うたわれるもの二人の白皇二次創作設定、ネタバレを含むので、原作やってない方は見ないでください

別にこれを書くわけではありません。
単純に昔考えていた設定をここに乗せるだけです。

あと、二人の白皇、偽りの仮面のネタバレを含みますので、やってない方は見ないでください。

因みに、ものすごい長くなっているので、一番下に、簡単にしたものを書いてあります。

4000文字近くあるので、お暇な方だけ読んでください。
昔考えたやつなので、ところどころ忘れているのと、矛盾が多々あるかもしれませんが、ご容赦ください。







まず、設定として、もし、白がもう少し、気を引きしめてオシュトルになりきっていたら、そして、ウルゥルとサラァナの認識阻害能力(正式名称忘れた)がもう少し強かったら。

という設定で考えていきました。
つまり、最初から正体を知っている、ねこね、ウルゥル、サラァナ、そしてミカヅチとトリコリさん以外からは正体がバレずに進んでいったらどうなるのか、というものです。
トリコリさんは絶対にバレる。あの人を騙せる訳がない。

それで、デコポンを殺して、アクルカを使ってミカヅチを追い返すところまでは原作と同じで、そこでねこねに庇われてミカヅチに正体がバレる訳ですが、この後、この襲撃で傷ついた壁の修理状況を確認しに来たねこねが、たまたま壁の崩壊に巻き込まれて頭を強く打ちます。
幸い命に別状はなく、怪我は軽いものではありましたが、ここで、ねこねは記憶を失います。
この頃のねこねは、兄の死に大きく関わった罪の意識と、ハクの人生を奪ってしまったという思いを持っているため、肉体的にも精神的にも追い詰められています。
そんなときに、頭を強く打ち付けたと。
という訳で、ねこねは一番楽しかった頃、帝都での隠密時代まで記憶が飛んでしまいます。
記憶が戻っても、時間は戻らない。

白は、むしろこれでいいと、真実を知って苦しむ必要はないと、ねこねの記憶回復は、積極的に行いません。
全てを知るのは自分だけでいい、ねこねがこれ以上苦しむ必要はない。と。

そして、クオン、トゥスクルの皇女が来る訳ですが、白は追加労働手当の要求を心の中でして、口に出さなかった為、クオンは正体に気付きません。
そのため、アンジュとの戦闘は、動揺がなかったため、最後原作ほど押される形にはならず、しかし、武器を持ったアンジュといい勝負をして決着になります。

その後、白はクオンを追いかけ、勘違いが始まります。

「クオン殿、であろう?(貴女がここにいる理由は)」

※カッコ内は言葉に出していない白の心情です。

「・・・なぜ、分かった」

「よく考えれば分かることだ」

なぜヤマトに、トゥスクルの皇女が自ら訪れたのか。
なぜ我々に味方をしてくれるのか。
それはクオンが頼んでくれたんだろう。
クオンはいいところのお嬢様、トゥスクルの大商人の娘か、もしくは皇女の側近や、臣下の娘だと思われる。
だから、皇女と縁があって、皇女の協力を取り付けてくれたのだろう。

「・・・」

「クオン殿に感謝を(伝えて欲しい)」

「はぁ、降参かな」

そう言って、被っていたものを取り払った。

「・・・クオン!?」

まさか、皇女がクオンだったとは。

「貴方にそう呼ばれる筋合いはないかな」

っ、一瞬、完全に素が出ていた。
俺は、オシュトルなんだ、それは、決して誰にもバレてはいけないことだ。

「っ、すまなかった、クオン殿」

のようなやり取りがあって、クオンは一瞬違和感を感じるも、正体には気付きません。

クオンが白と気づいていないのに、鉄扇を貸したままにするかと言われると、かなり無理がありそうなので、ここから、鉄扇はクオンに返して、白はしばらくは刀で戦うことになります。

しかし、その後、しばらく交流して、クオンに鉄扇を貸してもらいます。
友の意思を継ぐために、と。
鉄扇が必要な理由は、帝都攻略戦の前の草原での戦闘の時、遠くの狙撃兵を鉄扇で倒すあのシーンがあるからです。
鉄扇無しだと、剣を投げるしかないのですが、剣ではあそこまで届かないと思うので。

