい。でも命令した人が命令に従った人に責任を押し付けようとしたら、その時はどうしようもない。まあ、当たり前のことだよね。

 

 …ん?次は僕の番なのかな?じゃあね皆。幻想郷で会おうか。


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