彼らに届けられたのは一通の手紙だった。
『都市伝説』
荒唐無稽で、空想的で、SF的で、オカルト的で、絵空事で、夢物語で、何とも現実離れした話。
多種多様にわたるこれらの都市伝説には一つの共通点がある
即ち、
『そうだったら面白いのに』といった『願望』によってできている。
どんなに現実味のない話でも、面白ければ広がり、面白くするために尾ひれがつく。
詰まる所、
面白ければ真偽なんてものは関係ないのである。
そういった関係から都市伝説の大半が出鱈目であることが多い。
が、しかし、
そんな出鱈目が大半を占める噂の中にも、ほんの一握り真実を語るものもある。
それは、二八〇を超えるゲームで世界ランキングの頂点を飾り続け。
破られることのない記録を今なを打ち立て続ける伝説のゲーマー、『 』《くうはく》であったり。
特異な能力を持った人間に届けられる。異世界に招待する手紙であったり。
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「妹よ、差出人不明の手紙があるのだが」
「……知らない。……にぃ、の友達…から?」
「はは、おかしいな、愛しい妹に胸を抉られる皮肉をくらったような気がする」
兄―――空。十八歳・無職・童貞・非モテ・コミュニケーション障害・ゲーム廃人。
妹―――白。十一歳・不登校・友達なし・いじめられっ子・対人恐怖症・ゲーム廃人。
『空と白』即ち、『 』《くうはく》
「うまく呼び出せるかな? 黒ウサギ」
「勿論でございますよ。ジン坊ちゃん」
名も旗も奪われたコミュニティー『 』《ノーネム》
「信じらんねェ!! 問答無用な上になんだこの扱い!!」
「……うぅ、……びしょびしょ」
「ようこそ箱庭の世界へ! 我々は御二方にギフトを与えらえた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさしていただこうと召喚しました!」
「おい、白!! ウサ耳だぞ!! リアル獣っ子だぞ!!」
「……萌える」
これは彼らが紡ぐ名も亡き伝説である。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの《箱庭》に来られたし』
続かない。
ってか無理。
原作どっちも終わってないし。
あのチートばっかりの箱庭でイカサマで勝つ発想が僕にはできない。
だれか代わりに書いて(泣)