そして、ここからは原作通りに流れていき、ヴライ戦後、ヴライが塩になったとき、白は嘘をつきます。

ヴライは体が塩になる病を患っていたと。
これは公にはされておらず、八柱将の一部の者のみが知り得ていたことだと。

もう病も末期で、いつ塩化してもおかしくはなかったと。

ここでムネチカは嘘をついていることに気づきますが、白がそれを抑えて、後にムネチカにのみ嘘をついた理由を話します。

ムネチカは、アクルトゥルカなので、アクルカを使用し続けたものの末路を知っている可能性があるため、こちら側に引き込みます。

アンジュ皇女を、帝都に戻すために、アクルカの力は必要不可欠、もし、アクルカの代償をアンジュ皇女や、仲間たちが知って仕舞えば、アクルカの使用を禁止される恐れがある。

某は命をかけてアンジュ皇女を必ず帝都に戻す。ムネチカ殿、どうか、アクルカの代償を黙っていてもらいたい、と。

そうして、ここからは原作通り。

そして、帝都攻略戦(詳しい名前は忘れた)は、原作ではウォシスの横槍で簡単に門に入れましたが、今回はウォシスの横槍は無しです。
もしくは、横槍が入る前に攻略します。

ここでの作戦は、力押しです。

なんのためにアクルカの使用制限を解除しているかと言ったらここのためです。
門にある大砲はムネチカのアクルカの力で防ぎます。
ミカヅチは、ウルゥルとサラァナに頑張ってもらい、封じます。

その間に、白がアクルカの力を使って門をこじ開け、これで攻略完了です。
こんな簡単にはいかないかもしれませんが、概ねこんな感じで。

そして、偽皇女の所も原作通り。
マロロ・・・

ここで、できればライコウの説得をしたい。
ライコウは死んでほしくないです。
でも、最悪原作通りでも。

そしてここから。

白は、アンジュ皇女を帝都に戻せたことで、気を抜いてしまいます。
この時、ミカヅチを抑えるために力を使い果たしたウルゥルとサラァナは寝込んでいます。
当然、認識阻害能力は、途切れてしまっています。

この認識阻害能力が原作より強かったこと、その認識阻害が今途切れていること、白が気を抜いたこと、そして、偽皇女事件があったこと、これらが噛み合って、ねこねに違和感を持たれます。

そして、いつもと様子の違う白に対して、オシュトルなら絶対に知っていることを聞きます。

それに白は答えられず、ねこねに偽物の疑いをかけられ、皆が集まります。

白の仮面は取れません。しかし、オシュトルはとっていました。
仮面の取れない白に対して、皆は自分の顔を暴かれないために、顔に偽物の仮面をくっつけたと思います。

この集まりの中には、白の正体を知るものは誰もいません。
ウルゥルとサラァナは寝込んでいます。
ねこねは記憶喪失。トリコリさんはエンナカムイ、ミカヅチは地下にいます。

白は、決して自分が白だとは名乗りません。
オシュトルの名誉を守るために。そして、この帝都のために。
今まで共に戦ってきたのが、オシュトルではなかった、となって仕舞えば、最悪帝都を揺るがしかねないと考えて。

そして、皆は、帝都に入った後で、オシュトルが偽物に入れ替わったと勘違いをします。
認識阻害が切れ、別人に見えるようになったのは帝都に来てからなので。

白を拷問して、オシュトルをどこにやったのかを聞き出そうとするも、白は決して何も答えません。

そして、白を処刑することになり、ここで、ミカヅチが地下から戻ってきます。

そしてこの自体を見ます。

ミカヅチは、オシュトルが死に、白が成り代わっていることを知っています。
そして、オシュトルの偽物を処刑する、ということを知り、ここでまた勘違いが起こります。

ミカヅチは、アンジュ皇女が、帝都に戻ることができたため、用済みになった白を処刑する、という風に捉えてしまいます、つまり口封じだと。
ミカヅチは、当然アンジュ皇女達は白の正体に気づいていると思っています。

