ボクが失った思い出 哀しみの先へ 作:紺野木綿季のソウルメイト
感想待ってます。
あの神社は何処かで見覚えがあった。
葉月ちゃんは物見の力で神社とボクの縁が見えたらしい。
「どうして、ボクはあの神社に見覚えがあるのかな。」
「私にもわかりません。ただ、貴女を抱き上げた時に見えただけなんです。」
「ボクと神社の縁か…。」
「それが縁なのかはわかりません。だけど、貴女と繋がりがあるのでしょう。」
誰もボクが此処にいる事を知らないだろう、今はそれでいいと思える。
化けがさが旋風を巻き起こしてボクを攻撃してくる、その旋風には哀しさが混じっていて
ボク自身も哀しくなった。
(ごめんね、木綿季。僕にとって大事な人なのに。)
今は夏なのだろうか?少し、ジメジメしていた。時々、水分補給を取っていた。
「最近、とても考え事をしていますね。」
「ううん、何にも。」
僕は今まで、1度も妖怪の伝説なんて信じていなかった。でも、昔の人は信じていたんだね。
「そろそろ、雷獣の標につきます。」
(木綿季、君は直接は雷獣を見てないと思う。)
「貴方は誰?ボクの知っている子?」
ときどき聞こえる声に質問をした。
(そうだね。君は僕を救ってくれたんだ。)
「僕は君を救った?そんな事は覚えていない。」
葉月ちゃんがボクに近寄ると声は治った。
「木綿季さん、どうかしましたか?顔色悪いですよ。」
葉月ちゃんは僕を支えてくれた。それが優しさという事だと知った。
「だ、大丈夫だよ。さ、雷獣と戦おう。」
僕が前見たときはこんなに大きくなかったはず……え、僕は以前、雷獣を見た?
雷獣はしつこく僕に雷を当ててきた。まるで、僕からその事実を消すかのように。
そして、僕は雷獣に2つのOSSをぶつけた。
サンライズ・シャイン
マザーズ・ロザリオ
(やっぱり、君は僕を憶えてる。だって、そのOSSは君が前世の力。巫女の力を見せてくれたじゃない。)
「前世の力だって?」
??視点
僕は前世で君に救ってもらった。それはとても、嬉しかった。でも、人間には寿命がある。君は死んじゃった。でも、僕が学校にいる時に声をかけてくれたんだ。
楽しかったよ、1年と少しだけいられて。
僕は雷獣を討伐した。
新たな仲間、超くらかけみやと共に次の縁にボクたちは向かう。
人は隠り世にあり、されど記憶は無し。
(木綿季、頑張って。)
「うん、ボクは絶対に君を思い出す。」
僕は武器を強化する為に素材集めを始める。後で、心やさしき少女…葉月ちゃんにも御礼
を言わないとね。今、此処にいるのは葉月ちゃんのおかげだと僕は実感しているのだから。
次回の予告
存在していない記憶