アンジュ達の視点では帝都に来た段階で偽物になった、この偽物は、共に戦ったオシュトルではない、という風です。

そのため、処刑場に単身乗り込んだミカヅチは、ブチ切れながらアンジュ皇女に問いかけます。

「なぜ、なぜそいつを殺す!仲間だろう!?」

「ふざけるでない、こやつはオシュトルの偽物じゃ、仲間などではない」

「・・・貴様らも、同じか・・・」

みんな同意。

「・・・ふ、ふざ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ」

ミカヅチ、アクルカを使用。
この時、あまりの怒りに理性を失い、帝都の全てを破壊するアクルトゥルカとなる。

みんなはなんとか止めようとするも、ウルゥルとサラァナはいないし、ムネチカでも、完全に暴走して、リミッターの外れているミカヅチを止めることは叶わず、誰もミカヅチを止められるものがいない。

その時、白が、仮面の力を発動する。

そして、アクルトゥルカとなり、理性のなくなったミカヅチと戦う。

この時になって、皆おかしなことに気づく。
あの偽物が、仮面の力を使えるはずがないと。
第一、あの仮面は偽物のはず、もし仮に本物のオシュトルから奪ったものだとしても、アクルカの力をあそこまで引き出せるのはおかしいと。

ここで、誰か気づく。
もしかしたら、帝都に来る前から、オシュトルは偽物だったのではないかと。
だが、アクルカの正統な後継者でないものがアクルカの力を使えるはずが・・・
それに、変わっていたのはいつからだ?

ここでクオンが気づく。
もしかして、と。
変わったのは、最初、エンナカムイに逃げているとかじゃないか、と。
・・・つまり、あれは。

白。

私たちは、とんでもないことをしでかしてしまったのでは、と。

そして、帝都の民をミカヅチから守りながら白は戦い、ボロボロになりながら、ミカヅチの攻撃を受け止め続け、最後に。

いい加減に目を覚ませ!

と、致命傷を食らいながらミカヅチの顔を叩き、ミカヅチのアクルカを破壊。
ミカヅチは、なんとか塩にならずに済むも、白は力を使い果たし、もう長くなくなる。

ここでねこねは、記憶を思い出す。思い出してしまう。

死にかけのオシュトル、いや、白を見て、あの時の光景を思い出してしまった。
あの時の光景と、全てが重なってしまった。

自分のせいで、オシュトルは死んだ。
自分があの時出て行ってしまったから。

自分のせいで、白は死ぬ。
自分が、記憶を忘れ、のうのうと生き、そして、全てを背負っていた白を、偽物だと言っててしまったから。



そして、こうなってしまっては仕方がないと、白は、自分はオシュトルではない、偽物だと、オシュトルの跡を継ぎ、オシュトルに成り代わった偽物であると民に、皆に伝える。

そして、ここで、皆に感謝と謝罪を伝える。
皆は悪くないと。悪いのは、成り代わっていながらも、完璧に、最後まで演じられなかった自分なのだと。

そうして、皆に一言づつ、言葉を伝えていき、白は塩となった。

以上。

この後は、クオンのウィツァルネミテアとか、ウォシスがタタリを解放するも、グングニールを使える人が誰もおらず、大和全域が大変なことになるとかの、バッドエンドしかないです。


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簡単にまとめると、白の正体がほとんど皆にばれず、ねこねはデコポンとミカヅチ戦後、記憶喪失になり、その結果、オシュトルに成り代わった白を見て、オシュトルじゃない!偽物め!となり、白が死んで、ねこねは記憶を思い出し、絶望。

つまりねこねが不幸になる話です。

なんで好きなキャラクターを不幸にしないといけないんだ!
俺はハッピーエンドが好きなんだ!
と言うわけで、この話はお蔵入りです。

二人の白皇の二次創作もっと増えないかな。
この話を誰か書いてくれてもいいんやで。

こんな話は嫌でも、なんか使える設定とかあったら、いくらでも使ってくれて構わないので、二人の白皇の二次創作もっと増えて欲しいです。

こんな話を書いてるくらいならSAO書け?
そーですねー。

以上。

あ、そういえば、マロロ戦で、白がウルゥルとサラァナの協力を元に、なんかやるはずだったような。

ああ、ウルゥルとサラァナに、なんか降臨するような、なんの効果もないエフェクトを出してもらって、認識阻害を解除して、それでオシュトルの体に白の魂を下ろしたフリをさせるのもいいかな、なんて思ってました。
それで、白としてマロロと話して説得しようとするも、結局頭に虫を入れられてダメになるみたいな。

文字数5000ぴったり。


日時:2019年10月20日(日) 03:51

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